ここでは当時の魅力を振り返りつつ、似たタイプのゲームも紹介しています。
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平安時代の陰陽師になって、かわいい「式姫」たちと一緒に妖怪退治をする――そんなちょっとロマンのある設定のブラウザゲームが「式姫草子」でした。
2011年から約6年にわたって運営されたこのゲーム、ガチャを回してキャラを集めるだけのゲームとは一線を画していて、ターン制のタクティカルバトル+領地拡大シミュレーションという、ちょっと頭を使う系のゲームだったんですよね。
のんびり自分のペースで遊べるところが好きだったという人も多かったと思います。
公式PV
こんな人に読んでほしい
- 「式姫草子」で検索してきたけど、まだ遊べるのか知りたい人
- 昔プレイしていて、懐かしくなってこのページに辿り着いた人
- 和風RPG+シミュレーション系のゲームを探している人
- 式姫Projectシリーズが気になっている人
残念ながら式姫草子はもう遊べないけれど、当時どんなゲームだったのか、なぜ愛されたのかを振り返りつつ、似た雰囲気のゲームも紹介していきます。
式姫草子ってどんなゲームだったのか

平安時代の陰陽師となって式姫と呼ばれる女の子型の式神を率いて、跳梁跋扈する妖怪たちを倒していく戦略シミュレーションRPGでした。
簡単に言うとプレイヤーは陰陽師、カードが式姫、敵が妖怪といった設定です。
ゲーム内容は見た目のほんわかさとは裏腹に、しっかりした戦略シミュレーション。妖怪を倒すというよりは、妖怪を浄化した土地を広げていく陣取りゲームのようなイメージですね。
70種類以上の式姫を育成・合体

登場する式姫は70種類以上。レベルアップでスキルを覚えさせたり、条件を満たした式姫同士を合体させてより強い上位式姫に進化させることもできました。
式姫のレベルアップやスキル取得は手動で行う仕組みで、自動でレベルは上がらないのが特徴的。放置ゲーとは違って、ちゃんと自分で育てている実感がありましたね。
領地を広げて資源を確保

本拠地を中心にエリアを拡大していくのがこのゲームの大きな柱でした。占領したエリアからは4時間ごとに「霊珠」「地の精気」「水の精気」「火の精気」といった4種類の資源が手に入り、これが式姫の召喚に必要になります。
アクティブエリアでは他のプレイヤーとの領地争いもできたので、PvPが好きな人にも楽しめる要素がありました。逆に争いは苦手、という人はアクティブエリアを避けてまったりプレイすることも可能だったのが嬉しいポイントでしたね。
ターン制タクティカルバトル

戦闘は味方と敵のターンが交互に切り替わるターン制シミュレーション。コマを移動させて攻撃や回復を行うSRPGスタイルです。
式姫と敵の射程を考えて配置を決める必要があって、単独行動するとあっさり倒されてしまうなんてこともザラでした。戦闘後にHPが自動回復しない仕様だったので、アイテム管理も大事でしたね。
基本情報
| タイトル | 式姫草子(しきひめぞうし) |
|---|---|
| ジャンル | 純和風ターン制タクティカルバトルRPG |
| 開発・運営 | 株式会社アピリッツ(旧KBMJ) |
| プラットフォーム | PCブラウザ(ダウンロード不要) |
| サービス期間 | 2011年11月16日〜2017年11月30日(約6年間) |
| 料金 | 基本プレイ無料(アイテム課金制) |
式姫草子はなぜ人気だったのか
2011年にサービスを開始した式姫草子。当時のブラウザゲーム市場で、和風の世界観+美少女キャラ収集+本格シミュレーションという組み合わせはかなり新鮮でした。
式姫のイラストがとにかくかわいい。花札柄を背景にした立ち絵は和のテイストがしっかり効いていて、キャラゲーとしてのクオリティが高かったんですよね。ドット絵の出来も良くて、そこに惹かれて始めた人も多かったようです。
しかもゲーム部分がちゃんとしていた。ぽちぽちするだけの放置ゲーとは違って、ユニットの配置や射程を考えるタクティカルバトルはやりごたえ十分。「マゾいけど楽しい」という声がレビューでも目立っていました。
対人戦を避けてまったり遊ぶこともできたし、がっつり陣取りに参加することもできた。プレイスタイルの自由度が高いのも長く愛された理由の一つでしょう。
このゲームの人気は「式姫Project」というシリーズ展開に繋がり、後に「式姫の庭」「かくりよの門」など合計8タイトルもの作品が生まれました。一つのブラウザゲームから始まったIPがここまで広がったのは、やっぱり式姫草子の力があってこそだと思います。
なぜサービスは終了したのか
約6年間続いた式姫草子ですが、2017年11月30日をもってサービスを終了しました。
公式から明確な理由は発表されていませんが、いくつかの要因が重なったと考えられます。
まず、ゲームエンジンの老朽化。2011年開始のブラウザゲームなので、2017年の時点ではUIやシステムがだいぶ古く感じられるようになっていました。レビューでも「ブラウザが重い」「動作が遅い」という声がありました。
次に、後継タイトルへのプレイヤーの移行。アピリッツは2013年以降、式姫の庭やかくりよの門といった後継タイトルを次々リリースしています。同じ「式姫」の世界観で新しいゲームが出れば、プレイヤーがそちらに流れるのは自然な流れでしょう。
そしてブラウザゲーム市場全体の縮小。2013年の艦これブーム以降、ブラウザゲーム市場は競争が激化。さらにスマホゲームの台頭で、PCブラウザゲーム全体のユーザーが減少傾向にありました。
レビューサイトでは「運営の仕様変更が頻繁で不満だった」「複垢問題に対応してくれなかった」「対人コンテンツが過疎化していた」といった声もあり、後半は運営への不信感を持つプレイヤーもいたようです。
プレイヤーの声を振り返る
当時のプレイヤーたちはこのゲームをどう感じていたのか。レビューサイトに残された声をいくつか紹介します。
式姫の絵柄が好みに合って、そこそこマゾいSRPGが好きならおすすめできるゲーム。戦闘難易度がちょうど良い。
引用元:オンラインゲームCH レビュー
放置してても本拠地つくっておけばゲーム内通貨が勝手に溜まる。対人戦が強制じゃないのもいい。
引用元:オンラインゲームCH レビュー
キャラゲーとして優秀。ドット絵のクオリティが高い。ただ対人はおまけレベルで、ボス戦が難しかった。
引用元:オンラインゲームCH レビュー
無課金でも十分遊べる。イベントで無課金キャラが入手できたのは嬉しかった。
引用元:オンラインゲームCH レビュー
式姫が可愛い。立ち絵も花札柄を背景にしていて和のテイストが効いている。ブラウザネトゲではオススメだった。
引用元:だらだらネトゲレビュー
一方で厳しい声もありました。
似たような討伐地をひたすら回り続けることになる。イベントは課金推奨で確率も絞られていた。
引用元:オンラインゲームCH レビュー
運営の仕様変更が頻繁で困った。ブラウザの処理も重かった。
引用元:だらだらネトゲレビュー
良くも悪くも「キャラの魅力」と「戦略性の高さ」が式姫草子の核だったことが伝わってきます。
式姫草子が好きだった人へ ― 似たゲームの紹介
式姫草子は終わってしまいましたが、和風の世界観やキャラ育成+戦略バトルが好きだった人に向けて、似た雰囲気のゲームを紹介しておきます。
かくりよの門 ― 同じ式姫Projectの和風MMORPG
式姫草子と同じアピリッツが開発した「式姫Project」シリーズの一つ。江戸時代の日本を舞台に、式姫と共に妖怪退治をする和風MMORPGでした。式姫草子の世界観が好きだった人にはぴったりの後継タイトルでしたが、残念ながらこちらも2020年にサービスを終了しています。

オトギフロンティア ― 美少女収集+RPGが好きなら
おとぎ話のキャラクターたちを仲間にして冒険するブラウザRPG。式姫草子とはテーマが違いますが、「かわいいキャラを集めて育てて戦う」というゲーム体験の共通点があります。ブラウザで気軽に遊べる点も一緒ですね。

かんぱにガールズ ― 美少女×経営シミュレーション
冒険者ギルドの社長になって美少女たちを雇用・育成するブラウザゲーム。式姫草子の「キャラ育成+戦略バトル」が好きだった人なら、こちらも楽しめる作風でした。ただし、こちらも現在はサービスを終了しています。

まとめ
式姫草子は、2011年から2017年まで約6年間サービスが続いた和風ターン制シミュレーションRPGでした。
かわいい式姫のイラスト、歯ごたえのあるタクティカルバトル、自分のペースで楽しめる領地拡大。ブラウザゲームながらしっかりとしたゲーム性を持っていて、「式姫Project」シリーズの原点として多くのプレイヤーに愛されました。
サービスは終了してしまいましたが、式姫たちのかわいさと、あの独特のまったりした空気感は、遊んだことがある人の記憶にはまだ残っているんじゃないかと思います。

