緊急センターのオペレーター体験ができるシミュレーションゲーム!プレイヤーは受けた緊急通報に的確に対応しなければいけません。中にはイタズラ電話に大事件が隠れている事もあるので真意を見極める直感も求められます。
まずはこのPCゲームの公式トレーラーをご覧ください!
「911 Operator」のゲーム概要
そして、今回紹介する「911 Operator」はアメリカの緊急電話のオペレーターとして、市民からの通報内容から警察、消防、救急のいずれかを派遣していくゲームとなります。
余談ですが、日本の緊急電話は110が警察、119番が救急・消防となっています。しかし、アメリカでは911番で緊急センターへ繋がり、オペレーターとの通話を通じて「警察・救急・消防」が派遣されるようになっております。もし、アメリカに旅行などで行くことがあれば緊急時の番号「911」は覚えておきましょう。
このPCゲームはアメリカの緊急センターのオペレーターとして、市民からの通報で警察・救急・消防を派遣していくゲームとなっております。プレイヤーは市民からの通報を受けて、内容を聴取して警察・救急・消防のいずれかを現場へ向かわせることになります。
例として喧嘩や犯罪が起きた場合は警察、怪我人や体調が悪くなった人からの通報なら救急、火事などが発生したら消防を派遣していくことになります。もちろん、場合によっては警察と救急を同時に派遣するといったように、判断しなければならないこともあり、同時に通報案件が重なることもあるので大忙しです。
ちなみに「911 Operator」は50以上の録音された対話でオペレーターと通報者とのやり取りがフルボイスとなっており、これらは実際の緊急電話での対話を元に作成されたものです。中にはプレイヤーに緊張が走るようなやりとり、そして中にはあきれてしまうような通報などもあります。しかし、中には「イタズラ?」と思えるような通報の裏で実は大きなアクシデントが起きているという事もあります。
ゲーム内容
部隊の編成と配置がカギ
「911 Operator」ではプレイヤーが警察、消防、救急の各部隊の編成を行う事が可能です。部隊編成ではパトカーなどの各車両に人員を割り当て、人員には任務で使用すると効果的な装備品を割り当てることが出来ます。例として警察には一般的なパトカーの他に以下のような車両が用意されております。
使用できる車両の一例
白バイ:機動力なら非常に高いので、速度制限違反の車両を検挙する際に有効ですが、逮捕者が出てしまった場合は別にパトカーを応援要請しなければなりません。
ミニバン:機動力はやや低いですが、隊員を4人、被疑者も4人まで運ぶことができるので、大人数の逮捕者やギャング抗争で応援が必要な場合は頼りになるでしょう。
覆面パトカー:一般的なパトカーよりも少し高いですが、機動力の高さと隠匿性があることからスピード違反を検挙しやすく、さらに911通報以外での事件を見つけやすくなります。
特型警備車:いわゆる装甲車であり、導入費用が非常に高く、機動力も低い。ただし、大きな銃撃戦のような非常に緊急性が高い案件において、警察官の傷を低減する効果がありますので、いざという時に配備しておいたほうがいいでしょう。
もちろん、これらの車両以外ではヘリなども配備可能ですが、予算が決まっいるのでプレイヤーは予算内で編成を考えなければなりません。
他にも装備として警察には拳銃や防弾ベストなどを渡すことも可能ですが、こちらもコストがかかるので編成のバランスをしっかりと検討しなければならないでしょう。そして、編成が終わってゲームを開始するとマップのどこに配置するかを決められますので、マップの広さや地形の複雑さからどういう配置にするかもプレイヤーが決められます。
緊急通報から部隊派遣を決める
ゲームをプレイしていると市民から緊急通報がかかってくるので、プレイヤーは部隊を派遣すべきか?警察、消防、救急のいずれかを派遣すべきか?を通報者とのやりとりで考えなければなりません。
通報内容はすぐに何を派遣すれば良いかわかる内容もありますが、話を聞いていかないと「何を派遣すべきか?」ということがわからなかったり、「もっと派遣しなければならない部隊がいるかもしれない」と判断する必要がある事もあります。もちろん、ただのイタズラ電話がかかってくることもありますが、中にはあまり重要そうではない通報の裏で大事件が発生していることもあります。
そのため、「911 Operator」ではプレイヤーの推理力なども必要となってくるので、通報者とのやり取りでしっかりと決めていきましょう。
会話から緊急性を判断して的確な指令を出さないといけない
その日の一日でやってきた通報内容と対処の仕方によって、業務評価が行われるようになっていますので、良い評価ほどより多くの予算が割り振られます。
良い評価を得るためには通報内容から緊急性の判断が適切であることや、会話の内容から適切な部隊への指示を行い、現場へいち早く到着させることができれば評価に加点されます。
逆に緊急性の判断が不適切で重大案件なのに部隊を送らなかったり、通信を中断してしまうと大幅な減点となってしまいます。さらに大した事が無い案件なのに大規模な部隊を派遣する、部隊への指令が的確でないために現場への到着が遅れるなどがあれば減点となります。
よって、会話内容から部隊の派遣すべきかの判断が適切である、かつ派遣する部隊も適切であれば良い評価となるので、会話内容からしっかりと緊急性を判断しましょう。
色んな町がゲームの舞台に!
「911 Operator」のフリーモードではオンラインを通じて地図データを入手することができますので、世界中のあらゆる街をゲームの舞台にすることができます。当然、日本のマップもありますのでプレイヤーが住んでいる地域を舞台に「911 Operator」で楽しむことができます。
ただし、ゲームシステムは「911 Operator」に準ずるため、日本が舞台でも銃撃戦などの事件が発生するという過激な内容となってしまいます。
このPCゲームの購入先とゲーム仕様について
「911 Operator」を購入する先としてはPCゲームダウンロード販売サイトのsteamから購入できます。なお、「911 Operator」は日本語対応しておりますので、ゲームのインターフェイスや字幕の言語は全て日本語となっておりますが、音声だけは英語のままです。
そして「911 Operator」はダウンロードコンテンツ(DLC)も販売されておりますが、DLCには無料のタイプと有料のタイプがありますので、購入時はよくよく検討してください。
まとめ!緊急センターのオペレーター体験ができるシミュレーションゲーム!
アメリカの緊急センターのオペレーターとしての体験ができるシミュレーションゲーム「911 Operator」を紹介してきました。
際の街を舞台にしているため、自分の住む町で有事の際にどんな対応がされるのか?等を体験することも出来て面白そうですよね。
本作はシミュレーションゲームでしたが、あまりシミュレーションゲームを遊んだことのない方のためにシミュレーションゲームの筆者の思う面白さについても最後に軽くお話します。
シミュレーションゲームの面白さとしてマネジメントの要素が挙げられます。「マネジメント」というのは現実社会でも「経営」「管理」という意味を持っており、これらのマネジメントを実行に移す人のことをよく「マネージャー」と呼ぶ事を知っている方は多いのではないでしょうか?シミュレーションゲームでもプレイヤーが決めた内容や経営、そして手持ちのユニットなどを上手く配置するなど、マネジメント要素もゲームを面白くしている一端となります。
シミュレーションゲーム好きにはもちろん、海外の緊急出動番組などが好きな方にとっても「911 Operator」はオススメのパソコンゲームと言えるでしょう。
このPCゲームの基本情報
タイトル | 911 Operator |
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ジャンル | シミュレーション |
開発元 | Jutsu Games |
パブリッシャー | Games Operators |
リリース日 | 2017年2月24日 |
料金 | 1,480円(通常版) |
日本語 | 対応(音声のみ非対応) |
オンライン | 非対応 |
OS | Windows,Mac |
スペック/動作環境(Windows)
必須環境 | 推奨環境 |
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OS: Windows 7 プロセッサー: 2 GHz メモリー: 1024 MB RAM グラフィック: 512 Mb ストレージ: 500 MB 利用可能 サウンドカード: Neccessary |
OS: Windows 7 / 8 / 10 プロセッサー: 3 GHz メモリー: 2048 MB RAM グラフィック: 1024 Mb ストレージ: 1 GB 利用可能 サウンドカード: Neccessary |
このPCゲームのレビュー(引用元:Steamカスタマーレビュー)
おすすめ・高評価の口コミ
怪我や災害、被害にあった際にどう行動すべきか、これを911のオペレータ目線でプレイするゲーム。
応急処置や処置をプレイで学ぶことができ、本当に911の助けが必要なことか自分で考えられるように
成れるのではないかと思う。
低評価の口コミ
ステージをクリアするごとに資金は手に入るが、入手量も買えるものも少ないため自由な編成もステージを進めるたび部隊が豪華になっていく快感もない。
というか、ゲーム開始時に潤沢に車と人員が配置されているのでそもそも追加で何かを買う必要もない。