ここでは当時の魅力を振り返りつつ、似たタイプのゲームも紹介しています。
無料なのにこのクオリティ?と驚いた人は多いと思う。
美麗なグラフィックに、自由なクラスチェンジ、簡単操作で爽快アクション——敵をガンガンなぎ倒しながら神を目指すという、ロシア産のSFファンタジーMMORPGがスカイフォージでした。
DMM GAMESから2018年12月に日本語版がリリースされて、洋ゲー好きの間ではかなり話題になったんですけどね…約1年半という短い期間でサービス終了になってしまいました(ーー;)
公式PV
こんな人に読んでほしい
- 「スカイフォージ」で検索して来たけど、まだ遊べるのか知りたい人
- 当時プレイしていて、懐かしさから振り返りたい人
- クラスを自由に切り替えられるアクションMMORPGを探している人
結論から言うと、日本版は2020年4月30日に終了しています。海外版も2025年9月に全世界でサービスを終了し、完全に遊べなくなりました。ただ、このゲームが持っていた魅力は今でも語る価値があると思うので、振り返っていきます。
スカイフォージってどんなゲームだったのか

「スカイフォージ(Skyforge)」は、ロシアのAllods Teamとアメリカの名門Obsidian Entertainmentが共同開発したSFファンタジーアクションMMORPGです。
舞台は魔法と科学が融合した惑星「エリオン」。プレイヤーは不死身の戦士「イモータル」として戦い、最終的には「神」になることを目指す——このスケールのデカさが、他のMMOにはなかった魅力でしたね。
TPS(三人称視点)のノンターゲティングアクションで、雑魚敵をバッサバッサとなぎ倒す爽快感はかなりのもの。大剣で近接戦をやったり、銃器で遠距離から撃退したり、魔法でまとめて吹っ飛ばしたりと、戦い方の自由度が高いゲームでした。
しかも基本プレイ無料。ソロでゲームの9割は遊べる設計になっていたので、MMO初心者にもわりと入りやすかったんですよね。
スカイフォージならではの特徴
クラス自由切り替え——これが最大の売り

スカイフォージの最大の特徴は、18種類以上のクラスをワンクリックで自由に切り替えられること。
普通のMMORPGだと「最初に選んだ職業で最後まで戦う」のが当たり前ですが、スカイフォージでは戦闘中にだってクラスを変えられた。近接が厳しい相手には遠距離クラスに切り替え、ボス戦では火力の高いクラスに——みたいな立ち回りができたんです。
ちなみにこのゲーム、ヒーラーが存在しないという珍しい設計でした。「タンクをヒーラーが回復し続ける」みたいな、MMOにありがちな退屈な作業がなくて、全員が攻撃参加する戦闘スタイル。ここが好きだった人は結構いたんじゃないかと思います。
SFファンタジーの世界観で、クラスを自由に切り替えて戦うアクションMMOが好きなら、今だとPSO2ニュージェネシスあたりが近い体験ができるかもしれません。

キャラメイクの自由度
キャラメイクはパラメータ調整タイプで、顔や体型を納得いくまで弄れる仕様。プリセットも用意されていたので、細かいことは苦手という人でもサクッとキャラを作れました。
作ったキャラクターはムービーシーンに主人公として登場するので、自分の分身がNPCと交流したりイベントで活躍するのを見られるのは嬉しかったですね。フルボイス(英語)のカットシーンも豪華で、映像のクオリティは間違いなくトップクラスでした。
独自の成長システム「プレステージ」
一般的なレベル制ではなく、「Ascension Atlas」という成長システムを採用。スキルをアンロックしていくことで新しいクラスが使えるようになったり、戦い方の幅が広がっていく仕組みでした。
ステータスの総合値である「プレステージ」で強さが測られるのも独特で、自分だけのビルドを作り上げる楽しさがありましたね。
基本情報
| 正式名称 | Skyforge(スカイフォージ) |
|---|---|
| ジャンル | SFファンタジーアクションMMORPG |
| 開発 | Allods Team / Obsidian Entertainment |
| 運営(日本版) | DMM GAMES |
| プラットフォーム | PC / PlayStation 4 |
| 料金 | 基本プレイ無料(アイテム課金) |
| 日本版サービス期間 | 2018年12月6日〜2020年4月30日(約1年半) |
| 海外版 | 2015年7月〜2025年9月(約10年間運営後、完全終了) |
なぜ人気だったのか
海外では2015年のPC版リリースから約10年間も運営が続いたことからもわかるとおり、Skyforgeは根強い人気を持つタイトルでした。
人気の理由はいくつかありましたが、まず開発チームの豪華さ。ロシアのMMO老舗Allods Teamと、Fallout: New Vegasで知られるObsidian Entertainmentの共同開発ということで、発表時の期待値はかなり高かった。
そしてやっぱりクラス自由切り替えシステム。「1キャラで全クラス体験できる」というのは当時のMMOではかなり珍しくて、職業選びに悩む必要がないのが好評でした。
基本無料で課金しなくても大半のコンテンツが遊べる設計も、間口を広げていた要因の一つ。グラフィックも無料MMOの中ではトップクラスで、AAA級と評されることもありましたね。
なぜ日本版はわずか1年半で終了したのか
正直な話、日本版は最初から厳しかったと思います。
一番の問題は日本語化の品質。誤訳が多く、UIの翻訳も不十分で、ストーリーを楽しみたい人にとっては大きなストレスでした。4Gamerの読者レビューでも「誤訳多数」「UIが親切でない」という指摘が出ていたくらいです。
バグも頻発していました。ログインできない、強制終了する、音声が消えるといった不具合が報告されていて、快適にプレイできる状態とは言いづらかった。
さらにサーバーがロシアにあったため、アクションゲームとしては致命的なラグ問題も。PINGが悪い環境でノンターゲティングアクションは正直キツい。
加えて、クラス開放が苦行という声も多かった。新しいクラスを使うために膨大な時間をかけるか課金するかの二択で、「良質だけどクラス開放が苦行なMMORPG」というブロガーの評価がまさにそれを物語っていました。
結果、プレイヤー人口は伸びず、過疎化が進行。約1年半でサービス終了となりました。
プレイヤーの声
1キャラで複数クラス使用可能でソロプレイ対応なのは良い。ただ過疎化が深刻で、サーバーがロシアにあるためPINGが悪い。シーズン毎の装備更新が金銭的に負担。
— しらいし(4Gamer読者レビュー・60点)
グラフィック・サウンドは古いなりに綺麗。課金必須ではない設計は好印象。ただ、バグが多い、誤訳が多い、UIが親切でない。運営の姿勢も消極的だった。
— むいむい(4Gamer読者レビュー・65点)
バグが極めて多い。ログイン不可・強制終了・音声消失など頻発。誤訳も多く、ヒーラー職が存在しないためPTプレイでは自己中心的なプレイヤーが多かった。
— GameTester(4Gamer読者レビュー・30点)
良質だけどクラス開放が苦行なMMORPG。クラスを変えると戦い方もガラッと変わって楽しいけど、開放にめちゃくちゃ時間がかかるか課金が必要。
— ジャンク公式ゲームブログ
PS4版はソロでも9割遊べるMMORPG。無課金ソロ勢に優しいゲームだった。
— とあるゲームブログの軌跡
Skyforge is really shutting down…despite the issue’s that game has this one hurts right in my chest man…this game piloted my channel and the small following I have today. You made mistakes but you will always be a special game to me
スカイフォージが好きだった人へ——似たゲーム紹介
スカイフォージは終わってしまいましたが、このゲームの魅力だった「SFファンタジー」「クラス切り替え」「爽快アクション」を楽しめるゲームはまだあります。
SFファンタジー×クラス切り替えなら
PSO2ニュージェネシスは、SF世界観でクラスを自由に変更できるアクションRPG。スカイフォージの「1キャラで色んな戦い方を楽しめる」という部分がそのまま味わえます。基本無料なのも同じですね。

ノンターゲティングの爽快アクションなら
黒い砂漠はノンターゲティング戦闘のクオリティが業界最高峰。グラフィックのレベルも高くて、スカイフォージの「見た目が綺麗でアクションが気持ちいいMMO」という部分を求めているならドンピシャです。

まとめ
スカイフォージは、SFとファンタジーが融合した独特の世界観と、18種類以上のクラスを自由に切り替えられるシステムが魅力的なMMORPGでした。
日本版はわずか1年半で終了してしまいましたが、その原因は日本語化の品質・バグの多さ・サーバー環境の問題と、ゲーム自体の面白さとは別のところにあったのが残念なところ。海外版は約10年続いたことからもわかるように、ゲームとしてのポテンシャルは本物だったんですよね。
「神になる」というスケールの大きな目標、ヒーラー不在の全員攻撃型パーティ戦闘、戦況に応じたクラス切り替え——こういった挑戦的な要素は、今のMMOにも受け継がれてほしいなと思います。

