様々なメディア展開もしている、人気パソコンゲーム「マブラヴ」!シリーズによって話のスタイルが大きく変わるのも特徴の名作PCゲームです!マブラヴは典型的な恋愛アドベンチャーとなっており、可愛らしい女の子との萌え~な時間を楽しめるADVとなっています!他のシリーズも、このPCゲームを遊んでからすると楽しさ倍増です!
名作PCゲームの動画がこちら!
提供元:Ever Infinity様
人気パソコンゲームマブラヴシリーズとは?
恋愛アドベンチャーのように女の子の好感度を上げて意図した女の子と仲良くなることができる
ADV(アドベンチャーゲーム)のマブラヴシリーズ、
前編「マブラヴ」の説明だけ見れば典型的PCギャルゲー以外の何物でもないのですが、
中編「マブラヴUNLIMITED」以降は展開が
PCギャルゲーのそれではない非常に暑苦しい熱血展開へと突入します。
ざっくり分けると
マブラヴ UNLIMITED…異世界展開のギャルゲー?ADVまたはサウンドノベル
マブラヴ オルタネイティヴ…血がたぎり熱く燃える展開の「サラウンド音響&キャラが動く豪華紙芝居」
といった感じで「前・中・後編の三部形式」で構成されています
「紙芝居」というとゲームの体をなしていないように見えますが、
事実そうなのですから他に言いようがありません。
選択肢こそありますが、途中で少し分岐するだけで、最終的には一つのエンディングへたどり着きます。
「マブラヴ」(前編)に関してはシステムから展開まで一般的なPCギャルゲーADVなのですが、
「マブラヴ UNLIMITED」(中編)「マブラヴ オルタネイティヴ」(後編)は
ジャンル的には「サウンドノベル」などの小説といった感じのゲームシステムになっています。
似たような背景や画面効果で動くサウンドノベルに「Fate/stay night」がありますが、
あちらはADVの形式をなしており選択肢によるゲームオーバーやエンディングが複数存在します。
マブラヴの「前半がPCギャルゲー、中盤以降がゲームオーバーのほとんどない読み物」という形式は、
最近リメイクされた「この世の果てで恋を唄う少女YU-NO」に非常に似た形と言えます。
あちらも前半のPCギャルゲー風(狙った女の子をプレイヤーが個別に攻略していく)展開のメタ視点が、
中盤以降の作品世界に組み込まれている点でも非常によく似ています。
話の本編以外もおすすめ箇所が多いPCゲーム!
「マブラヴ オルタネイティヴ」の主題歌「Name~君の名は~」は
JAM Projectによるもので世界観にあった名曲となっています。
というかアニメのオープニングなどに用いられる熱い曲を得意とし、
多く手がけている「JAM Projectの曲がピッタリの内容」といえば
大体オルタネイティヴという作品の展開を察してもらえるかと思います。
前編の「マブラヴ」はゲーム形式こそよくある恋愛アドベンチャーですが、
巧妙に中後半への伏線が張られています。
ですので通して後編の「オルタネイティヴ」までプレイしていると
「あれはここの伏線だったんだ!」と驚けるシーンが何か所もあります。
伏線回収のカタルシス(スッキリとする感じ)は推理小説のそれに近いものを感じるPCゲームです。
かなり前の作品でマルチメディア展開によりTVや他媒体で盛大にネタバレしているので、
興味を持ってもらうためにある程度内容を語ってみましょう。
UNLIMITEDおよびオルタネイティヴの世界は
「Betaと呼ばれる宇宙から来た正体不明のもの」に侵略を受け、
「人類滅亡の危機にさらされている地球が舞台」となっています。
それらを撃退することに長い年月を掛けているため、
現実の地球より軍事方面に技術が発展していて戦術機という人型ロボットが主に用いられています。
Betaは航空機に対する効果的な攻撃方法を持っているため、
戦闘機よりも戦術機の方が優先して作られているという理由があり、
各戦術機の形式もF-4「ファントム」やF-15E「ストライク・イーグル」と
実際の戦闘機の名前がモデルになっていたりして、
そちら方面に詳しい人であれば思わずニヤリとできることでしょう。
日本で用いられている練習用戦術機「吹雪」、実戦機「不知火(シラヌイ)」、
特別機「武御雷(タケミカヅチ)」も非常に格好いい造形で、男心をくすぐる戦術機となっています。
マブラヴ自体、非常に人気がある作品でしたので多くの登場キャラや戦術機が
フィギュアやプラモデル化されており、マブラヴのフィギュアを画像検索すると
「ギャルゲーチックな可愛らしい女の子」に混じって「厳つい戦術機」も多く出てきて
到底恋愛アドベンチャーのものとは思えない格好良い機体が並んでいます。
また同社が手がけた「君が望む永遠」の登場人物も話の重要キャラクターとして出てきており、
それらをアニメやゲームで知っている人ならば彼女らが話の裏に匂わせる登場人物やその展開に
同じくニヤリとできることうけあいです。
マブラヴシリーズの気になる部分
人気パソコンゲームといえども、ただ問題点もありまして、
一番楽しんで欲しい「ノベル形式の【マブラヴ オルタネイティヴ】」と、
その伏線が多く張られている「典型的ギャルゲーADVの【マブラヴ】」が
システムも話の内容も乖離しているためオルタネイティブの話を全て理解するために、
人によっては興味の持てない「【マブラヴ】をコンプリートしなくてはならない」…という点です。
「ジャンルを問わず、嗜み、楽しめるというゲーム好き」なら問題ないのですが、
戦術機の格好良さに惹かれた人に「マブラヴというPCギャルゲーをまずコンプリートしろ」
というのはハードルが高すぎるかもしれません。
もう一つの問題点が「マブラヴ オルタネイティヴの話が長すぎる」という点です。
かつて「YU-NO」の後半部分が全てノベル形式であって少なからず批判があったように、
「マブラヴ オルタネイティヴ」は長編ノベル形式なのです。
しかもFate/stay nightの様に適度にゲームオーバーがあったり
複数エンディングへのルート分岐があったり…とかは無くほぼ一本道の読み物なんです。
オルタネイティヴの内容は非常に面白く、のめり込みさえすればその点は気にならなくなるのですが
ノベル形式のPCゲームに耐性がないと少し辛いかもしれません。
そういった欠点はあっても作品としては非常によくできているので、
「マブラヴシリーズ」は他の恋愛アドベンチャーより一人でも多くの人に
その良さを知って欲しいという点で群を抜いています。
また、マブラヴ オルタネイティヴの番外的PCゲームも出ています。
プレイヤーがオルタネイティヴの世界に飛ばされる内容で、歴代キャラとの掛け合いができる
3Ⅾアクションゲームとなっています。気になる方はこちらからチェック!