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▌ISSUE.577 · レビュー カテゴリ / MMORPG 公開 2026.04.21
// MMORPG · レビュー

ArcheAge Chronicles

ArcheAge Chronicles(アーキエイジ クロニクルズ)完全ガイド|新作MMORPG最新情報まとめ
#ArcheAge Chronicles #MMORPG #PCゲーム #PCゲーム #オープンワールド
読了目安
約24分
対応機種
PC
スペック
▌要点 / 3行で読む
01
旧ArcheAgeが終わって、はや2年近くが経つ。
02
2024年6月27日、北米・欧州の正式サーバーが静かにシャットダウンした。
03
プレイヤーたちはプライベートサーバーに散り散りになり、「あの時の仲間たちと過ごした海の上」を懐かしみながら、それぞれの場所で次の便りを待っていた。
04
その「次」が、ArcheAge Chronicles(アーキエイジ クロニクルズ)だ。

旧ArcheAgeが終わって、はや2年近くが経つ。

2024年6月27日、北米・欧州の正式サーバーが静かにシャットダウンした。プレイヤーたちはプライベートサーバーに散り散りになり、「あの時の仲間たちと過ごした海の上」を懐かしみながら、それぞれの場所で次の便りを待っていた。

その「次」が、ArcheAge Chronicles(アーキエイジ クロニクルズ)だ。

2024年9月のSony State of Playで突然発表された時、旧作ファンのタイムラインは一瞬止まった。「ArcheAge 2」として水面下で開発されていたゲームが、名前を変えて、Unreal Engine 5の映像とともに世に出てきたのだから。

ただ——期待とともに、疑問符も浮かんだ。

「これは本当に私たちが待っていたゲームなのか?」

この記事では、旧作への愛情を持ちながらも、ArcheAge Chroniclesが「何者か」を正直に見ていきたいと思う。

公式トレーラーで雰囲気を確認

State of Play 2024で公開された公式リビールトレーラー。UE5の映像クオリティが際立つ

ArcheAge Chroniclesとは何か——基本情報から整理する

項目 内容
正式名称 ArcheAge Chronicles(アーキエイジ クロニクルズ)
旧称 ArcheAge 2
開発 XL Games(XLGAMES)
パブリッシャー Kakao Games
ジャンル オンラインアクションRPG
対応プラットフォーム PC(Steam / Epic Games Store)、PlayStation 5、Xbox Series X|S
リリース予定 Q4 2026(複数回延期あり)
料金モデル Buy-to-Play(買い切り)+コスメ課金。Pay-to-Win排除を明言
ゲームエンジン Unreal Engine 5
舞台 旧ArcheAgeから50年後のアウロリア大陸

まず確認しておきたいのが、このゲームの立ち位置だ。

ArcheAge Chroniclesは「ArcheAge 2」という名前を捨て、「オンラインアクションRPG」として再定義された。XL Gamesは「従来のMMORPGの枠を超える体験」と説明する。これが旧作ファンの間で最も大きな議論を生んでいる点でもある。

ゲームとしての開発自体は着実に進んでいる。2026年4月にはXL Gamesが「社内プレイテストを実施し、手応えを感じている」と声明を発表。Q4 2026のリリースを現時点での目標としている。

旧ArcheAgeを知らない方へ——あのゲームが愛された理由

Chroniclesを語る前に、前作の話を少しだけさせてほしい。旧ArcheAgeを知っている方は次のセクションへ飛んでいただいてかまわない。

2013年に韓国でリリースされ、日本でも翌年サービスが開始されたArcheAgeは、「MMORPGの傑作」として今でも語り継がれる作品だった。

何がそこまで特別だったか。「何でもできる」自由度だ。

農業で金を稼いでもいい。海賊になって他プレイヤーの荷物を奪ってもいい。大商人として大陸横断の貿易を行ってもいい。ギルドを組んで城を落としてもいい。あるいは誰とも関わらず、ひっそりと畑を耕して暮らしてもいい。

それら全てが、ひとつの経済圏の中でつながっていた。

「アーキエイジは僕にとっての『Classic WoW』だった。農業でも、モブ狩りでも、PvPでも、貿易でも、不動産投資でも何でもできた。それが全て意味のある経済に繋がっていた。トレードパック——危険な道を荷物を運んで金を稼ぐあのシステムは、今でも私の中で忘れられない」

— IndieKings / 旧作回想記事より(出典

一方で、旧ArcheAgeには深刻な問題もあった。Pay-to-Win(P2W)課金だ。課金アイテムが戦闘力に直結し、「開発者から直接何千ユーロもの武器を買わされた」という声も出るほど深刻だった。それでも愛されたのは、ゲームの根っこにある体験が本物だったからだろう。

そしてそのサーバーが、2024年に静かに閉じた。

Chroniclesは「何が変わった」ゲームなのか

旧作との違いを正直に書く。これを知っておかないと、「こんなはずじゃなかった」という感想を持つ可能性がある。

最初に言っておくと、「完全な後継作」ではない。でも「旧作の反省を全て込めたもの」でもある。その両面を持つゲームだ。

コンセプトが根本的に変わった

XL Gamesが自ら「MMORPGではない」と言っている通り、ArcheAge Chroniclesは「発見を重視するオンラインアクションRPG」として設計されている。インスピレーション源として挙げられているのがBreath of the WildとThe Witcher 3だ。

つまり、マップに目的地を示す光る矢印はない。探索と発見が体験の中心にある。そしてひとつのゾーンに存在する同時プレイヤー数は「数十人」程度。旧作のような何百人もがひしめくゾーン戦争は、このゲームには存在しない。

「コンボを軸としたメカニクス、回避アクション——目的地まで誘導する光る矢印なんて、ここにはありません。これは探索の楽しさを重視しているということ」

— secretS氏 note記事より(出典

戦闘がタブターゲットからアクションへ

旧作はタブターゲット型(クリックして自動照準)だったが、Chroniclesはリアルタイムアクション戦闘に完全移行した。ドッジ・パリィ・武器スワップ・コンボ・エレメンタルアタック——スキルをただ回すのではなく、「賢く動くこと」が求められる設計になっている。

武器ごとにスキルセットが異なり、近接メレー・遠距離弓・魔法攻撃といったスタイルをプレイヤーが自由に組み合わせられる。旧作でも自由なスキルビルドが好評だったが、その方向性はより強化されている。

ソロでも戦いやすいよう設計されている一方、10人以上のレイドでは「チェインスキル」を繋ぐ協力プレイが機能する。「ひとりでも楽しい、グループではさらに楽しい」という設計が明確だ。Steam掲示板でも「ソロMMOはMMOじゃない」という批判が出るほど注目された部分だが、開発側は一貫して「グループプレイは選択肢のひとつであり、強制ではない」と説明している。

PvPが「メイン」から「オプション」へ

旧作のアーキエイジと言えば、オープンワールドでのガンク(不意打ち)や大規模派閥戦争が代名詞だった。海上の貿易ルートで荷物を運んでいると、突然海賊に船を沈められる——あの緊張感と興奮が旧作の魅力だった。

Chroniclesでは、その要素が大幅に縮小・構造化される。オープンワールドでのガンクはなくなり、PvPは専用ゾーンや構造化されたモードに限定される。「PvPは体験の補完であり、必須ではない」という設計思想だ。

これは旧作のPvP中毒ファンにとって最も大きな変更点だろう。「MMORPGの死」と怒る声もある。一方で「土地取り合いのトキシックな問題がなくなる」と歓迎する声もある。

ハウジングがチャンネル制へ

旧ArcheAgeのハウジングシステムは「世界最高クラス」と評される一方、土地の早い者勝ち争いという深刻な問題を抱えていた。良い立地は開幕ダッシュで取られ、後から始めたプレイヤーには住む場所すらなかった。

Chroniclesでは、複数の永続インスタンス(チャンネル)を用意することでこの問題を解決する。プレイヤーはチャンネルを選んで家を構え、同じチャンネルの住民と共有の村を作る。NPC「ルームメイト」を住まわせることもできる。

旧作の「誰かのあの場所」という個人の土地への愛着は薄れるかもしれないが、ストレスなく家を持てる環境が生まれる。

「開拓者の時代」——物語と世界観

Chroniclesの舞台を少し詳しく見ておこう。

ゲームの時代設定は「開拓者の時代(Age of Pioneers)」。旧作ArcheAgeから50年後の世界だ。

旧作の主人公たちは「継承者(Heirs)」と呼ばれ、世界の命運を担う超越的な使命を持っていた。だがChroniclesの主人公は「開拓者(Pioneers)」——大陸の謎を解くでも、世界を救うでもなく、ただアウロリアという未知の地を切り開いていく普通の人間だ。

物語はこんな形で始まる。長い航海の末に難破した主人公が、伝説の大陸アウロリアへと辿り着く。廃墟と化した古代遺跡、墜落した飛行船の残骸、そして各地に散らばる謎めいた人物たち——その全てに謎が絡み合う。

「目的地を示す光る矢印がない」という設計はここに繋がっている。プレイヤーは主人公として、何が起きているかを自分の足で調べ、自分なりに理解していく。Breath of the Wildのような「ガイドされない探索」がこのゲームのナラティブの核心だ。

旧作のような壮大な派閥戦争や神話的英雄譚ではなく、「一人の開拓者が新大陸で何かを築いていく」というスケール感に変わっている。それを「縮小」と感じるか「親しみやすさ」と感じるかは、プレイヤー次第だろう。

変わらない魅力——クロニクルズが受け継いだもの

「変わった」ことばかり書いてきたが、受け継がれたものもある。

生活コンテンツはコアシステムとして維持

農業・クラフト・採集・狩猟・貿易——これらライフスキルは、Chroniclesでもゲームの中心に据えられている。「周辺コンテンツ」ではなく「キャラクター成長とプレイヤー経済に直結するコアシステム」として設計されているのは旧作と同じ哲学だ。

旧作で「ただ畑を耕していたい」派のプレイヤーにとって、Chroniclesはむしろ居心地がいいかもしれない。PvP強制がなく、自分のペースで生活コンテンツを楽しめる環境が整うからだ。

「ハウジングやクラフトが『より深く、意味のある形で実装』される見通しに対し、前作の評価が高かったため期待が寄せられています」

— secretS氏 note記事(出典

トレードパックシステムが復活

旧作の象徴的なコンテンツのひとつ、貿易パック(物資を荷物として担いで運ぶシステム)が帰ってくる。より価値の高いルートほどPvPリスクが上がる設計はそのままに、プレイヤーの行動に適応するアダプティブ貿易ルートが加わるという。

海上貿易の緊張感はスケールダウンするかもしれないが、「荷物を運ぶあのドキドキ」は残る。

世界の広さと探索

舞台はアウロリア大陸——「開拓者の時代」と呼ばれる時代に、難破した主人公が新大陸を発見していく物語だ。原始的な自然環境と古代遺跡が混在する世界を、馬・船・飛行船を使って移動できる。

BreathoftheWildのインスピレーションという言葉が示す通り、「行ける場所には全部行ける」「地図の端まで探索できる」ような設計が目指されている。旧作でも「あの丘の向こうに何があるんだろう」という探索の楽しさは格別だったが、その要素は継承されるようだ。

UE5の圧倒的なビジュアル

これはトレーラーを見れば一目瞭然だ。Unreal Engine 5で作られた映像は、旧作とは次元の違うクオリティになっている。水面の反射、光の表現、植物や岩のディテール——2013年の旧作を愛していた目には、「あの世界がここまで美しくなった」と感じるはずだ。

コミュニティの「正直な声」——期待と懸念の両方を見る

旧作ファンのコミュニティがどう反応しているか、ポジティブとネガティブ両方を見ていこう。

「期待したい」派の声

Paradox Gaming Networkの記事は、タイトルからして興味深い——「期待していたものとは違った、でもひょっとしたらそっちのほうがいいかもしれない」。

「旧作が抱えていた土地取り合いのトキシックな問題や、ギルドに入らないと何もできない問題を、この方向転換が解決する可能性がある。BreathoftheWildからインスピレーションを得ているのは戸惑いを与えるかもしれないが、旧作の問題点を正直に直視した結果だと思う」

— Paradox Gaming Network(出典

Steam掲示板でも「ソロ重視のMMOを歓迎する」声は存在する。

「ソロでMMOをプレイすることが問題だと言いたいの?開発者はより多くの人にこのゲームに参加してもらおうとしているだけじゃない。ソロ重視のMMOは成功率が高い傾向にある。WoWもFF14も、ダンジョンにNPCグループを導入している」

— PixleCatto(Steam Community Discussion / 出典

「懐疑的・懸念あり」派の声

日本のnoteコミュニティからは、旧作ファンの率直な心情が伝わってくる。

「みんなが求めていたのは前作をモチーフにしたものであり、今回のような完全オリジナルのアクションゲームは求めていなかった。PvE生活勢にとっても海外の反応は概ね否定的。情報もほとんど出ていないし、このまま期待外れにならないか不安。気長に待つしかなさそう」

— secretS氏(note / 出典

Steam掲示板にはより直接的な声もある。

「ソロプレイヤー向けのMMOはMMOじゃない。それが本当にやりたいなら、シングルプレイゲームをやれよ」

— OT]Nekrage(Steam Community Discussion / 出典

MMORPG.comのコラムはこの論争に対して冷静な視点を提供している。

「XL GamesがこれをMMOと呼ばなくても、貿易・ハウジング・クラフト・PvP・レイドと、要素だけ見ればMMOそのものだ。ラベルに踊らされず、実際にどういうゲームかを見るべき」

— MMORPG.com(出典

旧ArcheAgeが日本で終わった日——2025年3月6日

少し前に遡ろう。

2024年12月5日。旧ArcheAgeの日本公式から告知が出た。

「2025年3月6日をもちまして、ArcheAgeのサービスを終了いたします」

日本版は約10年以上のサービス期間を経て、静かにその幕を下ろした。この決定はKakao Gamesが下したもので、XL Games(開発側)の意向ではないとも報じられた。プレイヤーにとっては突然に近い終幕だった。

日本版ArcheAgeは、全盛期には日本MMO市場のトップ5に入るほどの人気を誇った。専任GMが5名・CMが2名で丁寧に運営され、週次のライブ配信やコミュニティイベントで「運営の顔が見えるMMO」として評価が高かった時期もある。

それでも過疎化は止まらなかった。P2Wの深刻化、新規参入障壁の高さ、大手タイトルとの競争——それらが積み重なって、2025年3月、日本でのアーキエイジは終わった。

だからこそ、日本の旧作ファンにとってArcheAge Chroniclesは特別な意味を持つ。「また遊べる日」を待っている人たちが、確実にいる。

延期の歴史——「待たされてきた」という事実

Chroniclesに関する最大の不安要素のひとつが、リリースの延期繰り返しだ。時系列を整理しておこう。

  • 2024年9月: State of Play 2024で初公開。「2025年リリース予定」を発表
  • 2024年11月: Kakao Games Q3 2024決算で「2026年へ延期」を発表
  • 2025年初頭: Jake Song(旧作創業者・CEO)退社。開発への影響を懸念する声
  • 2025年8月: Q2 2025決算でさらなる延期。グローバルCBT予定も後退
  • 2026年2月: Q4 2025決算で再延期発表。目標はQ4 2026へ
  • 2026年4月: XL Gamesが「開発継続中、手応えを感じている」と声明発表

「また延期か」——この感覚を持っているファンは少なくない。一方で、「急いで出して旧作の失敗を繰り返すより、ちゃんと作り込んでから出してほしい」という声も根強い。

Jake Song退社については、「旧作の魂が抜けた」という感想を持つファンもいた。ただし開発自体は継続しており、現体制で粛々と進んでいる。

Jake Songの退社——旧作の「父」がいなくなった日

ArcheAge Chroniclesをめぐる不安の中で、もうひとつ避けては通れない話がある。

2025年3月、Jake Song(ジェイク・ソン)氏がXL Gamesを去った。

彼は旧ArcheAgeを生み出した人物であり、XL Gamesの共同創業者だ。韓国MMO史においても伝説的なクリエイターで、「ArcheAgeを作った人」として世界中のプレイヤーに知られていた。2023年に共同CEOを辞任した後も開発に携わっていたが、2025年初頭に「充電のため」という理由でXL Gamesを完全に退社した。在籍期間は22年。

この知らせが届いた時、コミュニティは揺れた。

「旧作の魂が抜けた」「もう別のゲームだ」という声は多かった。ArcheAgeを愛した人たちにとって、Jake Songという名前は単なる開発者ではなく、「あのゲームを作った信念の象徴」だったのかもしれない。

一方、開発は継続されている。現在はエグゼクティブプロデューサーのHam Yong-jin(ハム・ヨンジン)氏が陣頭に立ち、XL Gamesのチームが取り組んでいる。2026年4月に行われた社内プレイテストでは「手応えを感じている」という声明も出ている。

Jake Songがいないことは事実だ。でも、チームに残ったメンバーたちも旧作を作った人たちだ。引き継いだ意志が、ゲームにどう表れるか——それはリリースされた時に、プレイヤーが判断することだと思っている。

「MMOじゃない」論争の正体——これは愛情の裏返しだ

XL GamesがこのゲームをMMORPGと呼ばないことへの怒り。Steamの掲示板タイトルが「DEVS LIED ABOUT THIS BEING AN MMO!(開発者はこれがMMOだと嘘をついた!)」になっているほどの反発。

でも、これを冷静に見ると——旧ArcheAgeへの愛情の強さそのものだと思う。

「大規模PvP・オープンワールドガンク・早い者勝ちの土地争い」を含めた旧作の全てを体験として愛してきた人たちが、「それが変わるなら自分たちのArcheAgeじゃない」と言っている。その感情は正直で、正しい。

同時に、旧作の問題点——P2W、土地不足、ギルド必須、新規参入障壁の高さ——に苦しんでいたプレイヤーにとって、Chroniclesは「修正版ArcheAge」として映る可能性がある。

どちらの声も、旧ArcheAgeが特別なゲームだったことを証明している。

テスト状況——クローズドベータの行方

リリース前のゲームを語る上で気になるのが「実際に動いているのか」という点だ。

ArcheAge Chroniclesは2025年半ばに、西洋地域から100名以上の選抜プレイヤーを集めたクローズドNDAテストを実施した。テスト内容はNDAで封じられているが、開発側は「手応えを得た」と発言している。

2026年前半には、より広いグローバルテストを予定していると発表があった。ただしスケジュールは「小規模に留まる」可能性もあり、大型CBTの正式な日程はまだ明かされていない。

2026年4月のXL Gamesの声明はこうだ。「チームで社内プレイテストを実施し、開発の方向性に自信を持っている。プレイヤーの皆さんと共有できる瞬間を心待ちにしている」——抽象的ではあるが、少なくとも開発が止まっていないことは確認されている。

日本では「続報待ち」の状態が長いが、Steam ウィッシュリストへの登録者は着実に積み上がっており、日本語対応が確認されているSteamページからもその期待の高さが読み取れる。

PCスペック要件——自分のPCで動くか確認

まだリリース前なのでこれは変更の可能性があるが、現時点で公表されているスペックを紹介しておく。UE5採用ゲームらしく、それなりのマシンが必要になる。

区分 CPU GPU RAM ストレージ
最小 Intel Core i5-12400 RTX 2070 SUPER 16GB 100GB
推奨 Intel Core i7-12700 RTX 4060 Ti 32GB 100GB

最小要件にRTX 2070 SUPERが要求されているのはやや重い。推奨がRTX 4060 Tiなので、快適に遊ぶなら最新世代のGPUが望ましい。ストレージは100GBをあらかじめ確保しておこう。

日本展開・日本語対応はどうなる?

現時点(2026年4月)では、日本語対応・日本向けの公式発表はない。ただし:

  • Kakao Gamesは日本市場での実績を持つグローバルパブリッシャーである
  • 旧ArcheAgeは日本でも正式サービスが行われており、日本語化の前例がある
  • 4Gamer.netやファミ通などの日本メディアが発表時から報道している
  • SteamページにJapanese表示がある(ストア説明が日本語で確認できる)

グローバル展開ゲームであることは間違いなく、日本語対応も前向きに検討されているとみていいだろう。ただし確定情報ではないので、公式サイトやSteamウィッシュリストをチェックしながら続報を待つのがいい。

このゲーム、こんな人にハマりそう

正直に書くと、旧ArcheAgeファン全員が満足するゲームではない可能性がある。でも、こういう人には刺さると思う。

向いていると思う人

  • 旧ArcheAgeの生活コンテンツ(農業・クラフト・ハウジング)が好きだった
  • PvPは嫌いじゃないけど、強制ガンクや土地争いのストレスは要らなかった
  • UE5の美しいMMOの世界をゆっくり探索したい
  • Black Desert OnlineやLost Arkのような韓国産アクションMMOが好き
  • PS5やXboxでオンラインRPGを遊びたい(コンソール対応は希少)
  • 買い切りでP2Wのないオンラインゲームを探している
  • FF14やWoWの「ガイドに従うだけ」に飽き、もっと自由な探索がしたい

物足りないかもしれない人

  • 旧作の大規模PvP・派閥戦・オープンワールドガンクがアーキエイジの全てだった
  • 何百人もがひしめく大規模MMOの熱量を求めている
  • 旧作のタブターゲット戦闘が好きだった
  • Jake Songが作ったArcheAgeでないと認めない

どちらの気持ちも正直な感情だと思う。

よくある質問——Chroniclesについて気になること

Q. 旧ArcheAgeのキャラクターやデータは引き継げる?

引き継ぎは不可。ArcheAge Chroniclesは別タイトル・別サービスとして運営される。旧作のアカウントとは完全に切り離されている。ゼロからのスタートになる。

Q. 月額課金はある?

現時点の方針ではBuy-to-Play(買い切り)が基本モデルで、月額サブスクリプションは設定しないとされている。オプションのプレミアムサブスクリプションが将来追加される可能性は否定されていないが、P2Wにならないことは明言されている。旧作で深刻だったP2W課金への反省が、この判断の根拠になっている。

Q. PS5・Xboxでも日本語で遊べる?

SteamのストアページはすでにJapanese表示対応が確認されており、PS5版・Xbox版でも日本語対応が期待される。ただし日本語の正式アナウンスはまだ出ていない。旧作のKakao Games日本法人が日本版を運営していたが、現在の体制については未発表。公式サイトやSteamの続報を待つ形になる。

Q. ソロでクリアできるゲーム?

「ソロでもグループでも楽しめる設計」が明言されている。開発者は「ソロプレイ時と同じくらい、グループプレイ時も楽しいゲームにすることが目標」と述べている。メインのストーリー・探索・ライフスキルはソロで完結できる設計で、レイドや大型コンテンツはグループ推奨の形になると予想される。

Q. 旧作のようなギルド城塞戦はある?

旧作のような大規模ギルド対抗の城塞戦については、現時点で明確な発表がない。PvPは「構造化されたモード」と「指定ゾーン」に絞られるとされており、旧作規模の大型ギルドウォーが復活する可能性は低い。ただしレイドコンテンツや地域イベントはあり、ギルド・グループでの協力プレイの場は用意される。

Q. リリースはいつ確定するの?

2026年4月時点でのターゲットはQ4 2026(2026年10月〜12月)。ただし過去に複数回の延期があり、確定日はまだ発表されていない。Steamウィッシュリストに登録しておくと発売日確定時に通知が届く。CBTが先に実施される可能性が高く、その際に正式な発売日が発表されると予想される。

同じような体験を求めるなら——今遊べるゲームも

ArcheAge Chroniclesのリリースはまだ先。待っている間、似たような体験ができるゲームを紹介しておく。

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まとめ——旧作への愛情と、新作への向き合い方

ArcheAge Chroniclesは、旧ArcheAgeの「完全な後継」ではない。

でも、旧作が作ろうとして作りきれなかったもの——P2Wのない公平な経済、ストレスのないハウジング、ソロでも楽しめる環境——を実現しようとしているゲームだとは言える。

旧作ファンのひとりとして、個人的に期待していることがある。

あの「荷物を担いで海を渡る」感覚。あの「自分の家に帰ってくる」感覚。あの「地図の端を越えたら何があるんだろう」という感覚。それがUE5の美麗な世界で体験できるなら、たとえゲームの形が変わっていても、「また戻ってきた」と思えるはずだ。

Q4 2026のリリースへ向けて、開発は今も続いている。XL Gamesは「coming together」と言っている。

もう少しだけ、待ってみようと思う。

ArcheAge Chroniclesの最新情報は、SteamのウィッシュリストページやXLGamesの公式X(@ArcheAgeChron)で確認できる。ウィッシュリストに追加しておくと、CBT情報や発売日確定のタイミングで通知が来るのでおすすめだ。

ArcheAge Chronicles

XLGAMES
リリース日 発表予定
発売前
価格未定
開発XLGAMES
販売Kakao Games
日本語非対応
対応OSWindows
プレイ形式マルチ