みなさんはオンラインゲームをプレイする環境を意識していますか?
環境と言ってもゲーミングPCやゲームパッド、ヘッドホンといったゲーム側の話ではなく人間側の、主に「姿勢」や「目」のお話です。
悪い環境のままプレイを続けていると大変なことになるかもしれません!
オンラインゲームをプレイするにおいての「姿勢」の重要さ
ゲームをプレイするときはモニターの前に長時間座る事になります。この座り方が悪いと血行が悪くなったり筋肉に負担がかかったりして、肩こりや腰痛はもちろん椎間板ヘルニアの原因になったりします。椎間板ヘルニアは酷くなると手術でしか治せなくなるので何としても予防したいところ。
椅子に深く座って腰を背もたれに、足を床にピッタリつけて背筋を伸ばした座り方を意識してみて下さい。目線の高さは画面を若干見下ろすくらいがベストです。見下ろすといっても猫背にはならないように注意して下さいね。
椅子も背もたれが首の後ろまであるモノの方が良いでしょう。ゲームをプレイするうえで最も良い椅子は「ゲーミングチェア」です。
ゲーミングチェアとはその名の通り、ゲーマーの為に作られた椅子。1日に何時間もゲームをするプロゲーマーにとってはプレイ時の姿勢というのは極めて重要です。長時間にわたる正しい姿勢の維持や居心地の良さを兼ね備えているので、まさに長時間ゲームをプレイするゲーマーにとっては必須と言えるでしょう。
ちなみに床に座ってゲームをする、という方には「ゲーミング座椅子」というものもありますよ!
環境が悪いと目にも悪い!
ここまでは姿勢の話でしたが、ここからは「目」に関係するお話です。
以前もお話ししましたが「部屋を明るくして画面から離れて」というのは目にとってめちゃくちゃ大事です。暗い部屋で近くの画面を見続けていると眼の筋肉に大きな負担がかかります。「部屋の明るさ」と「画面との距離」意識してみて下さい。
まず明るさですが、部屋の明るさと画面の明るさに大きな差が出ないようにしてください。卓上電気スタンドなどで手元だけ明るくしても、部屋だけ明るくて手元が暗くても目に負担はかかります。部屋の照明と卓上電気スタンド両方を使うようにしましょう。
画面との距離は40cm以上、画面が大きなものでは50cm以上開けるようにしましょう。これは視界内に画面を収めることで目の動きを押さえ、眼の筋肉の疲労を軽減、ドライアイや画面酔いの対策になります。
先ほど画面を少し見下ろす位が良いと言いましたが、これもドライアイ対策の一環です。視野が上を向けば向くほど瞼が大きく開きます。そうなると目が乾きやすいのでドライアイの原因になるんですね。
ただ、これらの対策は負担の軽減であり、完全に防ぎきれるわけではありません。定期的に目を休ませる習慣を作ってください。
ゲームをプレイする環境を意識しよう!
よく「ゲームは目に悪い」と言われがちですが、基本的にゲーム自体に何の罪もありません。正しい姿勢、正しい環境でさえ遊んでいればさしたる問題は起きないはずなのです。
みなさんも正しい「環境」を意識してできるだけ負担のないネトゲライフを送ってみてくださいね!