500人を超える集団戦をおこなうことが可能なMMORPG！まだβテスト段階の新作PCゲームでありながら海外のクラウドファンディングで多額の開発資金を得るなどして人気を集めているネトゲでもあります！PvP対戦も楽しいおすすめオンラインゲームです！
まずはこの人気MMORPGの公式プレイ動画をチェック！
この2018年オンラインゲームの特徴
集団戦では、全体を考えた動きを求められます。
自分がいる戦線で敵を圧倒していても、
他のルートが突破されて味方が総崩れになってしまっては敗北です。
Camelot Unchainedは集団戦に特化したMMORPG（多人数が同時に参加するRPG）で、
現代のゲーム開発についての議論の対象にもなっています。
プレイヤーが本当に楽しめるPCゲームを追及する開発陣の姿勢に、
世界中の人々が注目しているのです。
迫力がある大規模な集団戦を楽しめるMMORPG
Camelot Unchainedは、アメリカで開発されている対戦型のMMORPGです。
500人を超えるプレイヤーが集まって集団戦ができるのが最大のセールスポイントで、
画面上で密集している軍勢は基本的に全て生身の人間が操作しています。
3つの勢力がそれぞれ覇権を争う内容で、
プレイヤーはキャラメイクと同時にどの勢力に所属するのかを決定します。
他にも集団戦ができるMMORPGはあるのですが、
100人単位というスケールの大きさで日常的にプレイできるものはあまり見られません。
対人戦のカテゴリであるPvPの枠を超えた、
国家間の戦争のRvR（Realm versus Realm）があるのは、Camelot Unchainedだからこそです。
大人数による集団戦では、少人数による対戦とは違い、
細かいことを考えずに楽しめるメリットがあります。
パーティ編成でいちいち交渉をする手間がなく、
自分の軍勢がいるフィールドでアイテムの生産や施設の構築、
あるいは、敵のいるエリアへの侵攻に加わるだけです。
しかし、従来の集団戦がプレイできるMMORPGにおいては追加要素の1つに過ぎず、
期間限定のイベントか、限定されたフィールドで戦うのみとなっています。
集団戦としてキャラクターを育成したいという要望を実現した
Camelot Unchainedは、軍団同士で本格的な戦争をしたいゲーマーにとってまさに垂涎の的です。
人気があったMMORPGの跡を継ぐオンラインゲーム
なぜここまでCamelot Unchainedが支持されているのかを理解するには、
前身となるDark Age of Camelotから説明する必要があります。
日本でも正式なサービスが行われていた人気MMORPGのおかげで、
その後の道筋ができあがりました。
現在の多人数によるPvPを具体的に定義したのが、Dark Age of Camelotです。
北欧系の神話をベースとした世界観と広大なフィールドは、多くのプレイヤーを魅了しました。
レルムと呼ばれる国家が3つ存在していて、
プレイヤーはそのいずれかに所属することで大規模なRvRに参加できます。
8人ぐらいの中規模のパーティによる戦闘や、ソロでの隠密行動、
派生としての2人によるコンビ等の様々なプレイスタイルが確立しました。
軍勢としての総力戦が発生すると、
ログインしているプレイヤーは続々と集結して、敵の拠点を目指します。
数々の拡張パックまで販売されたDark Age of Camelotの系譜である
Camelot Unchainedが期待されるのは、これまでの実績を考慮すれば当然の話です。
実際にDark Age of Camelotの開発に携わったメンバーが多く参加しているため、
直接的なつながりがないとはいえ、実質的にRvRが可能なMMORPGとしての続編とも言えます。
クラウドファンディングによるPCゲーム開発の試み
現代のゲーム開発には、多額の費用がかかります。
特にMMORPGにおいては顕著で、プレイヤーが接続するサーバーの管理まで含めると、
世界的に有名なゲーム会社でも二の足を踏むほどの金額です。
製作を行っているCity State Entertainmentが目指している、
本当の意味での大規模なオンラインゲームとなれば、開発費用を集めるだけでも時間がかかります。
City State Entertainmentは、その解決方法をクラウドファンディングに見出しました。
クラウドファンディングとはオンラインで出資を募る方法で、
個人でも小額から投資できるのが特徴です。
そして、CamelotUnchainedを製作するから資金を提供してくれという呼びかけに、
世界中から目標金額を超える出資が行われました。
このクラウドファンディングの成功は日本のゲーム関係のサイトでも大きく取り上げられ、
今後のゲーム開発の在り方の議論にまで発展したのです。
実績があるクリエイターが参加しているプロジェクトだったことに加えて、
目標金額を突破したら経営者自身がさらに自己資金を投入するという宣言もかなり影響しました。
ともあれ、クラウドファンディングが成立したことで、
Camelot Unchainedの製作がスタートした次第です。
開発陣のプレイヤーが楽しめるネトゲへのこだわり
ビジネスとして実行されるゲーム開発では、利益を出せる範囲で行動することが大切です。
たとえば、ボリュームをもっと増やしたいが、
発売予定日が迫ってきたので一部をオミットする等の妥協を強いられます。
わざわざCity State Entertainmentという別のゲーム会社を立ち上げたのは、
プレイヤーが本当に楽しめるゲームを作りたいという開発陣のこだわりです。
開発費用が大きくなる一方であるMMORPGでこだわるのは、
無謀な試みになりかねないリスクがあります。
それでも、実力があるクリエイターの尽力とファンの献身的な支えによって、
いよいよCamelot Unchainedの具体的なゲーム内容が見えてきました。
クラウドファンディングによって資金集めをした関係から、
開発陣は現在の開発状況をオンラインの動画で定期的に報告する等の工夫をしています。
まだ製作中だから一般のユーザーは参加できないものの、
出資者についてはテスト用のサーバーに接続して部分的に体験できる場合もあります。
未完成のアーリーアクセスでも、途中までは自由に遊べるのが普通です。
しかし、Camelot Unchainedはオンラインで多人数の戦闘をする内容に特化しているので、
テストを繰り返しながら段階的に完成版に近づいている状況です。
ファンが待ち望んでいたβテストの発表が決まった
日本語版のクラウドファンディングの公式サイトはあれども、
日本国内であまりCamelot Unchainedが話題にならなかったのは、
プレイする環境がまだ整っていなかったからです。
さらに、クラウドファンディングが行われた2013年4月から、
長らく開発状況の説明と一部のテストプレイにとどまっていたことで、
関心が薄れていた事情も関係しています。
2018年6月を目途としたβ版の公式発表によって、
Camelot Unchainedは改めて大規模な集団戦をプレイできるMMORPGとして注目されました。
β版とはゲームの開発状況を示す専門用語の1つで、
コンテンツを実装していくα版に対して、
PCゲームとして必要な機能をほぼ全て実装した段階を指します。
つまり、β版のリリースによって、長期間のゲーム開発が一段落するのです。
英語の公式サイトではβ版までのカウントダウンが行われており、盛り上がっています。
日本語のクラウドファンディングもあることから、
将来的には日本語版のローンチも視野に入っていることが分かります。
元々のDark Age of Camelotで日本サーバーがあった経緯を考えると、
人気の高まりによっては日本国内に適したゲーム環境も期待できます。
正式版がリリースされたら日本語対応も考えられる
ほぼ完成したβ版でも、まだ正式な商品ではありません。
クラウドファンディングの出資者だけが参加できるテスト環境がその役割を終えて、
パッケージとダウンロードによる販売が開始された時に、ようやく全てが始まります。
β版は、販売した時にできるだけ快適な環境にするためのコンテンツの実装が完了しているバージョンです。
潜んでいるバグ（プログラム上の不具合）の発見と解決、
運用のためのデータ収集によって、
お金を払って購入したユーザーに不愉快な思いをさせない完成度にします。
現時点でのCamelotUnchained正式版のリリースについては、
その直前であるβ版の仕上がりを待っている状態です。
海外の熱心なファンはブログなどの媒体で啓蒙活動を続けており、
反響によっては公式による日本語対応もあり得ます。
これまでの開発スピードを考えると、開発陣はよく頑張っているものの、
さらに時間がかかる可能性があります。
他にはない魅力的なステージがあるだけに、気長に正式版の発表を待ちたいゲームです。
ビジネスとしても実験的な試みだから、
このプロジェクトが上手くいくことでより楽しいゲームが増えていく流れに変わっていきます。
常識を覆す大規模な戦闘をプレイできるCamelot Unchainedは、
世界中が開発の過程に関心を寄せているオンラインMMORPGです。
誰のためにゲーム開発をするべきなのかを追及しているプロジェクトでもあり、
現代の面白いゲームを実現するための挑戦として、多くのファンに見守られながら続いています。
2018年配信オンラインゲームの中でもかなり人気が高いMMORPGです！