「Super Lucky’s Tale」統一感のある世界観とかわいいキャラクターでおくるおすすめPCゲーム!

やさしいグラフィックの世界観でおくるかわいいキツネの3Dアクションゲーム!簡単な操作丁寧に作りこまれたゲーム性で子供からゲーマーまで楽しめる!生き生きとしたキャラクターと統一感のあるデフォルメ調の世界観に惹き込まれ純粋な気持ちで楽しめます!

 

 

まずはオススメPCゲームのかわいい世界観を公式動画でご覧ください!

 

キツネのラッキーの冒険

 

『Super Lucky’s Tale』は正に正統派な3Dアクションゲームです。

かわいいキャラクターがステージ中を元気良く走り回り

エフェクトも豊富で誰が遊んでも楽しめるでしょう。

 

見た目だけを見ると子供向けの作品のように思われるかもしれませんが、

非常に丁寧に作られているためゲーマーの方にもおすすめのPCゲームです。

 

なお視点は三人称となります。

MicrosoftがパブリッシャーのPCゲーム

 

本作は開発がPlayful、パブリッシャーがMicrosoftとなっています。

そのためかWindows10とX BOX One用のゲームとしてリリースされている状況です。

Playfulはアメリカのテキサスをベースとする開発会社で2013年に設立されました。

代表作として『マインクラフト』系ゲームの『Creativerse』

無料でSteamにて公開しています。

 

なお本作の日本発売日は11月7日に予定されていて、

価格はパッケージ版が税抜き2,900円、ダウンロード版が税抜き2,686円です。

グラフィックデザインが優しい

 

ゲームにおいてグラフィックのデザインは重要な要素ですが、

本作はそれを高い次元でまとめることに成功しています。

作風が3Dアニメ調なのですが、全体的に滑らかなのです。

キャラクターのみならずほとんどのオブジェクトがデフォルメされ丸っこく、

角らしい角は全て丸まっている世界となっています。

ただ完全に丸いというわけではありません。

岩は確かに岩の質感を保っているのです。

そうした「柔らかそうだけどもしっかりとした岩」などの質感と相反するように

主人公であるキツネのラッキーの尻尾が非常に滑らかに描写されています。

常にプレイヤーが見ることになるラッキーの尻尾が滑らかであるというのは

意外にゲームプレイに影響すると言えるでしょう。

この尻尾、良く動く点もかわいらしいです。

カメラ位置がプレイを邪魔しない

 

3Dアクションに含まれる問題点と言えばカメラの問題があります。

時にカメラがオブジェクトに近づきすぎるようになり

何が起こっているのか全く分からないといった状況に陥るものですが、

本作ではそうした問題は起きないでしょう。

 

なぜならラッキーに追従するようなカメラではなく、

ラッキーを中央に据えて連動するタイプだからです。

常に視点の位置はラッキーを斜め上から見下ろす形となっていて、

オブジェクトがカメラとラッキーの間にあったとしてもラッキーは

そのオブジェクトの後ろに黒い影として映り、

カメラはオブジェクトの影響を受けません。

ゲームにおいてカメラ位置の重要性が良く考えられている作りです。

ラッキーがとてもかわいい

 

これも細かい点なのですが、

ラッキーがふとしたときにプレイヤーの方向を見てくれるという点は見逃せません。

顔をこちらに向けるというよりは

少し微笑みながら目線をこちらに向けてくれるのです。

プレイヤーとしては「こちらを肯定して認識してくれている」

という意識が芽生えるためより彼の事が愛らしく思えるでしょう。

 

またラッキーのアクションが良く作られています。

例えば走っているときのラッキーは

現実の物理的な動作に忠実とは言えないものとなっていて、

手足が動作と合っていません。

ですがキャラクターの動きとしては実に相応しく、

自然なものに見えるのです。

 

普通であればリアルにより正確に動作を描くことが正解だと

考えてしまうものなのですが、

現実世界の挙動をそのまま本作に持ち込んだなら

ラッキーの魅力は半減していたでしょう。

 

本作には3Dアニメ調のキャラクターであるラッキーを

よりラッキーらしくする描写がふんだんに盛り込まれています。

世界観やデフォルメタッチと調和の取れたラッキーの姿は

生き生きとしていて1つのキャラクターとして完成しているのです。

色々なパズルを解いていこう

 

3Dアクションゲームの本作の道中には様々なパズルが待ち受けています。

動かすことのできる謎の置物を所定の位置まで押したり、

謎の生物の頭部を持ち運んで胴体とくっつけてあげるなどして

課題をこなしていくのです。

 

行く手には火の玉を放つトラップこちらへトゲを飛ばしてくるハチなどが

待っていますが、工夫を凝らしながら進んでいきましょう。

操作がとても簡単

 

本作でとる事ができるアクションは基本的には次の4つです。

・ジャンプ
・尻尾振り回し
・地中に潜る
・ものを持つ

たったこれだけのアクションを駆使していくのですが、

全く単調な展開ではありません。

 

進むほどに新しい展開が待ち受けているため

アクション要素の少なさを感じることは無いでしょう。

なぜ単調では無いかと言うと、

例えば「尻尾振り回し」は1つのアクションに過ぎませんが、

色々なことを行うことができます。

 

敵を倒すのはもちろん、

ギミックのスイッチを切り替えたり敵の弾を跳ね返したりできるのです。

このようにその場その場に応じてアクションの用途が異なる作りになっています。

そのため充実したゲーム体験となるでしょう。

エフェクトが豪華であっさりしている

 

近年のゲームにエフェクトは欠かすことができませんが、

余り派手なエフェクトになるとゲームプレイを阻害してしまいます。

その辺りを本作は上手く調整しているのです。

 

1つ1つのエフェクトは過剰と思えるほど豪華なのですが、

短時間で直ぐに消滅するようになっています。

これを可能にしているのはデフォルメ調の世界観という前提があるからかもしれません。

 

例えば敵の攻撃である火の玉にラッキーが当たってしまうと

結構な規模の爆発が起こり煙が発生するのですが直ぐに消えてしまいます。

ところがもしこれがリアル系の表現を取り入れていたなら

もっとしつこいエフェクトがついたかもしれません。

 

なぜなら現実では煙はそうそうスパッと消えるものではないので、

リアル感を作品にもたらすには煙の表示時間を長くしなければ不自然に見えてしまうからです。

デフォルメされたゲームに派手かつ短時間で消滅するエフェクトは

心地の良いものとなっています。

 

走ったりジャンプするときの土煙はもちろん、

地中に潜るときの土の風合いなどよく練られていると言えるでしょう。

ラッキー以外のキャラクターの動きにも注目

 

ラッキーの作り込みは半端じゃないのですが、

他のキャラクターの動作についても手を抜いていません。

ハチはただの針を射出する敵ではなく、

発射前に気合を入れて力強く針を撃ち出しています。

 

ラッキーを押し倒そうとする紫の花も「押しつぶしてやるぞー」

という意気込みを感じさせる目つきで思いっきりこちらへ向かって

顔を押し付けてくるのです。

 

どのキャラクターも「ゲームのオブジェクト」ではなく

「生きているキャラクター」として描かれています。

世界に没入しやすいPCゲーム

 

プレイヤーは何も自覚する事無く自然と本作の世界に引き込まれていくでしょう。

それを可能にしているのは先述した「生きているキャラクター」の描写や

統一感のある世界観、そしてラッキーの愛らしさとなります。

ゲームをプレイしているだけではこうしたことに

意識的に気付くことは無いでしょう。

 

無意識の内で受け入れられるよう作りこまれているため、

何も不自然な点を気にすること無くゲームを純粋に楽しめるはずです。

老若男女におすすめできる完成度の高い作品

 

『Super Lucky’s Tale』はキツネのラッキーが主人公の3Dアクションゲームです。

 

見た目にも可愛らしいラッキーがステージを駆け回る姿を見るだけでも面白く、

操作も簡単なので誰でも楽しめるでしょう。

特に子供にとって思い出の作品となるかもしれません。

 

高い技術力やデザイン力に裏打ちされた完成度の高いおすすめPCゲームです。