Mount & Blade II: Bannerlord|中世の大陸で生きる、完全自由の成り上がりRPG
初めてプレイしたのは2022年の秋だった。「剣と弓で戦う中世のオープンワールド」くらいの認識で起動したら、気づいたら朝4時になっていた。あのときの感覚は今でも覚えている。最初は盗賊5人に何度も殺されて半泣きになり、ようやく10人の兵士を集めて小さな村を守るクエストをこなし、100人の部隊を率いて城を包囲したとき——「あ、これは沼だ」と確信した。
Mount & Blade II: Bannerlord は、トルコのゲームスタジオ TaleWorlds Entertainment が約12年の開発期間を経て2022年に正式リリースした、ストラテジー・アクションRPGだ。舞台は架空の中世大陸「カルラディア」。プレイヤーはそこに生まれた一人の人間として、商人になっても、傭兵になっても、自ら国を建てて王になっても構わない。本当に何でもできる。
Steam での総レビュー数は28万件を超え、評価は「非常に好評(88%)」を維持している。2020年の早期アクセス開始時には同時接続24万8千人を記録し、2025年現在も3〜4万人が毎日ログインしている息の長いゲームだ。2025年11月には海戦DLC「War Sails」もリリースされ、さらに大きく進化した。
このゲームは万人向けではない。チュートリアルは不親切で、序盤は「何をすればいいか」が全くわからない。でも一度コツをつかんだら最後、あなたの夜は消える。この記事では、そのコツと魅力を全部書く。
こんな人に読んでほしい

Mount & Blade II: Bannerlord に向いている人と、向いていない人は、はっきり分かれる。
こんな人に刺さる:
- 信長の野望や太閤立志伝が好きだった人
- 「自分だけの物語」を自由に作りたい人
- 大規模な戦場で指揮を取ってみたい人
- MODで無限に遊べるゲームを探している人
- プレイ時間500時間でも「まだやれる」と思えるコスパを求める人
- 中世ヨーロッパや騎馬戦闘のリアルな体験に興味がある人
向いていないかもしれない人:
- 丁寧なチュートリアルと手取り足取りのガイドを求める人
- 明確なメインストーリーを軸に遊びたい人
- アクション操作よりもコマンド選択型の戦闘が好きな人
- グラフィックの美しさを最優先する人(良いが最先端ではない)
「太閤立志伝の戦国時代版が中世ヨーロッパになって、しかも自分が戦場で戦える」——そんなゲームを想像してもらうと一番近い。それに加えて、MODによる拡張性でほぼ無限の寿命を持つ。
ゲーム概要・特徴

TaleWorlds Entertainment と Mount & Blade の歴史
TaleWorlds Entertainment はトルコのアンカラに拠点を置く独立系スタジオだ。2002年に夫婦2人で開発をはじめた「Mount & Blade」シリーズは、口コミで広がり、2010年にリリースした前作「Warband」は10年以上経った今でも熱狂的なファンが遊び続けている。
創業者のArmağan Yavuz と Ipek Yavuz(夫婦)が、自分たちが遊びたいゲームを作るために始めたというのが原点だ。インディーゲームの走りとも言えるこのスタジオは、大手パブリッシャーに頼らず、プレイヤーからの直接のフィードバックを受けながらゲームを育てた。「商業的な正解」よりも「自分たちの信じるゲームデザイン」を優先した姿勢は、ファンに深く愛されている。
Bannerlord の開発発表は2012年。そこから正式リリースまで10年かかった。2020年に早期アクセス版が公開されたとき、同時接続24万8千人という記録を出したのは、シリーズファンがいかに待ち望んでいたかの証拠だ。その後2022年10月に正式リリース、そして2025年11月に「War Sails」DLCを追加するなど、現在も開発が続いている。
前作 Warband は今でも Steam で「非常に好評」を維持しており、Bannerlord より Warband の方が好きという古参ファンも少なくない。それだけ前作が完成されていた。Bannerlord はそのグラフィックと規模感を大幅に更新した後継作として、着実にシリーズを継承している。
ちなみに Bannerlord の舞台となる時代は、前作 Warband より200年以上前の設定になっている。Warband でプレイヤーが知っている一族や国の「起源」を描いている構造になっており、シリーズをどちらもプレイしていると「あ、この出来事がWarbandに繋がるのか」と気づく場面がある。前作をプレイしたことがある人なら、その点も楽しみの一つになる。
舞台:架空の中世大陸「カルラディア」
カルラディアは中世ヨーロッパ、中央アジア、北欧、アラブ世界など、歴史上のさまざまな文化をミックスした架空大陸だ。魔法は存在しない。ファンタジーの要素はなく、剣・槍・弓・騎馬という史実に沿った兵器と戦術が使われる。
マップ上には6つの主要勢力が存在する(DLC追加後は7つ)。
- 帝国(Calradic Empire):ローマ帝国モチーフ。東西南に三分裂している
- ヴランディア(Vlandia):西欧の騎士文化モチーフ。騎馬兵が強い
- スタルギア(Sturgia):ヴァイキング・東欧スラブモチーフ。歩兵が主力
- アセライ(Aserai):アラブ文化モチーフ。砂漠地帯を支配
- バタニア(Battania):ケルト系モチーフ。弓兵と森林戦が得意
- クザイット(Khuzait):モンゴル帝国モチーフ。騎馬弓兵が猛烈に強い
- ノルド(Nord):War Sails DLCで追加。北欧バイキングモチーフ。海戦が得意
これらの勢力が常に戦争・同盟・和平を繰り返している。プレイヤーはどの勢力に属しても、独立勢力として動いても、完全に自由だ。
ゲームの自由度について
Bannerlord に明確なメインストーリーは事実上存在しない。「Nerezeth の欠片」と呼ばれる遺物を集めるクエストラインが一応あるが、ほとんどのプレイヤーはそれを途中で放置して自由に生きている。
このゲームでできることを列挙するとキリがないが、代表的なものを挙げる:
- 行商人として都市間を移動し、価格差で利益を出す
- 闘技場に参加して賞金と名声を稼ぐ
- 傭兵として他国の戦争に参加する
- 盗賊の拠点を壊滅させて報酬を得る
- 鍛冶屋で自分だけの武器を作る
- 城を攻略して自分の領地にする
- 他の貴族と結婚して政略的な関係を構築する
- 王国を独立させて自ら王になる
- 議会政治で政策を変える
- 2025年からは海で艦隊を率いる
まさに「中世サンドボックス」の名に恥じない自由度だ。
この自由度には「ゲームオーバーがない」という設計が大きく関わっている。戦闘に負けても、捕虜として拘束されるだけで死亡しない。牢屋を脱走したり、身代金で釈放してもらったりして、またゼロから再建できる。「完全な失敗」がないため、積極的に挑戦できる心理的安全性がある。
また、カルラディアのNPCは「動的世界」として常に独自に動いている。プレイヤーが何もしていなくても、王国同士が開戦し、貴族が誰かと結婚し、村が略奪されている。ゲームを起動するたびに世界の状況が変わっているため、「今日はどんな世界になっているか」という新鮮さが何百時間プレイしても続く。
ゲームシステム詳細
キャラクター作成とスキルシステム
ゲーム開始時にキャラクターを作成する。外見のカスタマイズに加え、「出身国」「家族の職業」「幼少期の体験」「思春期」「青年期」という5つの背景設定を選ぶ。これらは単なる設定ではなく、初期スキル値と能力値に直接影響する。
スキルは全部で18種類ある。大きく3つのカテゴリに分かれる。
戦闘スキル(6種)
- 片手武器(One-Handed)
- 両手武器(Two-Handed)
- 槍(Polearm)
- 弓(Bow)
- 石弓(Crossbow)
- 投擲(Throwing)
移動・軍事スキル(6種)
- 乗馬(Riding)
- 運動能力(Athletics)
- 鍛冶(Smithing)
- 偵察(Scouting)
- 戦術(Tactics)
- 弓術(Archery)※騎乗弓含む
社会・経営スキル(6種)
- 交易(Trade)
- 統率(Leadership)
- 魅力(Charm)
- 医学(Medicine)
- 工学(Engineering)
- 管理(Steward)
スキルはその行動をすることで上がる。剣を振れば片手武器が上がり、交易をすれば交易スキルが上がる。RPGの定番だが、Bannerlord ではこの設計が非常に丁寧で、「何をやるにも成長している感」が途切れない。
スキルが一定値に達すると「フォーカスポイント」を消費してパーク(特殊能力)を習得できる。例えば鍛冶スキルのパークでは「武器の売値が上がる」「レア素材の使用が可能になる」といった効果が解放される。このパークツリーの設計が深く、「どのビルドで行くか」という計画を立てる楽しさがある。
戦闘システム——このシリーズが唯一無二な理由
Bannerlord の戦闘は、このシリーズを他と全く違うものにしている要素だ。
まず個人戦闘について。マウスの動きが攻撃・防御の方向と連動する。右からマウスを動かせば右横斬り、上から振り下ろせば縦斬り、マウスを引けばブロック。この「視点・武器・盾の連動」は直感的でありながら奥が深い。格闘ゲームのような駆け引きが発生し、熟練したプレイヤーほど敵の体勢を崩してからとどめを刺す。
盾は非常に重要な防具だ。ブロックに成功すれば敵の攻撃をほぼ無効化できるが、盾にはHPがあり、連続して攻撃を受けると壊れる。「盾を削らせて本体を叩く」という戦術も成立する。片手剣+盾の組み合わせは初心者に最も扱いやすく、上級者になると「盾なし両手武器」でより高いダメージを出す攻撃的なスタイルに移行することも多い。
特に騎馬戦闘は「このゲーム以外では体験できない」と言われるほど独特だ。馬の速度が乗った状態での槍突きは、地上の5〜6倍のダメージが出る。重装騎兵で歩兵の密集陣形に突入したときの爽快感は、言葉で表現するのが難しい。一方、騎馬弓兵でのパルティアン・ショット(後退しながら後ろに矢を放つ技術)を習得すると、接近戦を避けながら敵を削る別の快感がある。
投擲武器(ジャベリン・石・火炎瓶)もある。馬上から投げつけることも可能で、騎馬ジャベリンは序盤の奇襲に使えるが、弾数が少ないため投げ切ったら近接戦闘に切り替える必要がある。石弓はリロードに時間がかかる代わりに命中精度が高く、遠距離から確実に仕留めたいプレイヤーに人気だ。v1.3アップデートで追加された「スリング」は片手で使えるため、盾と組み合わせることができる新しい遠距離武器として注目されている。
部隊編成と指揮
一人で戦えるのはせいぜい敵が10人程度まで。それ以上の規模になると、部隊を率いることになる。
兵士は歩兵・弓兵・騎兵の3種類の兵科に分かれる(実際にはさらに細かく分類される)。戦闘中はリアルタイムで命令を出せる。「歩兵は前進」「弓兵はあの丘で待機」「騎兵は右翼から回り込め」といった具合だ。将軍として俯瞰した戦術を考えながら、自分も一兵士として参戦する——このデュアル視点が Bannerlord を特別なものにしている。
序盤は20〜30人の部隊で20〜30人の敵と戦うが、後半になると城の攻防で1000人規模の戦闘になる。そのときのスケール感は圧巻だ。丘の上から見下ろす500人の軍隊の突撃は、映画の一場面のような迫力がある。
攻城戦
攻城戦は Bannerlord の大きな見どころの一つだ。単純に城門に突撃するだけでなく、事前に「包囲作業」を行う。
ワールドマップで城の周囲に陣取ると包囲戦が始まる。包囲中は毎日少しずつ相手の食料が減り、守備側は援軍を呼びに行く。攻撃側は攻城兵器を建造できる。
攻城兵器には前衛と後衛の設置枠があり、最大7箇所に配備できる:
- 前衛(遠隔):バリスタ、カタパルト、マンゴネル。城壁を直接破壊する
- 後衛(接近):攻城塔、梯子。城壁を乗り越えるために使う
ワールドマップ段階で城壁に砲撃して穴を開けておくことも可能で、戦闘開始時に突撃箇所を作れる。守備側は圧倒的有利なため、数で劣る場合はよほど万全な準備が必要だ。
ワールドマップでの生活
戦闘以外の時間は主にワールドマップで過ごす。馬や部隊の速度に応じて大陸を移動し、都市・城・村を行き来する。
経済活動
各都市や村には特産品がある。ある都市で安く買えるものが別の都市では高く売れる。これを利用した「交易」が序盤の主要な資金源だ。馬に乗った商人がゆっくり歩いて移動するのを眺めながら、利益率を計算する——これが意外と楽しい。
都市に「作業場(Workshop)」を購入することもできる。麦からビールを作る醸造所、木から炭を作る炭焼き小屋など、地域の資源に合った作業場を選べば毎日一定の収入が入る。
さらに「隊商(Caravan)」を雇えば、コンパニオンに交易を自動でやらせることも可能だ。コンパニオンに必要な資金と護衛を渡すだけで、勝手に各地を回って利益を上げてくれる。
鍛冶システム
鍛冶は Bannerlord の中でも特に深い単独ゲームプレイとして成立している。
武器は「柄」「刀身」「鍔」「グリップ」などのパーツを組み合わせて作る。各パーツの素材・形状・長さが性能に影響し、組み合わせ次第で既存の販売品を遥かに超える武器が作れる。長柄武器は特に金策になり、上手くパーツを選べば1本で数十万デナール(ゲーム内通貨)になることもある。
注意点は「精練」という操作で木炭(Charcoal)を消費すること。精練のやりすぎでパーティ全員が疲労して動けなくなるので、1日の回数に制限がある。これが絶妙なバランスになっており、「今日はどのパーツを開発しよう」という計画を立てる楽しさを生んでいる。
部隊維持と兵站管理
兵士を雇うと毎日「日給(Wage)」がかかる。20人の部隊でも1日100デナール程度、100人になると1日数百〜1000デナール以上が消費される。この維持費が赤字になるとパーティの士気が下がり始め、放置すると兵士が逃げ出す。
食料も重要だ。パーティの人数に合った食料を常に積んでおかないと、移動中に食料が尽きて士気が急落する。「食料が3日分しかない」という状況でクエストを受けて遠距離移動し、途中で兵士に逃げられる——という洗礼を序盤のプレイヤーはほぼ全員経験する。
王国運営と政治システム
ゲームの後半、プレイヤーは「クラン(Clan)」を成長させ、最終的には独自の王国を建てることができる。
封臣になる・王になる
まず既存の王国の封臣(Vassal)になるルートがある。騎士として活躍し、城や都市を与えられて領地を経営する。議会政治で政策立案に参加し、王に進言して国を動かせる。
もう一つは独立ルート。クランが一定の規模になったら「独立宣言」ができる。初期は自分一人のクランだが、他のクランを説得して家臣にしていくことで王国が成長する。王国では「政策(Policy)」を議会で決定する。徴税率、領主の権力範囲、民衆への扱いなど、国の性格が決まっていく。
コンパニオンシステム
ゲーム内の酒場では「放浪者(Wanderer)」と呼ばれるコンパニオンを雇える。彼らはそれぞれ独自のスキルセットを持ち、偵察が得意なもの、医療が得意なものなど様々だ。
コンパニオンは自分のパーティに同行させるだけでなく、「士官(Governor)」として領地に赴任させたり、「隊商」を率いさせたりできる。領地に優秀な管理者を配置すると食料生産が上がり、税収も増える。
また、ゲーム内の他の貴族との「結婚」システムもある。特定の家と政略結婚することで外交関係が強化され、また子どもが生まれてクランを継ぐシステムまである。プレイヤーが年老いて死ぬと子どもにキャラクターを切り替えて継続できる——まさに家系を引き継ぐ中世ロールプレイだ。
マルチプレイヤーモード
Bannerlord にはマルチプレイヤーモードも存在する。
- キャプチャー・ザ・フラッグ:チーム戦で旗を奪い合う
- スカーミッシュ:チーム対チームの小規模戦闘(6vs6)
- バトルロイヤル:個人サバイバル戦
- キャプテン:1人のプレイヤーが部隊を率いるモード
- 大規模戦闘(Custom Server):大人数での戦闘
ただし正直に言うと、Bannerlord のメイン層はシングルプレイヤーだ。マルチはプレイヤー人口が多くなく、キューに時間がかかることも多い。シングルプレイヤーを主に楽しみたいという前提でゲームを選ぶなら問題ない。投稿が見つかりません。
War Sails DLC——2025年の大型追加
2025年11月26日にリリースされた拡張コンテンツ「War Sails」は、Bannerlord に全く新しい体験を追加した。
海戦システム
20種類の船が登場する。商船4種、漁船1種を除いた15種は軍用艦だ。各船は歴史的な船舶をモデルにしており、風と波の物理シミュレーションによって操船感覚が異なる。
海戦でできること:
- 船同士の砲撃・矢の応酬
- バリスタを艦上に設置して敵帆を破壊
- 敵艦に体当たり(ラミング)して乗員を振り落とす
- 接舷して白兵戦(ボーディング)に持ち込む
- 複数の敵艦を連結して「要塞島」を形成
また、陸地の城攻めに海戦が組み込まれた。沿岸の城は、海から補給を受けられる。完全な封鎖には陸軍に加えて艦隊も必要になる。
ノルド勢力
War Sails では新勢力「ノルド(Nords)」が追加された。北欧バイキングモチーフで、峡湾・タイガ・雪山に囲まれた北の地域を支配している。近接戦に優れた歩兵と、海上での機動力を組み合わせた独自の戦術を持つ。新たなヘアスタイル・ひげ・タトゥーのオプションも追加され、キャラクタークリエイトの幅が広がった。
価格は24.99ドル(約3800円)。本体は現在セール時に2000〜3000円程度で購入できるため、DLCと合わせても6000〜7000円程度で全コンテンツを楽しめる。
v1.3アップデートで変わったこと
War Sails リリースと同時に適用されたパッチ v1.3 でも大きな変更があった。
- スピードモード:新キャンペーン開始時に選択でき、1年が84日から24日になる。成長速度も約1.5倍になるため、「じっくりやるより早くコンテンツを体験したい」人向け
- ランダムイベント:約100種類のランダムイベントがポップアップ形式で発生。選択肢によってスキル・特性・所持金などが変化する
- 外交改善:NPCは2年以上の長期戦争の後は和平を好むようになった。圧倒的優位な場合は逆に完全征服を目指す
- 隠密(Stealth)システム:ステルス攻撃が「悪」スキルにXPを与えるようになった
- 軍事AI改善:軍隊が占領下の集落を優先して守るよう改善された
なぜ人気なのか——ユーザーの声から見えるもの

Steam のレビュー28万件という数字は、ただの売れ行きだけじゃない。プレイヤーが実際にレビューを書くほど「語りたくなる」ゲームだということだ。なぜ人はこのゲームに熱狂するのか。
「成り上がり」の物語が自分のものになる
最初は路頭に迷う浪人みたいなもんだったのに、気づいたら自分の王国を持っていた。その過程が全部自分の判断でできているのが最高。信長の野望と一人称アクションが合体した感じ。
引用元:Steamレビュー
Bannerlord の最大の魅力は「自分の歴史を作っている感覚」だ。与えられたストーリーを読んでいるのではなく、自分の選択の積み重ねがゲームの展開を作る。同じゲームを100人がプレイしたら、100通りの異なる歴史が生まれる。
最初は盗賊に殺され、次は商人として細々と生き、いくつかの戦争で名声を上げ、領地をもらって、最終的に自分の旗を立てた王国をもつ——この「成り上がりロールプレイ」の充実感はこのゲーム特有のものだ。
騎馬戦闘体験が「ここにしかない」
前作 Warband から続けて1000時間以上プレイしているけど、馬に乗って槍で敵を貫く感覚はいまだにBannerlordシリーズ以外で体験できていない。この一点だけで買う価値がある。
引用元:Steamレビュー
重装騎兵で歩兵陣形に突入する感覚、騎乗したまま弓を引いて敵を削る技術、逃げる敵を馬で追い回す爽快感——これらはシリーズ固有の体験だ。他のゲームが追随できていない理由は、操作体系の根本的な設計にある。マウスの方向と武器の軌道が連動するシステムは簡単にコピーできるものではなく、長年の調整の産物だ。
「寝食を忘れる」という表現が嘘じゃない
「今日は2時間だけ」と思って起動したら朝になっていた。ゲームをやめるタイミングが全くない。城を攻めたら次の城を攻めたくなり、領地を拡張したら別の勢力との戦争が始まり、止まれる場所がない。
引用元:Steamレビュー
Bannerlord は「今日のここまで」という区切りを作りにくいゲームだ。城を落としたら次の攻勢が気になる。同盟関係が崩壊したら対処が必要。コンパニオンのレベルが上がってきたらパークを設定したい。やることの連鎖が切れない設計になっている。
これは批判ではなく、褒め言葉だ。「止め時を作る設計」のゲームが多い中、Bannerlord はあえて止め時を作らない。自分の意志でやめる必要がある。
MODエコシステムが寿命を無限にする
Bannerlord の公式サポートが終わっても、このゲームは死なないだろう。前作 Warband がそうであったように、MODコミュニティが何年も何十年もゲームを生かし続ける。
Steam Workshop と Nexus Mods で展開される MOD 群は、2025年時点で数千種類に及ぶ。単純な外見変更から、ゲームシステムを根本から変える全改造 MOD まで様々だ。
前作 Warband には「Prophesy of Pendor」「A Clash of Kings(ゲーム・オブ・スローンズ)」「Star Wars: Conquest」といった大型コンバージョンMODが存在し、今でも定期的にアップデートされている。Bannerlord でも同様の規模の改造MODが続々と開発中で、「指輪物語の世界を舞台にしたMOD」「三国志の武将が登場するMOD」なども登場している。ゲーム本体のシステムが優れているからこそ、そこに「別の世界観」を乗せることで全く新しい体験が生まれるのだ。
バニラで200時間やってもう十分かと思ったら、Banner Kings入れたら全然別のゲームになった。また200時間経っていた。
引用元:Steamレビュー
「失敗してもやり直せる」設計が挑戦心を生む
Bannerlord には「完全な詰み」がない。戦争に負けて全財産を失っても、コンパニオンと2人で荒野に立っていれば、また1から積み上げられる。捕虜になっても脱走できる。軍隊が全滅しても自分が生きていれば再建できる。
この設計がプレイヤーを「もう一回チャレンジしてみよう」という気持ちにさせる。「大国に喧嘩を売って壊滅した経験」は失敗ではなく、物語の一幕になる。「あのとき無謀に突っ込んで全部失ったけど、そこから復活した」という話をプレイヤーが語るとき、目が輝いている。それはこのゲームが生み出す「自分だけの歴史」の力だ。
最初のプレイで無謀にも大国に宣戦布告して全軍壊滅、財産全部没収された。でもそこから10人でまたやり直して、最終的に復讐を果たしたときの達成感は他のどんなゲームでも味わえなかった。
引用元:Steamレビュー
主要MODガイド
Bannerlord の MOD 文化は非常に豊かだ。初心者が最初に入れるべき MOD と、中級者以上向けの MOD に分けて紹介する。
まず入れるべき基礎MOD
Correct Localization JP
日本語プレイヤーが最初に入れるべき MOD。バニラの日本語翻訳には誤訳・フォント崩れ・文字化けが多数存在する。このMODはそれらを修正し、大幅に読みやすくなる。無料で Steam Workshop から入れられる。
Better Time
ワールドマップの移動速度をカスタマイズできる。デフォルトの早送りに加えて8倍速ボタンが追加される(倍率は設定変更可)。長距離移動が多い Bannerlord では体感プレイ快適度が大きく変わる。
Improved Garrisons
領地の駐屯兵管理を自動化する。通常、各城・都市の駐屯部隊の補充は手動で行う必要があるが、このMODで自動補充・自動訓練を設定できる。中盤以降、領地が増えると管理が煩雑になるので必須に近い。
ゲームシステムを深くするMOD
Diplomacy
バニラの外交システムを大幅に拡張するMOD。使者(メッセンジャー)の派遣、同盟締結・不可侵条約の締結、王国内クランへの領地付与、臣下の外交設定など、本来あるべきだった外交オプションが追加される。「戦争か和平か」しかなかった選択肢に、現実の外交に近い複雑さが生まれる。Steam Workshop と Nexus Mods 両方で配布。
Banner Kings
このゲームで最も有名な大型MODの一つ。領地経営、農業、人口管理、文化システム、宗教などを大幅に追加・改善する。バニラではシンプルな領地経営が、まるで別のゲームのような複雑さになる。「Banner Kings Cultures Expanded」という追加MODと組み合わせると、文化・宗教システムがさらに広がる。Nexus Mods から入手。
注意点として、Diplomacy MOD と Banner Kings を同時に使う場合は「Banner Kings – Diplomacy Compatibility Patch」が必要。これを入れないと外交システムが正常に動作しない。
Realistic Battle Mod
戦闘ダメージ計算と敵AIをリアル方向に調整するMOD。重装甲に対して打撃武器は効果が低く、刺突武器が有効になるなど、史実に近い戦術的判断が必要になる。難易度が大幅に上がるため、上級者向けだが、これを入れると戦闘の戦術的深みが増す。
Open Source Armory
装備品を1000種類以上追加するMOD。鎧・武器・盾・馬装備が網羅的に追加され、キャラクターの見た目バリエーションが爆発的に増える。日本語対応も進んでいる。
雰囲気向上MOD
Immersive Battlefields
部隊に命令したとき、部隊リーダーが実際に命令を叫ぶようになる。突撃時にはホルンが鳴り、兵士たちが雄叫びを上げる。バニラでは無音の指揮が、これを入れると映画のような臨場感になる。
Dro’s Color Correction
ゲーム全体の色調を微調整する軽量なグラフィックMOD。コントラストが上がり、空の青や草原の緑が鮮やかになる。パフォーマンスへの影響は最小限で、気軽に入れられる。
MODの入れ方
MODは主に2つの配布場所がある。
- Steam Workshop:サブスクライブするだけで自動適用。最も手軽
- Nexus Mods:無料登録が必要。「Vortex」というMOD管理ツールの利用を推奨。大型MODはこちらが多い
複数の大型MODを同時に使う場合、ロード順序(Load Order)が重要になる。競合するMODがあれば動作しなくなることもある。Steam Workshop は自動でロード順を管理してくれるが、Nexus Mods の MOD と組み合わせる場合は手動での確認が必要だ。

気になる点・注意点

Bannerlord の魅力を語るには、気になる点も正直に書かなければならない。「非常に好評」な評価の中にある12%の「不満」がどこから来るのかを見ていこう。
チュートリアルが不親切すぎる
これは多くのレビューで指摘されている最大の問題だ。一応チュートリアルは存在するが、ゲームの全システムを説明するには到底足りない。
例えば「士気(Morale)」システム。食料が足りないと士気が下がり、兵が逃げる——ということはどこにも丁寧に書かれていない。多くの初心者は「なぜか兵士が減り続ける」という状況に陥り、理由がわからないまま諦める。
「鍛冶の精練回数制限」「交易品の価格情報の見方」「コンパニオンに向いたスキル配分」——これらを理解するには攻略サイトやコミュニティを参照するのが現実的だ。本記事の後半に初心者向けアドバイスをまとめているので参考にしてほしい。
日本語ローカライズの質が低い
一応日本語対応していますが、翻訳の質はお世辞にも良いとは言えません。クエストの説明文が意味不明だったり、文章が途中で切れていたりします。「Correct Localization JP」のMODを入れることを強くおすすめします。
引用元:Steamレビュー
公式の日本語翻訳は機械翻訳に近く、文章の意味が分かりにくい箇所が多い。v1.3アップデートで追加されたランダムイベントのテキストにも、誤訳・文字化けが報告されている。前述の「Correct Localization JP」MOD は必須と言っていい。
後半の単調さ
200時間以上のベテランプレイヤーから多く聞かれる指摘が「後半の単調さ」だ。
序盤〜中盤は「次に何をするか」が常にあって面白い。しかし王国を樹立して大陸の半分を支配したあたりから、日課のルーティンになりやすい。「敵の城を落とす→治安を上げる→また次の城→」という繰り返しになる。
これはサンドボックスゲームの宿命でもあるが、他のシミュレーション系RPGと比べると「最終目標に到達したあとの遊び」が薄い。MOD(Banner Kings など)はこの問題をある程度解消してくれる。
また、AIの外交判断が大国に不利に働く傾向もある。プレイヤーの王国が強くなりすぎると、他のすべての勢力が一斉に宣戦してくることがある。「全員を相手にするのは楽しいが、毎回同じ展開になる」という声も聞かれる。v1.3 の外交改善でやや緩和されたが、完全には解決していない。
バグと安定性
早期アクセス時代と比べて格段に改善されたが、バグは今でも存在する。特に報告が多いのは:
- 特定の条件でゲームがフリーズ・クラッシュする
- クエストが完了できなくなる進行不能バグ(頻度は低いが0ではない)
- AIが変な場所に止まって動かなくなる
- 大規模戦闘時のフレームレート低下
セーブデータの自動保存機能はあるが、手動でも定期的に保存することを強く勧める。特に大きな意思決定(戦争宣言・独立宣言など)の前にはセーブする習慣をつけよう。
マルチプレイヤーの過疎
シングルプレイヤーは依然として活発だが、マルチプレイヤーはプレイヤー人口が少ない。特定の時間帯でないとマッチングに数分かかることも多い。マルチ専目的での購入はおすすめしない。
PCスペック要件
Bannerlord は中〜高スペックのPCを必要とする。特に大規模戦闘(500人以上)では処理が重くなりやすい。
最低動作環境:
- CPU:Intel Core i3-8100 / AMD Ryzen 5 1600
- メモリ:8GB RAM
- GPU:NVIDIA GTX 1060 3GB / AMD RX 580
- ストレージ:60GB
推奨スペック:
- CPU:Intel Core i7-4770k / AMD Ryzen 7 1700X
- メモリ:16GB RAM
- GPU:NVIDIA GTX 1080 / AMD RX 5700 XT
大規模MODを複数入れる場合はさらに負荷が増す。16GB RAM は実質的に必須と考えておこう。

初心者へのアドバイス
「序盤が難しすぎて挫折した」という人がいる一方、「コツさえつかめば全然大丈夫」という人もいる。差は「序盤の立ち回りを知っているかどうか」だけだ。ここでは具体的に何をすべきかを書く。
キャラクター作成:最初の選択が全てを決める
キャラクター作成時の背景設定(出身国・家族職業・幼少期など)は初期スキルに直結する。
初心者におすすめの初期設定:
- 出身:どこでもよいが、スタルギアかヴランディアが序盤のクエスト密度が高い
- 家族:商人系(交易・魅力スキルが上がる)が序盤の資金稼ぎに有利
- 幼少期:「弓を学んだ」系が安全。弓は序盤の個人戦で圧倒的に安全
難易度設定について:
「こそ泥(Easy)」「戦士(Normal)」「Bannerlord(Hard)」から選べる。初心者は「こそ泥」でも恥ずかしくない。このゲームは難易度をいじってもやれることの幅は変わらない。まずゲームシステムを理解することが最優先だ。
序盤の動き方:最初の30時間
Phase 1:チュートリアル(最初の数時間)
チュートリアルは短いが、戦闘の基本操作を学ぶ場なので丁寧にこなそう。特に攻撃方向の操作(マウスを動かす方向が攻撃方向になる)は最初に体に染み込ませておく。
Phase 2:序盤の資金稼ぎ(5〜20時間)
チュートリアル終了後は、まず資金と兵力を増やすことを優先する。
最速の資金稼ぎ方法:闘技場参加
各都市の闘技場では「トーナメント(Tournament)」が定期的に開催される。優勝賞品は武器・馬・装備品で、これらを売ると数千〜数万デナールになる。個人戦なのでパーティの食料維持費なしで稼げるのが大きい。初心者は最初の資本を闘技場で稼ぐのが定石だ。
安全な兵力増強:盗賊退治から始める
まず村の近くにいる小規模な盗賊集団(5〜10人)から倒し始める。最初は10〜15人くらいの兵士でも十分。各都市の酒場や村の兵士募集で補充できる。倒した盗賊を捕虜にして「牢番(Ransom Broker)」に売ると追加収入になる。
Phase 3:どの勢力に属するか(20〜40時間)
ある程度の資金と名声が貯まったら、王国のどこかに属するか選択する時期が来る。
封臣ルート:既存王国の君主に話しかけて「仕えたい」と告げる。名声が足りると家臣として認められ、城や領地を与えてもらえる可能性が出てくる。すぐに大きな軍事力と安定した収入が欲しい人向け。
独立ルート:どこにも属さず傭兵として渡り歩きながら名声を上げる。後で独立王国を建てる場合はこちらの方が自由度が高いが、序盤は収入が不安定。
知っておくべき基本システム
食料と士気の管理(最重要)
パーティ画面の「食料(Food)」タブを常に確認する習慣をつける。食料が0になると毎日士気が下がり続け、士気が低すぎると兵が逃亡する。長距離移動をする前には必ず食料を補充すること。
目安として、50人のパーティで7日分以上の食料を常に持つようにしよう。食料は都市と村で買える。
部隊規模とスキル上限
率いられる部隊の最大数はプレイヤーの「統率(Leadership)」スキルと「管理(Steward)」スキルに比例する。序盤に統率スキルを上げておくと、後半の大規模軍隊編成がスムーズになる。
交易の基本
各都市で「百科事典(Encyclopedia)」を開くと、周辺地域の産品・価格情報が確認できる。価格差のある品目を探して輸送するのが交易の基本。馬があれば移動速度が上がり、より効率よく稼げる。
コンパニオンの活用
最初は酒場で1〜3人のコンパニオンを雇う。彼らを同行させると専門スキルを補完し合える。おすすめの初期コンパニオン役割分担:
- 偵察(Scouting)が高い人 → 敵部隊の早期発見、逃亡防止
- 医学(Medicine)が高い人 → 戦闘後の回復効率が上がる、死者を減らせる
- 管理(Steward)が高い人 → 部隊の維持費を下げられる
コンパニオンは名前がついたユニークキャラクターで、それぞれ簡単な経歴や背景設定がある。酒場で話しかけると雇用できる。コンパニオンの最大雇用数はプレイヤーのクランランクと連動しており、序盤は3人まで。クランランクが上がるにつれて増えていく。
中盤以降、コンパニオンには「副官(Lieutenant)」として部隊の小隊を任せることができる。自分の部隊の中に「コンパニオンが率いる小分隊」を配置し、戦場での独立した動きをさせることで戦術の幅が広がる。特に騎兵を率いたコンパニオンを敵の側面に回り込ませる戦法は強力だ。
戦闘で生き残るコツ
弓・石弓を使いこなす
序盤で最も安全な個人戦の戦い方は、遠距離から弓で削ること。近接戦闘は方向操作のコツが必要で、最初は何度も殺される。弓は距離を保ちながら一方的に攻撃できるため、慣れるまでの保険になる。
弓の練習には「練習場(Training Field)」が有効だ。都市内の訓練場で的当て練習ができ、弓スキルを安全に上げられる。矢を消費しないため、序盤でも気軽に利用できる。
馬に乗る
馬に乗ると移動速度が上がるだけでなく、危険になったら逃げられる。徒歩では逃げられない状況でも、馬があれば撤退が可能。序盤の命綱と思ってよい。
馬にも種類があり、「駄馬(Sumpter Horse)」は安くて荷物を多く運べるが戦闘向きでない。「軍馬(Warhorse)」は高価だが速く、騎馬戦闘でのボーナスが大きい。序盤は競技会の賞品でもらった馬でも十分だ。乗馬スキルが上がると、より高品質の馬に乗れるようになる。
数に勝てないときは逃げる
Bannerlord はゲームオーバーがない。捕虜になっても脱走して再起できる。しかし捕虜になると兵士を失い、装備も剥奪される場合がある。無理な戦闘は避け、勝算がないなら撤退を選ぶことが長期的に有利だ。
ワールドマップ上での逃走は、パーティの移動速度が重要になる。食料を多く積みすぎると速度が落ち、逃げ切れなくなる。偵察スキルが高いコンパニオンを同行させると移動速度ボーナスがつき、追跡から逃れやすくなる。「戦うか逃げるか」の判断は、このゲームを長く楽しむための重要なスキルだ。
兵科のバランスを意識する
強い軍隊の基本は「歩兵・弓兵・騎兵のバランス」だ。歩兵だけでは騎馬突撃に脆く、騎兵だけでは守りが薄い。理想的な比率は歩兵40%・弓兵30%・騎兵30%程度だが、地形や相手の兵科によって変える必要がある。
丘の多い地形では弓兵が強く、平原では騎兵が輝く。森林では騎馬の機動力が活かしにくい。「今日の戦場はどこか」を意識して兵科構成を調整するだけで、同じ兵力でも勝率が大きく変わる。
おすすめの初期ビルド
初めてプレイする人に比較的遊びやすいビルド例:
騎馬弓兵ビルド
- 重点スキル:弓(Bow)・乗馬(Riding)・統率(Leadership)・管理(Steward)
- 戦闘スタイル:馬に乗って距離を保ちながら弓で削る。敵の騎兵に接近されたら逃げる
- 向いている人:アクション操作が苦手で、安全に戦いたい人
重装歩兵指揮官ビルド
- 重点スキル:片手武器・盾・統率・戦術(Tactics)
- 戦闘スタイル:重装備で前線を張りながら部隊に命令を出す。個人の強さより部隊の強さで戦う
- 向いている人:大規模戦のマクロ的な指揮が好きな人
鍛冶・交易ハイブリッドビルド
- 重点スキル:鍛冶(Smithing)・交易(Trade)・魅力(Charm)
- 戦闘スタイル:あまり戦わず、武器製造と交易で巨額資本を築いてから大軍を雇う
- 向いている人:経営・内政系のプレイが好きな人投稿が見つかりません。
まとめ
Mount & Blade II: Bannerlord は、完成されたゲームではない。チュートリアルは不親切で、日本語翻訳は粗く、後半には単調になる部分もある。それでも、あえて言う——このゲームは買う価値がある。
理由はシンプルで、「ここでしか体験できないものがある」からだ。
500人対500人の城攻めを指揮しながら、自分も矢をつがえて敵将の首を取りに行く体験。馬の速度を最大に上げて槍を構えたまま敵の歩兵陣形に突入する爽快感。荒廃した土地から始まって、やがて自分の旗を立てた王国が大陸の地図を塗り替えていく達成感。これらは他のゲームでは味わえない。
TaleWorlds Entertainment は小さなスタジオだ。予算も開発人数も大手とは比べ物にならない。それでも彼らが20年以上かけて積み上げてきた「中世騎馬戦闘」の設計と「サンドボックス自由度」は、資本力だけでは作れない圧倒的な説得力を持っている。
Steam のレビューには「シリーズ合計1500時間プレイした」というユーザーが珍しくない。Warband から続けているファンが Bannerlord にも1000時間以上費やす。2025年現在も毎日3〜4万人がログインし、War Sails DLC で海に乗り出している。
値段は通常価格で7000円台(定価)だが、Steamセール時に50〜75%オフになることが多く、2000〜3500円程度で買えることもある。コスパで言えば、このゲームには「1時間あたりのコスト」という概念が機能しない。200時間遊んでも300時間遊んでも、まだやれることがある。
MODを入れればさらに寿命が延びる。前作 Warband が2010年のリリースから15年後の今でも遊ばれているように、Bannerlord も長期に渡って生き続けるゲームになるだろう。
不親切さに挫けず、最初の30時間を乗り越えられれば——そのあとはカルラディアの自由な時代を生きるあなたがいる。
このゲームをやり始めて3年経つが、まだ飽きていない。毎回違う勢力・違うビルド・違うロールプレイで始めると、全く違う物語になる。サンドボックスゲームの本質がここにある。
引用元:Steamレビュー
2025年、War Sails で海に出た先人たちが言う——「陸だけじゃ飽き足らなかった。でも海の向こうにも戦場があった」と。カルラディアはまだ広がっている。投稿が見つかりません。
Mount & Blade II: Bannerlord
| 価格 | ¥6,500 |
|---|---|
| 開発 | TaleWorlds Entertainment |
| 日本語 | 非対応 |
| 対応OS | Windows |
| プレイ形式 | シングル / マルチ |


