1995年の名作RPGが時を越えて復活!「CHRONO TRIGGER」時をかける感動の物語をもう一度!

名作RPG「CHRONO TRIGGER」がPC向けに復活!本作はスマホ版を移植したPCゲームであるため、グラフィックやフォントが高解像度になっています。名作と名高い本作は、既プレイの方は¥もちろん、RPGが好きならプレイしておいて損はないおすすめPCゲームです。

 

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ゲーム概要:歴史に名を刻んだRPG

 

『CHRONO TRIGGER』は1995年に「スクウェア」が手がけた名作と称されるRPGです。

キャラクターデザインに漫画『ドラゴンボール』で知られる鳥山明氏を起用し、日本を代表するRPG『ファイナルファンタジー』の坂口博信氏と『ドラゴンクエスト』の堀井雄二氏も開発に参加した作品となります。

実質的には後に『ゼノギアス』のシナリオを担当することになる加藤正人氏がストーリーを構成している形です。名作になるべくして生まれた本作はsteamにて1,944円にて発売中です。

 

ゲーム内容

建国1000年を記念するお祭りで起きた事故

 

ガルディア王国という国では建国1000年を記念する祭りが開催されています。主人公のクロノがこの祭りを楽しんでいるとき、広場でマールという少女と出会うことになるのでした。マールとクロノは一緒に催しものを回ることになります。

 

幼馴染の少女ルッカは自分の発明「超次元物質転送マシン1号」をお祭りで展示していました。このマシンは2つで1組で、一方に乗り込むともう一方にテレポートするという優れもの。そこへ来たクロノは早速マシンに乗り込みテレポートを成功させるのですが、続いてマールも試してみると事故が起きてしまいました。身につけていたペンダントがマシンに反応したのか、何とマールは消失してしまうのでした。

残されたペンダントを拾いその後を追うクロノですが、テレポートした先は森の中。さらに早速怪物に襲われてしまいます。先ほどまで賑やかだった街の姿は無く周りには紅葉した木々が広がるばかり。こうしてクロノの冒険が始まるのでした。

 

時を越えて仲間と出会う物語

 

本作は時を超え様々な時代で冒険を繰り広げる物語になります。

過去や現代、そして未来へと続く時間の流れの中でクロノは様々な仲間と出会い、そして別れを経験することになるでしょう。空間以上の絶対的な断絶である時間を乗り越えることで巡り合う物語は、いつの時代であっても感動をプレイヤーに与えてくれるはずです。

 

シームレスでリアルタイムな戦闘

 

本作を特徴付けるゲームシステムの1つがシームレスな戦闘です。

戦闘シーンはフィールド上の敵アイコンと接触することで始まるのですが、このとき専用の戦闘シーンへと移行はしません。フィールド上の画面のまま戦闘が始まる形です。

 

そして戦闘自体はコマンドバトルとなります。具体的にはアクティムタイムバトルシステムというものを採用しており、時間経過でコマンドを選択し実行するという形です。いわば『ファイナルファンタジー』シリーズでお馴染みの戦闘システムとなっています。

また戦闘中に敵が移動するという点はユニークです。主人公を始めとする味方が繰り出す技には範囲が設定されているのですが、敵の位置によっては当たらないこともあるでしょう。タイミングを見計らって技を繰り出す必要性があるというのは本作に独特な要素です。

 

本作の戦闘システムはRPGの中でも珍しく面白いものとなっています。シームレスなので軽快ですし、コマンドバトルも経験者にとって馴染み深く、かつ敵が移動することで戦略性も生まれている形です。半ばリアルタイムな戦闘に病み付きになるかもしれません。

 

スマートフォン版の移植作

 

steamで販売されているバージョンはスマートフォン版の移植作となります。

「Square Enix」はsteam上で本作のようなレトロゲームのタイトルを販売しているのですが、そのほとんどがスマートフォンからの移植という形なのです。もしスーパーファミコン版を期待していると少し違和感を感じるかもしれません。

まずグラフィックやフォントが高解像度になっています。それにユーザーインターフェイスにスマートフォンで操作するようのタッチパネルが表示されていたりするのです。こうした状況に対して放置されることも少なくないのですが、本作に関しては段階的なアップデートで改善されてきています。

 

アップデートによるPCへの最適化

 

本作へのアップデートは段階的に、そして効果的に続けられています。

2018年4月11日のアップデートではドット絵に近いオリジナルグラフィックの表示が可能となり、フォントもよりゲーム世界に違和感をもたらさないものへと変更されました。さらに同年5月17日のアップデートでバトルシーンのユーザーインターフェイスをパッドないしキーボードに最適化できるようになり、ムービーの解像度も向上されています。

また、同年6月7日のアップデートでもよりPCに特化したユーザーインターフェイスに設定できるようになり、バトルシーンの改良も加えられた形です。さらなるアップデートも予定されているので、より自然で遊びやすい作品に仕上がっていくでしょう。

 

まとめ:RPGが好きならプレイしておきたい作品

 

『CHRONO TRIGGER』はRPGの歴史に名を残す名作ゲームです。

今でも1995年から23年が経過した2018年でも本作に心を奪われている方は多く、世界中にファンが存在しています。既プレイの方はもちろん、未プレイの方でも遊んでみる価値は十二分にあるといえるおすすめPCゲームです。

むしろ本作のテーマであるタイムリープやタイムパラドックスに思いを馳せるには、発売から長い年月が過ぎた現在こそがプレイするのに良いタイミングなのかもしれません。