Steam同接19万人、72時間で100万本——韓国発アクションRPG「Stellar Blade(ステラーブレイド)」PC版の衝撃と本音レビュー【2025年新作PCゲーム】

PC版72時間で100万本。同接19万人。Steamレビューは8万件以上で95%が好評

PlayStation発のシングルプレイヤーゲームとしては、史上最大のPC版ローンチ。Ghost of Tsushimaが打ち立てた同接77,000人の記録を、倍以上の差でぶち抜いた。

それが『Stellar Blade(ステラーブレイド)』だ。

2024年4月にPS5独占タイトルとしてリリースされ、「なぜPCで出さないんだ」という声が世界中から殺到した本作。約1年の時を経て、ついにSteamに降臨した。そして、その移植のクオリティが凄まじかった。

韓国のスマートフォンゲーム会社が、初めてコンソール向けAAA大作に挑戦して、ここまでのものを作り上げた。しかもPC移植の最適化が「完璧」と言われるレベル。RTX 3060でも快適に動く。4Kウルトラワイドにも対応。DLSS 4、FSR 3、フレームレート上限解放——PC版ならではの機能がこれでもかと詰め込まれている。

ただし、手放しで「神ゲー」と呼べるかというと、そう単純でもない。ストーリーの薄さ、ファストトラベルの不便さ、NieR:Automataとの類似性。辛口な指摘もかなりある

この記事では、Stellar BladeのPC版を徹底的に掘り下げる。戦闘の中毒性、ビジュアルの衝撃、そして正直に気になる点まで。購入を迷っている人に向けて、忖度なしで書いていく。

公式トレーラー


目次

こんな人におすすめ / こんな人には合わないかも

こんな人は買い

  • NieR:AutomataやDevil May Cryのようなスタイリッシュアクションが好き
  • パリィやジャスト回避で「技術で勝つ」戦闘にゾクゾクする
  • とにかくグラフィックの美しさにこだわりたい
  • PS5を持っていないけど、ずっと気になっていた
  • 30〜40時間じっくり遊べるシングルプレイヤー大作を探している
  • ニーアオートマタ的なSFの世界観・雰囲気が好き

こんな人は合わないかも

  • ストーリー重視で、キャラクターの深い掘り下げを求める人
  • アクションゲームの難易度に挫折しやすい(ただしストーリーモードあり)
  • オープンワールドの完全自由探索を求めている
  • マルチプレイ・協力プレイがないと物足りない
  • カメラの揺れで3D酔いしやすい人

基本情報

タイトル Stellar Blade(ステラーブレイド)
開発 Shift Up(韓国・ソウル)
パブリッシャー Sony Interactive Entertainment (SIE)
ディレクター キム・ヒョンテ(Kim Hyung-tae)
発売日 PS5: 2024年4月26日 / PC (Steam): 2025年6月11日
価格 通常版: 7,980円 / コンプリートエディション: 9,980円
ジャンル アクションRPG / アクションアドベンチャー
プレイ時間 メイン: 約20〜25時間 / サブ含む: 30〜40時間
対応機種 PS5 / PC(Steam・Epic Games Store)
Steam評価 圧倒的に好評(95%好評 / 8万件以上)
Metacritic PS5: 82点 / PC: 85点
販売本数 全プラットフォーム合計: 300万本以上
Steam最大同接 192,078人(PS系シングルプレイヤー移植で歴代1位)

韓国のスマホゲー会社が「正気の沙汰じゃない挑戦」をした話

Stellar Blade ゲームプレイスクリーンショット

Stellar Bladeの開発元であるShift Up(シフトアップ)。このスタジオの話をしないわけにはいかない。

代表であり本作のディレクターを務めるキム・ヒョンテ氏は、元々はイラストレーター出身。『Destiny Child(デスティニーチャイルド)』というスマートフォンゲームで知られ、その後『GODDESS OF VICTORY: NIKKE(勝利の女神:ニケ)』を世界的大ヒットさせた人物だ。

そんなモバイルゲームの成功者が、突然「コンソール向けのAAA大作を作りたい」と言い出した。韓国のゲーム業界は、PCオンラインゲームとモバイルゲームが主流。コンソール向けAAA大作なんて、前例がほとんどない。周囲からは「正気の沙汰じゃない」と言われたらしい。

2019年にProject EVE(プロジェクト・イヴ)として発表。そこからSIE(ソニー・インタラクティブエンタテインメント)とパートナーシップを結び、PS5独占タイトルとして開発が進められた。モバイルゲームの会社が、いきなりPlayStationの看板タイトルを作る。この時点でもう普通じゃない。

そして5年後。その「正気の沙汰じゃない挑戦」が、全プラットフォーム300万本という結果を出した。PC版だけで72時間100万本。PS5版が同じ100万本に到達するのに約2ヶ月かかったことを考えると、PC版の爆発力がいかに凄まじかったかがわかる。


荒廃した地球で戦う美しき戦士——世界観とストーリー

舞台は、遠い未来の荒廃した地球。

かつて栄華を極めた人類文明は崩壊し、地上は「ネイティブ」と呼ばれる異形の生物たちに支配されている。人類は地球を追われ、宇宙のコロニーに逃れた。

主人公のイヴ(EVE)は、そのコロニーから地球を奪還するために降下した第7空挺部隊の兵士。しかし降下直後、ネイティブの奇襲により部隊は壊滅する。生き残ったイヴは、地上のスカベンジャー(廃品回収屋)であるアダムに救出され、人類最後の都市「ザイオン」にたどり着く。

ここからイヴの戦いが始まる。仲間のメカニックリリーとともに、地上のネイティブを殲滅し、人類の居場所を取り戻す。そういうストーリーだ。

設定はシンプルに見えるけれど、進めていくと物語の裏側に隠された真実が徐々に明かされていく。マルチエンディングを採用しており、プレイヤーの選択によって結末が変わる。

ただし——ここは正直に書く。ストーリーはこのゲームの強みではない。キャラクターの動機が不明瞭だったり、イヴたちの過去がほとんど描かれなかったりと、物語の説得力に欠ける部分がある。設定は面白いのに、それを活かしきれていない印象だ。

NieR:Automataのような世界観の深みやキャラクターへの感情移入を期待すると、物足りなさを感じるかもしれない。このゲームの本領は、ストーリーではなく戦闘とビジュアルにある。そこを理解した上でプレイすると、めちゃくちゃ楽しい。


パリィの快感がヤバい——戦闘システムを徹底解剖

Stellar Blade 戦闘シーン

Stellar Bladeの戦闘は、一言で言えば「パリィ中毒製造機」だ。

基本は近接武器による剣戟アクション。通常攻撃、強攻撃を軸にコンボを組み立てていくんだけど、このゲームの核はそこじゃない。核はジャストパリィジャスト回避だ。

ジャストパリィ——「決まった瞬間」の気持ちよさ

敵の攻撃に対してタイミングよくガードボタンを押すと、ジャストパリィが発動する。これが決まった時の「カキンッ」という音、スローモーションの演出、そこからの反撃——この一連の流れが、とにかく気持ちいい。

ジャストパリィに成功すると敵のバランスゲージを大きく削れるので、戦闘が圧倒的に有利になる。逆に言えば、パリィを使いこなせないと敵の攻撃をまともに受け続けて即死する。このゲームは回復手段が限られているから、ゴリ押しが通用しない。

ジャスト回避とブリンク

パリィが間に合わない攻撃には、ジャスト回避で対処する。タイミングよく回避すると、スローモーションが発生してカウンター攻撃のチャンスが生まれる。さらに「ブリンク」という高速回避スキルを習得すると、敵の背後に瞬時に回り込める。

パリィ、回避、ブリンク。この3つを使い分けて敵の猛攻をさばいていく感覚は、まさに「舞うように戦う」という表現がぴったりだ。

ベータスキルとバーストスキル

通常攻撃で溜まるベータエネルギーを消費して繰り出す「ベータスキル」と、ジャスト回避やリパルス(カウンター)で溜まるバーストエネルギーで発動する「バーストスキル」。この2種類の特殊技がある。

ベータスキルは発動中に敵の攻撃を受けてもアーマーが付いていて中断されない。気軽に撃てるので戦闘のテンポがいい。一方、バーストスキルは溜めるのに技術が必要だけど、その分リターンがデカい。ボス戦でバーストスキルを叩き込む瞬間は、脳汁が出る。

スキルツリーの奥深さ

1周目で習得可能なスキルは全96個。スキルポイントは敵を倒して獲得する経験値で入手できる。スキルリセットも可能なので、いろいろ試せる。

序盤は正直、できることが少なくて戦闘が単調に感じるかもしれない。でも中盤以降、スキルが揃ってくると世界が変わる。パリィからの派生コンボ、ベータスキルのキャンセル技、バーストスキルのフィニッシュ——アクションの幅が爆発的に広がる。

難易度設定——初心者にも配慮あり

難易度はストーリー、ノーマル、ハードの3段階。

ノーマルでも結構キツい。ボスの攻撃パターンを覚えるまでは何度も死ぬ。ソウルライク寄りの難易度設計だと思っていい。

ただ、「ストーリーモード」にすると、敵の攻撃時にスロー演出が入り、対応するボタンが表示される「アクションアシスト」が使える。アクションゲームが苦手な人でもクリアできるように配慮されている。この辺のバランス感覚は丁寧だと思う。


異次元のグラフィック——PC版で真価が解放される

Stellar Blade グラフィック

Stellar Bladeのビジュアルは、2025年リリースのゲームの中でもトップクラスだ。

特にキャラクターモデルの作り込みが凄まじい。主人公イヴの肌の質感、髪の揺れ方、衣装の布の動き。アップにした時の情報量が尋常じゃない。ファミ通の先行レビューでは「肌質までリアルに伝わってくる異次元の映像美」と表現されていたけど、大げさじゃない。

そして、このグラフィックがPC版で本領を発揮する

PC版ならではの技術対応

  • NVIDIA DLSS 4(解像度スケーリング+マルチフレーム生成)
  • NVIDIA DLAA(画像強化)
  • NVIDIA Reflex(入力遅延軽減)
  • AMD FSR 3(マルチフレーム生成)
  • フレームレート上限解放(PS5の60fps制限なし)
  • 21:9ウルトラワイド / 32:9スーパーウルトラワイド対応
  • 5:4〜32:9の幅広いアスペクト比
  • WQHD / 4K高解像度テクスチャ
  • キーボード&マウス完全対応

特筆すべきは最適化の良さ。PC Watchの検証では、RTX 3060でも十分快適に動作することが確認されている。4K環境でもDLSS 4を使えば160fps以上出るという報告もある。最近のAAA大作は「推奨スペック=RTX 4070以上」みたいなのが増えてきた中で、この最適化の良さは本当にありがたい。

ウルトラワイドモニターを持っている人は特にPC版をおすすめしたい。21:9でプレイすると、荒廃した地球のフィールドが左右に広がって、没入感が段違いに上がる。

MOD公式サポートの英断

PC版でもう一つ大きなニュースが、MODの公式サポートだ。Shift Upは「Modは制限なく完全にサポートする」と明言している。リリース後にMOD制作ツールが公式から出る可能性も示唆されている。

日本のゲーム会社だと、MODに対して「お断り」のスタンスを取ることが多い。でもShift Upは「自分たちのキャラクターを思い存分楽しんでほしい」という姿勢。この懐の深さは素直に好感が持てる。


探索とやりこみ要素——ザイオンでの生活

Stellar Blade フィールド探索

Stellar Bladeは戦闘だけのゲームじゃない。フィールド探索にもかなりのボリュームがある。

フィールドの構成

マップは半オープンワールド的な作り。メインストーリーに沿って新しいエリアが解放されていくリニア構造だけど、各エリア内は自由に探索できる。荒廃した都市、広大な砂漠、雪原、水辺——バリエーションは豊富だ。

隠しアイテム、収集品、強敵が至るところに配置されていて、寄り道するたびに何かしら見つかる。この「探索したくなる」作りは、なかなかよくできている。

缶コレクション

フィールドに落ちている缶を集めると、ザイオンの拠点に飾れる。一定数集めると報酬ももらえる。こういう地味なコレクション要素が好きな人にはたまらないと思う。

サイドクエスト

NPCに話しかけて直接受けるものと、ザイオンの掲示板から受注するものの2パターンがある。内容はお使い系が多いけれど、中にはストーリーの背景を補完する良質なものもある。

コスチューム——90種類以上

イヴのコスチュームが大量に用意されている。DLC含めると90種類以上。フィールドで発見できるもの、クエスト報酬、ショップ購入など入手方法もさまざま。コスチューム集めだけでかなりの時間を使える。


DLC——NieR:AutomataコラボとNIKKEコラボ

Stellar Bladeには現時点で2つの大型DLCがある。

Stellar Blade x NieR:Automata

2024年11月に配信されたコラボDLC。イヴ用に2B風・A2風など4着のコスチューム、リリー用に9S風コスチューム、アダム用にエミール頭、ドローン用にPod 042風スキンが追加される。ヘアスタイル3種とアクセサリー1種も含まれる。

NieR:Automataファンとしては、イヴに2Bの衣装を着せて荒廃した地球を歩き回れるのは感慨深い。世界観的にも親和性が高いコラボだと思う。

Stellar Blade x GODDESS OF VICTORY: NIKKE(1,100円)

2025年6月、PC版と同時にリリースされたコラボDLC。Shift Upの看板タイトルであるNIKKEとのクロスオーバーだ。新ゲームモード、新コスチューム、NIKKEの紅蓮(スカーレット)とのボス戦が追加される。

NIKKEをプレイしている人にはたまらない内容。逆にNIKKEを知らない人にとっては、単体で楽しめる追加ボス戦コンテンツとして十分面白い。

コンプリートエディション(9,980円)

本編 + NieR:Automataコラボ + NIKKEコラボをすべて収録したパッケージ。PC版を今から始めるなら、こっちを買うのが一番お得だ。通常版7,980円 + DLC2本の合計よりも安くなる。

ボスチャレンジモード(無料アップデート)

DLCとは別に、無料アップデートで追加された「ボスチャレンジモード」も見逃せない。一度倒したボスと再戦でき、ストーリー/ノーマル/ハードの3難易度で挑戦可能。全ボス撃破で「ニューロリンクスーツ」が報酬としてもらえる。戦闘が好きな人は延々と遊べる。


前作との比較——PS5版から何が変わったのか

PC版は単なる移植じゃない。PS5版からの変化をまとめておく。

PS5版 → PC版の進化ポイント

  • フレームレート: 60fps上限 → 上限解放(環境次第で144fps、240fpsも可能)
  • 解像度: 4K固定 → WQHD/4K+ウルトラワイド対応
  • グラフィック技術: DLSS 4 / FSR 3 / DLAA / Reflex対応
  • 操作: コントローラーのみ → キーボード&マウス完全対応
  • MOD: なし → 公式サポート
  • DLC: NieR:Automataコラボのみ → NIKKEコラボも同時リリース
  • フォトモード: PS5版アップデートで追加済み → PC版は発売時から搭載
  • 日本語フェイシャルアニメーション: PC版で新規対応

PS5版をすでにクリアした人でも、PC版で遊び直す価値は十分ある。特にウルトラワイドモニターを持っている人や、144fps以上の高フレームレートで遊びたい人は、まったく別次元の体験になる。


良いところ——推しポイント5選

1. 戦闘の爽快感が2025年リリースのアクションゲームで最高レベル

もう何度でも書くけど、パリィが気持ちいい。ジャスト回避が気持ちいい。バーストスキルの〆が気持ちいい。戦闘で得られる快感の密度が異常に高い。ボスごとにBGMが違うのも地味に良くて、気に入ったボス戦のBGMを聴くためだけに再戦したくなる。

2. PC版の最適化が「完璧」の域

RTX 3060でも快適。4KでもDLSS使えば160fps。ウルトラワイド対応。MOD公式サポート。PC移植の手本と言っていい。ここ最近のAAA大作は移植クオリティがバラバラで不安になることが多いけど、Stellar Bladeに関しては安心して買える。

3. キャラクターモデルの美しさが異次元

イヴのキャラクターモデルは、現時点でゲーム史上最高レベルと言っても過言じゃない。肌の質感、目の表現、髪の揺れ。90種類以上のコスチュームを着せ替えて楽しめるのも、このクオリティがあってこそ。フォトモードが捗りすぎて、本編が進まなくなる人が続出している。

4. ボリュームたっぷりのコンテンツ

メインストーリー20〜25時間。サイドクエスト、コレクション、探索を含めると30〜40時間。DLC2本にボスチャレンジモードまである。買い切り7,980円でこのボリュームは、コストパフォーマンスが高い。

5. 難易度の柔軟性

ハードコアなアクションを求める上級者から、ストーリーを楽しみたいカジュアル層まで、幅広く対応できる難易度設計。途中で難易度を変更できるのもありがたい。「まずはノーマルで始めて、キツくなったらストーリーに下げる」ができる。


辛口ポイント——正直に気になる4つのこと

べた褒めだけじゃフェアじゃないので、正直に不満点も書く。

1. ストーリーが薄い

これは避けて通れない。設定自体は面白い——荒廃した地球、ネイティブ、コロニーからの降下。でも、キャラクターの掘り下げが圧倒的に足りない。イヴ、アダム、リリーの過去はほとんど描かれない。登場人物の動機や感情が見えにくく、物語に感情移入しづらい。

NieR:Automataと世界観の方向性が似ているだけに、余計にストーリーの弱さが目立つ。ニーアは物語の深みでプレイヤーの心を掴んだ。Stellar Bladeにはその力がない。ここは次回作で改善してほしい最大のポイントだ。

2. ファストトラベルの不便さ

ファストトラベルの起点が「電話ボックス」限定。しかもこの電話ボックスの数が微妙に少ない。メニューからいつでもファストトラベルできるわけじゃないので、移動のために移動する場面がちょいちょい発生する。現代のゲームとしては、もう少し快適にしてほしかった。

3. ムービースキップ不可のストレス

ボス戦前のムービーにスキップできないものが混じっている。1回目は演出として楽しめるけど、何度も死んでリトライするたびに同じムービーを見せられると、正直キツい。特にボスチャレンジモードで再戦を繰り返す時にこれはストレスになる。

4. NieR:Automataとの類似性

荒廃した地球、アンドロイド的な主人公、人類とは何かを問うSFテーマ——NieR:Automataとの類似点は多い。AUTOMATONのレビューでも「独創性の欠落」と指摘されている。Shift Upが自社の色を出せていないわけではないけれど、「ニーアに影響を受けすぎている」という声は根強くある。

ただ、これについては「似ているからこそ良い」という見方もできる。NieR:Automataが好きだった人にとっては、同じテイストのゲームが遊べるということ。しかもアクションの爽快感という面では、Stellar Bladeのほうが上だと感じる人も多い。


ユーザーの声

Steamレビューの声

「戦闘の爽快感、ビジュアルの美しさ、キャラの魅力、どれを取っても2025年の新作ゲームでトップクラス」

— Steamユーザーレビューより

「高グラフィックなのに軽い。RTX 3060でも快適に動く。最近のAAA大作で一番最適化が良い」

— Steamユーザーレビューより

「ストーリーは正直薄い。でも戦闘とビジュアルだけで十分おつりがくる。パリィが決まった時の脳汁がヤバい」

— Steamユーザーレビューより

Twitter/X の声

メディアレビューの声

「PS5版の欠点をすべて解消し、PCの利点を最大限に活用した」

Game*Spark

「よくまとまっているが独創性の欠落や経験不足が見られる、発展途上ゲーム」

AUTOMATON

「Combat Perfection Meets Visual Excellence(戦闘の完成度とビジュアルの卓越性の融合)」
(日本語訳:戦闘の完成度とビジュアルの卓越性の融合)

BabelTechReviews


NieR:Automataとの比較——似て非なる2作品

Stellar BladeをプレイしてNieR:Automataを思い出す人は、かなり多いだろう。荒廃した地球、人類の代わりに戦う存在、哲学的なテーマ——構造が似すぎている。

でも、この2作品は実は全然違うゲームだ。

比較項目 Stellar Blade NieR:Automata
戦闘の核 パリィ&カウンター(技術重視) コンボ&シューティング(爽快重視)
難易度 高め(ソウルライク寄り) 普通(カジュアル寄り)
ストーリー 設定は面白いが掘り下げ不足 ゲーム史に残る傑作レベル
グラフィック 2024〜2025年最高クラス 2017年当時でも突出はしていない
周回プレイ マルチエンディング(3種) 周回で真の物語が明かされる設計
音楽 良質だが突出はしない 岡部啓一の楽曲が圧倒的
開発元 Shift Up(韓国・元モバイル) PlatinumGames(日本・アクション職人集団)

ストーリーと音楽ではNieR:Automataが圧倒的。ヨコオタロウの物語は唯一無二であり、岡部啓一の楽曲は今でもゲーム音楽の最高峰に挙げられる。

一方、戦闘の技術的な面白さとグラフィックのクオリティではStellar Bladeに軍配が上がる。パリィを軸にした戦闘は、プレイヤーの技術向上がダイレクトに反映される設計。上手くなるのが楽しい。

どちらが上、ではなく「求めるものによって選べる」のが正解だと思う。物語の深みを求めるならNieR:Automata。戦闘の爽快感とビジュアルの美しさを求めるならStellar Blade。両方好きなら、NieR:AutomataコラボDLCで2つの世界が交差する体験をぜひ味わってほしい。

ちなみに、このサイトでもNieR:Automataを紹介している。興味があればこちらもどうぞ。

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中国市場が支えた「100万本の奇跡」

Stellar BladeのPC版の成功を語る上で、中国市場の存在は避けて通れない。

Steamプレイヤーの55.9%が中国のユーザーだ。これは偶然じゃない。Shift Upは中国向けにフルリップシンク吹き替えを用意し、現地価格を268元(約37ドル=5,500円程度)に設定した。米国では60ドル(約9,000円)だから、かなりの値下げだ。

この戦略が見事にハマった。PC版72時間で100万本という数字の半分以上を中国が支えている。日本のゲーム会社でここまで中国市場を意識した価格戦略を取れるところは少ない。韓国のスタジオだからこそできた判断かもしれない。

グローバルでゲームを売る時代において、中国市場をどう取り込むかは今後ますます重要になる。Stellar Bladeはその成功事例として、業界から注目されている。


Shift Upの未来——次は何を作るのか

Stellar Bladeの成功により、Shift Upは「モバイルゲーム会社」から「AAA大作も作れるスタジオ」へとステージを上げた。

続編の開発はまだ正式発表されていないけれど、ロードマップのリークによるとDLC展開の先に続編が計画されているらしい。マルチエンディングの構造上、物語にはまだ語るべき余地がたっぷり残っている。

ストーリーの弱さはShift Up自身も認識しているはず。次回作ではアクションとビジュアルの強みを維持しつつ、物語の深みでNieR:Automataに匹敵する作品を見せてほしい。ポテンシャルは十分にある。


まとめ——「買い」か「待ち」か

結論:アクションゲーム好きなら「買い」

Stellar Bladeは、戦闘の爽快感とビジュアルの美しさにおいて2025年のトップクラスに位置するアクションRPGだ。PC版の最適化は完璧、DLCのボリュームもあり、MODの公式サポートまでついている。7,980円は十分に元が取れる。

ただし、ストーリー重視の人は期待値を調整したほうがいい。物語はあくまで「ゲームプレイを楽しむための舞台装置」だと割り切ったほうが楽しめる。

アクションゲームが好きで、NieR:Automataや Devil May Cry系のスタイリッシュな戦闘に魅力を感じるなら、迷わずおすすめする。パリィが決まった時の快感は、このゲームでしか味わえないものだ。

購入ガイド

  • 今から始めるなら: コンプリートエディション(9,980円)が最もお得。DLC全部入り
  • まず試したいなら: Steam体験版が無料で配信中。序盤ボス戦まで遊べて、セーブデータ引き継ぎ可能
  • PS5版をクリア済みなら: ウルトラワイド・高フレームレート・MODに魅力を感じるなら通常版(7,980円)で十分
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