戦乱の時代のイギリスを舞台としたシミュレーションRTSゲーム!

5つの勢力から1つ選び戦乱のブリテンを戦い抜く『Total War Saga: Thrones of Britannia』。勢力によってそれぞれ違った勝利目標や戦闘方針があり何度でも遊べるので、RTSが好きな人におすすめシミュレーションです!

 

まずはこの人気RTSの公式動画をご覧ください!

 

イギリスという限定的な地域が舞台

 

『Total War Saga: Thrones of Britannia』

イギリスを舞台としたシミュレーションRTSゲームです。

 

勢力を1つ選び勝利条件を目指すというシミュレーションゲームでもありますし、

敵勢力と戦うときにはRTSゲームとして遊ぶことができます。

 

本作は『Total War』シリーズの1つであり、

これまではより広い範囲を舞台としてきました。

イギリスという限定的な地域を舞台とした本作についてじっくりと見ていきましょう。

 

知れば知るほど奥深いおすすめシミュレーションのシステム

 

正直なところ本作を始めとするこの人気RTSシリーズは

一見したところ難しそうに感じるかもしれません。

 

実際のところシステムを完全に把握しようとするとなかなか骨が折れるのですが、

そのあたりは遊んでいくうちに身についてくるでしょう。

むしろ難しいからこそ面白い、というやり込みがいのあるゲームといえるかもしれません。

 

この人気RTSを簡単に例えるなら『信長の野望』や『三国志』の西洋版

もしくは『シヴィライゼーション』にRTS要素を加えた作品

と例えることができるかもしれません。

それらの作品をプレイしたことがある方なら何となく感覚が掴めるはずです。

 

各種リソースを管理しながら他勢力と戦争し土地を増やし、

やがて勝利を使むという形のネトゲとなります。

 

この人気RTSの開発は「Creative Assembly」

 

このPCゲームを手がけるのは「Creative Assembly」という制作会社で、

同社はイングランドのストックホルムで活動しています。

2005年には「SEGA」が親会社となり同社のゲームソフトのパブリッシングをしています。

 

最初期は知る人ぞ知るハードCommodore 64向けのゲームなどを製作していましたが、

やがてWindows向けのゲームを作るようになり、

2000年に『Shogun: Total War』をリリースしこれがヒット作品となります。

同社にとって正に屋台骨となる作品が『Total War』シリーズとなります。

 

実はイギリスというよりブリテン諸島

 

このおすすめシミュレーションの舞台となるイギリスですが、

正確にはブリテン諸島と表現した方が良いでしょう。

 

イギリスは歴史的に「南東のイングランド」「南西のウェールズ」

「北のスコットランド」そして「西のアイルランド」に分けることができ、

特に前者3つはブリテン島に含まれアイルランドのみが

アイルランド島に居住しているという形になります。

 

またアイルランド島の北部はイギリス領となっているというやや複雑な状況です。

そしてそれぞれの地域にはそれぞれの歴史があり、

対立感情を抱く方も存在するとのこと。

 

私達日本人はかの国を「イギリス」と呼んでいますが、

実態は4つの国家の連合国といった方が正しいのかもしれません。

ともかくそんな複雑な地域がこのおすすめシミュレーションの舞台となります。

 

バイキングの襲来が激化した9世紀

 

この人気RTSの舞台となる地域はブリテン諸島なのですが、時代設定は878年となります。

日本では平安時代前期にあたるころでは

バイキングとイングランド王が激しい戦いを繰り広げていました。

 

当時イングランドには7王国と呼ばれる国家群が存在していたのですが、

ことごとくバイキングに攻め滅ぼされてしまいます。

 

最終的には七王国中の1つウェセックスの王アルフレッドが勝利し

バイキングの定住を認める和議を結ぶことになりました。

 

イングランド以外の地域も安定するにはまだまだ年月が必要な時代でした。

日本でいうなら戦国時代に相当するといえるかもしれません。

 

この人気RTSの選べる勢力は5つ

 

本作でプレイヤーが選べる勢力は以下の5つです。

選べる勢力一覧

 

English Kingdoms:イングランド

Welsh Kingdoms:ウェールズ

Gaelic Kingdoms:スコットランド

Great Viking Army:陸に土地をもつバイキング

Viking Sea Kings:海を支配するバイキング

いずれの勢力でも選べる指導者が複数存在し、領地もそれぞれ異なります。

また勢力ごとに与えられるバフの効果も異なるのでチェックしておく必要があるでしょう。

例えばGreat Viking Armyの場合は斧兵が強くなるといった感じです。

 

勝利条件は共通のものと勢力固有のものがある

 

これはユニークなシステムなのですが、

選んだ勢力によって勝利条件が異なったりします。

共通の勝利条件も存在するのですが、

全く異なる勝利条件も勢力ごとに設定されているのです。

 

また「Short Conquest Victory」「Long Conquest victory」

それから「Ultimate Victory」の3種類の勝利条件が存在し

「Short」を達成したら一応クリアとなります。

 

が、その後もプレイすることができその場合は「Long」を目指すことになり、

さらにその先にある「Ultimate」を達成するかどうかはプレイヤーの自由となります。

 

どの段階で勝利したかという決断をプレイヤーに一任する形になっているのです。

もちろん「Ultimate」な勝利条件を達成するにはかなりの時間を要することになります。

 

では具体的な勝利条件をみていきましょう。

まず勝利条件には共通の勝利条件が2種類と、

勢力に固有な勝利条件が1種類存在し、それぞれ「Short」と「Long」が存在します。

なお「Ultimate」については1つしかありません。

 

共通の勝利条件は「既定の数の都市ないし州を支配すること」

「既定のfameポイントを稼ぐこと」となります。

 

fameポイントとは指導者の影響力を強化したり

建物を建造することで得られるいわば支配者ポイントのようなものです。

国を発展させていくうちに次第に溜まっていくでしょう。

 

また固有の勝利条件は勢力によってそれぞれユニークで

「既定の数の港を占領する」とか「指定のいくつかの州を占領する」といったものになります。

 

勝利条件を把握するだけでも少し複雑ですが、

つまるところ「より支配するか」「より発展するか」「固有の目標を達成するか」

という3種類が存在すると考えておけば良いでしょう。

 

そして最終的には「Ultimate」に指定されている

「バイキングの襲来」をしのぐことができれば完全勝利となる形です。

 

2つの画面で戦い抜く!シミュレーション画面とRTS画面

 

この人気RTSは内政やリソース管理、侵攻などを

シミュレーション画面で行うことになります。

 

兵を動かしたり補充することはもちろん、

各都市の建物をアップグレードしたり不満を抑えたりと様々なことをしなければいけません。

 

このシミュレーション画面では時間が経過することはなく、ターン制となっています。

敵に侵攻したり侵攻されるとRTS画面で敵の軍勢と戦うことになります。

兵はある程度のまとまりの分隊ごとに動かすことができ、

主にマウスクリックでコントロールすることになる形です。

 

軍勢にはそれぞれ1人の指導者が存在し、

それを撃破することができればほぼ勝利は間違いありません。

というわけでどのように攻めるかが重要になってきます。

 

近距離攻撃が得意な分隊を壁のように展開し

弓兵などの遠距離攻撃ができる分隊を適宜配置して戦うことになるでしょう。

気をつけるべきは機動力の高い騎馬分隊で、

彼らは素早く遠距離攻撃分隊を壊滅することができます。

 

また戦っている最中には士気をあげるなどのスキルを使うことができるので

状況に応じて適切な判断を下せばきっと勝利を掴むことができるでしょう。

正にRTSの醍醐味を味わえる戦場となっています。

 

長い時間をかけて楽しめるおすすめシミュレーション

 

この人気RTSはシミュレーションRTSゲームです。

奥の深い都市経営や侵略計画、外交作戦などを駆使して

自分の勢力を勝利に導きましょう。

 

勝利条件には様々なものがあり、

勢力固有のものも存在するので色々な方法で勝利を目指すことができます。

RTS部分もよくできているため臨場感のある戦いを楽しめるはずです。

 

ルールは複雑ですがその分、

深みに嵌まったら抜けられない面白さを秘めたゲームです。

シミュレーション好きな方やRTSが好きな方はプレイしてみて下さい。

 

このPCゲームの基本情報

タイトル Total War Saga: Thrones of Britannia
ジャンル ストラテジー
開発元 Creative Assembly, Feral Interactive (Mac)
パブリッシャー SEGA, Feral Interactive (Mac)
リリース日 2018年5月3日
料金 4,388円(通常版)
日本語 非対応
オンライン 非対応
OS Windows,Mac

スペック/動作環境(Windows)

必須環境 推奨環境
OS: Windows 7 64Bit
プロセッサー: Intel® Core™ 2 Duo 3.0Ghz
メモリー: 5 GB RAM
グラフィック: NVIDIA GTX 460 1GB | AMD Radeon HD 5770 1GB | Intel HD4000 @720p
ストレージ: 30 GB 利用可能
OS: Windows 7 / 8 (8.1)/ 10 64Bit
プロセッサー: Intel® Core™ i5-4570 3.20GHz
メモリー: 8 GB RAM
グラフィック: NVIDIA GeForce GTX 770 4GB | AMD Radeon R9 290X 4GB @1080p
ストレージ: 30 GB 利用可能

このPCゲームのレビュー(引用元:Steamカスタマーレビュー)

おすすめ・高評価の口コミ

食料、軍事物資などの要素でユニット雇用上限があり、国力をある程度反映できている。
この為、軍団の物量で押し切る、押し切られることが緩和されてたように感じます。

低評価の口コミ

属州の建築物が予め決まっており、自由な都市開発ができない