中国を舞台とした武狭MMORPG「天涯明月刀オンライン」プレイヤーは中国武術の達人となって敵をバサバサなぎ倒していく爽快プレイのPCゲーム!(日本での配信未定)韓国版のみのMMORPGです!
本作では、日本版では配信されていません。もし国内配信のMMORPGをプレイしたい方はMMORPG(リンク先はMMORPG記事一覧)より他のネトゲを探すのがいいでしょう。
まずはこのオンラインゲームのクラス紹介動画をご覧下さい
長い期間と予算をかけて製作されているゲーム
天涯明月刀オンラインは2012年のTencent Game Carnivalで発表された中国産のMMORPGです。
いわゆるWuxia(武俠)系のゲームで、プレイヤーは中国武術の達人となって冒険することになります。
既に中国においてサービスは展開されているのですが、日本で公開されるかは不明です。
ただ中国でMMORPGを展開しているTencent’s QQ serviceのアカウントがあれば
海外からでも接続できるかもしれませんが、国外からの接続になるためトラブルが起こる可能性もあります。
途轍もない大企業が開発している
Nan-chingのCarnival Dayにて放送された映像によるとNA/EUサーバーへの展開も視野に入れているそうです。
また、このゲームの開発会社である「Tencent」はコールオブデューティーや
スタークラフトで有名な「Activision Blizzard」社の大株主であったりもします。
他にもLeague of LegendsやUnreal Engineを要する企業の親会社でもあるため、
ゲーム市場における強力な企業と言えるかもしれません。
また、ゲーム開発には自社で開発した「Quicksilver」というものを使っているようです。
原作は古龍という中国の小説家の作品「天涯・明・月刀」
武侠系の創作ジャンルは中国における伝統的なものらしく、人気のある分野となっています。
その中で古龍という小説家も「小李飛刀シリーズ」という作品を執筆しました。
そして小李飛刀シリーズの中の一編が「天涯・明・月刀」なのです。
ちなみにこの作品は1975年に執筆したものとなっています。
舞台はかつての中国、さすらいの剣客「傅红雪」の活躍するハードボイルドな物語です。
映画にもなっていて「マジック・ブレード」という題名がつけられています。
丁度日本の時代劇をイメージすると良いかもしれません。
また、ゲーム中では傅红雪は神話的な存在になっているとのことです。
クラスは予定されているのも含め9種類!
プレイヤーが選べるクラスには色々なものがあります。
公開されている動画からそれぞれの武器と概要について見ていきましょう。
片手剣を使うベーシックなクラス。
唐门:
傀儡と呼ばれる武器を使う。レンジのある技が多く既存のMMORPGにおける魔法職のようなものかもしれない。
丐帮:
拳套、いわゆる拳で戦う職業。肉体を使った迫力のある技が多い。
神威:
槍使い。対多数を巻き込む技が多く射程が長い。
真武:
双剣を装備している。突進力のあるスキルが豊富。
天香:
仕込み傘で戦う。傘を飛ばし遠距離、居合いで近距離に対処できる。
五毒:
2刀のダガーで素早く攻める。多数より単体が得意。
神刀:
刀を使う最新の追加クラス。突進力の高い技が多く対単体向きか。
少林:
未実装のクラス。丐帮が拳で戦っていることから何を武器とするのか予想がつかない。
ゲーム性はスキルが豊富な無双系か
動画で確認できるゲーム映像ではモチーフも相まって三国無双を連想できます。
プレイヤー対多数の敵、という構図で敵を倒していく流れで、敵の数は多めです。
場合によっては20人ほどの敵を相手にすることになるでしょう。
またスピード感が速く、コンボをどんどん決めていく高速な戦闘となります。
基本的にノンターゲティングのようですが、絵面は三国無双です。
エフェクトはこのゲーム独特の控えめな表現
近年のオンラインゲームでは派手なスキルになればなるほど演出も豪華になり、爆発したり閃光を発するものですが、
このゲームではもっとクールな感じとなっています。
相手を切りつけたときには「タツッ」や「サクッ」といった控えめな効果音が鳴り、
あくまでリアルさを主軸としているのかもしれません。
もちろん後半になれば派手なスキルも出てくるのかもしれませんが、基本的には見やすく控えめなエフェクトとなっています。
レベルにはシビアかもしれない
このゲームは当然MMORPGなのでレベルがあるのですが、ボス級の相手と戦う場合には注意が必要かもしれません。
数レベル高いボス相手で直ぐに倒されてしまう場合があるからです。
ただそういった相手に自分の腕を試してみるのも良いでしょう。
本来倒すことのできない相手を倒すというのもゲームの面白い点です。
日本に来るのはまだまだ先か
天涯明月刀オンラインは既に中国で十分な利益を確保しています。
そして先日発表された動画ではJPサーバーの話は無かったようなので、
まだ日本でサービスを開始するには時間がかかるかもしれません。
そこで試せる方法となったらTencent’s QQ serviceの取得ですが、確実に可能な方法とは言えないようです。
そもそも国外からの接続なのでリスクがあるかもしれません。
もしサービスが順調なら日本への対応も時間の問題なので、
その内ベータテストが日本で行われることも十分に考えられます。
中国のスタッフによる中国が舞台のMMORPGともなれば、リアルな世界観や肌触りが期待できるというもの。
日本でプレイできる日が楽しみですね。