バスの運転手を体感できるSLGパソコンゲーム!ふとドライブしたくなった時に丁度いい!

本格的バスシミュレーター待望の二作目「Bus Simulator 18」!バスの運転手となり街を回るシミュレーションゲームです。丁寧なチュートリアルで楽しく運転できます。日本語対応も嬉しいポイント!バスドライバーに憧れている人、急にドライブしたくなった人はおすすめ。

 

まずはこのゲームの動画をどうぞ!

バスの運転シミュレーターシリーズ最新作「Bus Simulator 18」

『Bus Simulator 18』はオーストリアの開発会社「stillalive studios GmbH」が手がけるバスをテーマとしたドライブシミュレーターです。タイトルに「18」とあるので18作目かと思われるかもしれませんが、実はこれ「2018年」という意味であって、前作は2016年にリリースされた『Bus Simulator 16』だったりします。ナンバリングではなく発売年ということなのです。そして本シリーズは今作で2つ目ですので、実質的には「バスシミュレーター2」といった方が正確でしょう。

本作はバスの運転手となって乗客を乗せて街中を走り抜けるというゲームになっています。時間通りに目的地へつき、乗客を降ろし、そして乗せ、再度次の目的地へ行くという仕事をやっていくわけです。バスの運転手に興味がある方にとって相応しい新作パソコンゲームといえます。steamにて3,600円で発売中の本作についてみていきましょう。

 

ちなみに、本作同様に乗り物系のSLG(シミュレーションゲーム)は結構他にも色々出ています。あわせてチェックしてみてください。

 

 

実際のバスを丁寧に再現!

本作はゲームというよりシミュレーターの側面が強い作品です。そのため遊びやすさよりも実際のバスを再現することを優先しているといえるでしょう。まず初めにバスへ乗り込む際、フロントドアのロックを解除してからヘッドライトのあるフロント正面の右側に隠されているコックを操作してドアを開けることになります。実際のバスもこういった構造になっているのですが、本作をプレイすることで初めてこうしたバス独特の操作方法を知ることになるかもしれません。

バスを走らせるにはまずハンドル下部にあるエンジンキーを作動させ、ライトを点灯し、自分の身長に合わせてシートの高さを調節し、パーキングブレーキを解放する必要があります。もちろん夜間であれば室内灯やヘッドライトも点灯しておかなければなりません。バスはこれらの操作をして始めて動けるようになるのです。

よりゲームらしくするには何の準備もせずすぐにバスを走れるようにしたり、派手なスコアシステムを導入したり、奇抜な演出を挟み込めば良いでしょう。ですがそういった要素は本作にはありません。あくまでも現実を基準として正確なバス運転手の環境を再現しているのです。タイトルに「シミュレーター」の名を冠しているだけあって、やはりゲームというよりはシミュレーターと言うべき作品となっています。

 

ちなみに、Bus Simulator 16と比較してもグラフィックについては、本作の方が一枚上手かもしれません。(筆者の感想です)

 

充実したチュートリアルと日本語対応で安心!

本格的なシミュレーターなので難しそうに感じるかもしれません。ですがその心配は無用。ゲームが始まると「Mira」という女性による丁寧なチュートリアルを受けることができます。このチュートリアルは無味乾燥なものではなく、実践的でゲーム世界が存在しているような形で進んでいくため楽しんでバスの運転に慣れることができるでしょう。

また日本語にもきちんと対応しているので、良く分からない英語を読みつつ良く分からないまま操作するということはありません。こうした専門的な作品では英語は高いハードルになりがちですが、公式で日本語をサポートしているというのはありがたいところです。

リアルな描写で本当にバスドライバーになった気分!

バスを運転していると乗客が乗り込んでくるのですが、その際にランダムで様々なことを喋ります。運転手に向けた台詞とは限らず、会話の途中の一部だったりこれからの予定だったり、まるで彼らが実際に存在しているように会話をするのです。現実でも電車やバスに乗るときに他人同士の判然としない会話を耳にすることがありますが、この新作パソコンゲームでは正にそれを再現しています。

またプレイヤーが運転するバスや他の自動車の走行音はもちろん、鳥の鳴き声や街のノイズなど環境音による演出もしっかりとしています。時にはバスの乗客のいびきを聞くこともできるでしょう。気がついたら「今日も運転手としてしっかり働こう」という気分になっていても何もおかしくありません。それほどリアリティが高く自然な世界が構築されているのです。バスの運転手とはどんな感じで働いているのかという部分も体験することができますよ。

ドイツを中心とした海外のバスが登場!

本作に登場するバスは4つのメーカーが販売している8つのバスで日本にはあまりなじみのないものかもしれません。以下のようなメーカーとバスが登場します。

メルセデス・ベンツ:シターロK、シターロG
マン:Lion’s City、Lion’s City CNG
ゼトラ:S 418 LE buisiness、S 416 LE buisiness
イヴェコ・バス:Urbanway、Urbanway CNG

この中でイヴェコ・バスのみイタリアを本拠地としており、他のメーカーはいずれもドイツと関係がある形です。開発会社がオーストリアなので関係の深いドイツを舞台にすることは自然といえるかもしれません。ですがメーカーやバスの種類を知らなくても全く問題なく遊ぶ事はできるので心配は要りません。

ルートを回りきると評価が下される

最初に回るルートを設定し、それを全て通過したらその日の勤務は終了します。

そしてウィンカーの適切な使用や駐車位置の正確さなどが評価され、収入を得たりレベルがあがったりするのです。その資金を元手にして新しいバスを購入することができたりするので、どんどん運転していきましょう。またよりスムーズで正確な運転ができるようになればより高い評価を受けて収入も上がるようになります。

まとめ:バスの運転手になれる新作パソコンゲーム!

『Bus Simulator 18』はバスの運転手になれるシミュレーターです。

正確に再現した実際のバスを慎重に運行し、乗客を安全に目的地へ運ぶバスの運転手になりましょう。環境音を始めとしたリアリティの高いゲーム世界となっているので、まるで仕事をしているような気分になってくるかもしれません。バスの運転手に興味がある人はもちろん、まったりと街をドライブしたい時にオススメです。

 

このシミュレーションゲームの基本情報

タイトル Bus Simulator 18
ジャンル シミュレーションゲーム
開発元 stillalive studios
パブリッシャー astragon Entertainment GmbH
リリース日 2018年6月14日
料金 3,600円
日本語 対応
オンライン 対応
OS Windows

スペック/動作環境

必須環境 推奨環境
64 ビットプロセッサとオペレーティングシステムが必要です
OS: Windows 7/8/10 64-Bit
プロセッサー: 3.3 GHzのIntel Core i3、もしくは3.2 GHzのAMD Phenom II X4
メモリー: 6 GB RAM
グラフィック: NVIDIA GeForce GTX 750 (1GB VRAM)、もしくはAMD Radeon R7 360 (2GB VRAM)、またはそれ以上のスペック
DirectX: Version 11
ネットワーク: ブロードバンドインターネット接続
ストレージ: 6500 MB 利用可能
64 ビットプロセッサとオペレーティングシステムが必要です
OS: Windows 10 64-Bit
プロセッサー: 3.4 GHzのIntel Core i5-4670 (第4世代)、もしくは4 GHzのAMD FX-8370、または同等のスペック
メモリー: 8 GB RAM
グラフィック: NVIDIA GeForce GTX 970 (4GB VRAM)もしくはAMD Radeon R9 290 (4GB VRAM)、またはそれ以上のスペック
DirectX: Version 11
ネットワーク: ブロードバンドインターネット接続
ストレージ: 6500 MB 利用可能

このシミュレーションゲームのレビュー(引用元:Steamカスタマーレビュー)

おすすめ・高評価の口コミ

・グラフィックが綺麗
・実車の音を使用している
・ハンコン使用ですが、デフォルトの設定でもかなり運転しやすい
・前作で問題になっていたブレーキとバックの割り当てが同一になっていた仕様が変更
一番上と下から二番目を除いては前作を購入しなかった最大の理由でもあります。
結構不安ではあったのですが、その不安をことごとく打ち破ってくれました。
マップもバスもMODで追加可能とのことですし、マルチも他のプレイヤーとの協力ができるとのことですので前作よりもヒットするのではないかと予想しています。

前作は作りっぱなし感があったが、今作ではある程度改善されている。
マップがかなり広くなり、画面がきれいになり音の種類が増え、マルチプレイも可能になったり、シングルプレイでも雇ったスタッフが運転する他のバスが見えるなど進化している(この点はETS2を超えている)

・グラフィック・サウンド面が大幅にパワーアップ
・マップがかなり広くなり、風景も様々で飽きない
・他の路線に運転士とバスを設定すると運転中実際に登場し、すれ違うとパッシングしてくれる

低評価の口コミ

料金(発券)のバグが目立つ(マウスで10のお釣りを出すと何故か20出る)
時間がシビア過ぎて時間内に間に合わない(一回間に合わないと他全停留所間に合わない)
チケット発行に手間取る事(何のチケットを発行するのか毎回手探り状態)
この時点で時間がかなりオーバーするので時間内運航は無理でした!あと、個人的な意見でMT+クラッチ有りがない…

・メニュー画面を閉じるとフレームレートがしばらく落ちる現象が起きる
・コックピット視点でニーリング使用時に視線が傾かない
下の点はできることなら前作の仕様を引き継がずに改善してほしかったのですけど…
上の点はゲームの仕様なのかもしれませんが、終点に着いた時も同じ現象が起きてました。