現在も開発中であり、詳細情報は今後のアップデートで随時変わる可能性があります。最新情報は公式サイトをご確認ください。
2024年6月、Xbox Games Showcase のラストを飾ったあの瞬間、会場に流れていたのは「Mad World」のメロディじゃなかった。でもあの映像を見た瞬間、初代Xbox 360で初めてギアーズを手にしたときの感覚が、記憶のどこかからぶわっと蘇ってきた人は多かったんじゃないかと思う。
壁を突き破って吹き飛ばされる男。土埃の中に差し伸べられる手。「Dom…」という声。
それだけで、もう全部わかった。これはあの二人の物語の、始まりだ。
『Gears of War: E-Day(ギアーズ オブ ウォー: E-デイ)』は、2026年にXbox Series X|SとPC(Steam含む)向けに発売予定のサードパーソンシューター。The Coalitionが開発し、シリーズの生みの親たちの会社であるPeople Can Flyが共同開発に加わっている。初代ギアーズの14年前、E-デイ(緊急事態の日)と呼ばれるあの惨劇の朝を、若き日のマーカス・フェニックスとドム・サンティアゴとして体験するゲームだ。
Game Passにも初日対応予定で、Xbox Game Passを持っているなら追加費用なしで遊べる。2026年6月8日(日本時間)のXbox Games Showcase直後には「Gears of War: E-Day Direct」として約30分の専用発表会も控えており、世界中のファンが続報を待ち望んでいる。
公式アナウンストレーラー(インエンジン映像)
Xbox Games Showcase 2024で公開されたインエンジントレーラー。この映像がすべてを物語っている。
こんな人に読んでほしい
- 『Gears of War: E-Day』が気になって調べにきた人
- ギアーズシリーズをかつて遊んでいて、久しぶりに新作が出ると聞いて来た人
- Gears of Warってなに?という人が、シリーズを知るきっかけにもなれば
- Game Passで遊べるか知りたい人(答え:対応予定あり)
ここでは発売前情報をできる限り丁寧にまとめつつ、このゲームがなぜこれほどシリーズファンを熱狂させているのかをお伝えしていく。
『Gears of War: E-Day』基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式タイトル | Gears of War: E-Day(ギアーズ オブ ウォー: E-デイ) |
| ジャンル | サードパーソンシューター(TPS)/ アクション |
| 開発 | The Coalition(リード) / People Can Fly(共同開発) |
| パブリッシャー | Xbox Game Studios(Microsoft) |
| 対応プラットフォーム | Xbox Series X|S / Windows PC(Steam含む) |
| 発売予定 | 2026年(具体日は未発表) |
| 料金 | 有料(価格未発表)/ Xbox Game Pass 初日対応予定 |
| 日本語 | 対応予定(Steam・Xbox Japan公式ページが日本語表示) |
| ゲームエンジン | Unreal Engine 5 |
| 発表日 | 2024年6月9日(Xbox Games Showcase 2024) |
発売日の具体的な日付はまだ発表されていないが、Microsoftは2026年4月時点でも「2026年中に発売する」と改めてアナウンスしており、6月8日のE-Day Directで詳細が明かされる見込みだ。後半発売になるとの報道もある。
Gears of Warというシリーズを知らない人へ
「ギアーズって名前は聞いたことあるけど、よく知らない」という人のために、まず少しだけ背景を説明させてほしい。
2006年、Microsoft(当時はEpic Games開発)が送り出した初代『Gears of War』は、Xbox 360を代表するキラータイトルとして一時代を築いた。発売2週間で100万本、10週間で300万本を突破し、「最速売上のXbox 360ゲーム」という記録を塗り替えた作品だ。シリーズ累計では4,100万本以上(2019年時点)が売れており、マルチプレイだけで延べ23億時間以上プレイされている。
このゲームが世界に与えたインパクトは、単なる数字以上のものがある。FPSが主流だった時代に、壁に隠れながら撃ち合うカバーシューターというスタイルを確立したのがこのシリーズだ。チェーンソーが内蔵されたアサルトライフル「Lancer(ランサー)」は、ゲーム史に残るアイコニックな武器デザインとして今も語り継がれている。
でも数字や武器よりも、このシリーズの核心にあるのは人間同士の絆だ。主人公のマーカス・フェニックスと相棒のドミニク・サンティアゴ(通称ドム)、ふたりの「ブラザーフッド(兄弟愛)」がシリーズ全体を貫くテーマで、特にGears of War 3でのドムの犠牲的な最期は、ゲームという媒体で泣いた経験として多くのプレイヤーの記憶に刻まれている。
その二人の物語を、最初から体験できる。それが今回の『E-Day』だ。
E-Day(緊急事態の日)とは何か
タイトルの「E-Day」はEmergence Day(出現の日)の略で、ゲーム世界における最大の転換点を指す言葉だ。
舞台となる惑星「セラ」では、ある日突然、地中深くに潜んでいた知性を持つ生命体「ローカスト・ホード」が地表に出現し、人類への容赦ない虐殺を開始した。都市が次々と壊滅し、人類はわずか数年で絶滅の瀬戸際に追い込まれる。この出現の日こそが「E-Day」であり、シリーズの世界における”9.11″のような歴史的転換点として描かれてきた出来事だ。
初代Gears of War(2006年)の時代はすでにE-Dayから14年後の話であり、長年のファンたちは「あの日に何があったのか、マーカスとドムはどこにいたのか」という疑問をずっと抱えてきた。公式の設定書や小説で断片は語られてきたものの、ゲームとしてプレイアブルな形でE-Dayを体験する機会は、これまで一度もなかった。
だからこそ、The Coalitionが「次の作品はE-Dayの物語です」と言った瞬間、世界中のファンがざわめいた。「それだよ、ずっと待ってたのは」という声があちこちで上がった。
「E-Dayを表す言葉は『ブラザーフッド、残酷さ、パトス(感情的な深み)、圧倒感』だ。この4つがすべて揃っている」
初代の14年前という設定は、マーカスとドムがまだ若く、経験も浅く、ローカストの脅威に「まだ準備ができていない」状態であることを意味する。鍛え抜かれた歴戦の兵士ではなく、初めて本物の恐怖に直面する人間としての二人を描くことで、ホラー的な緊張感と感情的な深みが生まれる——それがThe Coalitionの狙いだ。
主人公ふたり——マーカスとドムという存在
ギアーズシリーズを語るうえで外せないのが、このふたりの関係性だ。
マーカス・フェニックス(Marcus Fenix)
シリーズの主人公。初代では41歳の歴戦の兵士として登場するが、E-Dayでは27歳前後という設定になる。クールで口数が少なく、感情を表に出さないキャラクターとして知られているが、E-Dayではまだ「脆弱さ」を持つ若者としての側面が描かれるとされている。父はCOG(統合政府)の科学者アダム・フェニックス博士。父との複雑な関係も、シリーズを通じた伏線のひとつだ。
ドミニク・サンティアゴ(Dominic “Dom” Santiago)
マーカスの親友にして相棒。シリーズを通じて「ブラザーフッド(兄弟愛)」の象徴的存在であり続けた。E-Dayではこのふたりがどのように出会い、どのように絆を結んでいくのかが描かれる——それだけで、シリーズを通して遊んできたプレイヤーにとっては感情の引き金になりうる設定だ。
Gears of War 3(2011年)でのドムの犠牲は、ゲームという媒体の感動シーンとして今も語り継がれている。その最期を知っているからこそ、E-Dayでの「まだふたりが生きていて、一緒に戦っている」姿が刺さる。
声優はシリーズを通じてのキャストが続投。マーカスをJohn DiMaggio(『フューチュラマ』のベンダーなどで知られる)、ドムをCarlos Ferroが担当する。14年前という設定でも同じ声優が演じることで、キャラクターの連続性が保たれている。
「マーカスが壁を飛ばされ、ドムの手が差し伸べられるシーンを見た瞬間——鳥肌が立った(goosebumps)。これだよ、ずっと欲しかったのは」
シリーズを一から作り上げたCliff Bleszinski自身が、このトレーラーを見て「鳥肌が立った」と語っている。ゲームの生みの親から見ても、方向性が正しいと感じさせるものがこの映像にはあった。
開発チームについて——The CoalitionとPeople Can Fly
The Coalition
カナダ・バンクーバーを拠点とするMicrosoft傘下のスタジオ。2014年にMicrosoftがGears of WarのIPをEpic Gamesから取得したことで生まれた、いわば「ギアーズ専門スタジオ」だ。Gears of War 4(2016年)とGears 5(2019年)を手がけており、特にGears 5はシリーズ史上最大の初週プレイヤー数を記録した。
The Coalitionはここ数年、Unreal Engine 5の研究開発に注力しており、E-Dayはその集大成となる作品として位置づけられている。テクニカルディレクターのKate Raynerは「UE5による技術的な飛躍は計り知れない」と語っており、「シリーズ最大の野心作」という表現もスタジオ自身が使っている。
People Can Fly
ポーランドを拠点とするスタジオで、『Gears of War: Judgment』(2013年)のリード開発を担当した実績を持つ。初代Gears of War三部作でも共同開発パートナーとして関わっており、シリーズとの縁は深い。近年は『Outriders』(2021年)などを手がけており、アクションゲームの開発力には定評がある。
その両スタジオが再びタッグを組んでいる。「シリーズの起源を描く作品を、シリーズを最もよく知るふたつのチームが作る」という布陣は、ファンとしては心強い。
Unreal Engine 5が生み出す「次世代のギアーズ」
E-Dayの技術的な目玉は、Unreal Engine 5(UE5)をフルに活用した映像表現だ。The CoalitionはUE5への移行を早くから表明しており、E-Dayはそのビジョンが結実した最初のタイトルになる。
公式が語る数字はインパクトがある。「Gears 5の100倍以上の環境・キャラクターディテール」。UE5のNanite(ナナイト)技術によって、ポリゴン数の制限をほぼ気にせず超高精度なモデルをそのまま表示できるようになり、岩の表面のひとつひとつの凹凸から、兵士の装備に刻まれた傷痕まで、かつてないリアリティで描かれる。
さらにLumen(ルーメン)によるリアルタイムのグローバルイルミネーションが、光と影の表現を劇的に変えた。地下から出現するローカストが闇の中で蠢く様子、廃墟になった都市に差し込む朝日——E-Dayという「人類最悪の夜明け」を描くうえで、このライティング技術は単なる見た目の話ではなく、作品の雰囲気そのものを作り上げる武器になっている。
ハードウェアアクセラレーテッドなレイトレーシングも実装予定で、鏡面反射や影の精度も向上する。加えて、新たなデストラクション(破壊)システムとゴアシステムも搭載されており、ギアーズらしい「残酷なまでにリアルな戦場」の表現がさらに磨き上げられる見込みだ。
発表時のトレーラーはBLUR StudioとGNetと共同制作されたインエンジン映像(つまりゲームエンジン上でリアルタイムにレンダリングされた映像)であり、あの映像クオリティが実際のゲームにそのまま近い形で反映されることを示唆している。
ゲームプレイ——カバーシューターの進化形
E-Dayは基本的にシリーズの伝統を継承するカバーベースのTPSだ。壁や障害物に身を隠しながら敵の銃弾を避け、隙を見て射撃や近接攻撃で敵を倒していく——このスタイルはGears of Warがジャンルとして定義したものであり、E-Dayでも中心に据えられる。
ただし、設定の違いがゲームプレイにも影響する。初代Gears(14年後)では人類はローカストとの戦いにある程度適応しており、プレイヤーキャラクターも歴戦の兵士だった。E-Dayの時点ではマーカスもドムもローカストとの戦いに慣れていない。「まだ装備が整っていない、まだ敵を知らない」という状況が、ゲームプレイの緊張感を演出する重要な要素になるとThe Coalitionは語っている。
ローカスト・ドローン(雑魚敵)の再デザインも注目ポイントのひとつ。初代シリーズでは慣れてくると「ただの的」に見えてしまっていたドローンだが、E-Dayではより威圧的で、強大に見えるよう再設計されたと開発陣が明言している。「E-Dayの時点でのローカストは、人類にとってまだ未知の最強の敵だ」という設定を、ゲームプレイの体験として落とし込もうという試みだ。
マルチプレイやCo-opの有無については2026年4月時点では公式アナウンスがないが、シリーズの伝統としてキャンペーンの2人協力プレイは実装が期待されている。コミュニティからは「ソファCo-op(同じ画面での2人プレイ)を入れてほしい」という声が多数上がっており、The Coalitionがどう応えるかは6月の発表会が鍵になるだろう。
「原点回帰」——なぜこれがファンに刺さるのか
Gears 4(2016年)とGears 5(2019年)は、それぞれ丁寧に作られた良作だった。ただ、長年のファンの間では「何かが違う」という感覚が拭えなかった。新主人公への交代、DeeBees(ロボット型の政府軍)という新たな敵、よりポップな演出——変化自体は悪くないが、初代三部作が持っていた「重さ」「暗さ」「人間の脆さ」みたいなものが薄れた、という声があった。
E-Dayはそこへの明確な答えだ。
The Coalitionが繰り返し強調するのは「オリジナルゲームのバイブスを取り戻す」という言葉だ。マーカスとドムというオリジナルの主人公に戻り、ローカストという元祖の敵に戻り、ホラー的な暗さと重さに戻る。「ロボットとは戦わない」とまでCliff Bleszinski自身が言い切った。
「E-Dayはシリーズの『ship を正す(righting the ship)』ことになる。ローカストを再び恐ろしい存在にする。ロボット(DeeBees)とは戦わなくていい——これが正解だ」
さらにMatt Searcyは、ローカスト・ドローンをよりホラー的に怖い存在として再設計したことを明言している。「人々がギアーズを遊んで感じた感覚を振り返ると、その多くは暗い、ほとんどホラーに近いような怖い瞬間への感情だ」という言葉は、E-Dayがどの方向を向いているかを端的に表している。
原点回帰は単なるノスタルジー消費ではない。E-Dayという「まだ誰もゲームで体験していない場所」を舞台に選んだことで、長年のファンには「待ってた」と言わせ、新規のプレイヤーには「ここから始めやすい入口」を提供する——そういう設計になっている。
Game Passで遊べる?料金は?
Xbox Game Pass加入者にとって、これは重要なポイントだ。
E-DayはXbox Game Passに初日対応することが確定している。Xbox Game Pass(PC Game Pass / Xbox Game Pass Ultimate)を持っていれば、発売日に追加費用なしでプレイできる。これはMicrosoftのファーストパーティタイトルとして当然の対応であり、2024年のGame Pass広告でもE-Dayの2026年対応が明示された。
ゲーム単体の価格はまだ未発表だが、現代のXboxファーストパーティ大作の標準的な価格帯(海外で$69.99前後)になる可能性が高い。日本円での価格は今後の公式発表を待つ必要がある。
Game Passを持っていない人は、6月のE-Day Directで価格情報が出ると思われるので、そこまで待つのがよさそうだ。
なお、PlayStation 5版については2026年4月時点で公式アナウンスはなく、現状はXbox Series X|SとPC専用タイトルとして発売される。一方でGears of War: Reloaded(初代リマスター、2025年8月発売)はPS5にも対応しており、今後のE-Dayも展開が広がる可能性は否定できない。PS5ファンからは「同日リリースで出してほしい」という声が多数上がっている状況だ。
Gears of Warシリーズの歩み——E-Dayまでの20年
E-Dayが「原点回帰」と言われる意味を理解するために、シリーズがたどってきた道をざっと振り返っておく。
Epic Games時代(2006〜2013年)
Gears of War(2006年):Xbox 360のキラータイトルとして登場。カバーシューターというジャンルを定義し、ダークで重厚な世界観と2人Co-opが爆発的な人気を呼んだ。マーカスとドムのバディものとしても機能しており、物語の深さが際立っていた。
Gears of War 2(2008年):前作を上回るスケールと感情的なストーリーで続投。ドムの妻マリアを巡るエピソードは今もシリーズ屈指の感動シーンとして語られる。
Gears of War 3(2011年):マーカス・ドムの三部作の完結編。ドムの犠牲的な最期は多くのプレイヤーに涙を流させた。シリーズの感情的な頂点とも言える作品。
Gears of War: Judgment(2013年):People Can Flyがリード開発を担当したスピンオフ的位置付けの作品。E-Day前後の時代が舞台で、バアード大佐とコール・トレインの若き日を描いた。
The Coalition時代(2016年〜)
Gears of War 4(2016年):MicrosoftがIPを買収し、The Coalitionが初めてリード開発を担当した作品。マーカスの息子JDが主人公となり、世代交代が図られた。クオリティは高く評価されたが、「なにか違う」という声も聞かれた。
Gears 5(2019年):カイト・ダイアスを主人公に据え、シリーズ史上最大の初週プレイヤー数を記録した意欲作。オープンワールド的要素の導入など新しい試みも多かったが、ファンの評価は賛否が分かれた。
Gears of War: Reloaded(2025年8月):初代Gears of Warのリマスター版として登場。Xbox / PC / PS5に対応し、E-Day発売前の最後の「復習」機会として機能している。
そして2026年——Gears of War: E-Day。すべての始まりを描く、シリーズの新章だ。
世界のファンたちの声
発表から約2年、世界中のプレイヤーがE-Dayを待ち続けている。その声をいくつか紹介したい。
Xbox『Gears of War: E-Day』の発売時期が2026年となることが改めて発表されました。来年最も期待しているタイトルです!続報が楽しみすぎるー!#Xbox #XboxJP
‘Gears of War E-Day’. CONFIRMED. New game. Marcus and Dom are back. The ‘Gears of War’ name is back. I’m at a loss for words right now. #GearsofWar #XboxShowcase
— @Gears_Intel(Gears of War情報アカウント)
引用元:X(Twitter)/ Xbox Games Showcase 2024直後
「言葉を失った」——それがあの瞬間の正直な反応だっただろう。マーカスとドムが戻ってきた。「Gears of War」という名前が戻ってきた。それだけで十分だった。
「何年もゲームのトレーラーでここまで気になったことがなかった。これはデイワン確定の購入になりそう」
「良いキャラクターが帰ってくるというだけで興奮してる。ギアーズ世界の”あの日”に戻れるなんて、ずっと望んでいたことだ」
「E-Dayでマーカスとドムに戻るというのは、今このフランチャイズに必要なことをド真ん中に突いてる」
一方で、冷静な目線の声もある。
「Microsoftがここ数年Haloとかでやらかしてるのが心配ではある。ただ、今年出るって言うなら信じたい」
期待と不安が混在している——それが正直なところだろう。ただ、The CoalitionはGears 4・Gears 5と着実に良作を送り出してきたスタジオだし、People Can Flyというシリーズに深く関わったチームが加わっている。「信じる理由」は確かにある。
『E-Day』が向いている人・向かない人
正直に書いておく。どんなゲームにも合う人・合わない人はいる。
こういう人には刺さると思う
- 初代Gears of Warをリアルタイムで遊んだ世代——マーカスとドムの物語の「最初の日」を体験できる機会は、もうこれ以外にないかもしれない
- 重厚なシングルプレイヤーキャンペーンが好きな人——2人Co-opで友人やパートナーと楽しむスタイルも期待できる
- ホラー的な緊張感のあるアクションが好きな人——「敵が強くて怖い」という体験を求めているなら、E-Dayのコンセプトはドンピシャだ
- UE5の最先端グラフィックを体験したい人——技術的なショーケースとしても見どころがある
- Game Pass加入者——初日から追加費用なしで遊べるので、気軽に試せる
少し注意が必要な人
- グロ・暴力表現が苦手な人——ギアーズシリーズはチェーンソーで敵を真っ二つにする描写が売りのひとつ。E-Dayはそれがさらに強化される方向性のため、苦手な人には厳しいかもしれない
- マルチプレイや長期的なサービス展開を求めている人——現時点でマルチプレイの詳細は未発表。キャンペーン重視の作品として期待するのが無難
- 発売日に遊びたい人(Xbox/PC非所持の場合)——PS5版は現時点で未発表。発表を待つ必要がある
E-Dayの前に遊ぶなら——Gears of War: Reloaded
「E-Dayに興味が出てきたけど、シリーズを全然知らない」という人に伝えておきたいことがある。
2025年8月に発売された『Gears of War: Reloaded』は、2006年の初代をUE5ベースでリマスターした作品で、Xbox Series X|S・PC・PS5に対応している。E-Dayの前日譚の「もっと後の話」にあたる初代をここで体験しておくと、E-Dayの設定やキャラクターへの理解が格段に深まる。
Xbox Game Passにも対応しているので、Game Pass加入者なら追加費用なしで遊べる。「E-Dayが出るまでの間に予習しておく」という使い方が最適だろう。
ちなみに時系列で言うと:
- Gears of War: E-Day(E-Day当日、14年前)← 今回の新作
- Gears of War: Judgment(E-Day直後〜数年後)
- Gears of War(初代)(E-Dayの14年後)← Reloadedはこれ
- Gears of War 2 → 3(続き)
- Gears 4 → Gears 5(25年後以降)
E-Dayから始めてReloadedで「その後」を知るという順番も、もちろんアリだ。
今後の注目スケジュール
E-Day待ちのプレイヤーが今すぐカレンダーに入れておくべき日程がある。
2026年6月8日(日本時間)— Xbox Games Showcase 2026 & E-Day Direct
Microsoftが発表したXbox Games Showcase 2026が2026年6月8日(日本時間午前2時)から配信予定で、その直後に「Gears of War: E-Day Direct」が連続放送される。このDirectは約30分の内容であることがXbox CCOのMatt Bootyによって明かされており、「素晴らしい内容が詰まっている(fantastic, full 30 minutes of stuff to see)」とコメントしている。
ゲームプレイ映像の初公開、具体的な発売日の発表、価格情報、Co-op/マルチプレイの詳細——これらすべてがこの日に明かされる可能性が高い。ギアーズファンにとっては、2026年最大のゲームイベントになりそうだ。
また同日前後にはXbox Fanfestの開催も発表されており、現地参加者は先行プレイの機会も得られるかもしれない。
発売時期
2026年後半が有力視されており、一部メディアは「GTAVIとの競合を避けるため、11月より前に発売する可能性」を報じている。秋ごろのリリースになるのではという見方が多い。詳細は6月の発表を待とう。
Gears of War: E-Dayを待ちながら遊べる関連作品
E-Dayの発売まで時間がある。その間に、シリーズの世界観を掘り下げておくのもいい。同じXboxエコシステムで楽しめる作品をいくつか紹介したい。
まずはやはり初代のリマスターから入るのがおすすめだ。マーカスとドムが「E-Dayの14年後」にどんな戦いをしていたのかを体験することで、E-Dayでの「始まりの日」がより深く刺さってくる。

Gears of Warと同じくXbox Game Passの看板タイトルとして長年愛されてきたHalo Infiniteも、似たような「重厚なシューター体験」を求めるなら候補に入る。
投稿が見つかりません。カバーシューターという観点では、全く異なる世界観ながらも「壁を使った戦術的な撃ち合い」が好きなら楽しめるタイトルもある。
まとめ——「始まりの日」を、ついにゲームで体験できる
Gears of War: E-Dayは、単なる「新しいギアーズ」ではない。
20年近く前に始まったシリーズが積み上げてきた感情と歴史、そのすべての「起点」になる日を、ゲームとして初めてプレイアブルな形で体験できる作品だ。マーカスとドムがローカストに初めて直面したあの朝。まだふたりが何も知らなかった、あの瞬間。
シリーズを遊んできた人なら、その重みはわかるはずだ。
The Coalitionはこの作品に「原点回帰」という明確な意志を込めている。UE5の圧倒的なグラフィック、ローカストを再び怖い存在にするというホラー的な演出方針、マーカスとドムの若い脆弱な姿——どれをとっても「ギアーズの本質」に向き直った選択だ。
シリーズ生みの親のCliff Bleszinski自身が「鳥肌が立った」と言い、「shipを正す作品になる」と語った。それだけで、少なくとも方向性は間違っていないと思える。
2026年6月8日のE-Day Directで、発売日や具体的なゲームプレイが明かされる。その日まで、期待とともに待とう。
- プラットフォーム: Xbox Series X|S / Windows PC(Steam)
- 発売: 2026年(詳細は6月発表予定)
- Game Pass: 初日対応予定
- 開発: The Coalition / People Can Fly
- 公式サイト: Xbox公式 Gears of War: E-Day
- Steam: Steam ウィッシュリストに追加
Gears of War: E-Day
| 価格 | 未定 |
|---|---|
| 開発 | The Coalition |
| 販売 | Xbox Game Studios |
| 日本語 | 非対応 |
| 対応OS | Windows |
| プレイ形式 | シングル / マルチ |
