紅の砂漠(Crimson Desert)|超大作オープンワールドついに2026年3月の始動、新作MMORPGのいまユーザーの声はなぜ不評が多いのか

発売日の夜、Steamで「購入」ボタンを押した。黒い砂漠を何千時間も遊んだ身としては、Pearl Abyssが「次に作るもの」をずっと待っていたからだ。

で、いきなり結論から言ってしまうと——このゲーム、めちゃくちゃ面白い。ただし、最初の10時間はめちゃくちゃしんどい。

「神ゲー」か「クソゲー」か。Steamレビューが「やや不評」まで落ちている今、この問いに対する答えは「どっちも正しい」だと思っている。矛盾してるように聞こえるかもしれないけど、プレイすればわかる。最初の壁を越えた先に、とんでもない世界が広がっている。

この記事では、発売直後のリアルな体験をベースに、紅の砂漠の魅力と問題点を正直に書いていく。広告案件じゃないので、忖度なしでいく。

公式ローンチトレーラー

目次

こんな人におすすめ / こんな人には合わない

こんな人におすすめ

  • 黒い砂漠が好きだった人 — あの戦闘の気持ちよさが進化している
  • RDR2やウィッチャー3が好きな人 — 世界の作り込みに圧倒される
  • アクション性の高さが好きな人 — 最初は戸惑うかもだけど、慣れると快感に変わる
  • 数百時間単位で遊べるゲームを探している人 — ボリュームは底なし
  • 探索が好きな人 — フィールドの密度がとにかくすごい

こんな人には合わない

  • 操作がシンプルなゲームが好きな人 — ボタン操作がかなり複雑
  • ストーリー重視の人 — メインストーリーはやや薄味
  • バグに耐えられない人 — 発売直後で不具合は結構ある
  • 日本語ボイスがないと無理な人 — 吹き替え非対応(字幕のみ)
  • 低スペックPCの人 — 要求スペックは高め、容量も150GB必要

紅の砂漠(Crimson Desert)基本情報

紅の砂漠 — ゲーム基本情報
タイトル 紅の砂漠(Crimson Desert)
開発 Pearl Abyss(韓国)
ジャンル オープンワールド・アクションアドベンチャー
発売日 2026年3月20日
価格 9,680円(買い切り)
対応機種 PC(Steam)/ PlayStation 5 / Xbox Series X|S
エンジン BlackSpace Engine(Pearl Abyss自社開発)
プレイ人数 シングルプレイ中心(マルチプレイ要素あり)
Steam同時接続数 最大約24万人(発売初日)
発売初日の売上 全世界200万本突破
Metacritic 78点(94レビュー)
Steamレビュー 賛否両論〜やや不評(高評価率約50%前後)
ストレージ 150GB必要

発売初日で200万本、Steam同接24万人というのは、新規IPとしては相当なロケットスタートだ。ただ、Steamレビューが「やや不評」寄りの賛否両論というのも事実で、数字だけ見ると「爆売れしたけど評価は割れている」という珍しいポジションにいる。

紅の砂漠のストーリー — 「英雄」じゃない主人公の物語

舞台はファイウェル大陸。この世界を治めていたデメニス王が昏睡状態に陥り、大陸全体が混乱に包まれている。そんな中、プレイヤーが操作するのはクリフ・マクダフ。傭兵団「灰色たてがみ(グレイメイン)」のリーダーだ。

よくある「勇者が世界を救う」ストーリーじゃない。クリフは闇を抱えた青年で、半ば強制的にリーダーに祭り上げられ、ライバル勢力と渡り合いながら仲間を守り、自分の過去とも向き合うことになる。

正直、ストーリー単体で見ると「そこまで引き込まれるか?」というのが本音だ。海外レビューでも「キャラクターの描写が薄い」「MMO的なお使いクエストが多い」という指摘はかなり出ている。

ただ、ストーリーよりもこのゲームの真骨頂は「世界そのもの」にある。歩いているだけで物語が見つかる。崖の上から見える景色に足を止める。洞窟を見つけて入ったら想像以上の深さだった——そういう体験の連続が、このゲームを特別なものにしている。

操作キャラクター — 3人の傭兵を使い分ける

紅の砂漠には従来のMMOのような「クラス」「職業」はない。代わりに、ストーリーの進行に合わせて3人のプレイアブルキャラクターがアンロックされていく。

クリフ・マクダフ(Kliff Macduff)— 万能型

最初から使える主人公。剣、槍、弓、魔法——なんでもこなせるオールラウンダー。ビルドの自由度が最も高く、プレイスタイルに合わせてまったく違うキャラに育てられる。近接ゴリ押しもよし、弓と魔法で距離を取ってもよし。紅の砂漠の戦闘の核はこのクリフにある。

ダミアネ(Damiane)— スピード型

RPGで言うところのローグ/スワッシュバックラー。手数が多くて攻撃力が高い代わりに、防御は紙。回避と位置取りで戦うキャラで、上手く使えると最高に気持ちいい。ただし被弾すると一瞬で溶ける。

ウンカ(Oongka)— パワー型

巨体に斧を振り回すバーバリアン系。範囲攻撃が得意で、敵の群れに突っ込んでなぎ倒すのが仕事。掴んで叩きつけるグラブ攻撃は、爽快感だけならこのゲームで一番かもしれない。

3人それぞれで戦闘のアプローチがまったく変わるから、飽きが来にくい。ただ、切り替えのタイミングはストーリーに依存するので、序盤はクリフ1人でかなり長い時間を過ごすことになる。

戦闘システム — 「複雑だけど気持ちいい」の真意

紅の砂漠の戦闘シーン — 剣と盾を構えたクリフが敵と斬り合う

紅の砂漠の戦闘は、良くも悪くも「格闘ゲーム的」だ。

通常攻撃、強攻撃、突き、パリィ(盾受け)、キック、グラブ(掴み)、回避、ダッシュ攻撃、遠距離攻撃、魔法——これらを組み合わせてコンボを繋いでいく。さらに属性効果(炎上・凍結・スタン)もあり、正直ボタンが全然足りない

操作の正直な感想: 最初の5時間は「何このゲーム、操作わけわからん」が素直な感想だった。ダッシュが連打式だったり、NPCに話しかけるのにL1で集中してからボタンを押すとか、直感に反する操作がけっこうある。

でも——これ、本当に「自転車」なんだよ。Pearl Abyssの担当者が「操作は自転車に乗るようなもの」と発言して炎上気味だったけど、正直あの発言、半分は当たっている。10時間くらい遊んだあたりから、指が勝手に動くようになってくる。

パリィからの強攻撃、そこからグラブに繋いで叩きつけ、起き上がりを狩って追撃——この流れが決まったときの気持ちよさは、最近のアクションゲームの中でもトップクラスだと思う。ソウルライクの「敵を読む」感覚と、黒い砂漠の「コンボを叩き込む」感覚の両方がある。

スキル習得システム「観察」がユニーク

面白いのが「観察」というシステム。フィールドや戦闘中に特定のアクションを「観察」することで、そのスキルを自分のものにできる。例えば、敵がベリースラム(腹から飛びかかる技)を使ってきたら、それを観察して自分も使えるようになる。

レベル制ではなく、アビスアーティファクトというアイテム(ボス撃破・探索・クエストで入手)がスキルポイント代わり。これをスキルツリーに振っていく形式で、経験値稼ぎの作業感が薄い。「世界を探索すること自体が成長に直結する」設計は、うまくハマっている。

オープンワールド — スカイリムの2倍、密度はそれ以上

紅の砂漠のオープンワールド — 赤い岩山が広がる砂漠地帯の風景

紅の砂漠のマップはスカイリムの約2倍と言われている。RDR2よりも広い。

ただ、広さだけなら最近のオープンワールドゲームはどれもデカい。紅の砂漠がすごいのは「密度」だ。

雪原、砂漠、緑の森、沼地、海岸、火山地帯——バイオームの種類が多いだけじゃなく、それぞれのエリアに独自のイベント、敵、ダンジョン、NPCがぎっしり詰まっている。100時間プレイしても、まだ足を踏み入れていないエリアがある——そんなレビューがいくつも出てきている。

ファミ通のレビュアーが「100時間プレイしてもまだまだ続く新発見」と書いていたけど、これは誇張じゃない。自分も30時間くらい遊んだ時点で「このゲーム、全体の何%遊んだんだろう?」と本気で疑問に思った。体感だと20%くらいだった。

ドラゴンに乗れる。巨大なロボットみたいなものにも乗れる。水中探索もできる。高所からグライダーで滑空もできる。移動手段の多様さも、探索を飽きさせない要因の一つだ。

生活系コンテンツも充実

黒い砂漠を作ったPearl Abyssだけあって、クラフトや生活系コンテンツもしっかり入っている。

  • 素材採集 — 伐採、採掘、釣りなど。フィールドのあちこちに採集ポイントがある
  • クラフト — 鍛冶屋で武器・防具を作成。ドロップ品とは性能差がある
  • 料理 — 素材を組み合わせてバフ料理を作れる
  • 傭兵キャンプ拡張 — 拠点「灰色たてがみキャンプ」を強化していける
  • 傭兵団派遣(Freesword Dispatch) — 仲間をミッションに送り出して報酬を得るシステム

戦闘に疲れたら森で木を切ったり、川で釣りをしたりできる。この「戦闘と生活のバランス」は、黒い砂漠で培ったPearl Abyssの強みがしっかり活きている部分だ。

黒い砂漠との違い — 「MMORPGの進化版」ではない

紅の砂漠は黒い砂漠の続編じゃない。同じ世界観だけど、ゲームとしてはまったく別物だ。

黒い砂漠を長年プレイしてきた人向けに、違いを整理しておく。

項目 黒い砂漠 紅の砂漠
ジャンル MMORPG シングルプレイ中心のアクションアドベンチャー
料金モデル 基本無料(課金あり) 買い切り 9,680円
キャラクター 自由なキャラクリエイト + 多数のクラス 固定主人公3人(キャラクリは制限的)
戦闘 ノンターゲティング + コンボ連打 ロックオン式 + コンボ + リソース管理
ストーリー あるにはあるが薄め メインストーリー駆動型(複数エンディング)
マルチプレイ 常時オンライン シングル中心(マルチ要素は限定的)
生活コンテンツ 超充実(貿易・料理・加工・釣り等) あるが黒い砂漠ほどの深さはまだない
エンジン Pearl Abyss独自エンジン BlackSpace Engine(新開発)

黒い砂漠プレイヤーとしての率直な感想を言うと、「戦闘のDNAは確かに受け継がれている」と感じた。あのコンボを叩き込む快感は健在だし、Pearl Abyssらしい「手触りの良さ」は紅の砂漠でも健在だ。

ただ、黒い砂漠のように「他プレイヤーと競い合いながら延々と強化していく」ゲームではない。あくまで一人用のアドベンチャーだ。黒い砂漠のPvPや経済システムを期待して買うと、確実に肩透かしを食らう。

黒い砂漠が好きだった人には、まずこちらの記事で改めてあの魅力を振り返ってほしい。

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良いところ・おすすめポイント

紅の砂漠のフィールド — 草原で弓を構えて敵と戦うシーン

1. グラフィックが世代最高峰

Pearl Abyssが新開発したBlackSpace Engineの実力は本物だ。特に光の表現が圧倒的で、夕暮れ時のフィールド、洞窟の中のたいまつの揺らめき、水面の反射——どこを切り取ってもスクリーンショット映えする。黒い砂漠の時点でグラフィックは業界トップクラスだったけど、紅の砂漠はそこからさらに2段階くらい上に行っている。

2. 探索の「発見感」がすごい

マップにマーカーを置いて導くタイプではなく、自分の足で歩いて見つけるタイプの探索設計。崖を登ったら隠し洞窟があった、池の底に潜ったら宝箱があった——こういう発見の連続が、ブレスオブザワイルドに通じる楽しさを持っている。

3. 戦闘の「上達感」

最初はゴリ押しで苦戦するけど、パリィやコンボのタイミングを覚えると、同じ敵でもまったく違う戦い方ができるようになる。この「上手くなっていく自分を実感できる」感覚は、ソウルライクに近い。ただし、ソウルライクほど理不尽ではない。キャラの成長でちゃんと楽になる部分もある。

4. ボリュームが異常

100時間で中盤、という報告がゴロゴロ出ている。9,680円の買い切りでこのボリュームは、コストパフォーマンスという点では間違いなく最強クラスだ。

5. 乗り物のバリエーション

馬はもちろん、ドラゴン、巨大ロボ的な存在、グライダーなど移動手段が多彩。移動がストレスにならない工夫がされている。

辛口ポイント・気になる点

ここからは忖度なしで書く。

1. 操作性が致命的に不親切(発売時点)

これが現時点で最大の問題。インタラクト(話しかける・アイテムを拾う)とジャンプが同じボタンに割り当てられていて、近づき方が微妙だとアイテムを拾おうとしてジャンプする——というストレスが頻発する。ダッシュが連打式なのも直感に反する。

Pearl Abyssは3月21日に操作改善パッチの準備を発表しているけど、発売時点でこの操作性はかなりマイナスだった。

2. UIとインベントリ管理がひどい

アイテムの整理がとにかくやりにくい。ストレージボックスが使いにくい(そもそも最初は存在に気づかない)。UIの導線が悪く、どこに何があるのか迷子になる。黒い砂漠のUIも決して良くはなかったけど、紅の砂漠はさらに分かりにくい。

3. 新作なだけに、まだバグがけっこう多い

マップ画面を開いた瞬間にフリーズするバグ、メインミッション進行不能バグ、キャラクターが地形にハマるバグ——発売直後とはいえ、結構ひどい。Day1パッチで一部は修正されたものの、まだ残っているものが多い。ここは発売直後であるためローンチされた直後に遊ぶゲームあるあるだ。

4. ストーリーとキャラクターの魅力が弱い

世界の作り込みは素晴らしいのに、メインストーリーとキャラクターの掘り下げが浅い。クリフの過去や傭兵団の仲間たちとのドラマはあるんだけど、ウィッチャー3のゲラルトやRDR2のアーサーのような「この人の物語を最後まで見届けたい」という引力がちょっと弱い。

5. 日本語吹き替え非対応

字幕のみ。アクション中に字幕を追うのはストレスだし、台詞の細かいニュアンスが伝わりにくい。これは日本市場では結構なマイナスポイントだ。

6. 序盤が不親切すぎる

チュートリアルの説明が不十分で、最初の数時間は何をすればいいのか分かりにくい。操作の複雑さも相まって、序盤で脱落する人が多い。Steamの「やや不評」の原因の大部分はここにあると思う。

結局のところ、「10時間耐えられるか」が紅の砂漠を楽しめるかどうかの分水嶺だ。そこを越えた人たちが「神ゲー」と言い、越えられなかった人たちが「クソゲー」と言っている。どっちの気持ちもわかる。

PC推奨スペック — 要求は高め

項目 最低動作環境 推奨環境 4K/60fps環境
CPU Ryzen 5 2600X / i5-8500 Ryzen 5 5600 / i5-11600K Ryzen 7 7700X / i5-13600K
GPU GTX 1060 / RX 5500 XT RTX 2080 / RX 6700 XT RTX 5070 Ti / RX 9070 XT
ストレージ 150GB(SSD推奨)
目安 フルHD/低設定 フルHD〜4K/中設定 4K/Ultra/60fps

正直、推奨スペックは高めだ。RTX 2080クラスが推奨というのは2026年の新作としてはそこまで異常ではないけど、150GBのストレージは地味にキツい。SSDじゃないとロード時間がかなり厳しいので、まだHDDメインの人はSSD増設を検討した方がいい。

ユーザーの声 — Steamレビュー&レビューサイト

実際にプレイした人たちの声を拾ってみた。

ポジティブな声

「100時間プレイしてもまだまだ続く新発見。慣れるまではスルメゲー。やみつきになった瞬間、神ゲーに!」

ファミ通.com

「PV詐欺じゃなかった衝撃。王道ファンタジーな世界観や直感的なアクション、変化に富んだ探索&謎解きなど盛りだくさんすぎる」

電撃オンライン

「底が見えない紅の砂漠の世界のすごさ。戦闘は歯ごたえがあるものの、キャラの成長で乗り越えられる難しさだ」

4Gamer

ネガティブな声

「操作がとにかく複雑。インタラクトとジャンプが同じボタンで、アイテム拾おうとしてジャンプするのが一番イライラする」

— Steamユーザーレビュー

「ベータテストレベルの不具合と操作性の悪さが目立つ。ポテンシャルはあるのに、現時点では荒削りすぎる」

— Steamユーザーレビュー

Twitter/Xの声

SNSでもプレイヤーの反応は真っ二つに割れている。

 

【紅の砂漠20時間レビュー】個人的には冒頭の数時間を除いてずっと超面白い。RDR2、キングダムカムデリバランス2、ウィッチャー3などが好きな方であればストーリー次第では高確率で神ゲー判定になるでしょう。マイナス面を挙げればキリがないが、同時に抗えない強烈なパワーがあります

— @Anthony__sota (2026年3月22日)
引用元:Twitter
2026年3月22日

紅の砂漠 なんとなあーく理解できてきた!戦闘だけでも色んな技を利用して色んな戦い方ができるっぽいけど…僕は盾でパリィしてからの強攻撃でかなり暴れられる!この戦い方の気持ちよさはヨーテイぽいかな!!これ…ほんっとずっと遊んでられますな…

— @qwilz0817 (2026年3月22日)
引用元:Twitter

正直、紅の砂漠めちゃめちゃ期待してたんだけどストーリー面白くない(らしい)のと戦闘が冗長になりがちなのと操作が複雑で面倒いのとアイテムを保存するストレージボックスとかがないのとバグが多いっていうレビューと配信見てちょっと買うのは見送りにする

— @nnon33947835 (2026年3月21日)
引用元:Twitter

PS5 紅の砂漠 面白そうだけど日本語吹き替えがないみたい。字幕ゲームは疲れるだけでなく台詞の細かいニュアンスが省かれることが多く没入感が減じてしまう。いつかDLで付けてくれないかな

— @psalm0909 (2026年3月22日)
引用元:Twitter

紅の砂漠のメタスコアが出ました。78点(82レビュー中)絶賛されてる点 ・ビジュアルはコンソール世代最高峰レベル ・オープンワールドの規模と自由度はBotW級 ・戦闘は重厚で爽快、探索との噛み合いが最高 批判的な点 ・ストーリーとキャラが致命的に薄い

— @kyabetsuhuman (2026年3月19日)
引用元:Twitter

開発元Pearl Abyssの対応 — パッチは来るのか

Pearl Abyssは発売翌日の3月21日、公式Xアカウントで「操作面の改善パッチを準備中」と発表した。

「リリース以降、私たちは皆さまからお寄せいただいたフィードバックを真摯に受け止め、ゲームをより良いものにしていくため、改善に取り組んでおります」

紅の砂漠公式X(2026年3月21日)

また、Day1パッチでメインミッション進行不能バグや3章ボスの難易度調整が行われている。Pearl AbyssはPR担当のWill Powers氏が「操作は自転車に乗るようなもの」と発言して批判を浴びたけど、開発チームが迅速に改善に動いてくれているのは好印象だ

黒い砂漠での運営実績を考えると、Pearl Abyssの「発売後に改善していく力」は信頼できるポイントだ。黒い砂漠も初期はかなり荒削りだったけど、年単位のアップデートで化けたゲームだった。紅の砂漠も同じ道を辿る可能性は十分にある。

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紅の砂漠がRDR2やウィッチャー3と比較されることが多いのは、「広大な世界を旅する一人用RPG」という構造が似ているから。ストーリーの完成度で言えばウィッチャー3の方が上。まだ未プレイなら、こちらから入るのもアリだ。

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まとめ — 「荒削りな大器」、それが紅の砂漠

最後に、紅の砂漠の評価をまとめておく。

紅の砂漠 総合評価

グラフィック ★★★★★(世代最高峰)
戦闘 ★★★★☆(慣れれば最高、最初はキツい)
探索・ボリューム ★★★★★(底なし)
ストーリー ★★★☆☆(悪くはないが薄い)
操作性・UI ★★☆☆☆(改善パッチ待ち)
安定性 ★★★☆☆(バグ多め、Day1パッチで改善中)
コストパフォーマンス ★★★★★(このボリュームで9,680円)

総合: ★★★★☆(3.5/5)

※パッチ次第で★4に化ける可能性大

紅の砂漠は「現時点では荒削りだけど、とんでもないポテンシャルを持ったゲーム」だ。

Steamレビューが「やや不評」なのは事実だし、操作性やバグの問題も本当だ。でも、その壁を越えた先にある体験は、2026年のゲームの中でもトップクラスに刺激的だと断言できる。

Pearl Abyssが黒い砂漠で見せた「発売後も年単位で磨き続ける」姿勢を信じるなら、半年後、1年後には「あの時買っておいてよかった」と言える作品になる可能性が高い。

「今すぐ買うべきか?」と聞かれたら——

  • 操作の複雑さやバグに耐えられる「ゲーマー体力」がある人 → 今すぐ買え
  • 快適に遊びたい人 → 1〜2ヶ月待ってパッチの様子を見てから
  • ストーリー重視の人 → 無理に買わなくていい。他に良いゲームがある

個人的には、黒い砂漠で何千時間も遊んだプレイヤーとして、Pearl Abyssがシングルプレイのアクションゲームをここまで高いレベルで作れることに驚いた。荒削りだけど、磨けば光る——そんなゲームだ。

発売から3日。まだ序盤も序盤だけど、早くあの世界に戻りたくてたまらない。これが「スルメゲー」の力なのかもしれない。

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