「Techwars Deathmatch」見下ろし視点の爽快ロボシューティングゲーム!

見下ろし型のロボットシューティングゲーム!近未来のアメリカvsロシアのロボット戦争をオンラインゲームでプレイすることが出来ます!システムはシンプルですが、戦略が勝敗のカギとなってくるでしょう…!ロボットにロマンを感じる方に特におすすめオンラインゲームです!

 

まずはこのロボットシューティングゲームの公式動画をご覧ください!

 

二足歩行ロボ同士の戦争だ!トップダウン型3Dシューティング

 

『Techwars Deathmatch』は見下ろし型視点で2チームに分かれて戦うオンラインゲームです。

プレイヤーが操作するのはメックと呼ばれる様々な性能を有するロボットで、

銃を撃ち合いながら戦うことになります。

 

ゲームルールは単純でタイトル通りデスマッチとなっており、

規定数倒せば勝利、規定数倒されれば敗北という形です。

あるようでなかったシンプルな形のオンラインゲームとなっています。

 

開発は「Argus Games」

 

このPCゲームを手がけるのはロシア系のデベロッパーである「Argus Games」です。

同社はこれまでストラテジーゲームの『Techwars Online』や見下ろし型視点の

本作のようなオンラインシューティング『Techwars Online 2』を手がけてきました。

 

そのため本作は「Techwars」シリーズの最新作と言うこともできるでしょう。

なお『Techwars Online 2』のアカウント連携することが可能とのこと。

 

このデベロッパーについての詳細情報は判然としませんが、

ロシア版フェースブックともいわれるである「VK」に

『Techwars Online 2』についてのページが存在していたりします。

 

また『Techwars Online 2』のパブリッシャーを名乗るMikhail Pasik氏という方の名前はやはりロシア系であり、

同氏が「Argus Games」に所属していると主張しているということからも

やはりロシア系のデベロッパーの可能性が高いといえるでしょう。

 

ロシアでは2018年4月に暗号化チャットソフトの使用を抑制するために

大規模なIPブロッキングを行ったため、デベロッパーの安否が気になるところです。

 

近年目にすることも多くなってきたロシア系デベロッパーのこれからも気になるところですが、

ともかく本作についてみていきましょう。

 

2050年に巻き起こった企業間の戦争が舞台のPCゲーム!

 

2050年、アメリカの企業「KATO」はロシア企業「Dominion」に対して

盗用した技術の使用を控えるように要請を出します。

 

ですが「Dominion」側はそれに素直に従うことはありません。

 

そこで「KATO」は強制的に要求を飲ませるようロシアの大地へと侵攻することになったのです。

 

プレイヤーはロボットを操るメックドライバーとなりどちらかの勢力について戦うことになります。

祖国の大地を守るために「Dominion」へ身を捧げるもよし、

正義の名の下に平和を願う「KATO」で活動するもよし、という形です。

 

なおこの世界観は『Techwars』シリーズに共通するものらしく、

何とMikhail Vlad氏という方の小説が原作となっているとのこと。

 

といってもMikhail氏が有名かというとそうでもないらしく、一体誰なのかは不明です。

またストーリーらしいストーリーもないので、

このあたりは深く考えなくても大丈夫です。

 

大まかに考えると「ロシア企業とアメリカ企業の戦い」であり、

兵器はロボット(メック)という形になります。

ゲームを遊ぶ上ではむしろストーリーを理解する必要もないのでがんがん遊んでしまいましょう。

 

ベーシックな作りのシューティングゲーム!

 

オンラインゲームの舞台となるステージは見下ろし型で、マップはフィールドによって異なります。

攻撃は対応する数字キーやマウスのクリックで行い、

マウスを動かすことで照準を定めることができる形です。

例えば敵が現れたらそこへ照準を合わせクリックして攻撃していきます。

 

操作はシンプルで説明がなくても遊べるようになっています。

近年では複雑な操作方法やシステムへの理解が要求される作品も珍しくないのですが、

本作は直感的に遊ぶ事ができるでしょう。

ロボット同士のシューティングを楽しむことができるはずです。

 

勝利には戦略が要求されるオンラインゲーム

 

作りがシンプルなため、個人技で戦況を引っくり返すということは難しくなります。

例えばFPSやTPSでは強いプレイヤーがチームに1人でもいれば戦況は

そのプレイヤーに依存するようになるわけですが、

このシューティングゲームではまずそうした状況にはならないでしょう。

回避行動やシューティングの技能に差が出ることが無いほどにシンプルな作りだからです。

 

ではそうした個人技が通用しない場合、

ただ単に互いに殴り合いをするしかないのかというとそうではありません。

 

むしろシンプルだからこそ戦略が重要であり、集団での行動が勝利へと繋がるのです。

 

本作ではもの凄いプレイヤースキルを有したプレイヤーもただの1人の兵士でしかなく、

全ては作戦行動が勝利を握る鍵と言うことができます。

 

例えば1人vs2人の場合、当然の事ながら2人のほうが有利であり勝つ確率が高くなります。

単純に考えても攻撃力が2倍になるわけで、1人が勝てる道理はまずありえません。

圧倒的に機体性能が高ければ1人でも勝てるかもしれませんが、

そうではないなら普通に負けるのです。

 

このように、シンプルだからこそ戦略の重要性が生まれるというのが本作の特徴といえるでしょう。

ではどうやって連携をとるのか、というとそこが難しいところです。

 

英語を使うプレイヤーのみならずロシア語ネームのプレイヤーもいれば、

人によって協力してくれるかどうかも難しいところ。

ですがだからこそ協力関係を結ぶことができたとき、大きな充実感を得る事ができるはずです。

 

様々な武装や機体

 

本作のメックには様々な装備が存在します。基本的な武装についてみていきましょう。

 

AKT-14
サブマシンガン的な基本武器。連射力に優れるが威力は低めで継戦能力が高い。

Wasp
強力なガトリングガン。射程は短めなので攻撃には危険を伴う。

Harpy
連射できるミサイルランチャー。威力は高く射程も長め。

 

基本的にはこれらの武器を使うことになりますが、機体によっては全く異なる武装をしていたりします。

機体には「KATO」のものと「Dominion」のものがあり、それぞれツリー上になっている形です。

 

例えば「KATO」の場合最初は「FLATOUT」から始まり次に

「TETRA」「RONIN」のどちらかへ分岐し、

さらに「GLADIATOR」から「HOUND」もしくは「WYVERN」へと分岐するという形です。

「Dominion」も同じようなツリーを形成し、使用武器はまた違うものとなるでしょう。

 

機体のイメージとしては「KATO」が白と青のカラーリングを特徴とする清潔な印象

「Dominion」がダークグリーンをベースとした軍事的なイメージになります。

 

マップを把握することの重要性

 

このオンラインゲームにはいくつかマップが存在するのですが、

高低差や障害物によって攻撃が通ったり通らなかったりします。

 

また敵のリスポーン地点へのルートはいくつも存在するので

戦略上マップを把握することは非常に重要といえるでしょう。

 

例えば敵の多くがあるルートへ進む場合、

はぐれた敵を集団で奇襲すれば容易に各個撃破することが可能になります。

それを積み重ねていけば既定の撃破数へ少しずつ近づくことができ勝利に繋がるわけです。

 

また橋の上から落下するなどすれば即死扱いになってしまい敵の撃破数に加算されてしまいます。

危ない地点で敵と交戦すればそうした危険性も増すので気をつけておきましょう。

 

部位破壊により武装が使用不可になる!?

 

このロボットゲームのユニークなシステムの1つに部位破壊があります。

例えば右手に銃を装備している場合、右手を破壊されてしまうと

もうその武装は使えなくなってしまうのです。

 

なかなか狙えるものでもありませんが、

やっかいな武装を装備した敵メックを見つけたらできるだけそこへ

攻撃を集中させてみるのも良いかもしれません。

少しの工夫で勝敗が決まってもおかしくないのです。

 

一風変わった見下ろし型シューティングゲーム

 

『Techwars Deathmatch』はこれまでありそうでなかったタイプの見下ろし型オンラインシューティングです。

シンプルで分かりやすいゲームシステムはもちろん、

ゲームルールも敵を倒せばよいだけなので直ぐに理解できるでしょう。

 

その分、戦略には工夫が必要となるあたりも面白い点です。

Steamで520円(2018.5時点)で販売されているので興味のある方はプレイしてみて下さい。

セール時に狙ってみるのも良いかもしれません。