「The Day Online」MOBA要素を取り入れた近未来TPS!カジュアルにMOBAを楽しみたい方にとっては吉報となる無料オンラインゲーム!

MOBAとTPSの要素を併せ持った無料オンラインゲーム!3つのゲームモードが実装。MOBAの重要な要素であるビルドを排除していることによりシンプルにMOBAを楽しむことができます。複雑な要素に頭を悩ませずPSに則った熱い戦いができるオンラインゲームです!

 

まずはこの新作オンラインゲームの公式動画をご覧ください!

 

開発途上のMOBA/TPS

 

『The Day Online』は近未来の雰囲気が漂うMOBATPSの中間的なオンラインゲームです。

 

2018年4月現在早期アクセスとしてリリースされており、ゲームシステムは未だ開発途上にあります。

ですが無料ゲームなのでこれから完成度を高めていけばより面白いゲームとなるはずです。

 

積極的にアップデートを繰り返していますし

Discordにも参加することができるので一度覗いてみてください。

 

開発意欲旺盛なこの新作オンラインゲームについてみていきましょう。

 

開発はReloaded Studio

 

本作を手がけるのは2007年に韓国で活動を開始した「Reloaded Studio」です。

 

代表作は本作で、実は開発は既に2007年には始まっていました。

『The Day Online』は当初MMOとして開発が進められ2010年にリリースする予定だったのですが、

開発が難航したのか2017年12月に韓国でMOBA系TPSとして世に出ることになります。

 

そして2018年4月にsteamにおいて早期アクセスという形でリリースされました。

どういった紆余曲折を経たにせよ、

現在MOBAはゲームジャンルの中でも特に盛り上がっているジャンルです。

 

同社の命運を賭けた本作が成功するか失敗するかは

今後のアップデートにかかっているといえるでしょう。

 

ゲームモードは3種類

 

本作に実装されているゲームモードは以下の3種類で、いずれもTPS視点で戦うことになります。

 

実装されているゲームモード!

 

ダウンタウン

3vs3ないし5vs5の対戦を行うモード。

互いの基地にはネクサスと呼ばれる本拠地があり、

これを先に壊したチームの勝利となります。

 

行く手には強力なタワーが待ち構えており、

点在する中立モンスターを倒せば攻撃バフや回復バフをもたらすことができる形です。

 

またネクサスからは直線状に敵を弱いゴブリンに変化させるキャノン砲を撃つことができたり、

ショップでアイテムを購入することもできます。

 

資源バトル

1vs1ないし3vs3ないし5vs5の対戦を行うモード。

互いの基地にはリファイナリー(精錬所)というベースのようなものがあり、

ここに資源を持ち帰るとリファイナリーの経験値を溜めることができます。

 

先にリファイナリーのレベルを6にして200秒間守りきると勝利。

資源は敵を倒したり中立モンスターを倒すことで獲得することができ、

これをリファイナリーまで持ち帰ればリファイナリーの経験値としてカウントされる形。

 

互いのリファイナリーがレベル6になった場合はサドンデスが始まり、

敵のリファイナリーを壊せば勝利となります。

 

なおレベル6時のカウントダウン中にもう一方のリファイナリーのレベルが上がれば

カウントがリセットすることが可能。

 

サバイバル

 

アリーナでの単独による戦闘、チームではなく個人で戦うことになります。

全てのプレイヤーには5機のライフが与えられており、

全て消費すると観察モードに入り戦闘には参加できなくなる形。

 

敵プレイヤーや中立モンスターを倒すとレベルが上がりより有利になります。

また中立モンスターを倒すことでHPが回復したり

クールタイムが減少するバフをふけることができるためより優位に立つことが可能。

 

また一定時間後にマグネティックフィールドが展開され、

これに触れると1機失ってしまいます。

またマップを横断するレーザーに触れても1機失うのでキャンパーは特に注意する必要があるでしょう。

 

基本的にはダウンタウンが最もベーシックなゲームモードといえます。

MOBAとして基本的な要素を満たしているため

MOBA経験者はまずダウンタウンで遊んでみると良いでしょう。

 

ただ逆にMOBAを経験していると違和感を感じる部分が出てくるかもしれません。

 

MOBAの条件はほぼ満たしている

 

本作はMOBAと銘うっていますが、MOBA要素が全て揃っているわけではありません。

むしろマッチ形式のTPSとして考えた方がより相応しいかもしれません。

通常、MOBAの要素としては以下のようなものがあります。

 

ミニオン:雑魚敵、プレイヤーの収入源であり敵基地を攻めるための兵士

レーン:いわゆる自基地と敵基地を結ぶ通路でありミニオンやプレイヤーの通路

タワー:レーン各所に配置されている強力な攻撃用砲台

レベル:キャラクターの能力値の基本となる要素で、ミニオンや敵プレイヤーを倒すことで上昇する

お金:ミニオンや敵プレイヤーを倒すことで得られるもの

アイテム:所持しているお金を消費して能力強化および特殊能力をもつアイテムを手に入れられる

ロール:キャラクターに向いた役割

 

この中で確かに本作はほとんどの要素を満たしているのですが、

唯一アイテムについてはスキルという扱いになっているため

ゲームに影響を与え辛い形になっています。

そしてそれはMOBAの重要な楽しみの1つであるビルドという要素を排除しているのです。

 

なお本作のダウンタウンで購入できるスキルは

「クールダウン20%低下・消費型の強力なボム・その場でベースに戻れるポータル」

の3つだけとなります。

 

ビルドの存在しないMOBA

 

MOBAの世界では常にビルドが考察されています。

 

どのようなアイテムをどのような順番で購入していけばより有利になるかが考え出されており、

プロプレイヤーの公開するビルドは1つのセオリーとして

多くのプレイヤーに支持されることも珍しくありません。

 

もちろん独自のビルドを試すことも面白いことですし、

戦況によってはビルドを変更することで逆転することも可能だったりします。

 

ですが本作ではシンプルな共通スキルのようなものとしてアイテムを実装しているため、

戦況は基本的にレベルに依存しています。

ビルドによって戦況を覆すことができず、またキャラクターの能力に差異が出ることもありません。

 

MOBAでは1つのキャラクターであってもビルドによっては全く異なる性能になることもあり

それが醍醐味だったりするのですが本作ではそうした要素が排除されています。

 

これは確かにMOBAとして致命的で、本作を完全なMOBAと言い切れない要素となっています。

もしアイテムが実装されれば本作は『Smite』の系譜にあるSF的なMOBAとして

多くのプレイヤーに受け入れられたかもしれません。

 

ですが現状ではMOBAというよりはTPSの変化形と考えた方が妥当でしょう。

 

 

ただビルドが存在しないということは逆に言えばシンプルに楽しめるともいえます。

MOBAのビルドはなかなか複雑で学習しなければ把握することが困難な要素と言うこともできるため、

1つのハードルと捉えることもできるほどです。

 

そういう意味では本作は通常のMOBAをよりカジュアルにした作品ともいえるでしょう。

 

ですが本格的にMOBAの世界へ切り込むのであればアイテムの実装は不可欠です。

豊かなビルドの世界を提供できるようになって始めて本作の真価が発揮できるのかもしれません。

今後のアップデートに期待したいところです。

 

これからの動きに注目したい無料オンラインゲーム!

 

『The Day Online』はTPS視点のMOBAです。

メインのゲームモードであるダウンタウンでは

仲間と協力して敵チームの本拠地を壊すことで勝利を掴むことができます。

 

ただMOBAの要素をほとんど満たしているのにも関わらずビルド要素が存在せず、

レベル基準で強さが決まってしまうため逆転しにくい状況が生まれている形です。

今後アイテムを実装することがあればより深みのある面白いゲームとなるでしょう。

 

ただし、カジュアルにMOBAを楽しみたい方にとっては良いゲームとなるはずです。

複雑なビルドに頭を悩ますことなく、

プレイヤースキル準拠のシンプルで熱い対戦を繰り広げることができるでしょう。

 

冒頭でも述べたように、本作は早期アクセスゲームであり頻繁にアップデートされている状況です。

今後のアップデート次第ではより面白い作品になっても全くおかしくありません。

 

無料でプレイできるので今のうちからチェックしてみて下さい。

 

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