昭和の少年たちの心を掴み1990年代初頭のゲーム界に君臨し続けた伝説の大ヒットゲーム「くにおくん」シリーズの国内外の作品15作品を一挙に遊べる作品が登場!!収録作品すべてがオンライン対戦が可能で全国の「くにおくん」ファンと熱い戦いが楽しめます!
まずはこのおすすめPCゲームの公式動画をご覧ください!
「くにおくん」がオンライン対戦で帰ってくる!
「くにおくん ザ・ワールド クラシックスコレクション」は、
アークシステムワークスから2018年に発売予定のアクションゲームです。
過去30年に渡って多くのユーザーに親しまれてきた
「くにおくん」シリーズのクラシックタイトルを一挙に11作品収録し、
さらに日本では未発表だった海外版タイトルも併せて4タイトル収録しているという、
まさに「くにおくん」アーカイブと呼ぶにふさわしい作品です。
本作ではクラシックタイトルを含めたすべての収録作品でオンライン対戦可能に
なっているのが大きな特徴で、
全国の「くにおくん」好きのユーザーと熱血対戦を行うことが可能です。
現在公式ティーザーサイトでは一般ユーザーからの4コマ漫画を大募集しており、
採用された人には特製の「粗品」が進呈されるので、
「くにおくん」シリーズで育った硬派なゲームユーザーは、
「くにおくん」30年の歴史に対する熱き想いを4コマで表現して応募しましょう。
「くにおくん ザ・ワールド クラシックスコレクション」収録タイトル
それではここで「くにおくん ザ・ワールド クラシックスコレクション」に収録される
「くにおくん」クラシックシリーズをご紹介しましょう。
1「ダウンタウン熱血行進曲」・・1990年発売。格闘要素満載の運動会が楽しめる作品。
2「熱血高校ドッジボール部」・・1987年発表。喧嘩ドッジボールで世界の強豪と激突する作品。
3「熱血格闘伝説」・・1992年発売。4人がバトロワ形式で激突する格闘ゲーム。
4「熱血!すとりーとバスケット」・・1993年発売。喧嘩バスケットボールが楽しめる作品。
5「熱血高校ドッジボール部 サッカー編」・・1990年発売。ルール無用のサッカーが楽しめる作品。
6「びっくり熱血新記録 はるかなる金メダル」・・1992年発売。複数の種目でメダルを争う作品。
7「くにおくんの熱血サッカーリーグ」・・1993年発売。世界の強豪とサッカーでタイトルを争う作品。
8「いけいけ熱血ホッケー部」・・1992年発売。喧嘩ホッケーが楽しめる作品。
9「熱血硬派くにおくん」・・1986年発表のアーケードゲームにして「くにおくん」シリーズの原点。本作には移植バージョンを収録
10「ダウンタウン熱血物語」・・1989年発売。「熱血硬派くにおくん」の続編的存在。
11「くにおくんの時代劇だよ全員集合」・・1991年発売。「くにおくん」が時代劇で暴れまわる異色の作品。
ここまでが「くにおくん」シリーズのクラシックタイトルになります。そしてさらに海外版「くにおくん」シリーズの収録作品が下記になります。
12「Renegade」・・「熱血硬派くにおくん」の海外バージョン。
13「Super Dodge Ball」・・「熱血高校ドッジボール部」の海外バージョン。
14「River City Ransom」・・「ダウンタウン熱血物語」の海外バーション。
15「Crash’n the Boys Street Challenge」・・「びっくり熱血新記録 はるかなる金メダル」の海外バージョン。
本作に収録される全てのタイトルには「ミッション要素」があり、
それらをクリアすることによってアバターとゲーム画面のカスタマイズが可能になる点がポイントです。
喧嘩上等!「くにおくん」が誕生した「ツッパリ」の時代
ここで「くにおくん」の生い立ちについて知らないユーザーのために、
「くにおくん」が生まれた背景をおさらいしておきましょう。
「くにおくん」がゲーム界に初登場したのは1986年。
アーケード版横スクロール型アクションゲームの
「熱血硬派くにおくん」の主人公として華々しくデビューを飾りました。
白い学ラン(長ランとも言う)に身を包んだ高校生
「くにおくん」のチャームポイントは「リーゼント」の髪型で、
まさに「硬派な不良」のスタイルを完璧に体現していました。
時代が「昭和」だった1980年代には「ツッパリ」や「不良」がカルチャーとしても成熟しており、
現在も人気を持つ「なめ猫」などの不良を題材にしたキャラクターが大人気でした。
学校指定ではない学生服「学ラン」と逆立てた髪型「リーゼント」は
すべての不良学生が目指していた憧れのスタイルで、
その格好をすることは「喧嘩上等」と世間に宣伝していることと同義でした。
現在では絶滅の危機に瀕していると言っても過言ではない
「ツッパリ」と「不良」は、昭和の日本では非常にポピュラーな存在だったのです。
「不良」で「ツッパリ」を決めている以上は「喧嘩上等」が当たり前であり、
売られた喧嘩は必ず買わなくてはなりません。
「熱血で硬派」な「ツッパリ」である「くにおくん」も例外ではなく、
自分の親友(マブダチ)が襲われたらその相手に
「お礼参り」を欠かさずに行います。
「くにおくん」とは一言で言うと「熱い漢」なのです。
原点にして最高傑作の誉れ高い「熱血硬派くにおくん」
「くにおくん ザ・ワールド クラシックスコレクション」にも収録されている
記念すべき第1作「熱血硬派くにおくん」は、
当時ゲームセンターに通っていた少年たちを中心に大人気となり、
日本国中に「くにおくん」の名前が知れ渡ることになりました。
ここではオリジンである大ヒット作「熱血硬派くにおくん」についてご紹介します。
初代「くにおくん」は劇画タッチの硬派な佇まいをしており、
コンセプト画では7頭身のスラっとした体格です。
ゲーム内でも約4頭身はあるので、
その後のゲームに慣れている人には少し異質に感じられるかもしれません。
ゲームは「くにおくん」の親友(マブダチ)である
「ヒロシ」が襲われたシーンで幕を開け、
その後プレイヤーは「くにおくん」を操って
相手の不良やヤクザにお礼参りをすることになります。
今では当たり前ですが、
当時セリフを音声で喋るキャラクターは珍しく、要所要所で叫びをあげる登場キャラクターはギャラリー注目の的でした。
横スクロール型アクションゲームである本作では主にパンチとキック、
ダッシュと背負い投げを使い分けながら相手と勝負を繰り広げます。
駅のホームや暴走族の集会所である湾岸地帯、
昭和の栄華の象徴でもあるディスコが戦いの舞台となり、
果てはヤクザの事務所内での死闘も描かれます。
いくら相手が怒りに燃える「ツッパリ」とはいえ、
高校生相手に本気で拳銃を発砲してくるヤクザはどうかと思いますが、
ドスや拳銃の弾に当たったら即一機消滅という最終ステージ
「ヤクザの事務所」のシビアな設定に、当時のゲーマーは大苦戦しました。
本作の魅力は現実世界でやってしまったらとんでもないことになる
「不良同士の仁義なき戦い」を堪能できるという点で
、言わば不良シミュレーションゲームとでも呼ぶべき過激な内容が
少年たちの心を鷲掴みにしたのです。
相手が木刀や違法改造バイク、
ドスや拳銃で襲いかかってきても必ず素手で立ち向かう「くにおくん」は
漢の中の漢であり、世の「ツッパリ」が憧れるヒーローだったのです。
「くにおくん ザ・ワールド クラシックスコレクション」はこんな人にオススメ
1980年代中盤に登場し、
その後1990年代初頭のゲーム界に君臨し続けた「くにおくん」は、
日本全国で多くのユーザーに親しまれてきた作品です。
最初は「喧嘩上等」でヤクザとも死闘を繰り広げていた「くにおくん」は
モチベーションを変化させてスポーツに熱中するようになり、
世界の強豪とスポーツマンシップに(一部)則った戦いを繰り広げていきます。
アーケードに登場した時には4頭身近くあった「くにおくん」は
その後のSDブームの影響で2頭身になりましたが、
それでも彼の最大の特徴である「リーゼント」は健在で、
現在では女性人気も高い愛すべき「ツッパリ」になっています。
一昔前に「くにおくん」シリーズに夢中になった経験を持つユーザーにとって、
2018年発売予定の本作は「買い」の作品だと言えるでしょう。
収録シリーズ作品の大半はスポーツがらみの作品なので、
家族で楽しむこともできるはずです。
steamでも購入可能なので入手も簡単ですね!