「Wizrogue – Labyrinth of Wizardry」コンピューターRPG黎明期の人気作品2つが融合!高難易度でやりごたえのあるPCゲームです!

2大RPGが融合したファンには堪らないPCゲーム!「ウィザードリィ」の世界観をベースにしながらも現代風の要素もあり、懐かしくて新しい世界観を楽しむことが出来ます。難易度は高めながらもキャラ育成にやり甲斐のあるおすすめPCゲームです!

 

 

まずはこのおすすめPCゲームの公式PVをご覧ください!

 

Wizrogue – Labyrinth of WizardryってどんなPCゲーム?

 

コンピューターRPGの礎を築いたと言っても過言ではない名作「ウィザードリィ」、

ローグライクというジャンルを生み出したダンジョン探索型RPG「ローグ」、

2つの伝説的作品が融合したゲーム、それがWizrogue – Labyrinth of Wizardryです。

 

「ウィザードリィ」と「ローグ」、どちらもコンピューターRPG黎明期の作品で、

今でも根強い人気を誇っているシリーズです。

今日まで続くRPGの源流とも言える作品群であり、

そんな2大RPGが融合した本作はマニアにとっては堪らないゲームであると言えるでしょう。

 

しかし本作は2014年の開始から1年足らずで、サービスが終了しています。

「ウィザードリィ」と「ローグ」のファンからは終了を惜しむ声がいくつも上がったほどです。

 

そんな本作ですが、2017年の2月頃にsteamで完全復活を果たしました。

steam版では日本語非対応で、英語を読める人でないとプレイは難しいかもしれません。

しかしながら昔の「ウィザードリィ」をプレイしたことがあるなら、

英語表記でも問題はないでしょう。

 

懐かしくて新しい世界観

 

Wizrogue – Labyrinth of Wizardryの世界観は「ウィザードリィ」のものを踏襲しています。

しかしながら当時そのままの世界観ではありません。

ベースにしてはいますが、現代ならではの要素も付け加えています。

 

まず本作のイメージビジュアルを担当しているのは、

ファミコン版の「ウィザードリィ」でモンスターデザインを手がけた末弥純氏です。

この時点でファンにとっては堪らないものがあると言えますが、

グラフィックを今風に少々アレンジしています。

 

具体的にはメタルフィギュア調になっています。

キャラやモンスターのデザインそのものは懐かしい「ウィザードリィ」ですが、

メタルフィギュア調にすることで一味違う味わいを生み出しています。

さらにダンジョンはミニチュア風のグラフィックになっています。

 

このように本作では懐かしくて新しい「ウィザードリィ」と「ローグライク」を

楽しむことができるというわけです。

 

基本のシステム

 

基本的なシステムは「ウィザードリィ」のシステムをベースに

「ローグライク」の要素を加えたものになっています。

 

ダンジョンは自動的に生成され、最大6人のパーティーを組み探索を進めていきます。

このダンジョン探索はローグライク風になっており、

その難易度は非常に高く、他のRPGと比べても死にやすいゲームだと言えます。

 

ダンジョンはマス目で区切られており、パーティーの行動が終われば、

敵モンスターの行動が始まります。

 

いわゆるターン制と呼ばれるもので、1ターンずつ交互に行動を進めていきます。

1ターンにつき1歩しか進むことは出来ず、当然、敵モンスターも一歩ずつしか動くことは出来ません。

両者がぶつかれば戦闘が始まりますが、キャラのスキルによっては遠方から攻撃できる場合もあります。

 

通常のローグライク風探索と異なる点は、敵モンスターもパーティーを組んでいるということです。

これには「ウィザードリィ」の要素が反映されています。

 

敵モンスターも最大で6名の編成になっており、

そうした敵パーティーがダンジョンのあちこちにいます。

複数の敵パーティーと遭遇し、逃げられないという状況もありえます。

 

1ターンの間にどのような行動をするか、あるいは先を見据えて動くことが出来るかどうかなど、

非常に戦略性のあるダンジョン探索を味わうことが可能です。

 

 

もう1つ忘れてはならないのが敵モンスターに負けて死んだ場合です。

本作では死者を復活させると1歳年を取ります。

人間誰しも若いときのほうが強く、60歳を超えた辺りから能力が下がるという

非常にシビアな設定になっています。

 

従来ではキャラがロストしてしまえば、もう二度と会うことはありません。

しかし本作ではダンジョン探索で手に入るWJを使えば、キャラのロストを避けることができます。

 

ですので一生懸命育てたキャラと永遠の別れを経験せずに済むなど、

少々優しい設定になっています。

とはいえWJがなければロストを避けることは出来ず、キャラは二度と復活しません。

 

一応ロスト回避の策もありますが、シビアなゲームシステムであることに変わりはなく、

どちらかといえばRPGの玄人向けのゲームと言えるかもしれません。

 

そして本作独自のシステムももちろん用意されています。

従来と違い、キャラはプレイヤー自身で作るのではなく、

ガチャやドロップで手に入れる形となります。

 

最初にサイコロが振られ、その出目に応じたレアリティのキャラを獲得することができます。

他にダンジョン探索中に敵を倒せば、キャラをドロップ出来る場合もあります。

 

このように2大RPGのシステムを合体させ、

新たな要素を付け加えたのが本作の魅力的な点だと言えるでしょう。

 

キャラの成長も楽しい

 

Wizrogue – Labyrinth of Wizardryに登場するキャラクターのパターンは豊富です。

種族や職業、年齢や性格など、多彩な組み合わせのキャラを操ることができます。

キャラにはそれぞれレアリティというものが設定されており、

レア度によってレベルの上限に違いが出てきます。

 

レアリティは下からコモン、アンコモン、レア、スーパーレアとなっており、

当然高レアリティのキャラのほうがレベルの上限は高く、強くなりやすいです。

そのうえ高レアリティのキャラは初期装備のレベルも高い傾向にあります。

 

このPCゲームでは装備品は固定で変更することが出来ませんので、

最初から強い初期装備を持っているキャラのほうが強く育てやすいと言えるでしょう。

 

とはいえレベルマックスのキャラは素材さえ揃っていれば、

昇格でレアリティを一段階上げることができます。

これによりレアをスーパーレアに変えることもできるため、

低いレア度のキャラでも十分に強くすることが可能です。

 

また種族は人間やドワーフ、エルフ、ボークル、ノームの5種類に分かれており、

職業は戦士や魔術師、盗賊や忍者、侍など豊富にあります。

この種族と職業の組み合わせによってステータス値は大きく変わります。

 

条件を満たせば転職可能で、しかも前職で覚えたスキルや魔法は継続して使えるため、

自分好みのキャラに育成することは難しくありません。

ただし45歳を超えると転職は不可能になるため、注意が必要です。

 

本作では敵を倒すことで経験値や熟練度を上げてキャラを強化していくことになりますが、

職業によってレベルアップに必要な経験値は違うため気をつける必要があります。

さらにキャラを合成することでレベルを上げることもできます。

 

それとダンジョン内で死んだ場合は経験値を手に入れることはできないため、

強くさせたいなら死なずにクリアすることが必須となります。

 

お馴染みのロストもあり

 

Wizrogue – Labyrinth of Wizardryでは死者の復活を2回失敗すれば、

キャラは永遠にロストしてしまいます。

 

せっかく育てたキャラがいなくなってしまう可能性もありますが、

ゲーム内通貨を払えば、蘇生は100パーセント成功します。

ただし90パーセントの成功100パーセントの成功に分かれており、

これは支払う額によって異なります。

 

もし90パーセントのまま、蘇生を実行すれば、

失敗してキャラをロストしてしまう恐れもあるため、気をつけたほうがいいでしょう。

 

とはいえ従来の「ウィザードリィ」と比べれば、ロストする確率は低いです。

それに万が一復活が失敗しても、アイテムを使えばロストを回避できる手段も用意されています。

それに加えてキャラの年齢を若返らせるアイテムも存在しているため、

年を重ねて使い物にならなくなったキャラも前線に復帰させることができるかもしれません。

 

戦闘自体はシビアで死亡しやすいですが、

だからこそ育て甲斐のあるゲームになっていると言え、

転職を活用すれば万能キャラを生み出すこともできます。

 

このようにロストという要素を導入しながらも、従来のRPGと同様、

キャラを育てる楽しみも兼ね備えているおすすめPCゲームです。