東欧ベラルーシで開発された、一風変わったアクションシューティングゲーム!
シューティングゲームでは珍しい”トップダウン視点”採用で、3D酔いにも悩まない+簡単操作で初心者にもおすすめです!ロボットも出てくるアクションは必見!
ハイブリッドウォーズとは?
「ハイブリッドウォーズ」はベラルーシ共和国という国で創立された
オンラインゲーム会社「Wargaming」が送るシューティングゲームです。
販売先はSteamとGOG.comとなっており、シューティング系のゲームでは珍しく
トップダウン視点(キャラクターを斜め上から見下ろすような視点)を採用しているので、
FPS特有の3D酔いなどがありませんし、簡単な操作なので初心者でもすぐにゲームに慣れることが出来ます。
「ハイブリッドウォーズ」の世界観は2060年の未来世界であり、
広大な都市や軍事施設はAIによってコントロールされた世界となっておりました。
しかし、次第に制御が出来なくなってきてしまい、
とうとうロボット種族と呼ばれるロボットによる反乱が起きてしまいます。
プレイヤーは企業に雇われた3人の傭兵の一人として、世界を取り戻す戦いに身を投じる事になるのです。
ハイブリッドウォーズで操作できる傭兵達について
「ハイブリッドウォーズ」では敵の種類も多く、
様々なロボット種族や兵器がプレイヤーを待ち構えておりますので、
これらを突破するために様々な戦術や戦い方が求められます。
そして、プレイヤーが選べる傭兵も様々な能力を持っております。
ジェイソン・ウッド:出身地はリバティー・フローティング・プラットフォーム、年齢29歳。
彼の特徴は改造手術によって3キャラクター中でもトップクラスのヒットポイントを持っているので、
生身の状態で敵をガンガン蹴散らす事ができます。
専用ドローンは「戦闘中の物資を収集、輸送」する事ができます。
アレックス・カーター:出身地はアメリカのウィスコンシン州、年齢38歳。
彼の専用ドローンは「メディカルキット」を使用する事ができますので、
戦場で失ったライフポイントなどを回復して戦線の維持が可能です。
イワン:出陳地はロシアのウラジオストクであり、年齢は34歳。
Wargaming.netのアカウントをリンクさせると使用可能になるキャラクターとなっております。
専用ドローンは敵車の制御プロトコルを無効にします。
ハイブリッドウォーズの魅力、改善点、期待すべき点
ハイブリットウォーズの魅力は以下のようなものが挙げられます。
始めやすさと親しみやすさ
「ハイブリッドウォーズ」の操作はキーボードのWASDキーでキャラクターの移動、
スペースキーでジャンプ、左右マウスクリックで攻撃と、とてもシンプルな事が挙げられます。
また、8個の巨大なロケーションを探索する楽しみがあり、
それらを制覇するには何時間もかかるので当分遊ぶ事ができます。
また、150を超えるミッション、
さらには戦車や二足歩行のロボットといった兵器をハッキングしたり乗っ取ったりして味方にする事で、
一緒に戦わせたりプレイヤーが利用して敵を蹴散らす爽快さもあります。
グラフィックに関しても文句なしであり、建物や乗り物を壊した時の演出などもとても凝ったものになっております。
また、この「ハイブリッドウォーズ」の価格は1700円前後(デラックスエディションは1900円)と
お求め安い価格になっているのも特徴と言えるでしょう。
逆に改善すべき点は以下のようなものがあります。
日本語対応していない。
このゲームを開発したWargamingですが、創立された国は「ベラルーシ」と呼ばれる東ヨーロッパの国であり、
ほとんどの方が聞きなれないと思われます。
ベラルーシはロシアやウクライナといった国々が隣接している国であり、
公用語はベラルーシ語かロシア語となっております。
そのため、「ハイブリッドウォーズ」のホームページやゲームの言語も
ベラルーシ語、ロシア語がメインとなっております。
一応英語に切り替える事はできますが、日本語化されていないのがやはり始めにくさを感じます。
操作可能なキャラの個性に差が無い。
基本的に操作できるキャラクターが3名の傭兵達のいずれかであり、
キャラクターの種類の少なさも気になるかもしれません。
しかし、今後DLCといった形で新しいキャラクターが増える可能性もあります。
また、基本的にロボットや乗り物に乗れるという点からキャラクターの個性がイマイチ生きていない、
さらにキャラクター毎にステージの内容が変わるということもありませんので、
現状ではなぜキャラクターを3つに分けたのか少し首をかしげる部分でもあります。
今後のアップデートでそれぞれの主人公を独立させたストーリーなどになる事を期待するのみです。
プレイスタイルがやや単調。
キャラクターの装備や敵の種類もそれなりに豊富であるため、
敵をハッキングしてこちらの味方にする戦術も楽しめる内容ではありますが、
基本的には「道中の敵は全て蹴散らす」と言うスタンスであるために、
プレイ時間が長くなるにつれてややマンネリしてくるかもしれません。
また、キャラクターやロボットの強化要素もありますが、
弾数や威力が少し増加していく程度なのであまり目立って変化しない、
それぞれ独自の能力・強力なスキルを手に入れるというわけでもないので、
成長要素にももう少し面白い部分が欲しいと言えるでしょう。
操作に関する改善点もありますが、逆を返せばそれだけ初心者に優しい簡単操作ゲームとも言えます。
ベラルーシという一風変わった国で開発されたこのオンラインゲームを一度プレイしてみませんか?