Resident Evil 7 Biohazard

Resident Evil 7 Biohazard|一人称視点で叩き込まれる本物の恐怖

バイオハザード7を初めてプレイしたとき、オープニングの廃屋に入った瞬間から「あ、これヤバいやつだ」とわかった。暗い廊下、腐った食事が残ったままのテーブル、そして壁に染みた血の跡。何も起きていないのに、もう怖い。

バイオハザードシリーズはナンバリングが進むにつれてアクション色が強くなっていて、6なんかはほぼTPSだった。「昔のバイオみたいな怖さはもう戻ってこないのかな」と思っていたファンも少なくなかったはずだ。そこに突然放り込まれたのが、この7だ。一人称視点(FPS視点)を採用して、ホラーとしてのバイオハザードを完全にリブートしてきた。

Steamのレビュー数は約9万件、好評率は95%。発売は2017年1月で、もう8年が経つが今でも新規プレイヤーが遊んでいる。VR対応(PSVR)でも話題になったが、PC版でも没入感は十分すぎるくらいある。セールなら1,000円台で買えるのに、プレイ体験のコスパは異常だ。

この記事では、バイオ7がなぜここまで怖くて面白いのか、どういう人に向いているのか、そして初めてプレイする人が知っておくべきことを全部書く。ネタバレは極力なしで進める。

目次

こんな人に刺さるゲームです

Resident Evil 7 Biohazard 未分類 スクリーンショット1
  • 「昔のバイオハザードみたいな恐怖が戻ってほしい」と思っていたシリーズファン
  • サイレントヒルやアウトラストなどのホラーゲームが好きな人
  • 一人称視点のゲームが得意で、没入感を求めている人
  • 「FPS視点のホラー」を一度は体験してみたい人
  • アクション要素とホラー要素がちょうどいいバランスのゲームが好きな人
  • 短時間でクリアできるゲームを探している人(本編は10〜15時間程度)
  • ストーリー重視で最後まで一気にプレイしたくなるゲームが好きな人

逆に、「ホラーが苦手で怖いゲームは無理」という人にはきつい。本当に怖い。びっくり系の演出もあるし、心理的に追い詰めてくるタイプの恐怖もある。でも怖いのが好きな人間には、これ以上ないくらい満足度が高い。「アクションシューターとして遊びたい」というタイプにも、弾薬が貴重なサバイバルホラーなので少し違うと感じるかもしれない。

ゲーム概要と世界観

どんなゲームか

バイオハザード7 バイオハザードは、カプコンが2017年1月に発売したサバイバルホラーゲームだ。対応プラットフォームはPC(Steam)、PS4、Xbox One、Nintendo Switch(クラウド版)など。AppIDは418370。

舞台はアメリカ・ルイジアナ州の沼地にある廃農場。主人公のイーサン・ウィンターズは、3年前に失踪した妻・ミアからビデオメッセージを受け取り、彼女を助けるために廃農場へ向かう。そこで出会ったのがベイカー一家——かつて普通の農家だったはずの一家が、何かに感染して豹変した殺人鬼集団だ。

プレイヤーは一人称視点でこの廃農場を探索し、謎を解きながら脱出を目指す。ジャンルはサバイバルホラー。弾薬やアイテムが限られた環境で、強大な敵から逃げたり戦ったりしながら進む、昔ながらのバイオハザードの文法を一人称視点で再解釈した作品だ。

シリーズの転換点としての7

バイオハザードシリーズは長い歴史を持つ。1996年の初代から始まり、4でアクション寄りにシフト、5・6でほぼアクションゲームになっていった。シリーズを愛するファンの間でも「バイオは変わってしまった」という声は根強くあった。

そこで7は大胆にリブートを図った。一人称視点の採用、絶望的な閉鎖空間、弾薬を節約しながら進むサバイバル設計、そして「クリーチャー」ではなく「人間(に近い何か)」を主要な敵にする選択。これらすべてが、初代バイオが持っていた「逃げ場のない恐怖」を現代的に再現するための判断だった。

結果として、発売時の評価は圧倒的だった。IGNやGameSpotなどの主要メディアが軒並み9点前後をつけ、ゲームアワードでも複数受賞した。シリーズの方向性を180度変えた決断が、ユーザーにもメディアにも受け入れられた稀有な事例だ。

開発元カプコンについて

カプコンはバイオハザードシリーズを1996年から運営し続けている大阪のゲーム会社だ。ストリートファイター、デビルメイクライ、モンスターハンターなど、世界的に有名なIPを多数持つ。バイオハザード7から採用された「REエンジン」は、8、ヴィレッジ、4リメイクにも引き継がれており、7はそのシリーズの技術的・デザイン的な転換点でもあった。

一人称視点がもたらすもの——なぜここまで怖いのか

Resident Evil 7 Biohazard 未分類 スクリーンショット2

バイオ7で最も重要な設計判断は「一人称視点の採用」だと思う。この変更一つで、ゲームの恐怖度が段違いになっている。

三人称と一人称の根本的な違い

三人称視点(キャラクターを外から見る視点)だと、プレイヤーは常にキャラクターの全体像が見えている。敵がどこにいるか、自分の周囲の状況がある程度把握できる。「俯瞰する余裕」が生まれる。

一人称視点はそれがない。視界は自分の目の前だけ。後ろは見えない。足元も見えない。視野角は約90度程度で、両側や上下は常に死角になる。音がしても、どこから来ているかわかりにくい。

この「わからなさ」が恐怖の源泉だ。廊下の角を曲がるとき、扉を開くとき、何かの音がするたびに「何かいるんじゃないか」という感覚を捨てられない。バイオ7はそれを徹底的に利用してくる。

ベイカー農場の閉塞感

舞台となる廃農場は広くない。オープンワールドじゃないし、広大なフィールドを歩き回るゲームでもない。狭くて暗い屋敷、地下通路、隣接する建物群——そういった閉じた空間がずっと続く。

この閉塞感が本当に効いている。広い空間があれば逃げ場があるけど、バイオ7の空間は基本的に逃げ場が少ない。扉の向こうに何がいるかわからない。部屋の中を調べていると後ろから音がする。セーフルーム(テープレコーダーで保存できる部屋)に入ってようやく一息つける、という構造がずっと続く。

環境音と音楽設計

バイオ7の音楽・音響設計は特筆に値する。静かな探索シーンでは環境音だけが響いて、かえって不安を煽る。敵が近づくと低音域のBGMが変化して「何かいる」と教えてくれるが、それがまた怖い。

ヘッドフォンでのプレイを強く推奨する。スピーカーとヘッドフォンでは体感がまったく違う。特に「どこから音がしているか」の方向感覚が全然違うので、没入感を高めたいならヘッドフォン一択だ。

ゲームシステム詳細

探索とアイテム管理

バイオ7のゲームプレイの根幹は「探索」と「リソース管理」だ。廃農場の各エリアを調べながら、鍵や道具、ヒントを集めて先へ進む。ゲームの進行は「新しい道具を手に入れる→新しいエリアに行ける」という構造で、謎解き要素もある。

アイテムスロットには限りがある。初期は8スロットで、バッグを拾うと最大12スロットまで拡張できる。弾薬、回復薬、鍵、道具類のすべてをこのスロットで管理する必要があり、何を持ち歩くかの選択が常に迫られる。

回復システムは「最初の調合液を混ぜて回復薬を作る」形式。原料素材は探索で集め、必要な分だけ作る。ただ拾ったものを使えばいいわけじゃなく、「今作っておくべきか、素材のまま持っておくべきか」を考える必要がある。これが昔ながらのバイオハザードの緊張感を生んでいる。

弾薬とリソース管理

弾薬は本当に貴重だ。序盤は特に少なく、下手に撃ちまくるとすぐ弾切れになる。弾薬も調合で作れるが、素材は限られている。「この敵を撃つべきか、逃げるべきか、無視するべきか」を常に考えながら動く必要がある。

難易度は「イージー(Casual)」「ノーマル(Normal)」「ハード(Madhouse)」の3段階。イージーだと弾薬が比較的多く入手できて回復も楽。ハードは弾薬が少なく、敵が強く、セーブアイテム(カセットテープ)も消費制になる本格仕様だ。初回はノーマルが一番バランスよく楽しめる。

ベイカー一家——人間を敵にする選択

バイオ7の敵は従来のゾンビやモンスターではなく、主に「ベイカー一家」という人間(のような存在)だ。ジャック・ベイカー、マーガレット・ベイカー、ルーカス・ベイカーの3人がそれぞれ異なる性格と能力を持ち、プレイヤーを追い回す。

人間を模した敵というのが、モンスターよりずっと怖い。ジャックは大柄で強引で、なんでも壊して追いかけてくる。マーガレットは虫を操る異形の存在で、見た目のグロテスクさが飛び抜けている。ルーカスは頭がよくて罠を仕掛けてくる——それぞれが異なる種類の恐怖を持ち込んでくる。

特にジャックが「また来た」とわかったとき、足音や声だけで心拍数が上がる感覚は、ゲームならではの体験だと思う。

モールデッドという存在

ベイカー一家以外にも、モールデッドと呼ばれるクリーチャーが登場する。黒い有機質の外皮に覆われた人型モンスターで、こちらはより従来のバイオハザードに近い敵だ。暗所から突然出現したり、倒したと思ったら床から這い上がってきたりする。

モールデッドには頭部や腕への攻撃が効果的で、腕を撃ち落とすことで攻撃を封じることもできる。弱点を把握して効率的に倒すか、弾薬を節約して走り抜けるかの判断が常につきまとう。

ビデオテープシステム

バイオ7の特徴的なゲームシステムの一つがビデオテープだ。ゲーム内に散らばったVHSテープを拾って再生すると、過去の出来事を映像として「追体験」できる。主人公がテープを再生している間、プレイヤーは映像の登場人物として操作することになる。

これが単なる演出じゃなく、ゲームプレイとして機能している。テープ内での行動が現実のゲーム進行に影響する場合もあるし、何より「別の視点から見た同じ場所」という体験が世界観を深める。特に序盤の「ペレス一家のテープ」は、ゲームへの引き込み方が本当にうまい。

セーブシステムとカセットテープ

セーブは各所に置かれたテープレコーダーでできる。ノーマル以下の難易度では何度でもセーブ可能だが、ハードではカセットテープを消費する制限付きセーブになる。

セーブルームは基本的に安全地帯で、敵が入ってこない。弾薬や素材の整理、回復、ちょっと一息つくためのスペースだ。狭くて薄暗い空間でも、「ここは安全」とわかった瞬間の安堵感はゲームならではのもの。この「緊張→解放」のサイクルが、サバイバルホラーのリズムを作っている。

DLC「Not A Hero」「End of Zoe」——本編との連続性

Resident Evil 7 Biohazard 未分類 スクリーンショット3

バイオ7には複数のDLCが存在する。無料DLCの「Not A Hero」と有料DLCの「End of Zoe」は、本編のエンディング後の話を描いており、ストーリーの補完として重要な位置づけだ。

Not A Hero——クリスの視点

本編クリア後に無料で解放されるDLC。操作キャラがシリーズ常連のクリス・レッドフィールドに変わり、本編の裏で何が起きていたかを描く。本編イーサンとは異なる戦い方(銃撃戦メイン)が楽しめ、戦闘の爽快感が増す。本編が怖すぎてつらかった人でも、こちらは少し戦いやすい。

End of Zoe——別の生き残り者の物語

有料DLC(グールドエディションや他のバンドルに収録)。本編で登場したゾーイというキャラクターの顛末を描く。戦闘スタイルが本編と全然違い、素手中心の原始的な戦い方になる。ストーリー的にも「もう一つのエンディング」として機能しており、本編とセットで体験する価値がある。

「バンシー」「ルーカス」「ベッドルーム」DLC

他にもバンシー(サイコブレイク製作者プロデュースのホラー体験型DLC)、ルーカスの謎(タフなアクション系DLC)、ベッドルーム(脱出ゲーム風DLC)などが存在する。セールでゴールドエディションを狙えば全部セットで安く買えるので、ハマったら追加コンテンツを楽しむ価値は十分ある。

バイオ7が人気な理由——5つの核心

1. 「恐怖の密度」が異常に高い

10〜15時間のプレイ時間の中で、怖いシーンの密度が本当に高い。だれた部分がほとんどない。オープニングからエンディングまで、常に「何かヤバいことが起きるかもしれない」という感覚を維持したまま進む。ホラーゲームとしての完成度が異常に高い。

最近のホラーゲームにありがちな「最初は怖いけど中盤から慣れてくる」という問題がない。敵の種類や状況が変化するので、ゲームを通じて新しい種類の恐怖が提示され続ける。

2. ストーリーの引き込み力

バイオ7のストーリーは「妻を探して廃農場に来た男が、狂気の一家に捕まる」というシンプルな入口から始まる。だが進めるにつれて、ベイカー一家の謎、バイオハザードシリーズとの繋がり、ミアの秘密などが少しずつ明かされて、「次に何があるか知りたい」という好奇心を常に刺激してくる。

特に中盤から後半にかけてのストーリー展開は、「えっ、そういうことだったのか」という驚きが連続する。ネタバレなしで体験してほしいが、7をクリアした後に8(ヴィレッジ)に続く流れが、シリーズとして綺麗につながっている。

3. チャプター型の構成で達成感がある

バイオ7はゲームが章ごとに区切られており、一章ごとに「ここまで生き残った」という達成感がある。全体が15時間前後で、一章あたり2〜3時間程度のボリューム感。長すぎず短すぎず、プレイセッションの切りどころが自然にある。

これは「ホラーゲームを長時間連続でプレイするのがきつい」という人にも嬉しい設計だ。一章クリアしたらいったん休憩できる。むしろ怖すぎて休憩が必要になることもある。

4. ボス戦のデザインが秀逸

バイオ7のボス戦は、それぞれが独自のシチュエーションと戦い方を持っている。「このボスはこう倒すのか」という発見の瞬間、弱点を見つけて戦略が噛み合ったときの手応えが気持ちいい。ゴリ押しで突破できるわけじゃないので、試行錯誤が楽しい。

特に序盤のジャックとのガレージ戦は、バイオ7の中でも屈指のデザインだと思う。弾薬がほとんどない状態で、ただデカくて強い相手と向き合わなければならない絶望感がある。何度かやられながら攻略法を見つけた瞬間の達成感は、今でも鮮明に覚えている。

5. VRとの相性が抜群

PS4版ではPS VRに完全対応していて、「PSVR対応のトップタイトル」として頻繁に挙げられる。PC版にもSteam VR対応のModが存在するが、PS VR版の完成度には及ばない。ただ、PCのノーマル画面でも十分すぎるほど没入できる。「一人称視点×ホラー」の組み合わせは、もはやVRのキラーコンテンツと言っていい。

Steamレビューに見るリアルな評価

Resident Evil 7 Biohazard 未分類 スクリーンショット4

「最初の1時間で5回死んだ。でも怖くて楽しくてやめられなかった。ジャックに廊下で追いかけられたとき、思わず声が出た。」

Steamレビュー(プレイ時間約9時間)

「バイオハザードシリーズで一番怖かった。でも一番最後まで引き込まれたのも7だった。イーサンというキャラが素人臭くて、だからこそ自分と重なった。」

Steamレビュー(プレイ時間約14時間)

「4・5・6がアクションゲームになっていってがっかりしていたが、7で完全に取り戻した。一人称視点の判断が神すぎる。」

Steamレビュー(プレイ時間約22時間)

「弾薬が足りない。でも足りないからこそ怖い。足りないからこそ慎重に動く。昔のバイオハザードはそういうゲームだったと改めて思い出した。」

Steamレビュー(プレイ時間約11時間)

「夜中にヘッドフォンでプレイしたら心臓に悪すぎた。でも最高だった。ビデオテープのシステムがオシャレで、世界観の広げ方が上手い。」

Steamレビュー(プレイ時間約17時間)

「Not A Hero まで含めると完成度が高すぎる。クリス編で急にアクションゲームになるのが良いアクセントになってる。」

Steamレビュー(プレイ時間約20時間)

注意点と不満点——正直に書く

後半のテンポが変わる

バイオ7は前半と後半でゲームの雰囲気が変わる。前半はベイカー農場という閉鎖空間での緊張感が続くが、後半は別の場所に移動して、どちらかといえばアクション色が強くなる。「後半がちょっと違う」という感想を持つ人は少なくない。

個人的には後半も十分楽しめるが、「前半の緊張感をずっと維持してほしかった」という気持ちはわかる。10〜15時間のゲームとして見れば、メリハリとして受け入れることもできる。

ストーリーの説明が不親切な部分がある

バイオ7は世界観の説明をあまりドカっとしてくれない。文書収集やメモを読まないと、細かい背景がわからないことが多い。「なんでこうなったの?」と疑問を感じたまま進むこともある。シリーズ知識がある人には楽しめる仕掛けだが、初見では「え、結局これどういうこと?」となる部分もある。

主人公イーサンが棒読み気味

これは賛否両論あるが、主人公イーサンの英語音声がかなりフラットな演技で、「何が起きてもあんまり驚かなさすぎ」と感じる人もいる。日本語音声だと多少感情が豊かになるので、日本語でプレイする方が感情移入しやすいかもしれない。

ただ「素人っぽい一般人感」という点では、イーサンのフラットさが「普通の人がこんな状況に置かれた」というリアリティに繋がっているという見方もある。バイオ8のヴィレッジでイーサンがより「キャラが立った」と感じる人も多い。

ホラーが苦手な人には向かない

当たり前だが、ホラーが苦手な人には本当に向かない。びっくり演出もあるし、グロテスクな描写もある(マーガレット戦は特に虫が苦手な人にはきつい)。「ちょっと怖いくらいが好き」という人は試せるかもしれないが、「ホラーは絶対ダメ」という人は避けた方がいい。

PC版のパフォーマンス

PC版はおおむね安定しているが、稀に特定の環境でフレームレートが不安定になる報告がある。REエンジン採用タイトルとしては7世代目前後のゲームで要求スペックは低い方だが、超低スペックPCだとつらい場面もある。推奨スペックはGTX 780以上、i7-3770相当以上となっており、現代基準では余裕のある数値だ。

バイオ8(ヴィレッジ)との比較——どちらが向いているか

Resident Evil 7 Biohazard 未分類 スクリーンショット5

バイオ7と8(ヴィレッジ)は連続したストーリーを持っており、イーサンが主人公という点でも繋がっている。どちらから入るべきか迷う人もいるはずなので、簡単に比較しておく。

バイオ7の特徴

  • 恐怖度が高く、サバイバルホラーとしての純度が高い
  • 閉鎖空間での探索が中心
  • 弾薬が貴重でリソース管理が重要
  • 雰囲気は暗くて重い
  • プレイ時間は10〜15時間とコンパクト

バイオ8(ヴィレッジ)の特徴

  • 7より戦闘が多く、アクション寄りにシフト
  • 舞台が村や城など多様で、探索範囲が広い
  • 弾薬がやや豊富で戦いやすい
  • 雰囲気はゴシックファンタジー寄り
  • プレイ時間は15〜20時間程度

「ホラー寄りが好き」なら7から入るのがおすすめ。「アクション寄りが好き」なら8でも十分楽しめる。ただストーリーの繋がりがあるので、どちらにせよ7→8の順に遊ぶのが正解だ。7でイーサンへの感情移入ができていると、8の体験が段違いに深くなる。

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難易度別攻略アドバイス——初心者が知るべきこと

初プレイはノーマルがベスト

ノーマル(Normal)難易度はバランスが一番よく設計されている。弾薬が足りなくてじりじりしながらも、工夫すれば乗り越えられる。イージーは怖さが少し薄れるし、ハードは本当にきつい。シリーズ経験者でなければノーマルから始めるのが正解だ。

メモや文書は必ず読む

バイオ7には大量の文書(メモ、手紙、日記など)が散らばっている。読み飛ばすとストーリーの背景が全然わからなくなるし、「敵の倒し方のヒント」や「隠しアイテムの場所」が書かれていることもある。探索中に見つけたら必ず読もう。

弾薬の使い方を考える

序盤から「撃ちたい」という欲求に任せて撃ちまくると、すぐに弾切れになる。モールデッドは頭や腕を狙うと弾薬効率がいい。逃げられる状況なら逃げる方が得。ボス戦のために弾薬を温存しておくというゲームデザインを意識すると、だいぶ楽になる。

調合を使いこなす

回復薬や弾薬は素材から調合できる。「素材があるから調合しておこう」ではなく、「今必要か、後のために取っておくべきか」を考える習慣をつけよう。特に強い薬品(強回復薬)は2種類の素材が必要で、ボス戦前に作っておくと安心だ。

アイテムボックスをフル活用する

セーブポイント近くには必ずアイテムボックスが置かれている。持ちきれないアイテムをここに預けておけば、後で取り出せる。「持てないから捨てる」は最悪の選択なので、必要なさそうなものはボックスに入れて先に進もう。

ジャックから逃げることを覚える

ゲーム序盤、ジャックは特定のエリアを徘徊する。戦って倒そうとするより、隠れたり走って逃げたりする方がずっと効率がいい。「倒せないなら逃げる」という判断がこのゲームでは非常に重要で、逃げることを恥じなくていい。むしろそれがゲームデザインの意図だ。

テープを見つけたら即再生しなくていい

ビデオテープは拾ったからといってすぐ再生する必要はない。タイミングが悪いときに再生すると混乱することもある。探索が一段落したセーブルームで落ち着いて再生する、というのもひとつの判断だ。

クリア後の周回について

バイオ7はクリア後に「マッドハウス(Madhouse)」難易度が解放される。前述の通り非常に難しいが、本当のバイオ7好きはここから本番という人も多い。また、ゲーム内には「コインを集めると特殊アイテムと交換できる」やり込み要素もあり、2周目の理由になる。

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まとめ——バイオハザードが恐怖に戻ってきた瞬間

バイオハザード7を一言で表すなら、「一人称視点でシリーズの原点に帰ってきた傑作」だと思う。

三人称から一人称への変更は、一見するとシリーズのアイデンティティを捨てるリスクのある判断に見える。でも実際にプレイすると、それがいかに正しい選択だったかがわかる。視界が制限された一人称視点だからこそ、廊下の角を曲がる恐怖が増す。扉を開く瞬間に手が止まる。足音が聞こえるたびに動悸が上がる。

「弾薬が少ない」「逃げることが正解」「アイテム管理が緊張を生む」——これらは1996年の初代バイオハザードが持っていた要素だ。7はそれを2017年のグラフィックと一人称視点で完全に蘇らせた。シリーズが長く続く中で「変わってしまった」と感じていたファンが、7で「これだよ、これ」と思えた理由がよくわかる。

プレイ時間10〜15時間で、Steamのセール価格なら1,000円台。これで9万件の95%好評を誇るホラー体験が得られるなら、コスパとしては最上位クラスだ。

ホラーゲームが好きな人、バイオシリーズが好きだったのに最近遠ざかっていた人、FPS視点のゲームで没入感を求めている人——バイオハザード7はそういった人たちに全力でおすすめできる。

ベイカー農場の廃屋に入る瞬間、きっとあなたも「あ、これヤバいやつだ」と感じるはずだ。

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