美少女がゾンビを相手に戦うアクションRPG「Dead or School」ハクスラ要素が強く敵から入手した武器を強化し、東京の地上を目指すといったゲーム内容になっています!2Dと3Dをうまく組み合わせた世界観は引き込まれること間違いなし!ポストアポカリプスやゾンビが好きなあなたにオススメのPCゲームです!
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引用元:木星在住 様
カスタム要素豊富なアクションゲーム
『Dead or School』は美少女な主人公ヒサコが活躍するアクションゲームです。形式としては2Dの横スクロールで表現手法は3D、ハックアンドスラッシュ要素が満載となったやり込み型の作品といえるでしょう。
制作したのは日本の開発会社「Studio Nanafushi」でそのメンバーは僅か3名。リーダーの木星在住氏は漫画家であり飲食店の経営もしているという異色の経歴の持ち主で、このPCゲームはメンバーの3人がアルバイトをしつつクラウドファンディングサイトで出資を募ってようやく完成させることができたとのこと。Steamにて1,500円で発売中の本作について早速みていきましょう。
ウイルスにより崩壊した未来世界
本作の舞台となるのは謎のウイルスによって人類が腐敗生物へと化した未来の世界。人類と腐敗生物の争いはやがて終焉大戦を引き起こすことになります。3年にも及んだ戦いは腐敗生物の勝利で決着を向かえ、人類は地下で暮らすことになってしまいました。
人類が地下に住み始めてから78年後の「地下暦78年」。地上の文化や歴史が忘れ去られた時代、池袋駅の地下18階列車型地下居住区から物語が始まります。
地下に住み慣れた子供たちですが地上への憧れは強く、あるとき秘密のエレベーターを見つけてしまいます。地上へ抜け出した2人の美少女を追ってヒサコは彼女達を腐敗生物から救い出すのですが、ヒサコ自身もおばあちゃんから唯一覚えているという「学校」の話を聞かされたて憧れが募ってしまうのでした。そしておばあちゃんに受け渡された制服を身に纏いヒサコは学校へ行くことを決意したのです。
ストーリーとしては腐敗生物を倒しにいくというよりは自分自身の願いを叶えるために地上を目指すといった形になります。シリアスな世界設定にも関わらずヒサコのノリが明るいので気持ちよくプレイすることができるでしょう。
シンプルで分かりやすいアクション
ヒサコは近接攻撃の「ソード」と遠距離攻撃の「マシンガン」と「バズーカ」で敵を攻撃することができ、ジャンプは2段までできます。
近接攻撃は5連続の連族攻撃と、吹き飛ばし効果のあるしゃがみ攻撃、それから打ち上げ攻撃も繰り出せる形です。ただ単に連続攻撃ばかりしていても敵から反撃を食らってしまうので、適宜しゃがみ攻撃などで距離を保つと良いかもしれません。
また近接攻撃に使う武器には耐久度があり、限界を超えると攻撃力が弱くなってしまいます。遠距離攻撃にも弾数が設定されているため、いずれにしても永続的に戦うというよりは適宜拠点に戻って武器を修理しながら徐々に探索を進めていくという形になるでしょう。
それからShiftで回避を行うことができ、敵の攻撃とタイミングが合うと瞬間的に時間の進みが遅くなるという効果もあります。敵の攻撃が激しいときや体力が少ないときに回避は重要な行動となるはずです。
なおこれらのアクションは全てスタミナを消費して行います。スタミナは消費後一定時間で回復することができますが、使いすぎると回復速度が遅くなってしまうので注意する必要があるかもしれません。
体力が少なくなると制服破損状態!
敵の攻撃を受けて体力が残り僅かになると制服破損状態になります。ヒサコの制服がボロボロになるというご褒美的なシステムなのですが、同時に攻撃力と防御力もアップするため逆転のチャンスでもある形です。
もちろん体力がゼロになると倒れてしまうので危険な状態だったりします。
スキルツリーは固定で3種類
このPCゲームにはスキルシステムが存在し、種類は武器と同じ「ソード・マシンガン・バズーカ」の3種類となります。
そしてスキルツリーは固定されており1本道です。
いわば3本の平行な道があるようなものと考えて良いでしょう。ビルドの自由度はありませんが分かりやすいシステムに仕上がっています。
武器の強化要素とハクスラ
拠点では武器の強化と改造を行うことができ、武器には2つのパーツを取り付けることができます。
強化は単純に攻撃力を上げることができ10レベルまで行える形です。また改造は特殊な効果を付与することができ、その効果は様々なものとなります。
また、武器自体の種類も豊富で探索を続けるうちに色んな武器をゲットすることになるでしょう。どの武器を強化したり改造するか、迷いながら楽しめる作りです。
目を見張る演出やビジュアル
本作の大きな魅力は演出やビジュアルにあります。例えば敵を倒すと追加の敵が登場するのですが、このとき画面手前から登場するといった演出がなされるのです。
またイベントシーンではややお色気度の高い一枚絵が現れたりします。他にも武器改造時の画面に遷移する際の演出や、スキルツリー選択時には黒板にヒサコが「はなまる!はなまる!」と言ったり細かい点で作り込んでいる形です。
会話シーンも豊富なので次第に本作の世界観に嵌まっていくことになるでしょう。
爽快な作りの美少女アクション
『Dead or School』は美少女が活躍するハクスラ2Dアクションです。アクション自体はシンプルに仕上がっており、やり込み要素も強い作品となっています。
また発売直後100万円の売上を達成したことが報告されており、他プラットフォームでのリリースも検討されているとのこと。出だし好調な本作はアクションや美少女が好きな方におすすめなゲームです。