グラブルのあの世界観が、あそこまでリッチに動くとは思っていなかった。
スマホゲームとして10年以上続く「グランブルーファンタジー」の世界をベースに、フル3Dアクションに仕立て直した「Granblue Fantasy: Relink(グランブルーファンタジー リリンク)」。発売は2024年2月1日。Cygamesが長い開発期間をかけて作り上げたタイトルで、発売から11日で世界累計100万本を突破した。
実際に触ってみて驚いたのは、アクションの完成度の高さだった。グラブル原作を知らなくてもストーリーを追えるスタンドアロン構成になっていて、フルボイス・高精細なグラフィックで描かれる空の世界が、想像以上の没入感を生んでいた。
キャラゲーとしての濃度も高い。キャラクターひとりひとりの操作感がまったく違うので、「次はこのキャラで攻略してみよう」という動機が自然に湧いてくる。メインストーリーをクリアした後のやり込みも含めると、軽く100時間は遊べるボリュームがある。
この記事では、グラブルリリンクのゲームシステム・キャラクター・ストーリー・オンライン協力プレイ・やり込み要素まで、実際にプレイして感じたことを軸に書いていく。「グラブル原作を知らなくても楽しめるのか」「アクションが苦手でも遊べるか」という疑問にもしっかり答えていく。
こんな人に読んでほしい
- グランブルーファンタジーの世界観は好きだがスマホゲームはやっていない人
- 4人パーティのアクションRPGが好きな人
- キャラクターを育てながら長期間やり込めるゲームを探している人
- PS5・PCでオフライン・オンライン両方楽しみたい人
- 日本語フルボイスのキャラゲーが好きな人
グランブルーファンタジー リリンクとは何か
グランブルーファンタジー リリンクは、Cygamesが開発・発売したアクションRPGだ。2024年2月1日にPS4/PS5/PC(Steam)で発売された。
ベースになっているのはスマートフォン向けRPG「グランブルーファンタジー(グラブル)」の世界観。島が空に浮かぶ「星晶獣の大空」という独自の世界が舞台で、主人公グランとヒロインのルリア、そして個性豊かな仲間たちが冒険を繰り広げる。
ただし、リリンクのストーリーはスマホ版グラブルとは完全に独立していて、原作未プレイでもゼロから楽しめる構成になっている。開発段階から「グラブルを知らない人が入口として遊べる作品」を目標に設計されたこともあって、世界観の説明が丁寧で、初見でも置いてきぼりになりにくかった。
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイトル | Granblue Fantasy: Relink(グランブルーファンタジー リリンク) |
| 開発・発売 | Cygames |
| 発売日 | 2024年2月1日 |
| 対応プラットフォーム | PS4 / PS5 / PC(Steam) |
| ジャンル | アクションRPG |
| プレイ人数 | 1〜4人(オンライン協力プレイ対応) |
| 価格 | 通常版 7,590円(税込) |
| CERO | C(15歳以上対象) |
| 言語 | 日本語フルボイス・英語音声対応 |
| 初週販売本数 | 世界累計100万本(発売11日時点) |
| Metascore | 82点(PS5版) |
ストーリー:原作未プレイでも入れる設計
舞台は「星晶獣の大空」。無数の島々が大空に浮かぶ独特の世界で、主人公グランは父親の手がかりを求めて旅をしている少年だ。そこへ「空の守り手」と呼ばれる謎の少女ルリアと出会い、彼女を守るために共に旅をすることになる。
リリンクのメインストーリーの軸は、「フォルカ」と呼ばれる神話の巨神にまつわる謎と、グランと仲間たちの絆。グラブル原作の世界観を踏まえながら、リリンク単体でも完結する物語として描かれている。
プレイしてみて感じたのは、序盤から引き込まれるテンポの良さだった。スタート直後から迫力のあるアクションシーンが展開して、「このゲームのノリ」がすぐつかめる。高精細なグラフィックとフルボイスの掛け合いが、キャラクターへの愛着を加速させてくれた。
「原作知らないけど普通に楽しんでる。むしろ原作が気になってきた」
(Steamレビューより)
この声は多くのプレイヤーに共通していた。リリンクをプレイしてからグラブルのスマホ版に流れた人も少なくない。逆に言えば、グラブル原作ファンにとっては「あのキャラクターが動く・しゃべる」という体験だけで元が取れるくらいの満足感がある。
メインストーリーのボリュームは15〜20時間ほど。「短い」と感じるプレイヤーもいるが、クリア後に開放されるサイドコンテンツ・高難度クエストが本番という設計なので、メインストーリーはむしろ「チュートリアルを兼ねた導入」として機能している。
アクションシステム:誰でも楽しめる設計と、深さの両立
リリンクのアクションは、シンプルな操作で爽快感が出るように設計されている。ボタンひとつで繋がるコンボ、スキルの発動、そして「リンクアタック」と呼ばれる全員同時攻撃。アクションが苦手な人でも、最低限の操作でゲームを進められる。
同時に、やり込もうと思えば深みもある。敵の攻撃をタイミングよく回避する「パーフェクトガード」、スタンゲージを満タンにして叩き込む「フルチェイン」、各キャラ固有のスキルのコンボ組み立て。上手くいったときの達成感が、次の挑戦への意欲に変わっていく。
リンクアタックと全体の立ち回り
パーティ4人で戦うリリンクの核心のひとつが「リンクアタック」だ。敵のスタンゲージを一定以上削ると、全パーティメンバーが同時に攻撃するリンクアタックを発動できる。ダメージが大きいのはもちろんだが、視覚的な演出が派手で、使うたびに「やってる感」がある。
オンラインで4人揃ってリンクアタックを決めたときの爽快感は格別で、「協力プレイの醍醐味はここにある」と感じた瞬間だった。
「フレンドと4人で初めてフルチェインを決めたとき、思わず声が出た。こういう瞬間があるからオンラインゲームはやめられない」
(Steamレビューより)
AIパーティとオートモード
オフラインプレイでは、プレイヤーが操作する1人以外の3人はAIが自動で動いてくれる。このAIの動きが意外と優秀で、回復・攻撃・サポートをそれなりに使い分けてくれる。
ただし高難度のクエストになるとAIだけでは乗り越えにくい場面も出てくる。そこでオンラインに出て他のプレイヤーと協力する、という流れが自然にできあがっている。ソロとオンラインの難易度バランスが、ほどよく設定されているという印象だった。
難易度設定
難易度は「ストーリー・カジュアル・ノーマル・ハード・エクストリーム・プラウド」の段階で設定できる。ストーリーモードはアクション初心者でも快適にクリアできる難易度で、ハード以上からはアクション経験者向けの歯ごたえになる。
「アクションRPGは好きだけど、難しいゲームは苦手」という人でも安心して入れる仕組みになっていた。
キャラクターの多様性:22人、全員操作感が違う
リリンクのもっとも大きな魅力のひとつが、キャラクターの多様性だ。発売時点でプレイアブルキャラクターは22人おり(後のアップデートで追加)、それぞれの操作感がまったく異なる。
例えば主人公グランは、オーソドックスな近接剣士でアクション初心者が最初に使いやすい。一方でキャタリナは重い大剣を扱うゆったりとした動きで、ヴィーラはスピードと連続攻撃が持ち味のアクション上級者向けキャラだ。魔法系のカタリナ、遠距離型のオイゲン、独特なバトルスタイルを持つゼタなど、「自分の好みに合うキャラ」が必ず見つかる設計になっている。
「22人いる中で好きなキャラを見つけてひたすら育てる楽しさ。キャラ愛だけで30時間以上遊んでる」
(Steamレビューより)
プレイを通じてキャラクター解放チケットを入手し、新キャラを使えるようにしていく流れも、ゲームの進行にうまく絡められていた。「次に解放したいキャラ」があることで、ゲームのモチベーションが自然に持続する。
各キャラクターには固有の「キャラクターストーリー」もあり、メインストーリー以外でもキャラクターの背景・人物像を掘り下げて楽しめる。グラブル原作ファンにとっては「このキャラのこういう一面は初めて見た」という発見があり、原作未経験者にとっても「このキャラのことをもっと知りたい」と思わせる入口になっていた。
日本語フルボイスの完成度
リリンクはメインキャラクターから脇役まで、日本語フルボイスで動く。グラブル原作から引き継いだキャストがそのまま演じているので、原作ファンには「あの声でこのセリフを聞ける」という体験がある。
グラン役の下野紘、ルリア役の久野美咲、カタリナ役の田村ゆかり、ランスロット役の小野大輔……原作スマホゲームで何年も声を聞いてきたキャスト陣が、こうしてコンシューマーゲームのフルボイスで動く場面を見ると、グラブルというIPの歴史の重みを感じた。
グラフィックと世界観:「空の世界」がここまで美しくなるとは
スマホゲームのグラブルは、2Dイラストをベースにした世界観だった。リリンクでは、その世界が完全な3Dとして立ち上がっている。
雲が流れる空の上に島が浮かぶ景観、各地の町や遺跡のデザイン、そしてキャラクターのモデリング。PS5のハードウェア性能をフルに使ったビジュアルは、「グラブルの世界ってこうだったんだ」という驚きを与えてくれた。
特に印象的だったのは光の表現だった。夕方の島の光景、魔法スキルのエフェクト、ボス戦の演出など、視覚的な気持ちよさが随所にある。アクションゲームとしてのプレイフィールとグラフィックの両立が、高い水準でできていた。
「グラブルがこんな3Dになるとは。原作勢として夢だったものが形になった感じ」
(Steamレビューより)
ただし、グラフィック面で気になった点もある。エフェクトが派手すぎて、高難度クエストではエフェクトが画面を埋め尽くして何が起きているかわからなくなる場面があった。特にオンライン4人プレイ時は顕著で、「演出をもう少し抑える設定が欲しかった」という声はプレイヤーコミュニティでもよく見かけた。
オンライン協力プレイ:クエスト制のゆるい繋がり
リリンクのオンライン要素は、MMORPGのような常時接続ではなく、クエスト単位での協力プレイ形式だ。ロビーに集まった最大4人でクエストを受注し、クリアしたら解散する。この「ゆるい繋がり」が、社会人プレイヤーにはちょうどよかった。
メインストーリーはオフライン専用だが、サイドクエスト・高難度クエストはオンラインで遊べる。特にクリア後の高難度「プラウドモード」のクエストは、4人協力が前提に設計されており、見知らぬプレイヤーとマッチングして挑む達成感がある。
「フレンドがいなくても野良マッチで普通に楽しめた。マナーのいいプレイヤーが多くて快適だった」
(価格.comレビューより)
発売直後のオンライン人口が多かった時期は、マッチングがスムーズで待ち時間もほぼなかった。時間が経つにつれてオンライン人口が自然に減少するのはどのゲームも同じだが、リリンクはオフラインでもAI協力でほとんどのコンテンツを楽しめるので、「オンラインが過疎ったら詰む」という心配は少ない。
育成とやり込み要素:クリア後が本番
リリンクはメインストーリークリアがゲームの終わりではなく、そこからが本番と言える構成になっている。
武器強化・アビリティカスタマイズ・キャラクターの上限解放など、育成要素が深く用意されている。クリア後に開放される高難度クエストをクリアするために装備を整える、という「装備ガチャ」型のやり込みが中心になる。
特に「シージグランデ」「プロトバハムート」など、高難度ボス戦は装備と立ち回りをきっちり詰めないとクリアできない設計になっていて、アクション上級者のやりがいになっていた。
「100時間以上やってまだ飽きてない。育成の目標がずっとあるので続けられる」
(アルテマレビューより)
一方で、武器強化の仕組みが複雑すぎて最初は何をすればいいかわかりにくいという声も多かった。「強化素材の種類が多すぎる」「どの武器を優先すればいいのかわからない」という疑問は、プレイヤーコミュニティのwikiや攻略サイトに頼る場面が多かった。
アップデートとDLC
発売後もCygamesはアップデートで新キャラクターや新クエストを追加し続けた。追加キャラクターはソーン、イド、ロビンフッドなど、グラブル原作で人気の高いキャラクターが順次実装された。
こうした継続的なアップデートはプレイヤーコミュニティから好評で、「買い切りなのに運営型ゲームのように更新してくれる」という声も多かった。グラブルIPへの愛情が、ゲーム発売後のサポートにも表れていた。
ここが気になった:率直な不満点
全体的に高い完成度のリリンクだが、プレイして気になった点も正直に書いておく。
マップがない
リリンクにはミニマップが存在しない。フィールドの構造自体はそこまで複雑ではないが、「今どこにいて、どこに向かえばいいのか」がわかりにくい場面があった。特に遺跡や洞窟内のエリアでは迷子になりやすく、「マップくらい欲しい」という感想を持ったプレイヤーは多い。
「マップが全くないのが地味に不便。どっちに行けばいいかわからなくなる」
(Steamレビューより)
エフェクトの過多と視認性の問題
前述したように、4人プレイ時のエフェクトが激しすぎて戦況の把握が困難になることがある。これは特にオンライン協力プレイの高難度クエストで顕著で、「自分のキャラがどこにいるかわからない」という状況が起きる。エフェクトの透明度調整機能がほしかった。
カメラワークのクセ
大型ボスと戦うときのカメラが、ボスの動きに合わせて急に回転することがある。アクションの操作感を損なうほどではないが、慣れるまでの数時間は気になった。特にPS5でプレイしているときに感じやすかった。
メインストーリーのボリューム感
メインストーリーは15〜20時間ほどで終わる。「思ったより短い」という声は多く、ゲームの入口としてはよくできているが、純粋なストーリーゲームとして見ると物足りないと感じるプレイヤーもいる。クリア後のやり込みを楽しめるかどうかで、満足度が大きく変わるタイトルだ。
グラブル原作を知っている人・知らない人、どちらが楽しめるか
この問いには「両方楽しめるが、楽しみ方が違う」と答えるのが正直なところだ。
グラブル原作を知っているプレイヤーにとっては、「あのキャラがリリンクで動く」こと自体が大きな価値になる。10年以上スマホで見てきた2Dイラストのキャラクターが、PS5の高精細グラフィックでフルボイスで動く体験は、原作ファンにとって感慨深いものがある。ストーリーの細かい設定や世界観の補足的な描写も、原作を知っていればよりわかる部分が多い。
一方、原作を知らないプレイヤーでも、リリンクはスタンドアロンの作品として十分楽しめる。キャラクターの魅力が丁寧に描かれているので、「誰がどういうキャラなのか」をプレイしながら自然に把握できる。むしろ、プレイ後にグラブル原作を始めた人も多い。
「グラブル未経験から入ったけど、ヴァンを気に入ってスマホ版まで始めてしまった。リリンクが入口になった」
(Steamレビューより)
IPものの宿命として、「知っている人の方がより深く楽しめる」という側面はある。ただし「知らないと楽しめない」作品ではない。これはリリンクが意識的に設計した部分で、「グラブルというIPを広げる入口」としての役割も果たしていた。
PS5版とPC(Steam)版の違い
リリンクはPS4/PS5とPC(Steam)でクロスプレイが可能だ。オンラインでPS5プレイヤーとPCプレイヤーが同じロビーに入れる。
PS5版の強みは、DualSenseコントローラーのハプティックフィードバックとアダプティブトリガーへの対応だ。ボスの攻撃を受けたときの振動、スキル発動時のトリガーの重みなど、コントローラーを通じた没入感がある。PS5でプレイしたときの感触は、PCコントローラーとは明確に違う体験だった。
PC版はグラフィック設定の自由度が高く、高スペックPCなら4K・高フレームレートでのプレイが可能だ。modコミュニティも活発で、キャラクターのスキンmodなどが多数公開されている。
どちらで遊ぶかは持っているハードと好みで選べばいいが、「初めてのプレイ」ならPS5版のDualSenseで体験してほしいと思う。コントローラーの振動ひとつで没入感がかなり変わる。
他のアクションRPGと比べたときのリリンクの位置づけ
アクションRPGは競合タイトルが多いジャンルだ。モンスターハンター、ドラゴンズドグマ、テイルズシリーズなど、様々な作品がある中でリリンクはどんな位置づけになるか。
最も近い体験を持つのはモンスターハンターシリーズだと感じた。クエスト制の構造、装備強化によるやり込み、マルチプレイの快適さという設計思想が似ている。ただし、モンハンが「狩りそのもの」を楽しむゲームとするなら、リリンクはキャラクターへの愛着と操作感の違いを楽しむゲームという違いがある。
テイルズシリーズのようなJRPGアクションと比べると、アクションの爽快感と操作の気持ちよさはリリンクの方が上だと感じた。ストーリーの深みや世界観の作り込みという点では、一長一短がある。
「キャラゲー×アクションRPG×やり込み」という組み合わせで言えば、この水準のタイトルはそれほど多くない。同じCygamesが運営するグラブルというIPの強みと、コンシューマーゲームとして磨き上げたアクションの完成度が、リリンクの独自性になっている。
発売から1年:プレイヤーコミュニティの現状
2024年2月の発売から1年が経過したリリンクのコミュニティは、落ち着いた活動を続けている。Steamの同時接続者数は発売直後の最高2万人超から時間をかけて減少したが、コア層のプレイヤーが高難度コンテンツを継続して楽しんでいる。
Cygamesからのアップデートは続いており、発売後に追加されたキャラクターや新クエストは既存プレイヤーの維持に貢献した。「買い切りゲームとして考えれば運営は十分すぎる」という評価はプレイヤーコミュニティで共通している。
「発売から1年経ってもたまに起動する。高難度クエストの新記録を出したくて」
(Steamレビューより)
Wikiや攻略情報も充実しており、今から始める新規プレイヤーでも情報収集に困ることはない。マルチプレイの人口は発売直後より減っているが、オフラインでも十分楽しめる設計なので、今から始めても遊び尽くせる。
こんな人にはおすすめしにくい
リリンクを積極的に勧めにくい人のパターンも正直に書いておく。
- ストーリーの深さを最優先に求める人:メインストーリーは15〜20時間で終わり、キャラクターの掘り下げや世界観の広がりはスマホ版グラブルの方が圧倒的に深い。純粋にJRPGのストーリーを求めるならリリンクは物足りない可能性がある。
- オープンワールドを期待している人:リリンクのフィールドは比較的コンパクトで、広大な世界を自由に冒険するタイプではない。クエストを受注して出かけて戻る、という構造に近い。
- 長期的なオンラインコミュニティに依存したい人:発売から1年以上経過し、オンライン人口は発売当初より減っている。オフライン単体でも十分楽しめる設計だが、「常に賑やかなオンライン」を求めるなら期待値の調整が必要だ。
グランブルーファンタジー リリンク 総評
グランブルーファンタジー リリンクは、「グラブルというIPをコンシューマーゲームとして最高の形で届ける」という目標に、かなりの水準で応えた作品だと感じた。
アクションの気持ちよさ、22人のキャラクターそれぞれの個性、フルボイスのキャラクターストーリー、高難度クエストのやり込み。どの要素も「これ一本で満足できる」と思える水準に仕上がっている。
リリンクが刺さる人のまとめ
- グラブル原作ファンで「あのキャラクターが動くところを見たい」人
- 4人パーティのアクションRPGが好きな人
- キャラゲーとしての深みを求めている人
- メインストーリー後のやり込みをじっくり楽しみたい人
一方、マップの欠如、エフェクトの過多、ストーリーの短さといった不満点も実在する。完璧ではないが、それらを踏まえても「遊んでよかった」と思えるタイトルだった。
アクションRPGとキャラゲーの両方を求めているなら、リリンクはその条件をかなりの精度で満たしている。長い開発期間をかけてCygamesが作り上げた空の世界への旅は、プレイする価値がある。
評価まとめ
| 項目 | 評価 | コメント |
|---|---|---|
| アクションの爽快感 | ★★★★★ | リンクアタック・スキルコンボが気持ちいい |
| キャラクターの多様性 | ★★★★★ | 22人全員操作感が違う |
| グラフィック | ★★★★★ | PS5の性能を活かした高品質ビジュアル |
| やり込み要素 | ★★★★☆ | クリア後の高難度コンテンツが本番 |
| ストーリーの深さ | ★★★☆☆ | 15〜20時間で終わる。深みは原作スマホ版の方が上 |
| オンラインの快適さ | ★★★★☆ | クエスト制でゆるく協力プレイできる |
| 初心者への入りやすさ | ★★★★☆ | 難易度設定が細かく、初心者でも安心 |
| コストパフォーマンス | ★★★★☆ | やり込む人ほど元が取れる |
よくある質問
グラブル原作を知らなくても楽しめる?
楽しめる。リリンクのストーリーはスマホ版グラブルとは独立していて、ゼロから世界観を理解できる設計になっている。原作を知っていればより深く楽しめるが、知らなくても十分面白い。
アクションが苦手でも遊べる?
遊べる。ストーリー難易度はアクション初心者向けに設定されており、AIパーティのサポートもある。アクションが得意な人は難易度を上げて楽しむ設計になっている。
ソロで楽しめる?オンラインが必須?
ソロで十分楽しめる。メインストーリーはオフライン専用で、サイドクエスト・高難度クエストもAI協力で攻略できる。オンラインは「やりたければできる」オプション的な位置づけだ。
PS5版とPC版どちらがおすすめ?
DualSenseコントローラーのハプティックフィードバックを体験したいならPS5版。グラフィック設定の自由度とmodを楽しみたいならPC版。クロスプレイ対応なのでどちらも同じオンライン環境で遊べる。
発売から時間が経っているが今から始めても遅くない?
遅くない。攻略情報が充実しており、Wiki・攻略サイトで情報収集しやすい環境が整っている。オフラインでも十分楽しめる設計なので、今から始めても一切問題ない。
