「War for the Overworld」RTSの元祖が20年の時を超えついに復活!ファン待望の名作オンラインゲームをぜひどうぞ!

ファン待望の名作PCゲームがクラウドファンディングで復活!このネトゲはRTSの先駆けとして制作された「ダンジョンキーパー」の後継作で、20年の時を超えついに発売されました!熱狂的なファンも多いネトゲ!!

 

まずはRTSゲームの公式トレーラーをチェックです!(※日本語非対応)

 

20年の時を越えた続編の誕生したオンラインゲーム!

 

『War for the Overworld』は Subterranean Gamesによって開発されたRTSです。

このゲームは2012年11月末から2013年1月初旬まで行なわれた、

Kickstarterで行なわれたクラウドファンディングでプロジェクトが始まったのが開発のキッカケです。

 

本作の目的としては、プレイヤーはヒーローを倒すために、

致命的なダーメジを与えるトラップをダンジョン内に設置していくPCゲームで、

「ドラゴンキーパー」「スタークラフト」「オーバーロード」「デビルジーニアス」

などのからインスピレーションを受けているといわれています。

 

ゲームモードはキャンペーンモード、サンドボックスモード、オンラインマルチプレイヤーモードが含まれており、

1人プレイでも複数人でのプレイでも楽しめるようになっています。

 

本作は「ダンジョンキーパー」の後継作(3作目)ともいわれており、

RTSの先駆けとなり多くのPCゲームに影響を与えてきた作品の後継作ともあって、

その評価は軒並み高い評価を受けています。

 

ゲームは大ヒット作の「マインクラフト」のようにダンジョンにピッケルが表示され、

プレイヤーはそれを見下ろし視点でそのマークを動かしていき、

トラップを作成していきます。

ダンジョンを作り勇者を倒せ!

 

主人公(プレイヤー)の姿はなく、「悪のゲートキーパー」としてモンスターや

トラップをダンジョンに戦略的に配置していき、要塞化し、

敵である迫り来る「勇者」を倒してくことが目的です。
また、マルチプレイでは敵は対人になります。

 

しかし、モンスターは本作のゲーム中、

悪のゲートキーパーであるはずの主人公のいうことを聞きません(笑)

 

プレイヤーはモンスターたちが異世界からプレイヤーが作ったダンジョンに移住したくなるように、

ダンジョン内に生活設備や食料、さらには娯楽施設を用意してご機嫌を取っていく必要がある

ユニークな設計になっています。

 

勇者を倒すというよりも、

モンスターへの接待のようなダンジョン作りが必要になってきます。

 

PSPで有名な「勇者のクセになまいきだ」のようなゲーム性にファンタジー性と、

経営シュミレーションのような要素を含んだゲームになっていて、

その遊び心がユーザーの心をつかみ、ファンの間では瞬く間に話題となり、

高いレビューを獲得しています。

 

現在日本語には対応しておらず、

有志による日本語化が進んでいる状況だということです。

 

主人公は悪、部下に媚を売るゲームシステム

 

ゲームでのプレイヤーの任務はダンジョン内に存在する

「ダンジョンコア」を破壊しにくる忌まわしい勇者からダンジョンコアを守ることです。

 

英雄に致命的なダメージを与えるためにトラップや敵を張り巡らしていきます。

 

ゲームスタート時、ダンジョンには何もなく、

プレイヤーは画面上に現れるピッケルマークを移動させながら、

各ブロックに施設を築いていきます。

 

ただ、ニオンと呼ばれる敵を倒すモンスターの軍隊を訓練したりするためにはまず、

ダンジョンにミニオン軍を呼び寄せる必要があり、

そのための施設を築いていくのが先決となってきます。

 

 

プレイヤーは戦闘中でのリアルタイムに意思決定を行なうことができ、

ミニオン軍に指示したり、呪文を使用してミニオン軍を助けることもできます。

 

ただし、ミニオン軍が働くために食料をお金を供給していくことも必要で、

RTSと経営シュミレーションの要素が上手く混ざり合った、

ユニークなゲームとなっています。

 

強烈なファンによって実現されたアツいゲーム

 

このオンラインゲームが開発されるまでには、背景に様々なドラマが存在しています。

 

最初の作品である「ダンジョンキーパー」は多くの人に愛されていましたが、

1997年にピーター・モリニューがライオンヘッド・スタジオを設立したことを期に、

解散してしまい、開発中だった

「ダンジョンキーパー3(War for the Overworld)」の開発は中止されました。

 

続編を望んでいたファンは、完全に解散してしまった開発チームの事実に、

続編が開発されることは絶望的だと悟り、落胆しました。

 

そして、20年という時を経て、もう誰しもが忘れ去ったと思われていたとき、

まだ根強いファンが、ファンサイトでマップを作成し、

それを公開するなどして、根強くゲームを楽しんでいました。

 

そのような活動に火がつき、ダンジョンキーパーをリメイクしようという活動が活発化していくことになります。

そして2012年に15人のメンバーが集まり、

ゲーム会社Subterranean Gamesが立ち上げられ、

それを期にしてファンの間で爆発的なモチベーションが発揮されました。

 

 

そして満を持して始まったクラウドファンディング「Kickstarter」で、

開始1日で資金の10%が集まる好スタートを切り、

2ヶ月後には原作者であるピーター・モリニューからビデオレターが届くまでにいたります。

 

そして、募集金額を大きく上回る金額でフィニッシュし、

余剰資金で原作の声優を採用し、アンロック、シナリオ追加に起用するなど、

盛り上がりは留まることなく進んでいき、本作の発売までに至っています。

 

『War for the Overworld』の総評

 

ゲームの内容もユニークですが、上記のようにファンの熱が実現させたPCゲームだということができ、

そんなPCゲームが面白くないはずがないでしょう。

 

オンラインゲームの内容も奇をてらった派手な変更点を加えるというよりは、

前作の操作性やシステムを基準に作成しているため、

従来のダンジョン系RTSを知っている人であれば

気軽にプレイできる内容になっています。

 

ゲームスタート時には音声付きでのチュートリアルもあるため(英語ではあるが)

初心者でも楽しめるようになっているので一度プレイしてみることをオススメします。

プレイするならsteamから配信されているのをチェックしてください。

 

ちなみに、MOBA系、RTS系のオンラインゲームとしては今人気の作品ですと、

Dota2などもあり、こちらも併せておすすめですのでチェックしてみてください!

 

このPCゲームの基本情報

タイトル War for the Overworld
ジャンル ストラテジー,RTS
開発元 Brightrock Games
パブリッシャー Brightrock Games
リリース日 2015年4月3日
料金 2,980円(通常版)
日本語 非対応
オンライン 対応
OS Windows,Mac,Linux

スペック/動作環境(Windows)

 

必須環境 推奨環境
OS: Windows 7 Service Pack 1 , Windows 8 , Windows 10
Processor: Dual Core CPU @ 2.5GHz
Memory: 4GB RAM
Graphics: Nvidia GT450 series with 512MB RAM or better, ATI 4870HD with 512MB RAM or better
G3D Mark: 1500
Hard Drive: 7GB available space (may increase in the future)
Sound: Speakers or headphones
OS: Windows 7 (64-bit) Service Pack 1, Windows 8 (64-bit), Windows 10 (64-bit)
Processor: Quad Core CPU @ 2.5GHz
Memory: 8GB RAM
Graphics: Nvidia GTX 560 series with 1GB RAM or better, Radeon 8950 HD with 1GB RAM or better
G3D Mark: 3000
Hard Drive: 10GB available space (may increase in the future)
Sound: Speakers or headphones

このPCゲームのレビュー(引用元:Steamカスタマーレビュー)

おすすめ・高評価の口コミ

悪の魔王となってダンジョンを建設し、不埒な勇者どもやライバルの魔王をブチのめすダンジョンマネジメントゲーム

言うまでもなくDungeon Keeperシリーズの跡目を争う作品の1つだが、その出自からいえば事実上の後継タイトルといったところか。

ゲーム性やシステムはDungeon Keeper 2にほぼ同じで、地下世界を掘削して番人たるモンスターの住処や訓練所などの施設を建設し、時には彼らのご機嫌を取りながら侵入者を排除してもらうという流れ。
ダンジョンコアと呼ばれる中枢施設を破壊されると負けになるため、軍勢を鍛え上げ、トラップを配置し、ダンジョンを要塞化していかなければならない。

旧作との違いとしては、モンスターの種類や部屋や設備の種類が増えたことに加え、強化した壁を抜きにくくなった点が挙げられるだろう。
特に対AI戦は、がっちり守られる前にラッシュを仕掛けていく必要があるあたり、単純に難易度が上がった印象を受ける。
資源収集、建設、ユニット編制などの操作にスピード感を求められるなど、どちらかといえばRTS寄りで、かつ対戦重視の調整になったのではないだろうか。

とはいえ、単にストラテジーとして面白いだけでなく、Dungeon Keeperシリーズのファンを満足させる仕上がりになっている点はさすが。
安心して開発していきたい。

低評価の口コミ

怪しさが足りない!

DKシリーズと比べると今作は、音声やデザインに対する熱意が感じられない。
たとえば、DKシリーズの、あのニワトリの鳴き声や、ダンジョンハートの鼓動
黒光りするインプの造形、そいつらをつまんで落とした時のギャピーギャピーといういかにも小物らしい鳴き声、
パイルデーモンの住処の汚さなど
そういうゲーム性そのものとは関係ないサムシング、いわばケレン味のようなものが明らかに足りない。
他のレビュアーがエロさが足りないと言っていたが、言い得て妙だと思う。
そういう細部の作り込みの甘さを見ると
やはり所詮はファンメイド、換骨奪胎しても魂までは真似られない様子。
プロのクリエイターとの熱量の差は歴然としている。
詩人と素人の差のようなもので、文法は同じでも、選ぶ単語で差が出てしまったのだ。