「グラナド・エスパダ」新大陸開拓PCゲームが11周年を迎えた!長年続いたPCゲームの魅力に迫る!

ggggsPCオンラインゲームの全盛期である2006年からサービス開始して現在もサービス継続中の新大陸開拓PCゲーム「グラナド・エスパダ」。今のMMOの礎を築いたようなPCゲームですが、オンラインゲーム全盛期から数多くのPCゲームが閉鎖する中、なぜ11周年を迎えることができたのかに迫ります。

このPCゲームの動画をチェックする!

なぜこのPCゲームは11周年を迎えられたの?

2006年7月から正式サービス開始したPCゲーム「グラナド・エスパダ」

現在もサービス継続中ですが、

あまり各メディアで積極的にプロモーションされているPCゲームというわけでもないので、

「初めて聞いたPCゲームだ」と思った方も多いかもしれません。

 

2006年といえば、おおよそネットゲームの全盛期で、

大手企業やベンチャーが次々にPCゲームを開発し、

毎月のように新作オンラインゲームが稼働していた時代でした。

かの有名なFFでさえも、

今までコンシューマーで展開されてきていたのにPCオンラインゲーム版を出してきたぐらいに

国内外問わずネットゲームが流行っていたんです

 

ネトゲ廃人などが社会問題として取り上げられていたのも今となっては懐かしい話です。

今(ひと昔まえかな?)のスマホゲーム

ソーシャルゲームの流行具合に近いかもしれませんね。

 

この時代に登場したオンラインゲームで今もサービス継続中のものは、いくつか存在しますが、

さすがに閉鎖したオンラインゲームの方が多く、

なかなか10年以上生き残るオンラインゲームというのは少ないです。

 

そんなオンラインゲーム全盛期にスタートさせたグラナド・エスパダですが、

 

オンラインゲーム激戦区の中、

なぜ生き残り現在もサービス継続しているのかというテーマで書いていきます。

1つ目の理由として、考えられるのはユーザー獲得コストを抑えていることが考えられます。

 

まず、冒頭でも触れたとおりグラナドエスパダは、

各メディアで積極的にプロモーションされている印象は受けません。

言い換えてみれば広告費、プロモーション費用は他PCゲームに比べれば少な目ということです。

 

オンラインゲームは1ユーザーあたりにかけるコストをいかに抑えられるかというのが重要です。

もちろん1ユーザーあたりの利益を伸ばすことも重要なのですが、

良作にしたからといって1ユーザーあたりの利益が大きく伸ばせるというわけでもありません。

おおよそジャンルごとに決まってしまっています。

 

そこで、1ユーザーあたりにかける獲得コスト(広告費)を少なくすることによって、

獲得ユーザー数こそ少なくなりますが、

細く長くオンラインゲームをサービス継続することが可能になってきます。

 

逆にプロモーションコストをかけてユーザー数を継続的に取り込み、

サービスを成り立たせているオンラインゲームも存在しますので、一概には言い難いところですが・・・。

ラグナロクオンラインなどは現在も積極的にプロモーションされていますしね。)

 

ということは、

どうやらユーザー獲得コストを抑えられたからサービス継続できたというわけでもなさそうです。

そこで、以降はこのPCゲームの内容について考察していきます。

 

このPCゲームの世界観について

このPCゲームでは、「ジルベルト・グラナド」「フェルッチオ・エスパダ」という

2人の人物によって発見された未開の新大陸が舞台となっていて、

18世紀のヨーロッパの美しい世界観がゲーム内で表現されています。

 

グラフィックもこの当時に開始されたオンラインゲームとしては綺麗で、

BGMもこの世界に合った冒険心を燻ぶられる野心あふれるものになっていて

世界観とBGMとのマッチも上手くいっています。

 

MMOで西洋を舞台にしたものは珍しいわけではありませんが、

「新大陸発見」とかのワードを聞くとどうしても心が躍ってしまいますよね。

 

ただ、西洋を舞台にした世界観のMMORPG自体は珍しいわけではありませんので、

10年生き残り続けた理由として世界観がある!・・・とまでは言いずらいですね。

 

このPCゲームのシステムについて

さて、次はこのPCゲームのゲームシステムについて考察していきます。

このPCゲームにはMCC(マルチキャラクターコントロール)と呼ばれる

3人のキャラクターを同時に操作できるという、

独特なシステムを採用しています。

 

ただ、3人のキャラクターを同時に操作するといっても、

1キャラクターを選択し、

選択していない2キャラクターは自動でAIにより操作されるといったものになりますので、

他のPCゲームで言うところの「ペットシステム」に近いのかもしれません。

ただ、AIによる自動操作といっても、プレイヤーは指示を細かく出すことができますし、

操作するキャラクターは3人の中から選択、変更ができるわけですから、

やはり珍しいゲームシステムを採用しているということは言えるかと思います。

 

また、MMORPGではPVPがあるのか、

ないのかというところで、ゲーム性に大きく違いが出てきますが、

このPCゲームでは「コロニー戦」と呼ばれる他のPCゲームで

言うところの攻城戦のようなものが用意されています。

 

また、それに付随してなのかもしれませんが、

多人数でPVPを起こす場合には、指揮官が必要不可欠です。

 

本PCゲームでは、投票による選挙システムも用意されており、

代表者はコロニー戦での指揮のほか、市場売買の手数料を運用できたり、

代表者しか着れないコスチュームを着て注目を集めることもできるようです。

 

およそ10年前といえば、リネージュFFなどをはじめとした攻城戦、

大規模PVPが流行っていましたし、

私が一番プレイしたMMORPG「RF online Z」も攻城戦のような

システム(3種族の三つ巴戦でしたが)がありました。

 

余談ですが、最近はMORPGという言葉が少しづつ定着してきて、

ダンジョンゲーム系の方が人気がある印象がありますけどね。

 

あとはゲームの自由度を求める動き、広大なオープンワールド・・・などが求められている印象です。

あと一つ考えられる理由としては、コミュニケーション・・・?

 

こういう話をしてしまっては元も子もなくなってしまいますが、

結局、何年も同じMMORPGをプレイしているとギルドやフレンド等との仲も深まり、

新作オンラインゲームを求めるよりも今ある居心地の良い空間を楽しみたいというのはあるかと思います。

 

このPCゲームの場合もそれは例外ではなく、新規ユーザーをバンバン取り込んでいるというよりは、

既存のユーザーの間でコミュニティが出来上がり

永続的に同じPCゲーム内に在住しているというのは大きな理由かと思います。

 

最初はゲームシステムや最新の技術、グラフィックやBGMなどなど、

各々惹かれる要素は違えどゲーム性を考えてPCゲームを選ぶわけですが、

ある程度プレイしていると「コミュニティ」というのが結局のところ一番重要ですよね。

 

5年以上同じオンラインゲームをプレイしたことがある方には共感が得られるかなと思いますが、

自分のプレイしているオンラインゲームと比べて世間の新作オンラインゲームが随分と進化しています。

 

グラフィックも自由度もマップの広大さも、ゲームシステムも進化しているにも関わらず、

その新作オンラインゲームをちょっとプレイしても結局、

また今までプレイしてきたオンラインゲームに戻ってしまうということがあるかと思います。

 

これは、ゲーム性なんかよりも結局のところコミュニティ、

居心地というのがオンラインゲームには大きい要因であるということなのでしょう。

 

余談ですが、運営があまりにもひどかったり、ゲームバランスが大きく崩れたりすると、

ギルド全体で「(ゲーム名)に移住しようぜ」的な動きがあることも・・・。

 

これは今プレイしているオンラインゲームに不満はあっても、

コミュニティは崩したくない、今あるコミュニティはそれだけ大切といういい例ではないでしょうか。

 

別にコミュニティについては、グラナド・エスパダに限った話でもありませんし、

これがこのPCゲームが生き残りつづけた理由というわけでもありませんが、

長年続いているオンラインゲームすべてに対して言える一番大きな要因であることは

間違いないかなと思います。

 

ということは、コミュニティが形成しやすく、

居心地の良い空間を提供できるオンラインゲームは生き残る・・・

という結論なのかもしれません。

 

そのために、攻城戦(本作の場合はコロニー戦)といった

プレイヤー同士が共闘したりするイベントは重要なのだと思いますね。

実際、大規模PVP・攻城戦という点で名を馳せたリネージュもサービス継続中ですし・・・。

 

ゲーム性として古かったとしても、他のオンラインゲームに移住した後に結局また戻ってきてしまうオンラインゲーム

というのが長く続くオンラインゲームなのでしょう。

 

最後に・・・。

さて、ここまでこのPCゲームについて考察してきましたが、

結論をいうとやっぱり居心地の良さが提供できているというのが大きいかと思われます。

 

特にコミュニティ形成の上で大きく貢献しているのはコロニー戦でしょうね。

私自身、攻城戦のあるMMOをずっとプレイしていた経験があるので、気持ちもわかるんですが、

こういった大規模PVPが用意されているオンラインゲームは生き残りやすいと思います。

 

さて、グラナド・エスパダですが、

ここまで何度もお話ししているように

新規ユーザーさんをバンバン取り入れているというわけでもありません。

 

今から始める場合に他に新作MMOはあるわけですから、

ある程度新規ユーザーがいる中でプレイしていきたいという方は、

当サイトでもおすすめMMOを多数紹介していますので、そちらをチェックしてもらえたら良いと思います。

 

しかし、今から本PCゲームを始めたいという方に向けて言いますが、

「決して手遅れということはありません。」

 

サービスが長く続いたオンラインゲームというのは、ある程度秩序立っていますし、

長年プレイしてきた上級者さんが初心者レベル上げを手伝ってくれたりなどして、

親切にしてくださる方が多いもんなんです。

 

新作オンラインゲームであれば、みな一様に自分のレベリングに必死ですが、

こういった長年続いたオンラインゲームであれば、

初心者をサポートしてくださる余裕のある紳士の方がいらっしゃいますから、

 

それはそれで旧作オンラインゲームを今から始めるというのは悪い選択ではないような気がします。

(旧作という言い方が良いのか分かりませんが^^;)

 

基本プレイ無料オンラインゲームですし、

プレイしてみたいと思った方は下のリンクより公式サイへ飛んで、

ダウンロードと会員登録を済ませればプレイできます。