「Frostpunk」難易度は高めのサバイバルSLG!極寒世界のコミュニティーのリーダーとして生存を目指すサバイバル経営SLG!

極寒世界のコミュニティのリーダーとなって市民を生存へ導く、過酷なサバイバルゲーム!食料や住居の提供はもちろん、生き残るためには時には非情な判断を下すことも…。経営・街づくりシミュレーションゲームで腕に覚えがあるなら!

 

まずはこのおすすめシミュレーションゲームの実況動画をご覧ください!

紹介元:兄者がライブするアニドラ!様

『Frostpunk』配信開始!2018年春配信の新作PCゲーム!

 

『Frostpunk』は2018年4月24日にSteamでリリースされたサバイバルゲームです。

制作は、戦争に巻き込まれた市民たちの生存をテーマとした

『This War of Mine』の11 bit studios。

今作も、『This War of Mine』と同じく過酷なサバイバルがテーマの新作PCゲームになっています。

 

『This War of Mine』では、敵軍に包囲された都市で10人ほどのメンバーが

持てる能力を活かして生存のために戦うというゲーム内容でしたが、

今作で描かれるのは100人以上の一団、一つの社会のサバイバルです。

 

プレイ人数はシングルプレイヤーのみで、現在は日本語には対応していません。

ですが、発売後のアップデートでの日本語対応が告知されています。

 

舞台となるのは極寒の世界となった19世紀…

 

『Frostpunk』の舞台となるのは、降雪が続く氷河期のような架空の19世紀です。

その極寒の世界では、ほとんどの人類が凍死や餓死、

人災や天災といった様々な要素で死に絶えてしまっています。

 

残った人類は暖を取るため、休火山の地下熱を利用したジェネレーター(発電機)の近くに身を寄せ合い、

逼迫した状況の中で衰退への一途を辿っています。

 

プレイヤーは、あるジェネレーターの周りに形成された街のリーダーとなります。

街の様子は、高度に発展した蒸気文明――スチームパンクの様相を呈しています。

 

明日をも知れぬ状況の中、法を設置し、足手まといとなる病人を切り捨て、

死者が出ようが昼夜を問わず働かせ有用な資材を得ることで、

コミュニティの救世主となれるかもしれません。

 

この新作PCゲームの気になるゲーム内容

 

プレイヤーは、街の運営を任された指導者です。

氷と雪に閉ざされた『Frostpunk』の世界で人類の存続のために必要なことは、

食料よりも生存可能な温度の提供です。

そのためには、街の中心となるジェネレーターを稼働させ続けなければなりません。

 

ゲームスタート時にプレイヤーに渡されるのは、1機のジェネレーターと、

資材の集積所、そして80人のマンパワー(労働人口)です。

 

ちなみに、人類が種として生き残り続けるために必要な最小存続可能個体数は、

生殖可能(≒労働人口)なオス15個体、メス50個体ほどと言われています。

 

「およそEXILEとAKB48を足したほどの人数」と言われていますが、

『Frostpunk』でプレイヤーが管理していくコロニーには15人ほどの余裕しかなく、

かなり切迫した状況であることがおわかりいただけると思います。

 

暖を取るためには、ジェネレーターに入れるための燃料が必要です。

資源は主に、石炭、木材、鉄、蒸気核、食料(生)、食料(加工済)の6種類。

この内燃料として優秀なものは、スチームパンクの世界設定らしく、石炭です。

 

80人のマンパワーの内、いくらかは石炭の採掘に回さなければいけません。

ですが、家を建て人口を増やすためには木材が必要です。

小さめの石炭には直接労働力を配置することで持って帰らせることができますが、

効率的な木材の回収には周囲の資源を自動で集める

Gathering Post(採取所)を建てる必要があります。

 

もちろん、Gathering Postを建てるためには木材が必要で、

さらに、少なくない労働力を使って道路を引かなければ施設は稼働しません。

そうこうしている内に、まだ余裕があると思っていた食料が尽きはじめて……、というのが、

この新作PCゲームのおよそのゲーム内容になります。

 

アメとムチの鞭

 

今作では、画面の右下にあるBook of Law(法律)から

コロニーに施行する法律を決定することができます。

法律は、プレイヤーが管理する街に恒久的な影響を与え、

基本的には“プレイヤーにとっては”有利なものになっています。

 

法律はスキルツリー形式となっており、下位の法律を施行できるようになることで、

上位の法律の獲得に挑むことができるようになります。

例えば、プレイヤーは序盤から、以下のような法律を設定できます。

 

Child shelters(子供用住居)

低年齢層向けの格安住宅を提供する。

この法律の上位のスキルツリーでは、子供を労働力として

働かせられるようになる法律があり、非常に心強いです。

 


 

Redical Treatment(荒治療)

この法律を施行すると、助かる見込みの薄い、重篤な疾病を抱えた仲間への対応が変更されます。

仲間の死はHope(希望)の値に直結しますが、働けない仲間の生は食料問題に直結します。

本来動けない患者を強引に治療し復帰させる(多くの場合、死を意味するかもしれませんが)

ことで、複合的な問題の一つの解決を図る法律です。

 


 

Soup / Food additives(スープ/食品添加物)

食料が不足するのは、不必要な量を食べるからです。

この法律を制定することで、食料の使用量を制限できます。

Discontent(不満)に影響しますが、この法がなければ不満を吐くこともできなくなるでしょう。

 

アメとムチの飴

 

プレイヤーが運営するコミュニティは、Hope(希望)やDiscontent(不満)といった、

生存に直結しないステータスを持っています。

為政者として住人の幸福を願うならば、

余裕のある時に少しでもこれらのステータスを上げることに務めるといいでしょう。

 

住人たちの欲求は、衛生・食料・住居などを十分なサービスで提供することで満たされていきます。

先程紹介したRedical Treatment(荒治療)は序盤は有効な手段ですが、

Medical Post(診療所)があればきちんと治ることができます

(つまり、病気を理由に休んだり死んだりせず、労働力が減少しないということです)。

 

食料は、Hunter’s Hut(狩猟場)を建てることで入手した未加工の食料を、

Cookhouse(調理場)で加工することで食べられる状態にできます。

問題となるのは住居で、かなりの量の木材を持っていってしまいます。

ですが、不満値を上げないためにも必要なものなので、

少々後回しにしてでも建ててあげましょう。

 

遭難者の救助

 

余剰の住居を建てると(別に建てなくても可能ですが氷河期に野宿をさせることになります)、

街の周囲にいる遭難者を救助することができるようになります。

遭難者の位置の断定のためにはBecon(ビーコン)が必要で、

ビーコンの開発にはWorkshop(工房)での研究が必要です。

 

工房はテクノロジーツリーを研究することができる施設です。

各資源の集積速度を早くする効率上昇の研究や、

ジェネレーターの範囲外を蒸気を使って暖めることができるようになる研究などが可能です。

 

ビーコンを研究し、Scout(偵察団)を結成すると、いよいよ周囲の探索と、

探索ついでに遭難者の救出に向かうことができます。

探索中に遭難者を見つけたら、自身の街の状態を見て、

保護したり保護しなかったりしましょう。

人口の増加は、食い扶持と労働者の増加に直結します。

 

『Frostpunk』はこんな人におすすめサバイバルゲーム!

 

世界観・難易度ともにハードな内容の社会運営モノが好きな人はとても好きな

シミュレーションゲームなのではないでしょうか?

 

トロピコ』シリーズでプレジデンテに就任したり、『Prison Architect』で監獄長となっていた方、

『Oxygen Not Included』で酸素不足の地底に楽園を築いたりしていた方には、

特にプレイしていただきたいおすすめシミュレーションゲームです。