2025年9月16日にアーリーアクセス開始。2026年Q2の正式リリースに向けてアップデートが続いています。無料デモ版もSteamで配信中です。
「シティビルダーって、なんか疲れるんだよな」——そう思ったことはないでしょうか。
道路を効率的に引いて、渋滞を解消して、税率を調整して……気づいたら「街を楽しむ」はずなのに、いつの間にか「街を管理する作業」になっていた。そんな経験、シティビルダー好きならきっとあるはず。
Town to Cityは、そのモヤモヤに真っ向から応えてくれるゲームです。オランダのインディースタジオ・Galaxy Groveが作ったこの一作は、「グリッドなし」「ゲームオーバーなし」「デッドラインなし」という、とことんリラックスした都市建設体験を提供してくれます。
2025年9月のSteamアーリーアクセス開始から、5,000件を超えるレビューの97〜98%が好評という驚異的な評価を叩き出しています。「2025年最高のシティビルダーかもしれない」という声まで飛び出す、いま最も注目のコージー都市建設ゲームです。
公式トレーラー
2025年9月16日公開のEarly Access Launch Trailerです。この映像の一枚一枚が「全部自分で作れる」んですよ
こんな人に刺さります
- 「シティビルダーは好きだけど、複雑すぎて疲れる」と感じたことがある人
- 道路をグリッドに縛られず、有機的な街並みを作りたい人
- Stardew ValleyやAnimal Crossingのような、のんびりした建設ゲームが好きな人
- Steam Deckでゴロゴロしながらまったり遊べるゲームを探している人
- 19世紀地中海風のレトロでかわいいビジュアルが刺さる人
- 「街作りを楽しみたいけど、失敗したくない」という完璧主義な人
逆に、「がっつり経済シミュレーションがしたい」「リアルな都市計画がしたい」という人にはやや物足りないかもしれません。Town to Cityはあくまで「コージー(居心地よく)楽しむ」ことに特化したゲームです。
Town to Cityってどんなゲーム?
一言で言うと「ストレスフリーな19世紀地中海風都市建設ゲーム」です。
小さな村から始まり、住民を迎え入れ、彼らのニーズを満たしながら街をどんどん成長させていく——というのが基本の流れ。でもここで大事なのは、Town to Cityには「ゲームオーバー」がないということ。住民のリクエストには時間制限もないし、破産して終わり、みたいな展開もない。
プレイヤーは本当に「街を作ること」だけに集中できます。
特に際立っているのが「グリッドレス建設システム」。多くのシティビルダーでは、建物や道路をマス目(グリッド)に沿って配置するしかありませんが、Town to Cityではそのルールが存在しません。道を曲げたければ曲げていい。建物を斜めに置きたければ置いていい。花壇を1ピクセル単位で微調整することだって可能です。
「醜いものを作るのは不可能なくらい、何を置いても絵になる」——あるSteamレビュアーはそう書いています。これは誇張ではなく、実際にグリッドなしで街を作ると、自然と有機的で美しい景観が生まれてくるんです。
舞台は19世紀の地中海世界をモチーフにしたスタイライズドなワールド。白壁とオレンジ色の屋根、石畳の路地、小さなカフェや広場。まるでイタリアかスペインの田舎町を再現するような、温かみのあるビジュアルが特徴です。
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイトル | Town to City |
| ジャンル | コージー都市建設シミュレーション |
| 開発 | Galaxy Grove(オランダ) |
| パブリッシャー | Kwalee(イギリス) |
| プラットフォーム | PC(Windows)/ Steam |
| アーリーアクセス開始 | 2025年9月16日 |
| 正式リリース予定 | 2026年Q2(予定) |
| 価格 | $24.99(アーリーアクセス中は割引あり) |
| 無料デモ | あり(Steamで配信中) |
| 対応言語 | 英語ほか多言語(日本語対応状況はSteamページ参照) |
| Steamレビュー | 圧倒的に好評(97〜98% / 5,000件超) |
Town to Cityの独自システム
グリッドレス建設——「整然」も「有機的」も自由に
Town to Cityを語るうえで避けて通れないのが、このグリッドレス建設システムです。
一般的なシティビルダーはマス目(グリッド)に縛られているため、どうしても碁盤の目のような均一な街になりがち。でも現実の美しい街って、そうじゃないですよね。ヨーロッパの古い都市のように、路地が曲がり、広場が不規則に広がり、建物が隣り合う……そういう「生きた街」の空気感が、グリッドゲームでは出しにくかった。
Town to Cityのグリッドレスシステムは、そこに真正面から挑んでいます。道は自由に曲げられ、建物は好きな角度に置けて、花壇は1ピクセル単位で微調整できる。「計画都市を作りたい人」にも「自然発生的に広がる田舎町を作りたい人」にも、どちらの夢も叶えられる設計です。
「このジャンルでは贅沢とも言えるグリッドなし自由配置が本当に気持ちいい。何時間もデコレーションだけで遊べるし、ゲームがそれを全力で応援してくれている」
— Steamユーザーレビューより
住民管理——ニーズを満たして街を育てる
単なる「置くだけゲーム」ではなく、ちゃんとゲームとしての骨格もあります。住民を呼び込むには、幸福度を60%以上に保つことが必要。
序盤はシンプルです。食料と住む場所さえ用意すれば、新しい住民が移り住んできます。でも街が大きくなってくると、住民の要求はだんだん複雑になっていきます。
- 序盤:食料・住居
- 中盤:衣服・娯楽施設・公共サービス
- 後半:農業・深い経済システムなど
この「街が育つにつれて要求が増える」設計が、Town to Cityのゲームとしての深みを生んでいます。リラックスしつつも「次は何が必要かな?」と考えながら街を育てる楽しさがある。コージーでありながら、ちゃんと戦略性もある——その絶妙なバランスが、あの高評価につながっているんだと思います。
ゲームモード——キャンペーンとサンドボックス
キャンペーンモードでは、Belvueという穏やかな初心者向けのマップからスタート。ゲームの基本を学びながら街を育て、その後Fontebracというマップへ進みます。Fontebracでは農業や深い経済システムが登場し、難易度が上がります。キャンペーン全体のプレイ時間は8〜10時間程度(Destructoid調べ)。
サンドボックスモードは制約なしの自由建設モード。「このゲームに失敗はない、あるのは思い通りの街を作る喜びだけ」という哲学を体現しています。デコレーションに何時間費やしても誰にも怒られない。そういうモードです。
地域開発——複数の街をつなぐ
人口が増えると、新たな街を開拓できるようになります。複数の街を単独で成長させるか、互いに連携させて地域全体を発展させるか——という、より大きな視点での計画も楽しめます。「私の小さな村が、やがて地域全体を牽引する中核都市になる」という壮大なスケールを、のんびりしたペースで体験できるんです。
近いうちに解放される都市建設のもう一つの楽しみとして、2026年Q2に追加予定の第3マップも控えています。それぞれのマップが独自のメカニクスを持つ設計なので、「同じゲームなのに毎回違う遊び方ができる」という構造になっています。
開発チームGalaxy Groveのこと
Town to Cityを作ったGalaxy Groveというスタジオ、実は相当おもしろいバックグラウンドを持っています。
スタジオは2022年、Joost van Dongenという人物が設立しました。このJoostさん、元々はRonimo Gamesという名門インディースタジオの共同設立者で、Awesomenauts(横スクロール対戦アクション)やSwords & Soldiers(戦略ゲーム)など、批評家に高く評価された作品を複数世に出した人物です。
「13年間Ronimoにいたけど、もっと自分が本当にやりたいことをやるために出た」——そう語って設立したのがGalaxy Groveです。目標は「管理ゲームの専門スタジオとして、毎年新しくて革新的なゲームを出し続けること」。
2023年にリリースしたデビュー作「Station to Station」は、鉄道路線を構築するミニマルなパズルゲームで批評家から高評価を獲得。その勢いでTown to Cityに取り組み、2025年のアーリーアクセス開始直後から97〜98%という驚異的な好評率を記録しました。
この評判を受けて、2025年には外部から100万ドル(約1億5000万円)の投資を獲得。チームは17名から21名へと拡大し、Town to City以外の新作開発も並行して進んでいます。
「Town to Cityは、都市建設ジャンルの従来の概念を再発明しようとする試みです」
— Joost van Dongen(Galaxy Grove創設者)/ Kwalee・Galaxy Grove公式アナウンスより
前作Station to Stationで「鉄道をつなぐ喜び」を作り、今作Town to Cityで「街を育てる喜び」を作る——この流れを見ると、Galaxy Groveが目指している「管理ゲームの新しい形」が少しずつ見えてきます。次回作も管理ゲームが予定されているとのことで、このスタジオの動向はこれからも注目です。
アップデートロードマップ
現在アーリーアクセス中のTown to Cityは、2026年Q2の正式リリースに向けて着実にアップデートが続いています。
テラフォーミングアップデート(2026年3月リリース済み)
2026年3月にリリースされたこのアップデートは、ゲームの深さを大幅に変えた大型アップデートでした。IGN Fan Fest 2026でもトレーラーが公開されるなど、注目度の高さがうかがえます。
- テラフォーミング機能:地形ペイントブラシで丘を作る・谷を掘る・野原をならすなどが可能に
- 新しい水ツール:川や池を自在に配置・整形できる
- ブリッジ(橋):河川や水路をまたいで市民をつなぐ橋が追加
- 遊び場アイテム:プレイパーク系の新デコレーション
- 元に戻す機能:パスとブラシにUndoボタンが追加され、地形ミスを取り消せるように
初期アーリーアクセス版の「コンテンツが少なめ」という批判は、このアップデート以降かなり解消されています。「テラフォーミングが入ったTown to Cityは別ゲーみたい」という声も多く、ゲームの奥行きが一段上がりました。
今後の予定
- 春のマイクロアップデート:季節のデコレーションアイテム追加
- ビッグキャンペーン拡張(2026年Q2予定):新しいユニークメカニクスを持つ第3の都市が追加。1.0正式リリースと同時期の見込み
- 2026年後半の大型アップデート:詳細は未発表のミステリーアップデート
開発チームはコミュニティのフィードバックを積極的に取り込む姿勢で知られています。テラフォーミング機能自体も「コミュニティからのトップリクエスト」だったそうで、この開発スタイルが長期的なファンの信頼を生んでいます。
評価・レビュー——メディアはどう見た?
2025年9月のアーリーアクセス開始後、主要ゲームメディアが一斉にレビューを公開しました。総じて高評価ですが、いくつかの課題も率直に指摘されています。
好評点——どこが刺さったか
Destructoidは「シティビルダーというジャンルへの魅力的なエントリー」「ジャンルのファンには必携作品」と評し、特にグリッドレス建設の自由度と美しいビジュアルを絶賛しました。キャンペーンは8〜10時間とコンパクトながら「密度が高い」という印象です。
RosenberryRoomsは「2025年で最も完成度の高いアーリーアクセスローンチの一つ」と断言。アーリーアクセスにありがちな「未完成感」がなく、最初から遊べる状態でリリースされた点を高く評価しています。
LadiesGamersのレビュアーは「シティビルダーがあまり得意じゃない自分でも夢中になれた」という個人的な体験を紹介。これは重要な評価で、「シティビルダー入門として最適」という側面を証明しています。
NeonLightsMediaは「洗練されていて中毒性が高い」と表現。「コージーな雰囲気を保ちながら、ゲームとしても成立している」バランス感覚を評価しました。
批判点——正直に言うと
もちろん、課題の指摘もあります。特に多かったのは次の3点です。
まず、コンテンツ量の問題。アーリーアクセス初期の段階では、アンロックできる建物や住居の種類が少なく、カスタマイズの幅が狭いと感じるプレイヤーが多くいました。Bonus Actionは「くつろぎすぎ」という表現でこれを指摘しています。ただし、テラフォーミングアップデート以降はこの点が大きく改善されています。
次に、リプレイアビリティ。マップが固定デザインで手続き生成(プロシージャル)ではないため、同じマップを2周目にプレイすると既視感が出やすいという指摘があります。これはキャンペーンの構造上の制約です。
3点目は技術的バグ。一部プレイヤーから「20時間プレイ後にゲームが起動しなくなった」というロード問題の報告もありました。現在は修正パッチが出ていますが、長時間プレイ時のセーブデータ管理に注意が必要です。
Steam: 圧倒的に好評(97〜98% / 5,000件超)
Metacritic: 批評家レビュー掲載中
アーリーアクセスとしての完成度は高く、正式リリースへの期待感も大きい
プレイヤーたちの声
数字だけでは伝わらない「実際に遊んでいる人たちの言葉」も見てみましょう。
「Town to Cityは私のために作られたシティビルダーみたい。栄える経済を維持しながら、好きなだけデコレーションに没頭できる。シティビルダーが得意じゃない私でも夢中になった」
— LadiesGamersレビューより(出典)
「シティビルダーが苦手な人でも楽しめる」という声は各所で見られます。それだけ間口が広い設計になっているということでしょう。
「Cities: Skylinesみたいな感じなんだけど、もっと静かで、もっとかわいい。本当にほっこりする」
— Steamコミュニティレビューより(出典)
シリーズファンからの「Cities: Skylines比較」コメントは特に多く、「あの複雑さがちょうどよく抜けた感じ」という表現が繰り返し登場します。
「夜明けから黄昏まで Town to City をやり続けた。この世界の人々が疲れた現代の工業的な生活から、もっと緑の豊かな場所へと憧れているように感じられる。自分もその世界に引き込まれた」
— Aftermath より(出典)
「夜明けから黄昏まで」——これはAftermath誌の記事タイトルそのものです。つまり記者が文字通り一日中プレイし続けたということ。それほど引き込まれるゲームだと証明しています。
「ゲームオーバーがない、デッドラインがない、失敗がない。住民のリクエストに時間制限すらない。これが求めていたシティビルダーだった」
— Steamコミュニティレビューより(出典)
一方で、正直な指摘もあります。
「雰囲気はリラックスでストレスフリー。でも『くつろぎすぎ』かな。序盤からコンテンツの少なさが気になる。アンロックできる建物の種類がもっと欲しい」
— Bonus Action レビューより(出典)
この指摘は2025年9月のアーリーアクセス初期段階のもの。2026年3月のテラフォーミングアップデート以降、地形変更・橋・新デコレーション類が大量追加されており、現在はかなり状況が変わっています。「最初の版より明らかに深くなった」という再評価の声も増えています。
似たゲームが気になる方へ
Town to Cityが気に入ったら、同じ「のんびり建設」「都市開発」系の作品もチェックしてみてください。
同じく「統治者として理想の都市を作る」体験が楽しめるのがTropico 7。カリブ海の島国を舞台に、住民の要求と派閥の利害をやりくりしながら独自の都市を育てるゲームです。Town to Cityよりやや複雑ですが、政治的ユーモアと建設の自由度が楽しい一作です。

「まだ完成していない街の可能性」を楽しみたい人には、Outboundもおすすめです。キャラバンを引き連れて荒野に新天地を切り開くサバイバル建設ゲームで、Town to Cityとは毛色が違いますが、「ゼロから街を作る喜び」という核心は共通しています。
投稿が見つかりません。より本格的な都市建設に挑戦してみたい方には、Cinder Cityも要チェック。SF的な世界観で大規模都市を作り上げる、Town to Cityよりスケールの大きな作品です。「コージーに遊んでいるうちに、もっと複雑なシティビルダーもやってみたくなった」という方への自然な次のステップになるかもしれません。

まとめ
Town to Cityは、「シティビルダーを遊びたいけど、疲れたくない」という長年の需要に、ちゃんとした答えを出したゲームだと思います。
グリッドなし、ゲームオーバーなし、デッドラインなし。それでいてちゃんとした住民管理システムと、街が成長していく達成感がある。コージーゲームとしての心地よさと、シティビルダーとしての骨格を、絶妙なバランスで両立させています。
アーリーアクセス初期には「コンテンツが少ない」という指摘もありましたが、2026年3月のテラフォーミングアップデートで地形変更・橋・新デコレーションが大量追加され、ゲームとしての深みが一段増しました。2026年Q2の正式リリースに向けて、さらにキャンペーンマップも追加予定です。
5,000件超のSteamレビューで97〜98%の高評価という数字は、伊達ではありません。「気づいたら夜が明けていた」「夜明けから黄昏まで遊び続けた」——そういう声が続出するのも納得の、のめり込み系コージーゲームです。
無料デモもSteamで配信中なので、少しでも気になった方はまず試してみるのが一番。あの「グリッドなしで街を作る気持ちよさ」は、実際に動かしてみないと伝わりにくい感覚です。ぜひ体験してみてください。
https://store.steampowered.com/app/3115220/Town_to_City/
無料デモ版あり。アーリーアクセス中(2026年Q2正式リリース予定)
Town to City
| 価格 | ¥3,250 |
|---|---|
| 開発 | Galaxy Grove |
| 販売 | Kwalee |
| 日本語 | 非対応 |
| 対応OS | Windows |
| プレイ形式 | シングル |