FPSとパズルゲームが見事に融合したsteamでおすすめPCゲームです!FPSのようなアクション性とパズルゲームの頭を使って熟考する要素のバランスがちょうどよく熱中してしまう!ストーリーにも注目で進めていくうちに謎が深まり目が離せないおすすめPCゲームです!
まずはこちらのおすすめPCゲームをご覧ください!
共有元:Gamehelper 様
目覚めるとそこは見知らぬ部屋!
プレイヤーが目覚めるとそこは見知らぬガラス張りの部屋。
清潔感のある部屋には電球、トイレ、ベッド、そしてラジオがあるのみ。
するとどこからともなく合成音声の声がします。
いわく「Aperture Science コンピューター制御トレーニングセンターにようこそ」とのこと。
SFじみた世界の中でプレイヤーは合成音声のいわれるがままに
トレーニングセンターの「テスト」を受けることになるのでした。
古さを感じさせないおすすめPCゲーム!
『Portal』は2007年にリリースされた作品です。
ただとても洗練されているため古さを感じることはないでしょう。
どのくらい洗練されているのかというと、まずスクリーンには何も情報が表示されていません。
そこにはヘルスバーもスキルスロットも無く、強いて言えばポータルガンとそのクロスヘアしか存在しないのです。
それでもプレイヤーは何の支障もなく楽しみながらゲームに熱中することができます。
ユーザーインターフェイスのデザインとして非常に優秀な形といえるでしょう。
FPSとパズルゲームを組み合わせた1つの回答!
本作はFPS視点でかつFPSのようなプレイ感覚で遊ぶ事ができるパズルゲームです。
元来、FPSとパズルゲームというのは相性の良いゲームジャンルとは言えません。
FPSにはスリルが求められますし、パズルゲームには長考する時間が必要です。
例えば『AVA』や『CoD』といったFPSに『数独』や『ロジック』
といったパズルゲームを組み合わせることは簡単なことではありません。
そしてそんな難しい問題を解決した作品の1つが『Portal』なのです。
『Portal』の世界では基本的に時間制限が無く余裕をもって熟考しながらパズルを解く事になります。
それも既存のパズルゲームではなく3D空間上の、FPSならではのパズルを解くのです。
基本となるルールは「スタート地点からゴール地点に到達すればクリア」
というステージクリア型のゲームシステムとなっています。
古くは『エッガーランド』や『バベルの塔』から様々なフリーゲームにも採用されている
ゲームとしてはスタンダードなシステムです。
ですがそこに「ポータルガン」という発明が加わることで全く新しいゲーム性が生まれることになりました。
ポータルガンの革新性!
ゲームが少し進むとプレイヤーは本作のかなめとなる道具「ポータルガン」を手に入れることになります。
ポータルガンからは黄色と青の2種類の弾を撃つことができ、
青い弾が壁に当たると青い通路、黄色い弾が壁に当たると黄色い通路ができるのです。
そして青い通路を通れば黄色い通路から出てくることができ、その逆もまたしかりとなります。
例えば正面の遥か先へ行きたいのですが、その間の道が崩れ落ちているとしましょう。
このとき、その遥か先の壁へ目掛けて青のポータルガンを撃ち、
横か後ろの壁にも黄色のポータルガンを撃てば問題は解決します。
黄色い通路を通れば青い弾を撃ってできた通路から出てくることができるからです。
この「弾を撃って通路を作る」という要素を駆使してプレイヤーはパズルを解いていくことになります。
これは正しくFPS的要素とパズル要素が組み合わさった形であり『Portal』はその元祖となった作品といえるでしょう。
FPSのように弾を撃ち、難しいパズルに頭をひねりながら熟考していくことができるのです。
また本作は決して2Dでは実現できなかった要素もパズルに組み込まれています。
単に上下左右という方向にポータルガンを撃てば良いというものではなく、
より豊かな3D空間を生かした解決法が求められる場面もあるのです。
むしろ『Portal』は「FPSでなければ実現できなかった作品」といえるでしょう。
本作はポータルガンという発明が十全に生かされたアクションゲームなのです。
レベルデザインが秀逸!
プレイヤーは最初、何も知らされないままの状態でゲームを開始することになります。
そうなると戸惑うものなのですが、そこを上手く合成音声がサポートしてくれる作りになっているのです。
また、ゲームの要素を1から全て説明するわけではなく、
ストーリーに沿って徐々に緩やかに学習させてくれる形になっています。
そのためプレイヤーはプレイすればするほど新しい知識を得て行き、
気付いたときにはゲームのルールに習熟しているはずです。
例えば、ゲーム開始直後にポータルガンを手渡され
「これは青い通路を作れて黄色い通路を作ると互いの通路が繋がって出入りできるよ」
と説明を受けたらポカーンとすること間違いありません。
一気にまくしたてられると脳が理解することを拒みプレイ自体をやめてもおかしくありません。
ですが『Portal』をプレイしていればそのような目にあうことはないでしょう。
快適なレベルデザインに従って遊んでいれば自然と遊び方が身に付いていくからです。
FPS要素とパズル要素の強弱!
これはレベルデザインの話とも重複するのですが、
次第に難易度が上がっていくという点についても本作は上手くできています。
序盤は熟考を重ねてパズルを解く事が多いのですが、
次第にアクション性が求められるシーンに出くわすようになるのです。
このあたり、本当に上手くできています。
FPSというゲームジャンルは激しいキー操作やマウス操作を求められ、
瞬時の判断を求められるゲームジャンルです。
それに反してパズルゲームは熟考し解法を導き出すといういわば反対のゲームジャンルとなります。
『Portal』はこの2つのゲーム性をただ単に融合させたものではなく、その強弱を楽しめるゲームでもあるのです。
序盤はパズルゲームの割合が強く、
FPS的な興奮はなりを潜めているものの「射撃による通路の設置」というFPS的な部分が含まれています。
そしてゲームが進行するとアクション性が要求されるようになり、
よりFPS色の強い作品になっていくのです。
といっても単純なFPSになるわけではなく、一筋縄では解けない歯ごたえのあるパズル要素も含まれています。
ミステリアスなストーリー!
『Portal』の魅力はゲーム性だけではありません。
謎が深まっていくストーリーにも注目です。
プレイヤーは序盤「どこかのトレーニングセンターでシミュレーションしてるのかな」と思いつつ合成音声の指示に従うことになります。
その機械のようで機械らしくない彼女の台詞に親しみを感じるようになるかもしれません。
ですがこの施設のところどころで何か不穏な雰囲気が漂うようになります。
果たして合成音声は何をプレイヤーに求めているのか、またその正体は、
そして進んだ先には何があるのか、そんな好奇心を次第にかき立てられるようなストーリー構成となっています。
価格がとってもお得!
『Portal』はもう10年以上前にリリースされたアクションゲームなのでsteamのセール時には期待しても良いでしょう。
90%引きになることもあり、98円で買える場合もあるほどです。
これだけの作品が98円というのはなかなかとんでもない話なのでまだ持っていないなら即ゲットしておくとよいでしょう。
ついでに続編の『Portal2』もセール時には198円になることがあるので、
セットで買ってしまっても良いかもしれません。
ゲームが好きならプレイしておきたい一本!
『Portal』はFPSとパズルゲームを組み合わせた秀逸な作品です。
レベルデザインが良く練られているため自然とゲーム内のルールを把握しながら楽しんでゆくことができ、
合成音声の台詞には思わず噴出してしまうかもしれません。
段々と謎を増していくストーリーやFPSならではの緊張感も味わうことができます。
本作では正に『Portal』を遊ぶ事でしか味わえないアクションゲーム体験をすることになるでしょう。
PCゲームが好きな方にはPCゲームおすすめです。
このPCゲームの続編「Portal2」の紹介記事はこちらから!
このPCゲームの基本情報
タイトル | Portal |
---|---|
ジャンル | パズル |
開発元 | Valve |
パブリッシャー | Valve |
リリース日 | 2007年10月10日 |
料金 | 1,010円(通常版) |
日本語 | 対応(音声は非対応) |
オンライン | 非対応 |
OS | Windows,Mac |
スペック/動作環境(Windows)
必須環境 | 推奨環境 |
---|---|
1.7 GHz 以上のプロセッサ、512MB 以上の RAM、DirectX® 8.1 レベルのグラフィックカード(SSE のサポート必須)、Windows® 7(32/64bit)Vista/XP、マウス、キーボード、インターネット接続 | Pentium 4 プロセッサ(3.0GHz 以上)、1GB 以上の RAM、DirectX® 9 レベルのグラフィックカード、Windows® 7(32/64bit)/Vista/XP、マウス、キーボード、インターネット接続 |
このPCゲームのレビュー(引用元:Steamカスタマーレビュー)
おすすめ・高評価の口コミ
いや、やっぱり有名タイトルには理由がありますね。簡単操作で、奇想天外なプレイ。面白いですよ!
ゲームの発想もさることながらレベルデザインも秀逸。
低評価の口コミ
画面がぐるぐるまわりすぎて気持ち悪い・・・
ゲーム自体は面白い、でも俺は3D酔いを初めてこのゲームで実感したぞ(ゲロゲロ