狂気と好奇心に満ち溢れた会社経営シミュレーション!あなたはアブノーマリティという怪異を管理して、彼らから発生するエネルギーを回収します。難易度は高めで死にゲーと言える要素も。経営シミュレーションが好きな方だけでなく、人知を超えた存在に興味がある方にもおすすめPCゲームです!
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「Lobotomy Corporation」てどんなPCゲーム?
狂気と好奇心。「Lobotomy Corporation」というゲームは、この2つの要素に満ち溢れています。
「Lobotomy Corporation」は、アブノーマリティという怪異を管理して、エネルギーを集めるという目的を持ったシミュレーションゲームです。管理するアブノーマリティは、愛くるしいものから、禍々しい形状をした物体まで実に多種多彩。そしてPCゲーム本編も、デフォルメされたキャラクターが可愛いと思いきや、グロもあり。
貴方はそんな狂気に満ち溢れた世界の中でアブノーマリティを管理して観測して、彼らの特徴を掴み、エネルギーを集めなければいけません。ゲームの難易度は高め。
職員が死んでは戻り、施設を潰しては戻りの繰り返しです。
ただ、そんな中でも多種多彩なアブノーマリティの世界を覗きたくなる、アブノーマリティによって起こされる困難をどうにかして乗り越えたくなる、そんな中毒性を持ったゲームとなっています。
ゲームは3つのフェイズによって構成
「Lobotomy Corporation」は、主に3つのフェイズによってゲームが作られています。
1つ目は、ストーリーフェイズ。
ストーリーフェイズでは、プレイヤーをサポートしてくれるAIのアンジェラや同じくAIのマルクトといった面々と会話やミッションのやり取りをするフェイズとなっています。AIの面々から請け負ったミッションを成功させると、ゲームを有利に進められる研究ができるようになるでしょう。
また、ストーリーフェイズでは、この日迎え入れるアブノーマリティを選ぶ必要があります。選ぶアブノーマリティは名前が分からないようになっており、何か怪しげな文章が書かれているだけ。あなたはこのヒントとも言えない文章を頼りに、迎え入れるアブノーマリティを選ばなければいけません。そしてストーリーフェイズを終えたら、施設運営の準備である配備フェイズに移行します。
2つ目は、配備フェイズ。
配備フェイズでは、アブノーマリティを管理するためのエージェントを雇用したり強化したり、エージェントをチームに所属させたりします。チームにはいくつかの種類があり、それぞれ役割や所属しているチームによって、もたらされる効果が異なるため注意して配備をしなくてはいけません。そしてエージェントを配備させてすべての準備を終えたら、次はゲームのメインとなる運営フェイズに移りましょう。
3つ目は、運営フェイズ。
運営フェイズでは、アブノーマリティたちにエージェントを接触させて、エネルギーを集めるのが目的となります。アブノーマリティは感情があり、エージェントに指示した行動によって、機嫌が良くなったり悪くなったり。アブノーマリティの機嫌が良くなれば、施設の目的であるエネルギーの回収に成功して、1日の業務は何事もなく終了できるでしょう。
また、アブノーマリティのエネルギーを回収したら、彼らの情報を収集する必要もあります。彼らの情報を開示すると、対象となるアブノーマリティがどのような行動に好意的な反応をするか、彼らがどのような存在であるかが解き明かされていきます。
ちなみにアブノーマリティの機嫌が悪くなる行動をしてしまうと、エージェントに危害を加え、時には施設自体に被害が出てしまう可能性もあります。
もしアブノーマリティが暴走して、収容室から脱出してしまうと。……
そんな事態にならないように、情報の収集は怠らず、常にアブノーマリティに好意的な感情を持たせるようにしましょう。
アブノーマリティの機嫌を伺い、施設に被害を出さずに、エネルギーを回収する。至極単純な業務内容ですが、あなたは完遂することができるでしょうか?
限界を感じたらやり直し!いつの間にか何週もゲームを周回する中毒性が魅力
アブノーマリティが暴走して、施設が壊滅状態に……
そんな事態になっても安心です!
ゲームには、チェックポイントというシステムが搭載されており、定められた期間内をやり直すことができます。また、チェックポイントに戻った場合でも、すべての要素がリセットされる訳ではありません。開示したアブノーマリティに関する情報といった要素が引き継がれるため、攻略が容易になるでしょう。
周回を重ねるにつれて、いろいろな情報や要素を開放したくなる。一日の行動を間違えてエージェントが死んでしまっても、サクッとまた試行錯誤をする。
容易にゲームをやり直せる点が、「Lobotomy Corporation」における中毒性の正体です。
多種多様な「アブノーマリティ」ものによっては超ド級に危険なものも……
鳩のような見た目の愛くるしいアブノーマリティから、禍々しい結末が容易に想像できる機械まで、「Lobotomy Corporation」には多種多彩なアブノーマリティが登場します。「Lobotomy Corporation」のメインは、このバラエティに富んだアブノーマリティたちであると言えるでしょう。
そんなアブノーマリティには、それぞれ危険レベルが設定されており、危険レベルによってどのような被害が想定できるかが示されています。
危険レベルは5つ。
ZAYIN<TETH<HE<WAW<ALEPH
左のZAYINに近づくにつれて危険レベルは低くなり、右のALEPHに近づくと危険レベルは高くなります。ただ、危険レベルが低いとはいえ、アブノーマリティという存在は、人智を超えた理解の向こう側にいる存在です。ZAYINとなっている危険レベルの低いアブノーマリティでも、対処法を間違えると、エージェントが死亡する可能性があります。
また危険レベルが高いアブノーマリティでも、上手く扱えば大量のエネルギーを集められたり、施設全体に素晴らしい効果をもたらしたりする場合もあるでしょう。
とても可愛い姿をしたアブノーマリティから、禍々しい姿をしたアブノーマリティまで。とても危害を加えそうにない安全そうなアブノーマリティから、どう考えても危険な香りしかしないアブノーマリティまで。さまざまなアブノーマリティがゲームを彩り、あなたを狂気の世界へと導いてくれるでしょう。
あなたにとって手となり足となる重要な存在「エージェント」
施設に勤めるエージェントたちは、「Lobotomy Corporation」にとってアブノーマリティの次に重要な存在と言えるでしょう。
そんなエージェントたちには、体力や精神力といったパラメーターが設定されており、アブノーマリティに対してどのような行動を執るかで値が変動します。また、武器や防具によって、戦闘を有利に進められるといった要素も。上手くエージェントたちを指揮すれば、アブノーマリティから効率良くエネルギーを集められるようになるでしょう。
ただ、エージェントたちはあくまでも人間の領域にある生物です。
人智を超えたアブノーマリティが暴走すれば、エージェントたちの犠牲なしでは、施設が成り立たない可能性もあります。
エージェントを配置して、アブノーマリティを管理する。そんな流れの中で、エージェントたちの命に何も感じなくなったら、あなたはロボトミー社の立派な筆者になったと言えるでしょう。
安価で楽しめる!
「Lobotomy Corporation」は、多種多彩なアブノーマリティ、サクッとやり直せるシステムといった要素の他にも特筆すべき点があります。それは、値段が安いという点です。
「Lobotomy Corporation」の値段は、PCゲームダウンロード販売サイトであるsteamにおいて、2500円程度。演出の凝り具合や中毒性のあるシステム、幻想的でありながらも狂気に満ち溢れている世界観の作り込み度を考えると、破格である値段設定と言えるでしょう。
ただ、本作はゲーム内部の見た目に反して、3Dゲーム並みにパソコンのスペックが必要となります。要求スペックとして、CPUならばIntelのi5程度が。メモリは8GB程度が要求されるため、「Lobotomy Corporation」を買う前に、自分の使っているパソコンのスペックを確認しておきましょう。
まとめ:手探りで怪異と向き合っていくシミュレーションゲーム!
この「Lobotomy Corporation」というゲームは、アブノーマリティに対して何も情報を持たず行動して、どのような行動を執れば彼らが好意的な感情を持つか。そして得たエネルギーによって開示した情報により、アブノーマリティを知り、ゲームを進めていくといった点が一番の魅力でもあるからです。
ゲームを始めたての頃は、wikiなどの攻略サイトに頼らずにゲームを進めてみてください。初見で手探りだからこそ楽しめるポイントも多々ありますよ。
自分で考えて指示を出し、ダメであればサクッとやり直す。そして、次々明らかになる情報に好奇心が刺激される。この黄金パターンが「Lobotomy Corporation」における最大の魅力です。
経営系のゲームが好きな方だけでなく、ホラー系の都市伝説やSCP、妖怪等の超常的な存在が好きならおすすめのPCゲームです。
さあ、あなたもロボトミー社の筆者となり、好奇心と狂気の世界に出かけてみてはいかがでしょうか?
このPCゲームの基本情報
タイトル | Lobotomy Corporation | Monster Management Simulation |
---|---|
ジャンル | シミュレーションゲーム |
開発元 | Project Moon |
パブリッシャー | Project Moon |
リリース日 | 2018年4月9日 |
料金 | 2,570円(通常版) |
日本語 | 対応 |
オンライン | 非対応 |
OS | Windows |
スペック/動作環境
OS: Windows 8.1 or later
プロセッサー: Intel(R) Core(TM) i5-3570
メモリー: 8 GB RAM
グラフィック: 1280×768 minimum resolution, DirectX 9.0c compatible graphics card
DirectX: Version 9.0c
ストレージ: 6 GB 利用可能
サウンドカード: DirectX 9.0c compatible
このPCゲームのレビュー(引用元:Steamカスタマーレビュー)
おすすめ・高評価の口コミ
難易度は高いですがオフラインゲームでここまで楽しめるとは・・・
30日目あたりからは非常に重くなるので低スペックのPCでは厳しいです。
ストーリー、世界観、アブノーマリティたちがとても魅力的なので興味を持った方は購入してみてください
独特の世界観とホラーがマッチした神ゲー
自分はゲームが下手だけど何度も繰り返せば行けるのでクリアできないってことはない。
ただ最終日に近づくほど重くなるので快適にプレイしたいならそれ相応のスペックが必要。
低評価の口コミ
UIが複雑で直感的に操作できない。
ステータス等の項目が多く覚えるのが大変。
チェックポイントとやり直しの違いが分かり辛かった。ストーリーとアブノーマリティに強い魅力を感じる方なら楽しめるかもしれません。
SCPが好きでそいつらを管理してみたい~って期待して買うと後悔するかもしれません。
所謂死にゲーで、アブノーマリティーの特性がわかってしまえばただの作業ゲーです。
如何に職員を育成しつつ生き残らせるかなので、職員育成ゲームって言った方が正しいですかね。
SCPが好き+死にゲーが好きって人は楽しめると思いますが、SCPが好きってだけだとあんまりおススメしません。