2026年4月時点では発売日・プラットフォームともに未発表。判明次第随時更新します。
サム・フィッシャーが帰ってくる ― 2002年の伝説がSnowdropで生まれ変わる
暗闇の中で息を潜め、敵の足音に耳を澄ませながら、次の一手を計算する。
2002年、Xbox専用タイトルとして登場した初代『Tom Clancy’s Splinter Cell』は、当時のゲームシーンに静かな衝撃を与えた。スーパーヒーローでも無双アクションでもない。ただの(でも極めて優秀な)スパイが、光と影を武器に任務を遂行していく。その緊張感は、他のどのゲームにもなかった。
あれから20年以上が経った。
Ubisoft Torontoが、その初代作品をフルリメイクすることを正式発表した。使うのはSnowdropエンジン。「新世代のビジュアル」と「ステルスゲームの再定義」を掲げた、本気のリビルドだ。
2026年4月時点で発売日はまだ未発表だが、2025年5月に信頼性の高いインサイダー・Tom Hendersonが「genuinely impressive(本当に印象的)」と評したことで、コミュニティの期待は一気に高まっている。
この記事では、Splinter Cell Remakeについてわかっていること全て ― 開発状況、ゲームデザインの方向性、シリーズの歴史、そしてファンの声 ― をまとめて紹介する。
こんな人に読んでほしい
- 昔スプリンターセルを遊んでいて、リメイクが気になっている人
- ステルスゲームが好きで、次に遊ぶタイトルを探している人
- Ubisoft Torontoが何を作っているのか知りたい人
- Netflixアニメ「Deathwatch」を見てシリーズに興味を持った人
公式トレーラー(シリーズ20周年映像)
2022年のシリーズ20周年記念映像。コンセプトアートとともにリメイク開発が改めて紹介された。
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイトル | Tom Clancy’s Splinter Cell Remake(仮称) |
| 開発 | Ubisoft Toronto |
| パブリッシャー | Ubisoft |
| ジャンル | ステルスアクション |
| 使用エンジン | Snowdrop Engine |
| 対応プラットフォーム | 未発表(PC/PS5/Xbox Series X|S が有力視) |
| 発売予定日 | 未発表(噂では2027年) |
| 料金 | 未発表 |
| 原作 | Tom Clancy’s Splinter Cell(2002年) |
| 開発発表 | 2021年12月 |
※2026年4月時点の情報。発売日・プラットフォームは正式発表をお待ちください。
そもそもスプリンターセルって何? ― 2002年の衝撃を振り返る

「知らない人のために」と書こうとしたけど、正直スプリンターセルを知らないステルスゲームファンはあまりいないんじゃないかと思う。それくらい、2000年代のゲーマーに刻まれたシリーズだ。
初代『Tom Clancy’s Splinter Cell』は2002年にXbox向けに発売された。開発はUbisoft Montreal。当時の技術を最大限に活かした「光と影のステルスアクション」として、ゲーム業界に強烈なインパクトを残した。
ストーリーはシンプルながら骨太だ。NSAの極秘部門「サードエシュロン」のエージェント、サム・フィッシャーがジョージア(旧ソ連)で行方不明になった2人のCIA工作員を追う。だがその任務は、腐敗した政府と核ミサイルをめぐる巨大な陰謀へと発展していく。
トム・クランシーの名を冠しただけあって、現実世界の地政学的緊張をゲームの世界観に落とし込む手腕が見事だった。プレイしていると「これは架空の話だけど、似たようなことは本当にあるんじゃないか」という気持ちにさせられる。
光と影が「ゲームメカニクス」になった
初代スプリンターセルが革新的だったのは、光と影をただの演出ではなくゲームシステムの核心に据えたことだ。
明かりの中に入れば敵に見つかる。暗闇に溶け込めば姿を消せる。どこが明るくてどこが暗いかを常に意識しながら動く。足音もそうだ。硬い床を歩けば音が響く。カーペットの上ならほぼ無音。環境音に紛れながら移動するか、それとも別のルートを探すか。
さらにサム・フィッシャーは当時のゲームキャラとしては珍しいほど「身体能力のある人間」として描かれた。壁の狭い空間での「スプリットジャンプ」、配管パイプにぶら下がりながらの移動、縁をよじ登る動作。これらのアクロバットがすべて潜入の選択肢になっていた。
後ろから敵に近づいて拘束し、尋問するか、静かに気絶させるか、人間の盾にして脅すか。その選択もプレイヤーに委ねられていた。
「サム・フィッシャーが暗闇に溶け込み、敵の動線を読みながらじりじりと進む緊張感は他のゲームでは体験できないもの。リメイクでこの感覚が現代グラフィックでよみがえるなら、ステルスゲームファンとして見逃せない。」
— 日本語ゲームレビューサイト kakihey.com より
声優・Michael Ironsideが体現した「渋さ」
サム・フィッシャーというキャラクターを語る上で欠かせないのが、初代〜Convictionまでを担当した声優・Michael Ironsideの存在だ。
低く渋い声と、どこか疲れたような知性的なトーン。任務の冷酷さと、人間としての葛藤が滲み出る演技。フィッシャーが「スーパーヒーロー」ではなく「普通の人間がやるべきことをやっている」感じは、Ironsideの声なしには成立しなかったと思う。
Netflixアニメ「Splinter Cell: Deathwatch」(2025年10月〜)ではLiev Schreiberが後任として担当しているが、Ironside本人は「自分はキャラクターを演じるには年を取りすぎた」とコメントしている。リメイクのゲームでの声優キャストはまだ未発表だ。
シリーズ6作品の歴史 ― なぜスプリンターセルはここまで愛されたのか
2002年から2013年にかけて、スプリンターセルは6本のナンバードタイトルをリリースした。累計販売本数は2016年時点で3,200万本。かつてはAssassin’s CreedやRainbow Sixと並ぶ、Ubisoftの看板フランチャイズだった。
| タイトル | 発売年 | 主な特徴・評価 |
|---|---|---|
| Splinter Cell | 2002年 | Xbox独占→マルチ展開。光と影のステルス革命 |
| Pandora Tomorrow | 2004年 | 対人マルチプレイヤーモード「Spies vs. Mercs」追加 |
| Chaos Theory | 2005年 | Steam評価93%・シリーズ最高傑作との呼び声高い |
| Double Agent | 2006年 | 二重スパイ要素・道徳的選択肢システム |
| Conviction | 2010年 | アクション寄りに大幅シフト。賛否両論 |
| Blacklist | 2013年 | 最後のナンバードタイトル。2025年にSteam実績を追加 |
シリーズの絶頂 ― Chaos Theoryが「最高傑作」と呼ばれる理由
スプリンターセルシリーズの中で「これが一番」と言われることが多いのが、2005年発売の『Chaos Theory(カオスセオリー)』だ。
Steam評価は4,488件中93%が好評。「これまでで最も成熟したスプセル」「旧スプリンターセルの集大成」と評されている。自由度の高い潜入スタイル、理不尽な死の少ないストレスフリーな難易度設計、そして何より「ちゃんとステルスゲームとして機能している」点が支持を集めた。
足音が環境音にかき消されているかどうか、敵からどれくらい見えているか。それをメーターで確認しながら、のっそりのっそりと進む。見つかれば即死覚悟。その緊張感が他のステルスゲームと比べてもケタ違いだ、という声が今も多い。
「Spies vs. Mercenaries」という非対称オンライン対戦モードもシリーズの大きな特徴で、スパイ側とMERC(傭兵)側で全く異なる視点・操作性でプレイするという実験的な設計が熱烈なファンを生んだ。リメイクにこのモードが復活するかどうか、コミュニティの中で今も熱い議論が続いている。
そしてシリーズは止まった
2013年の『Blacklist』を最後に、スプリンターセルの新作は途絶えた。約10年間、サム・フィッシャーはRainbow Six Siegeにゲストキャラとして顔を出すくらいで、主役の座に戻ることはなかった。
その間、Ubisoftは『Assassin’s Creed』シリーズを量産し続けた。ファンの多くは「スプリンターセルは終わった」と半ば諦めていた。
だから2021年12月のリメイク発表は、コミュニティにとって本当に「信じられないニュース」だったのだ。
「リメイクが最初に明らかになったとき、ファンは信じられなかった。長い間サム・フィッシャーはUbisoftが他のタイトルを盛り上げるために呼び戻すキャラクターにすぎないように見えていたから。」
— gamecolumn.jp より
リメイク開発のすべて ― Ubisoft Torontoが目指すもの

2021年12月、Ubisoft Torontoは「初代Splinter Cellのフルリメイクを開始した」と正式に発表した。「フルリメイク」という言葉が重要で、これはリマスター(既存アセットの高解像度化)ではなく、ゼロからの作り直しを意味する。
なぜUbisoft Torontoなのか
Ubisoft Torontoは2009年に設立された比較的新しいスタジオで、『Splinter Cell: Blacklist』(2013年)の開発を主導した実績を持つ。つまりシリーズ最後の作品を作ったチームが、今度は最初の作品をリメイクするという構図だ。
「Splinter Cellを知っているスタジオ」が担当することへの安心感は、ファンの間でも比較的好意的に受け取られている。
Snowdropエンジン ― 光と影の表現に最適な選択
リメイクに使われるSnowdropエンジンは、Ubisoftが独自開発したAAA対応の最新エンジンだ。『The Division』シリーズ、『Mario + Rabbids』、そして2024年の『Star Wars Outlaws』でも使用されている。
スプリンターセルというゲームの根幹は「光と影の演出」にある。その点でSnowdropは非常に理に適った選択だ。開発チームはSnowdropについて「コンテンツクリエイターとプログラマーが素早く試せるエンジン。Splinter Cellの現代版コアゲームプレイを見つけるうえでSnowdropは有利」とコメントしている。
さらに注目なのがレイトレーシング音響の採用だ。床の素材によってリアルタイムで音の反響・エコーが変わるシステムで、「どんな床を歩いているか」が実際のステルス判定に影響する。硬い大理石の廊下と、カーペット敷きの部屋では足音が全く異なる。これは2002年の原作が目指していた「音を武器にする・音に気をつける」というコンセプトを、現代技術で徹底的に突き詰めた設計といえる。
「オープンワールドにはしない」 ― 開発チームの明確な意思
昨今のAAAゲームはとにかくオープンワールド化しがちだ。でもUbisoft Torontoは「リメイクは原作と同様のリニア構成を維持する」と明言している。
これがファンに刺さった。Blacklistがアクション寄りにシフトしたことへの失望感が根強いコミュニティにとって、「ステルスを中心に、リニアにミッションをこなす」というシンプルな約束は、何よりの安心材料だった。
「リニア構成を維持するという発表が一番嬉しい。Blacklistはアクション寄りになりすぎた。今回は本当の意味でステルスゲームとして作ってくれることを期待している。」
— ResetEra コミュニティより
ストーリーの「現代化」
Ubisoftは「ストーリーを現代の観客向けに書き直す」と公式に確認している。2002年の原作は冷戦後の旧ソ連地域を舞台にした地政学スリラーだったが、それを2020年代の現実に照らし合わせたどんな設定に落とし込むかは、まだ詳細が明かされていない。
ただし骨格となるストーリー ― サム・フィッシャーがジョージアで行方不明になった工作員を追い、腐敗した政府と核ミサイルをめぐる陰謀に巻き込まれる ― は踏襲されると見られている。
ノーキルプレイ(パシフィストラン)が可能
開発チームは「ステルスメカニクスはチームにとって最重要事項」と語り、プレイヤーが一人も殺さずにゲームをクリアできる「パシフィストラン」に対応することも明かしている。
これもまた原点回帰の姿勢だ。初代スプリンターセルは「殺さずに任務を完遂する」プレイスタイルを尊重した設計だった。Blacklistで強化されたアクション要素を後退させ、静かに、賢く任務をこなすスパイとしてのフィッシャーを前面に出す方針が伝わってくる。
開発タイムライン ― 何が起きて、今どこまで来ているのか
発表から4年以上が経過しているにもかかわらず、公式からのゲームプレイ映像はまだ一切出ていない。コンセプトアートのみ。それでもインサイダー情報や開発チームの動向から、プロジェクトの現在地はある程度見えてきている。
2021年12月 ― 正式発表
Ubisoft Torontoが初代スプリンターセルのフルリメイク開発開始を発表。Snowdropエンジン使用、ゲームディレクターはDavid Grivelと発表された。コミュニティは歓喜と驚きで沸いた。
2022年11月 ― シリーズ20周年・コンセプトアート初公開
シリーズ誕生20周年を記念した映像の中で、リメイクの初コンセプトアートが公開された。暗闇に潜むフィッシャー、夜の倉庫で捜索する兵士、バルコニーに潜む姿、大使館らしき建物、ナイフを構えるアップ ― 5枚のアートが示したのは、初代の雰囲気を忠実に再現しようとする姿勢だった。
2022年10月 ― ディレクター離脱という試練
11年間Ubisoftに在籍し、リメイクを率いていたDavid GrivelがUbisoftを退社。Electronic Artsへ転職した。ファンコミュニティに不安が走った瞬間だった。Andrea Schmollが後任としてプロジェクトを引き継いだ。
2025年5月 ― 「genuinely impressive」報告
信頼性の高いゲームジャーナリスト・Tom Henderson(Insider Gaming)が、リメイクについて「本当に印象的に見える(genuinely impressive)」と報告。NDAがあるため詳細は非公開としつつも、このひと言がコミュニティの期待を大きく引き上げた。
2025年12月 ― Grivel電撃復帰
離脱していたDavid Grivelが、Electronic Artsを経てUbisoftに復帰。再びSplinter Cell Remakeのゲームディレクターに就任した。同時期にAndrea Schmollはプロジェクトを離れている。ディレクターが原点に戻ったことで、コミュニティの受け止めは概ねポジティブだった。
2026年2月 ― レイオフの中でのマイナーアップデート
Ubisoftの追加レイオフニュースが重なる中、プロジェクトに関する小規模なアップデートが入った。開発は継続中だが、公式の大きな発表はまだない。
2026年4月現在 ― 発売日は未発表
Tom Hendersonの最新報告では、リリースは2027年に延期された可能性があるとされている。以前は2026年が有力視されていたが、ゲームプレイ映像すら未公開の現状では、2026年内の発売は現実的ではないとも言われている。
Ubisoftとしても、Star Wars OutlawsやXDefiantの不振など厳しい時期が続いている。だからこそスプリンターセル リメイクは「Ubisoftの復活をかけた一手」としての期待も背負っている。失敗は許されないプレッシャーの中で、チームは着実に前に進んでいるようだ。
「Splinter Cell Remakeは本当に印象的(genuinely impressive)に見える。」
— Tom Henderson(Insider Gaming)、2025年5月
Netflixアニメ「Splinter Cell: Deathwatch」 ― シリーズが再び動き出した
ゲームのリメイクと並行して、スプリンターセルはもう一つの形で復活を果たしている。2025年10月14日、Netflixでアニメシリーズ「Splinter Cell: Deathwatch」が配信開始された。
作品概要
- 配信: Netflix(2025年10月14日〜)
- 制作: Ubisoft Film & Television / FOST Studio
- 監督: Guillaume Dousse(Sun Creature Studio共同創設者)
- Sam Fisher声優: Liev Schreiber
- IMDb評価: 6.9/10
- シーズン2: 2025年10月15日に更新決定済み
ストーリー
サードエシュロン崩壊後、静かな隠居生活を送っていたサム・フィッシャーの元に、傷を負った新人エージェント・Zinnia McKennaが現れる。彼女が持ち込んだのは、民間軍事会社「Displace International」が関与する世界規模の陰謀の証拠。フィッシャーは再び戦線に戻ることを決意する ― という設定だ。
Michael Ironside不在について
長年サム・フィッシャーの声を担当してきたMichael Ironsideは、今回のアニメには参加していない。Ironside自身が「自分はキャラクターを演じるには年を取りすぎた」とコメントしており、Liev Schreiberが後任となった。
ファンの反応は複雑だ。「Schreiberも悪くない」という声もあれば、「Ironsideじゃないと違和感がある」という声もある。ゲームリメイクでの声優キャストがどうなるかは、まだ発表されていない。
アニメ自体のIMDb評価は6.9点とやや賛否が分かれているが、「シリーズへの関心を再燃させた」という点ではゲームのリメイクにとってもプラスに働いているはずだ。実際、アニメ配信後にSplinter Cellシリーズへの検索数が増加したという報告もある。
期待と不安 ― コミュニティの本音

スプリンターセル リメイクのコミュニティは、期待と不安が複雑に絡み合っている。長年待ち続けてきたファンたちの声を整理してみた。
期待の声
「Snowdropエンジンでレイトレーシングを使った光と影の演出を想像するだけでワクワクする。初代のあの廃墟の暗闇の中で必死に隠れる緊張感が現代グラフィックで蘇るなら、絶対に買う。」
— r/Splintercell コミュニティより
「スプリンターセルが好きなのは、主人公がスーパーヒーローじゃないから。サム・フィッシャーはただの優秀なスパイ。一発当たれば死ぬ。だからこそ影に隠れながら進む一歩一歩が怖くて面白い。」
— GamesRadar コメント欄より
「ついに初代へのルーツ回帰。オープンワールドにしないという決断だけで信頼できる。Ubisoftよ、これが正しい方向だ。」
— r/Splintercell コミュニティより
懸念・不安の声
「Ubisoft Forwardに出なかった時の落胆は凄まじかった。’This game is not real(このゲームは実在しない)’というツッコミがコミュニティ全体に広がった。でも、Grivelが戻ってきたことで少し希望が戻ってきた。」
— NeoGAF コミュニティより
「David Grivelが戻ってきたのはいいニュース。でも2021年の発表からゲームプレイ映像すら出ていない。Beyond Good and Evil 2の二の舞にならないことを祈るしかない。」
— r/Splintercell コミュニティより
「Beyond Good and Evil 2」はUbisoftが2007年に発表しながら15年以上リリースされていない、開発地獄の象徴的なタイトルだ。同じ轍を踏むのでは、という懸念はコミュニティの中で根強い。
要望の声
コミュニティから多く上がっているのが「Spies vs. Mercenaries」の復活要望だ。Pandora Tomorrow(2004年)で初登場し、Chaos Theoryで大きく発展したこの非対称オンライン対戦モードは、スパイ側は三人称視点で隠密行動、傭兵(Merc)側は一人称視点でエリアを守るという、当時としては実験的すぎるほど斬新な設計だった。
「あのモードが戻ってくるだけで購入確定」という声は今も絶えない。ただし開発チームからの公式言及はまだない。
こんなゲームが好きなら刺さるはず ― 似たタイトルも紹介
スプリンターセル リメイクの発売を待ちながら、同じような緊張感と戦略性を味わえるタイトルを探しているなら、以下の作品が参考になる。どれも「ステルス・暗殺・スパイ」の文脈で語られることの多い名作だ。
影に潜んで標的を観察し、完璧なタイミングを計る緊張感という点では、HITMANシリーズが特に近い感触を持っている。広大なサンドボックス環境の中でいかに「見えない存在」として動くかを追求するデザインは、スプリンターセルが好きなら必ず刺さる。

もう少しナラティブ重視のステルスゲームが好きなら、DishoneredやDeus Exシリーズも候補に入る。サイバーパンクの世界観の中で非殺傷ルートを選びながら進む体験は、スプリンターセルのパシフィストランに近い満足感を与えてくれる。
よくある質問
Splinter Cell Remakeの発売日はいつ?
2026年4月時点では未発表。インサイダー情報によると2027年が有力視されているが、公式発表はまだない。Ubisoftからの正式アナウンスを待つしかない状況だ。
どのプラットフォームで遊べる?
対応プラットフォームも未発表。PC(Steam / Ubisoft Connect)、PS5、Xbox Series X|Sへの対応が有力視されているが、確定情報ではない。
料金はいくら?
未発表。通常のAAA価格帯(8,000〜9,000円前後)になると思われるが、公式の確認待ち。
初代スプリンターセルをプレイしていなくても楽しめる?
フルリメイクなので、初代未プレイでも問題ない設計になるはず。ただしシリーズを知っていると、開発チームが随所に込めたリスペクトをより深く楽しめると思う。興味があるなら、現在Steamで初代スプリンターセルが購入できるので(過去にUbisoftが無料配布したこともある)、事前にプレイしておくのもあり。
Michael Ironsideは出演する?
未発表。Netflixアニメ「Deathwatch」ではLiev Schreiberが担当しているが、ゲームの声優は別途キャスティングされる可能性がある。Ironside本人は「年を取りすぎた」とコメントしているが、ファンの間では期待の声が根強い。
マルチプレイモード「Spies vs. Mercenaries」は復活する?
未確認。コミュニティからの要望は非常に大きいが、開発チームからの公式言及はまだない。
まとめ ― 2027年、サムは帰ってくるか
2002年、ゲーム業界に「光と影でステルスする」というコンセプトを刻みつけた初代スプリンターセル。そのフルリメイクは今、Ubisoft Torontoの手で静かに、しかし着実に動いている。
ゲームプレイ映像はまだない。発売日も未発表。でも「genuinely impressive」というインサイダーの言葉と、ディレクター復帰という出来事が、このプロジェクトの健在を証明している。
Snowdropエンジンによるリアルタイムレイトレーシングの光と影。レイトレーシング音響が生む「床の素材で足音が変わる」緊張感。リニア構成の維持。パシフィストラン対応。ストーリーの現代化。並べてみると、初代スプリンターセルのエッセンスを現代技術で再現しようという意志が、各所ににじみ出ている。
10年以上待ち続けたファンがどれほどいるか。「このゲームは実在しない」とコミュニティがミームにしてしまうくらい、その存在を信じることに疲れた人がどれだけいるか。だからこそ、このリメイクが本当に世に出た時の衝撃は相当なものになるはずだ。
サム・フィッシャーは、もうすぐ暗闇から帰ってくる。
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