1997年にサービスが開始され今年で20周年の老舗オンラインゲームである「Ultima Online」。本作は自由度の高さが魅力でストーリーを楽しむ以外にも様々な遊び要素があります。低スペックPCでも遊べる名作ゲーム!
どんなゲームかまずはこの動画をご覧ください
スキルの組み合わせで自分だけのキャラクターを!
このゲームの良いところは、レベル制度の無い完全なスキル性で、自分の好みのキャラクターを作っていくことが出来る事です。
剣士がいいなら剣技・包帯・盾・少々の魔法。
物作りがしたいなら、ブラックスミス、大工、ファーマシー、裁縫。
スキルのバランスはその人の調整次第で45種類以上のスキルから700.0%分スキルを自由にあげていけます。
他人の敷地に入ると、不法侵入として「倒していいキャラ」という判定がついて、不法侵入したキャラクターに勝つと、相手の所持しているものが戦利品としてもらえます。
あるプレイヤーは、人のポーチを覗き込んで船や家の鍵を窃盗したり、盗まれたプレイヤー側もPKして盗まれたものを取り返しにくる。
※不法侵入は防ぐことができて敷地内に誰も入れない設定も行えます。
こんなに自由度の高いゲームは近年でもなかなかないです。
この自由度の高さが今もなお愛されている要因だろうと思います。
お金を貯めたら、夢はマイホーム。
家を作ることも可能でその際には集めてきた材料を大工や裁縫、鍛治のスキルが重宝されています。
インテリアに拘ってみたり、箱のデザインも数十種類、椅子や暖炉、溶鉱炉や魔方陣絨毯だって作れちゃいます。
スキルは戦闘以外にも資源を採取に関わる「採掘」「伐採」「釣り」。
素材からアイテムをつくりだす「料理」「鍛冶」「大工」「裁縫」。
ほかにも「調教」「物乞い」「スリ」「検死」の様な変わったものまでバラエティ豊かなものが多いのがこのゲームの自由度を高くしている特徴です。
味わい深いグラフィック
決してグラフィックが派手なゲームではありません。
キャラクターデザインはアメリカのものになりますので、後の時代から流行した韓国や日本のアニメ要素が濃いゲーム群とはかなりプレイした感覚と見た感じが違います。
このPCゲームに課金はありませんが、プレイ料金はかかります。基本無料ではありません。
元々アメリカで発売されたPCゲームなので、海外のユーザーも多い。
ウルティマオンラインでは海外のサーバーにも自分のキャラクターを作成することができ、海外ユーザーと英語での会話ができるシーンもあります。
英語サーバー以外の場所に行くと、互いに英語力不足で、たまに会話がかみ合わないこともありますが、やってみるとそれはそれで楽しいです。
このオンラインゲームには上級サーバーと呼ばれるサーバーも存在している。
物を作る成功率、敵の強さ、町にある箱にかかっている鍵の強度、希少金属の少なさ、それらいくつもの難易度変更でとても難しい世界で遊ぶことも出来ます。
MMORPGの多くは、キャラクターを複数作ることができますが、この上級サーバーでは1キャラクターしか作れません。
まさに自分のやりたいことをやってくれる自分のパートナーとして、上級サーバーでプレイし続けることによって、自分のキャラクターへの愛情と、世界観への愛情がどちらも生まれてきます。
また、上級サーバーと一般サーバーを同時に遊ぶ人も多くいます。
上級サーバー経験者は、ノーマルサーバーに戻っても無駄な動きがなく機敏です。
上級サーバーは、現在日本にも新設されており、興味のある方は是非一度遊んでみることをお勧めします。
好きなプレイスタイルで楽しもう!
本作を言い表すとするなら「ネット上に存在する、もう一つの現実」という言葉が当てはまります。
如何なるプレイスタイルでも遊べる余地を持ち、戦わないスタンスもプレイスタイルの一つして成立し、それをなすことが出来る舞台が整っています。
MMORPGの大半が戦闘に比重を置くのに対し、本作は非戦闘の部分に関しても充実したコンテンツを持っています。
大半のMMORPGだと生産素材の入手法がモンスターからのドロップに頼ることが多く、戦わずして生産活動を行う事は困難であることが多いですよね。
ですが、このオンラインゲームでは多くの素材を収集や製造などで自給できてしまうので、生産職プレイ一本で自活する事も可能です。