鳴潮(Wuthering Waves)レビュー|酷評から神ゲーへの大逆転劇。原神との違い・無課金攻略・戦闘の爽快感を徹底解説【新作PCゲーム】

The Game Awards 2025 Players’ Voice受賞。Steam評価は90%以上が好評。全世界ダウンロード数3,000万以上

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「原神のパクリでしょ?」——正直に言えば、リリース当初はそう思っていた人も多い。自分もそうだった。

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でも、このゲームはリリースから1年半で完全に別物に進化した。開発元のKURO GAMESが異常なスピードでアップデートを重ね、ユーザーの不満を片っ端から潰していった結果、気づけばThe Game Awardsで原神を押しのけてPlayers’ Voiceを獲得するまでに化けた。

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それが『鳴潮(Wuthering Waves)』だ。

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中国の開発会社KURO GAMESが手がけた基本プレイ無料のオープンワールドアクションRPG。『パニシング:グレイレイヴン』で培ったハイスピードアクションのノウハウを、オープンワールドという器にぶち込んだ意欲作。

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ただし、手放しで全員におすすめできるかというと、そう簡単でもない。容量問題、音骸厳選の苦行、序盤のストーリーの取っつきにくさ。辛口に言いたいこともかなりある。

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この記事では、鳴潮を徹底的に掘り下げる。戦闘の爽快感、原神との違い、無課金でどこまでいけるのか、そして正直に気になる点まで。始めようか迷っている人に向けて、忖度なしで書いていく。

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公式トレーラー

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目次

こんな人におすすめ / こんな人には合わないかも

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こんな人におすすめ

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  • スタイリッシュなアクション戦闘が好き。パリィ・回避・カウンターで「技術で勝つ」のが快感
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  • 原神を遊んだけど、もっとアクション性の高いゲームがやりたい
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  • 基本無料で長く遊べるオープンワールドを探している
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  • 無課金・微課金でも十分楽しめるガチャゲーがいい
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  • Unreal Engineの美麗グラフィックでアニメ調キャラを動かしたい
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  • 新しいコンテンツが定期的に追加されるライブサービス型ゲームが好き
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  • PCだけでなくスマホやPS5でもプレイしたい(クロスプレイ対応)
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こんな人には合わないかも

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  • ストーリーの没入感を最重視する人(序盤は特に取っつきにくい)
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  • ガチャ要素が少しでもあるゲームはNG
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  • PCのストレージに余裕がない(60GB以上必要で増え続ける)
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  • 低スペックPCしかない(推奨はRTX 2060以上)
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  • 原神と比較して「パクリ」という印象がどうしても拭えない人
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  • エンドコンテンツの周回作業(音骸厳選)に抵抗がある
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基本情報

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タイトル 鳴潮(Wuthering Waves / めいちょう)
開発・運営 KURO GAMES(庫洛遊戲・中国広州)
ジャンル オープンワールドアクションRPG
リリース日 2024年5月23日(PC/iOS/Android)/ Steam版: 2025年4月
価格 基本プレイ無料(アイテム課金制)
対応機種 PC(Steam / Epic / 公式ランチャー)/ iOS / Android / macOS / PS5(対応予定)
Steam評価 非常に好評(約90%好評 / 約39,000件以上)
累計ダウンロード数 全世界3,000万以上
累計売上 5.72億ドル以上(2025年7月時点)
デイリーアクティブユーザー 500万人以上(2025年1月〜7月)
受賞歴 The Game Awards 2025 Players’ Voice / PlayStation Partner Awards 2025 / Google Play Best Ongoing 2025
最新バージョン Ver3.2「闇を照らす光の意志」(2026年3月19日〜)
推奨スペック RTX 2060 / i7-9700 / 16GB RAM / SSD 60GB以上

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「パニグレの会社」が挑んだオープンワールド——KURO GAMESの野望

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鳴潮の開発元、KURO GAMES(庫洛遊戲)。このスタジオの背景を知ると、鳴潮がどういうゲームなのかがよく見えてくる。

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2014年に設立された中国・広州の会社で、最初のタイトル『双尾戦場』は2018年にサービス終了。当時のスタッフはわずか30人程度だった。そこから転機となったのが2019年リリースの『パニシング:グレイレイヴン(パニグレ)』。SF世界観×ハイスピードアクションが国内外で高評価を獲得し、KURO GAMESの名前を一気に知らしめた。

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パニグレで「アクションの作り込み」に定評を得た彼らが、次に目指したのがオープンワールド。2022年に鳴潮を発表し、中国でクローズドベータテストを開始。そして2024年5月23日、全世界同時リリースに踏み切った。事前登録は3,000万を突破。リリース5日でモバイル版だけで約1,000万ドルの売上を記録した。

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さらに2024年11月、テンセントがKURO GAMESの株式51.4%を取得し、筆頭株主に。中国ゲーム業界の巨人がバックについたことで、開発リソースは一段と厚くなった。

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実際、原神ユーザーから鳴潮に流入する人はかなり多い。「両方やってる」という人も増えている。後発だからこそ、原神の良いところを取り込みつつ、差別化を図れたのだろう。

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回避が気持ちよすぎる——戦闘システムが鳴潮の最大の武器

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鳴潮の戦闘システム - スタイリッシュなアクション
画像: Steam公式ストアページより

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鳴潮の最大の魅力は、間違いなく戦闘だ。

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パニグレで培ったハイスピードアクションのDNAが、オープンワールドのフィールド上でフルに発揮されている。原神が「元素反応を組み合わせる戦略ゲーム」だとしたら、鳴潮は「プレイヤースキルで押し切るアクションゲーム」。この差は、触った瞬間にわかる。

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ジャスト回避——時間がスローになる快感

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敵の攻撃に対してタイミングよく回避すると、エクストリーム回避が発動。画面がスローモーションになり、そこからカウンター攻撃を叩き込める。この「カチッ」とタイミングが合った瞬間の爽快感が、マジでクセになる。

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さらに回避だけでなくパリィ(カウンター)もある。敵の攻撃を弾き返し、体勢を崩して大ダメージを与える。ジャスト回避とパリィの使い分けが、戦闘の奥深さを生み出している。

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3人チーム×キャラ交代コンボ

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チーム編成は3人。キャラクターを切り替えるたびにイントロスキル(登場技)とアウトロスキル(退場技)が発動する。これが連鎖するのがミソで、A→B→Cとキャラを次々に入れ替えながら、途切れないコンボを叩き込むのが基本戦法。

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原神が4人チームの「元素反応」を軸にした戦闘なのに対し、鳴潮は3人チームの「キャラスワップコンボ」が軸。チーム人数は少ないけれど、1キャラごとのアクションの幅が広いので、操作の密度はかなり高い。

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音骸(エコー)スキル——ポケモン的な楽しさ

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鳴潮独自のシステムが「音骸(エコー)」。倒した敵を吸収して装備できるシステムで、装備するとその敵のスキルが使えるようになる。ポケモンみたいに「集めて、装備して、使う」楽しさがある。

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音骸はステータス補正もついているので、いわゆる「聖遺物」や「アーティファクト」的な役割も兼ねている。倒した敵をそのまま装備品にするというコンセプトは、シンプルだけど面白い。

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チューンブレイク——Ver3.0で追加された新要素

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2025年12月のVer3.0アップデートで追加された新戦闘要素。敵を一定回数攻撃すると特殊状態に入り、「チューンブレイク」で大ダメージ+敵の攻撃キャンセルが可能に。これにより戦闘のテンポがさらに良くなった。

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開発チームが継続的に戦闘システムを進化させているのは、このゲームの大きな強みだ。ライブサービス型のゲームでここまで戦闘の根幹を拡張してくるのは珍しい。

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壁走り、グラップル、ワイヤーアクション——探索が楽しすぎる

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鳴潮の探索 - 壁走りやワイヤーアクション
画像: Steam公式ストアページより

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戦闘だけじゃない。鳴潮の探索は、移動そのものが快感だ。

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まず大きいのが、フィールド移動中はスタミナを消費しないということ。原神でダッシュするたびにスタミナが切れてイラッとした経験がある人には、これだけで天国に感じるはず。

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壁走り&グラップリングフック

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キャラクターは壁を走り上がれる。原神のように一歩一歩よじ登るのではなく、壁面を駆け上がる。さらにグラップリングフック(ワイヤー)で空中を移動でき、高所から滑空で飛び降りることもできる。

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この移動の自由度が、探索のモチベーションを大きく左右する。「あの崖の上に何かありそう」→壁走りで即到達→宝箱発見、という流れがストレスなく繰り返せる。

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広大なマップ——4つの地域

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リリース時のヒュアロ(今汐)、Ver1.xのリナシータ、そしてVer3.0で追加されたラハイロイ。さらに新マップも随時追加されている。それぞれの地域で文化や雰囲気がガラッと変わるので、新マップが来るたびに新鮮な体験ができる。

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探索要素も豊富で、フィールドにはパズル、隠し宝箱、挑戦イベント、収集アイテムがびっしり。100%コンプを目指すと、1つのマップだけでも数十時間は余裕で溶ける。

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原神とどう違う?——よく聞かれる質問に正直に答える

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鳴潮の話をすると、ほぼ100%聞かれるのが「原神と何が違うの?」という質問。ここは正直にまとめておく。

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項目 鳴潮(Wuthering Waves) 原神(Genshin Impact)
戦闘の核 回避・パリィ・キャラスワップコンボ(スキル重視) 元素反応・属性相性(戦略重視)
チーム人数 3人 4人
移動スタミナ 戦闘外で消費なし ダッシュ・登攀で消費
壁移動 壁走り(高速) 壁登り(低速)
装備システム 音骸(倒した敵を装備) 聖遺物(ドロップ装備)
ガチャ天井 80回(確定枠あり) 90回
武器種 剣・ブロードブレイド・ピストル・手甲・レクティファイア 剣・両手剣・弓・長柄武器・法器
世界観の雰囲気 SF寄り・シリアス・音波がテーマ ファンタジー寄り・冒険活劇・元素がテーマ
開発元 KURO GAMES(中国広州) miHoYo / HoYoverse(中国上海)

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ざっくり言えば、「アクションを自分の手で操りたい人は鳴潮」「キャラの組み合わせと戦略を楽しみたい人は原神」。方向性が明確に違うので、実は思ったほど競合しない。両方プレイしている人が多いのも納得だ。

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ただ、原神との類似性は否定できない。オープンワールドの基本構造、ガチャによるキャラ入手、マルチプレイの仕組み、UIのデザインなど、「影響を受けている」のは明らか。これをどう捉えるかは人による。「良いものを取り入れて進化させた」と見るか「オリジナリティに欠ける」と見るかは、プレイヤー次第だろう。

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無課金でもガチャがちゃんと回せる——課金設計の話

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基本プレイ無料のガチャゲーである以上、課金設計は避けて通れない話題だ。結論から言うと、鳴潮の無課金環境はかなり良心的

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ガチャの仕組み

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★5キャラクターの天井(確定排出)は80回。原神の90回より10回少ない。しかも、天井に到達する前にソフト天井(排出率UP)が入るので、実質的には60〜70回で出ることが多い。

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さらに、限定キャラのガチャですり抜け(恒常キャラが出る)た場合、次の天井は確定で限定キャラが出る「天井引き継ぎ」がある。これも原神と同じ仕組みだけど、天井が低い分だけ良心的。

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無課金での石配布量

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ここが鳴潮の強み。バージョンアップごとに配布される無料ガチャ石(星声)の量がかなり多い。

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1バージョン(約6週間)で無課金でも150〜170連分のガチャ石が手に入る。天井が80回であることを考えると、バージョンごとに限定キャラ2体分は十分に狙える計算だ。

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加えて、★5配布キャラ(ヴェリーナなど)が非常に強力で、無課金でも主力として使い続けられる。「課金しないとエンドコンテンツをクリアできない」という設計にはなっていない。

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月額課金(月相観測パス)

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月額610円で毎日ガチャ石がもらえる、いわゆる「月パス」。コスパは最強で、微課金するならこれだけで十分。原神の「空月の祝福」とほぼ同じ仕組みだ。

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総合的に見て、ガチャゲーとしてはトップクラスの良心設計だと思う。石配布が多い、天井が低い、配布キャラが強い。この3つが揃っているから、無課金でもストレスなく遊べる。

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音波をテーマにしたSF世界——ストーリーと世界観

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鳴潮の世界は、「ラメント」と呼ばれる大災害によって崩壊した文明の跡地。プレイヤーは記憶を失った「漂泊者(Rover)」として目覚め、「共鳴者」と呼ばれる仲間たちとともに失われた記憶と世界の真実を追っていく。

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世界観のキーワードは「音」。キャラクターの力は「共鳴(Resonance)」と呼ばれ、音波のエネルギーを操って戦う。装備アイテムも「音骸(Echo)」。世界そのものが「音」で構成されているという設定は、他のゲームにはないユニークさだ。

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ストーリーの評価——序盤は辛いが、後半は化ける

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正直に書く。鳴潮のストーリーは序盤がかなり取っつきにくい

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専門用語が大量に出てくる上に、説明が不足している場面が多い。「ラメント」「共鳴者」「TD(タシット・ディスコード)」「ソノロスフィア」など、独自用語のオンパレードで、最初の数時間は「何が起きているのかよくわからない」状態になりがちだ。

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しかし、Ver1.1以降のストーリーアップデートで大幅に改善された。特にリナシータ編(Ver2.x)はキャラクターの掘り下げが丁寧で、感情移入できるエピソードが増えた。Ver3.0から始まるラハイロイ編も新たな舞台設定が好評だ。

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開発チームがユーザーの声を受けてストーリーの質を着実に上げていること自体が、このゲームの大きな強みだと思う。リリース時の酷評から、ここまで持ち直したのは純粋にすごい。

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キャラクターの魅力——「推し」を見つけやすい設計

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鳴潮のキャラクターデザイン
画像: Steam公式ストアページより

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鳴潮のキャラクターデザインは、大人っぽくクール寄りな方向性。原神がカラフルで可愛い系のデザインが多いのに対し、鳴潮は洗練されたスタイリッシュなデザインが特徴だ。

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3Dモデルのクオリティはイラストからそのまま抜き出したかのような精巧さで、戦闘中のモーションもキャラごとに個性が光る。特に★5キャラクターの共鳴解放(必殺技)演出は、基本プレイ無料のゲームとは思えないレベルのクオリティだ。

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人気キャラクター

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2025年のガチャ売上で圧倒的だったのがカルテジア。6月の実装時にはモバイル版だけで月間9.38億円の売上を記録し、鳴潮の月間売上記録を塗り替えた。その後もカルロッタリンネーなど人気キャラが続々と実装されている。

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最新Ver3.2で実装されたシグリカは気動属性の手甲使いで、音骸スキルを軸にした大バーストダメージが魅力。新キャラの実装ペースも月1〜2体と安定しており、プレイヤーを飽きさせない。

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「漂泊者」のカスタマイズ

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主人公である漂泊者は男女選択可能で、ゲーム中に属性(スキルセット)を切り替えて使える。配布キャラでありながら実用性が高く、複数の戦闘スタイルを楽しめるのは嬉しいポイントだ。

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リリース時は酷評の嵐だった——そこからの「大逆転劇」

鳴潮 リリース時から大逆転劇のストーリー\n\n

ここは鳴潮を語る上で避けて通れない話だ。

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2024年5月のリリース直後、鳴潮は猛烈な酷評を浴びた。ストーリーがわかりにくい、バグが多い、UIが使いにくい、ロード時間が長い。レビューサイトのスコアは軒並み低く、「原神の劣化コピー」とまで言われた。

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普通なら、ここで終わっていてもおかしくない。

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でも、KURO GAMESの対応が異常だった。ユーザーの不満を片っ端から拾い上げ、驚異的なスピードでアップデートを重ねた。UIを全面刷新、ストーリーの見せ方を改善、パフォーマンス最適化、QoL(快適さ)改善の連打。文字通り「90%近くを改修した」と言われるほどの大改修だった。

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その結果、Ver1.1以降は評価が急上昇。Ver2.0で「別ゲーになった」という声が広がり、2025年末のThe Game AwardsでPlayers’ Voiceを受賞するまでに至った。しかも、同じ候補に原神がいたにもかかわらず、だ。

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「酷評からの大逆転」というストーリー自体が、このゲームの一番の魅力かもしれない。開発チームがユーザーの声を聞き、愚直に改善を続けたからこそ、今の評価がある。

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ここが辛い——正直に書く鳴潮のイマイチなところ

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良いことだけ書いても意味がない。ここからは辛口ポイントを正直に書く。

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容量がデカすぎる

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これが鳴潮最大の弱点と言っても過言じゃない。

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PC版の必要容量は60GB以上。しかもアップデートのたびに大量のダウンロードが発生する。モバイル版に至っては全体容量が70GBに達し、64GBのスマホにはもう入らない。

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Ver3.0でモバイル版にリソース分割ダウンロード機能が追加されたものの、PC版の容量問題は根本的に解決していない。SSDへのインストールは事実上必須で、HDDだとロード時間が実用に耐えないレベルになる。

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音骸厳選が苦行

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エンドコンテンツの核心である音骸(エコー)の厳選が、なかなかの苦行。音骸にはメインステータスとサブステータスがあるんだけど、入手時点ではサブステータスが一切表示されない。レベルを上げないと中身がわからない。

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つまり、「良さそうな音骸を拾う→レベルを上げる→サブステが微妙→やり直し」のループになる。原神の聖遺物厳選と同じ苦しみだけど、レベルを上げないと判別できないぶん、さらにストレスが大きい。

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序盤のストーリーのとっつきにくさ

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前述の通り、序盤のストーリーは専門用語だらけで理解しにくい。特に最初の数時間はチュートリアルとストーリーが交互に来るので、テンポが悪い。「早く自由に動かせてくれ」というもどかしさがある。

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ただ、これはVer2.0以降に始めた新規プレイヤー向けにフローが改善されており、以前ほどの苦痛ではなくなっている。

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ボス戦の一部が理不尽

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一部のボスが高速移動で画面外に飛び回り、攻撃できない時間が長いという指摘がある。アクション性の高さが売りなのに、「攻撃させてもらえない」ボスがいるのはフラストレーションが溜まる。

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原神との比較がつきまとう

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これはゲームの質というより、宿命的な問題。どれだけ独自性を出しても「原神と比較される」という呪縛からは逃れられない。実際にプレイすると全然違うゲームなんだけど、見た目の印象で敬遠する人がいるのは事実。

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PCスペック別のプレイ体験——どのくらいのPCなら快適?

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PC版の最適化について触れておく。鳴潮はUnreal Engine 4ベースで、グラフィック設定の幅が広い。

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最低スペック

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  • CPU: AMD Ryzen 2700 / Intel Core i7-6700
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  • GPU: AMD RX 570 / NVIDIA GTX 1060
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  • RAM: 16GB
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  • ストレージ: 60GB以上(SSD強く推奨)
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推奨スペック

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  • CPU: AMD Ryzen 3700 / Intel Core i7-9700
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  • GPU: AMD RX 5700 XT / NVIDIA RTX 2060
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  • RAM: 16GB
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  • ストレージ: 60GB以上(SSD必須)
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GTX 1060クラスでも動くけど、フィールド探索中にfpsが30〜40に落ちることがある。快適にプレイするならRTX 2060以上を推奨。RTX 3060があれば高設定で60fps安定が狙える。

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DLSS(Deep Learning Super Sampling)にも対応しているので、RTX系GPUなら画質を維持しつつfpsを稼げる。ただし、レイトレーシングの設定はRTX 40シリーズ以上が推奨で、DirectX 12の有効化も必要。

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なお、2025年3月にmacOS版もリリースされた。Appleシリコン搭載のMacを持っている人は、Mac版も選択肢に入る。

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The Game Awards Players’ Voice——なぜ鳴潮は原神に勝てたのか

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2025年12月、The Game Awards 2025でPlayers’ Voice部門を受賞。同じノミネートにはGenshin Impact、Clair Obscur: Expedition 33、Dispatch、Hollow Knight: Silksongが名を連ねていた。

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原神という巨大なライバルがいる中で鳴潮が選ばれた理由は、「改善のスピードとユーザーへの姿勢」が大きいと思う。

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リリース時の酷評を真摯に受け止め、半年でゲームを作り直すレベルの大改修を実行。さらに無課金でも楽しめる設計、頻繁なコンテンツ追加、コミュニティとの密接なコミュニケーション。これらがプレイヤーの信頼を勝ち取った。

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加えて、PlayStation Partner Awards 2025のPARTNER AWARDとUSERS’ CHOICE AWARD、Google Play 2025 Best Ongoingも同時受賞。マルチプラットフォームで高い評価を得ているのは、「一部のファンだけが盛り上がっている」のではなく、幅広い層に支持されている証拠だ。

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2026年の今から始めても遅くない?——新規プレイヤーガイド

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「今から始めても追いつけるの?」——これは本当によく聞かれる質問。

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答えは「全然大丈夫」。むしろ今が始めどきかもしれない。

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理由1:初心者向け導線が大幅改善されている

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リリース時のチュートリアルは評判が悪かったけれど、Ver2.0以降で新規プレイヤー向けのフローが整備された。序盤の進め方に迷うことは少なくなっている。

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理由2:追いかけボーナスが充実

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過去のイベント報酬に相当するアイテムが恒常コンテンツで入手可能になっているほか、新規プレイヤー向けのログインボーナスもある。Ver1.1では恒常ガチャ15回分+限定キャラガチャ15回分+限定武器ガチャ10回分がログインボーナスで配布された実績がある。

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理由3:コンテンツの蓄積量がちょうどいい

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リリースから約2年が経過し、メインストーリーもかなり進んでいる。「一気にストーリーを進められる」のは後発プレイヤーの特権。リアルタイムでアップデートを待つ必要がない。

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理由4:今後の大型コンテンツが控えている

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Ver3.4ではサイバーパンク:エッジランナーズとの大型コラボが決定している。ルーシーとレベッカがプレイアブルキャラとして実装される見込みで、これを機にプレイヤーが大幅に増える可能性が高い。今のうちに基盤を固めておくと、コラボ時にスムーズに楽しめる。

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売上データで見る鳴潮の勢い

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数字で見ると、鳴潮の成長は明白だ。

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売上・プレイヤー数の推移

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  • リリース5日間:モバイル版で約1,000万ドルの売上
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  • 2025年1月〜7月:累計売上5.72億ドル以上、デイリーアクティブユーザー500万人以上
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  • 2025年日本モバイル版:累計59億円超の売上。6月のカルテジア実装時に月間9.38億円を記録
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  • Steam版:約39,000件以上のレビューで90%が好評
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  • 全世界ダウンロード数:3,000万以上
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テンセントの決算資料でも鳴潮の好調さは確認されており、月間300〜500万円の安定した売上基盤の上に、新キャラ実装時のスパイクが乗る形。ガチャゲーとしては健全な売上構造だ。

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原神の売上には及ばないものの、「原神に次ぐポジション」を確立しつつあるのは間違いない。

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最新バージョン情報——Ver3.2「闇を照らす光の意志」

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2026年3月19日に配信されたVer3.2の最新情報もまとめておく。

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Ver3.2の主なコンテンツ

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  • 新★5共鳴者「シグリカ」(CV:赤﨑千夏)——気動属性・手甲使い。音骸スキルダメージ特化のメインアタッカー
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  • 復刻キャラ:仇遠、リンネー、ザンニー、フィービー
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  • Muse Dashコラボ「リズムの波に乗って」——音楽リズムゲームとのコラボイベント
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  • 新キャラ「緋雪」先行登場——巫女装束の新キャラがストーリーに登場。プレイアブル化に期待
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さらに今後の予定として、Ver3.4でのサイバーパンク:エッジランナーズコラボが公式発表済み。ルーシーとレベッカが操作可能になるという情報は、鳴潮コミュニティだけでなくサイバーパンクファンからも大きな注目を集めている。

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鳴潮の「ここが地味にいい」——細かい良ポイント集

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大きな特徴は上で書いた通りだけど、実際にプレイしていて「地味だけどこれ良いな」と思うポイントもまとめておく。

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  • 武器ガチャにすり抜けがない——限定武器を引きに行ったら確実に手に入る。原神の武器ガチャの闇を知っている人には朗報
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  • キャラ凸アイテムが交換可能——同キャラを引かなくても、一定数まで凸素材を交換で入手できる
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  • ファストトラベルが快適——マップ上のワープポイントへの移動がスムーズ。ロード時間も短い(SSDの場合)
  • \n

  • マルチプレイが気軽——フレンドとオープンワールドを一緒に探索できる。ボス攻略の協力プレイも可能
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  • フォトモードが充実——ポーズ、表情、フィルターなど撮影機能が豊富。SNS映えする写真が撮りやすい
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  • 公式攻略サイトがゲーム内からアクセス可能——Ver2.4以降、ゲーム内ブラウザから公式攻略情報を参照できる
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特に武器ガチャのすり抜けなし仕様は、原神プレイヤーにとって衝撃的なはず。原神で武器ガチャの2回すり抜けを経験した人なら、この良心設計のありがたみがわかるだろう。

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他の類似ゲームが好きな人にはこちらもおすすめ

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鳴潮が気に入った人、または「ちょっと違うかも」と思った人向けに、関連するゲームも紹介しておく。

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まず、同じオープンワールド×アクションの枠で、ファンタジー寄りの世界観が好きなら原神は外せない。鳴潮とは方向性が違うけれど、元素反応の組み合わせで戦う戦略性は唯一無二。

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まとめ——「最初の印象」で判断しないでほしいゲーム

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鳴潮は、一言で言えば「リリース後に化けたゲーム」だ。

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リリース直後の酷評は事実だった。バグだらけ、ストーリーがわからない、UIが使いにくい。でもKURO GAMESは逃げなかった。ユーザーの声を愚直に拾い、半年でゲームを別物に作り変え、1年でThe Game Awards Players’ Voiceを獲るまでに進化させた。

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戦闘の爽快感は、ガチャゲーの中では間違いなくトップクラス。パリィ、回避、キャラスワップコンボが噛み合った時の気持ちよさは中毒性がある。探索もスタミナの制約が少なく、壁走りやグラップルで自由に動ける快感がある。

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無課金でもガチャが回せる良心設計、定期的なコンテンツ追加、そしてサイバーパンクコラボという大型弾。2026年の鳴潮は、まだまだ勢いを増していきそうだ。

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容量問題と音骸厳選の苦行という弱点はあるけれど、それを差し引いてもプレイする価値は十分にある。「原神のパクリでしょ?」という第一印象だけで判断するのは、本当にもったいない。

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