あの名作「Fable Anniversary」がついにリメイク!バラエティー豊かなクエストやキャラクターメイキング要素が豊富なアドベンチャーゲームで世界から多大なる支持を受けているおすすめPCゲームです!steamで絶賛販売中です!!
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『Fable Anniversary』を手がけるのは伝説的クリエイター ピーター・モリニュー氏
『Fable Anniversary』は、
2005年にXbox用ソフトとして発売された『Fable』のフルHDリメイク作品です。
正確には、当時のPC版『Fable: The Lost Chapters』の要素を含み、
そちらもリメイクされています。
『Fable』の生みの親は、
一部のゲーマーから熱狂的指示を集めるピーター・モリニュー氏。
ピーター・モリニュー氏は、土地を支配する神となって、
信者を増やして勢力を拡大し悪魔を倒す『ポピュラス』のクリエイターとして知られ、
自らも「神」と呼ばれているゲームデザイナーです。
最近では、DeNAから配信されているiPhone/Android向けアプリ『Godus』を手がけていました。
『Fable Anniversary』の世界設定
高評価を集めた『Fable』はシリーズ化され、
『Fable Ⅱ』『Fable Ⅲ』も発売されました。
『Fable Anniversary』は単純なリメイクではなく、
それらシリーズからいいとこ取りをしている作品です。
『Fable Anniversary』の舞台となるのは、
『Fable Ⅱ』の500年前の「アルビオン」です。
プレイヤーが操作する主人公は、
故郷の村・オークベルを山賊の襲来により失い、天涯孤独となってしまった少年。
彼は英雄ギルドに保護されます。
そして戦いの訓練を積み青年となった彼は、
広大な世界へと冒険の旅に出ることになります。
旅の途中、主人公を通して、プレイヤーは選択を迫られます。
その時々によって、倫理的に正しい選択をしたり、
自身の利益のために誤った選択をしたり……。
そのようなプレイヤーの選択を受けた主人公は、
その身を「ふさわしいものに」変えていきます。
主人公の姿は、悪の道を突き進むプレイスタイルだと、どんどんと禍々しいものに変化します。
プレイスタイルによって変わる外見
プレイスタイルによってキャラクターの姿が変わっていくのは、
ネクソンの『マビノギ』の食事による体型の変化や、
CAPCOMの『ロックマンエグゼ』シリーズでのダークチップの使用による黒ずみなど、
それらのゲームをプレイしたことがあるならば分かりやすいかもしれません。
髪型や髭といった外見は理髪店でも変更可能ですが、それだけでは街の人々の反応は変わりません。
装備も外見に反映されるため、顔を隠すことも可能ですが、
プレイヤーがしてきた行いにふさわしい反応を返してくれることでしょう。
そんな時は、ガッツポーズで返すもよし、
おならやゲップをするもよしという高い自由度が面白いゲームです。
プレイヤーがゲームのクリアまでに辿ってきた物語によって、
十人十色の姿となる――それが、『Fable Anniversary』の楽しさの一つであり、
ゲームコンセプトとして重視されたと言われる部分です。
どれを受注するかは自由。膨大なクエスト!
『Fable Anniversary』では、英雄ギルドにある「マップテーブル」などから受けられたり、
冒険中に突発的に発生するクエストを通じてストーリーが進行します。
クエストの内容は多岐にわたっており、
「増えたモンスターを倒してきて!」というよくある王道のものから、
「あいつが気に食わないから殴ってこい」というものまで。
受けたクエストによっては、巨大なボスのようなモンスターも現れ、主人公を苦しめますが、
英雄ギルドなどで受注できるクエストには「名声レベル」による制限があるものもあり、
ゲームバランスはある程度保たれています。
歯ごたえを求めるなら、各クエストに用意された「チャレンジ」に挑戦するといいでしょう。
「防具を付けずにクリアする」「ノーダメージクリア」などといったチャレンジの条件を満たすと、
追加の報酬を得ることができます。
クエストに関して特筆すべきは、先程の「善悪の選択」に関わるクエストが用意されていることでしょう。
「山賊から果樹園を守れ」というクエストが発生したかと思うと、
別の場所では「山賊を率いて果樹園を襲撃する」といったクエストが発生します。
例として挙げた山賊クエストは序盤に発生するもので、
物語の全体を通して、
プレイヤーの自由な判断に委ねられた世界を楽しむことができるのが『Fable』シリーズに一貫した魅力となっています。
キャラクターの成長も自由!
戦闘方式は一般的なリアルタイムのアクションバトルです。
攻撃方法は、近接攻撃、遠距離攻撃、魔法攻撃に分かれており、
プレイヤーはこれらの中から適切な攻撃手段を選択していくことになります。
面白いのは、そのキャラクタービルドの自由度です。
主人公の能力は経験値によって強化されていきます。
この経験値には二種類あります。
一つは、三種類の攻撃方法を行うと入手できる、攻撃方法ごとの経験値です。
もう一つは、敵を倒すことによって入手できる、
共通の経験値で、こちらはどの攻撃方法の経験値としても割り振ることが可能です。
このPCゲームのステータス振り分け
攻撃方法別に分けられたステータスには
「近接攻撃カテゴリーの「筋力」を上昇させると近接攻撃力が伸び、
重い武器も持てるように最大重量が上がる」といった特色があります。
一つの攻撃方法を使っていても、共通経験値は溜まっていくため、
それを各種ステータスに均等に割り振るか、一箇所に特化させるかはプレイヤー次第となっています。
たとえば「ずるさ」を成長させれば、スリを行うことも……。
スリが発覚すれば犯罪行為として罰金が課せられますが、
その罰金を拒否することも可能です。
罰金を拒否した際は衛兵から攻撃されますが、
「ずるさ」だけに特化していては真っ当に職務をこなすため訓練を続けてきた衛兵に
太刀打ちできるはずもなく命を落とすことになる、というのが『Fable』の面白さです。
『Fable』では自宅を購入することができるのですが、
スリだけで御殿を立てるというプレイもあるほど、
様々な遊び方ができるゲームになっています。
スリで立てた家に、
口説き落として結婚したお嫁さんが
来てくれた時の複雑な感情を味わえるゲームは『Fable』シリーズだけではないでしょうか。
HD化だけじゃないリメイク!
『Fable Anniversary』ではインターフェースも見直され、
シリーズの進化とともに刷新されていった
『Fable Ⅲ』で採用されていたユーザーインターフェースに親しいものが採用されています。
また、操作方法に関しても、『Fable』のものだけでなく、
『Fable Ⅱ』『Fable III』で遊んだプレイヤー向けのものを選択できるようになっています。
最も分かりやすいのは、やはりグラフィックの進化です。
テクスチャ、3Dモデリング、陰影の処理は刷新され、
ひと目見ただけでXbox版との違いが分かるものになっています。
攻撃時のエフェクトなどといった特殊効果に関しても、
リアリティが追求されたものからゲームらしいものまで、手間をかけて変更されています。
色彩も全体的にXbox版の時と比べ、赤と青の色合いが弱くなり、
緑や黄色といった温かみのある色彩が強調される「今風」なものに調整されています。
他にも、ロード時間の短縮や、
新設されたクエスト途中でも可能なクイックセーブなど、
プレイ時のストレスを軽減するアップデートも多くあります。
開発陣の情熱により、
単純なリメイクの枠に収まらない作品となった『Fable Anniversary』、
初めての方だけでなくプレイしたことのあるファンの方にもオススメできるゲームです!