あの人気RPGのドラクエがPS4ゲームとして登場!昔ながらのドラクエらしさを残しつつ誰もが安心して楽しめるゲーム性は老若男女におすすめ出来きます!お色気もカジノも、思わずニヤリとしてしまうようなあんなネタまで!PS4版は超美麗なグラフィックでドラクエ世界を楽しめる!
まずは人気RPGの動画をどうぞ!
人気RPGとしてスクエニが世に送り出しているドラゴンクエストシリーズ。通称ドラクエ。
私はこの人気RPGドラクエシリーズを今までファミコンの元祖からニンテンドーDSで出たIX(9)まで、
もちろん名作リメイクのSFC版III(3)やPS2版V(5)もプレイ済みです。
さすがにオンラインゲームには興味がなくX(10)はパスしてしまったので、
このPS4ゲームとして出たドラクエXI(11)は久しぶりのドラクエシリーズです。
とは言っても発売日前後は別のゲームを買ったので、XI(11)は発売日には購入しなかったのですが、
先日そちらのゲームは消化が終わりましたので世間に遅れること数ヶ月、
念願のドラゴンクエストXIを遊ぶことができるようになりました。
ロード時間は?
このPS4ゲームとして出たXI(11)は、VIII(8)以来の据え置き家庭機でのドラクエで、
VIIIは読み込みが少なく快適に遊べたのですが光学メディアは読み込みが遅くロードが長くなりがちなので
それが気になったら嫌だなと思っていました。
冒険再開時のロードやエリアチェンジでの読み込み時に
TIPなどの便利情報が表示されているので(Fallout4やSkyrimみたいな感じ)ロード時間はそこそこあるものの
「それほど気にはならない」というのが正直なところです。
冒険開始時の読み込みに関してはあらすじを読んでいる際もローディングを行っているようで、
なるべくユーザーがロード時間が気にならないよう気配りがされていました。
ドラクエVI(6)やVII(7)とか結構重めの話だったりしましたがXIは全体的には暗くなりすぎない配慮がされていますね。
暗い話が全くないかというとそうでもないのですが、
救いのあるエピソードも盛り込まれていたりするのでそのおかげかもしれません。
人気RPGドラクエお約束のお色気要素
VIIIではゼシカがお色気担当で、特定装備の着せ替えでセクシーな衣装を堪能できカメラアングルの工夫により
「大人のユーザーも大満足?」でしたが
IX(9)以降(VIIIの3DSリメイク含む)子供でも安心してプレイできるように女性キャラクターの露出度を下げるなど
CEROを意識した調整がなされていて、それは本作XIも同様です。
初代ドラクエの頃から「ぱふぱふ」とか「ゆうべはおたのしみでしたね」とかあったわけですから、
旧来のユーザーにしてみれば「なにをいまさら」と興ざめしてしまうかもしれませんが…
XIには大人も十分満足できるコケティッシュな描写がたくさんあります。
セーニャの踊り子の装備はマーニャのそれとはまた違うものですが、
ベリーダンスの踊り子を彷彿させるような感じですし、
マルティナのバニースーツ装備は1週間ぶっ続けで見てても飽きません。
堀井雄二さんとドラクエらしいお色気要素を楽しみたいのであれば、
高解像度のグラフィックで遊べるPS4版を強く、強く!オススメします。
また、世界各地に今までのドラクエで出てきたさまざまな「ぱふぱふ娘」がおり、
シリーズを遊んだ人は思わずニヤリとすること間違いなしです。
音楽は各シーンにピッタリ
音楽は歴代のドラクエシリーズをやった人にとってはなじみ深いものが多く、
和風の村を訪れればジパングの曲が、
武闘会が行われるシーンではIV(4)の対戦相手を彷彿させる登場人物と
武術大会のあの音楽で盛り上げてくれます。
スギヤマ工房名義での著作者表記が気になったのですが、
その理由はプレイして実際に音楽を聴いて分かりました。
たしかにこの利用法なら事務所の名前を載せないと変ですものね。
人気RPGとして過去作とのシステムの違い
戦闘は少し過去作と変わっていて
「戦闘開始後パーティーキャラの行動を一括で指定しその後素早さ順に行動する」ではなく
「すばやさの高低で行動順が決まり一人ずつ行動を決定する」形になっています。
最近のコマンドバトル式RPGに近い形で、
こちらの方が素早さの恩恵が分かりやすくて良いですね(ボミオスやピオリムの効果が分かりやすい)
フィールドは一見オープンワールドのように見えますが、実際は各エリアごとに分かれています。
ですのでVIIIの様にどこまでも(落石などで通行制限はありましたが)歩いて行ける感じではないのが少し残念ですが、
その分エリアごとに特色がハッキリしていて海外製オープンワールドRPGにありがちな
どこかで見たような景色が続いて迷子になりやすかったり見飽きたり…ということは少ないです。
その上でPS4版は退屈しないようにボウガンアドベンチャー(的探し)などは
エリア型マップの制限をうまくいかしたゲームになっていて、探索の醍醐味を残してくれています。
私が数十時間遊んだ限りでは「3Dフィールドで地形が複雑かつジャンプが可能」だとありがちな
「岩にハマって出られなくなった」という事態にはなっておらず、この点も良く出来ていると思います。
錬金釜の後継、ふしぎな鍛冶も良くできていて素材集めが好きだと
「店売りの武器防具をほとんど買わなくても進める」様になっています。
逆に細かい本棚チェックとか面倒で飛ばすタイプのプレイヤーなら
「店売りの武器防具で用が足りるので面倒な素材集めをしなくて良い」という丁度良いバランスとなっています。
私はこまめに素材集めをするのが好きなので、鍛冶も楽しんでやっています。
そして鍛冶の失敗をやり直そうと
リセット&リスタートすると5分間鍛冶ができないペナルティも、良く出来ているなぁと思いましたね。
難易度やカジノの遊びやすさ
ゲームとしての難易度はかなり低く、サクサク進められるようになっています。
レベルが上がりやすいのもそうですが、メタル系スライムなどを楽に倒せる手段が揃っているので
「ゲームで余計なストレスをためなくて済む」というのはおっさんゲーマーにとってはありがたいですね。
またカジノもシリーズの中でもっとも勝ちやすくなっていて、従来自動作業ならスロット、
確実に勝つならポーカーが定番だったのですが、本作はどちらでも爽快感を味わえる様に調整されています。
スロットも演出が凝っていたり、
ポーカーもアイテムがもらえる形になっていたり細かなところが変わっていますが、
なんといっても一番面白いのは「マジスロ」です。
分かりやすくいうとドラクエ版「パチスロ」です。
ボーナスゲームに入るまで適当に回して、ボーナスに突入すると初めて目押しが滑らずに発動するようになります。
演出が見ていて非常に楽しく、上手く目押しができて目が揃ったときの快感といったらたまりません!
パチスロにハマる人の気持ちが少し分かってしまいました。
本物のスロットやポーカーやパチスロの様にお店が勝つことが目的ではないので、
プレイヤーがストレス無く勝てるように甘めの調整となっているのも嬉しいですね。
ちなみに初回特典の「なりきんのベスト(取得ゴールドアップ)」と「しあわせのベスト(取得経験値アップ)」は
カジノの景品でも手に入りますので、無理に初回版を買う必要はないですよ。
老若男女問わずおすすめできる
ただ面白いゲームを作ろうとしただけではなく、
どうやったらユーザーがストレスなく遊んでくれるか?楽しんでくれるか?
などスクエニがよく考えられた上で作られていることがプレイするたび端々から伝わってきて、
すごく丁寧に作られている作品だと分かります。
人気RPGとして長く愛されているのがわかりますね。
「原点回帰」という堀井雄二さんの言葉も正にその通りで、
今までドラゴンクエストシリーズを遊んだ人こそ、XIをプレイして欲しいと一人のユーザーとして感じました。