2007年の大ヒット作”COD4″が「Call of Duty: Modern Warfare Remastered」として再びやってきた!当時から評価の高かったシナリオと戦闘はそのままにグラフィックが格段に進化しています。昔遊んだ人はもちろん、FPS好きや「Call of Duty」が気になる人にこそおすすめのFPSです。
格段に進化した映像美を動画でチェック!
グラフィックを一新した名作FPS!
『Call of Duty: Modern Warfare Remastered』は2007年に発売されたFPS『Call of Duty 4: Modern Warfare』をリマスターした作品となります。元々は『Call of Duty』シリーズを手がける「Infinity Ward」が開発していましたが、本作は同シリーズの制作協力をしている「Raven Software」と『The Amazing Spider-Man』などで知られる「Beenox」の共同開発により生まれました。非常に近しい開発会社の手によりリマスターされた形になります。
主な変更点は何よりもそのグラフィック。2017年にリリースしただけあって原作よりもはるかに綺麗に描写されているため、2007年の作品であっても違和感なくプレイできるおすすめオンラインゲームです。steamにて5,918円で発売中の本作について早速チェックしていきましょう。
現実を反映した世界設定
本作の舞台は世界的な政治状況が悪化した近未来です。ロシアでは増加した国粋主義者と政権側の軍人が対立し内紛が発生、保有している15,000発の核が危険にさらされています。そして中東のとある国では反米主義者が親米の現政権大統領の失脚を狙っています。そんな状況の中、イギリス陸軍の特殊部隊SASはロシアの港から核弾頭が輸出されることを察知、直ちに搭載した貨物船をベーリング海上で制圧しようと計画を練っているのでした。
これはリリースされた2007年からすると生々しいストーリーといえます。2003年から始まったイラク戦争が終結するのは2010年ですし、ロシアにも国粋主義者は存在します。本作の悪役には中東の反米主義者が登場しますが、彼も実際のアフリカのスーダン共和国の大統領がモデルだったりするのです。2001年の同時多発テロや2003年のイラク戦争の開戦など、当時の世界情勢をベースにした2000年代ならではの作品といえるでしょう。
ストーリーと共に主人公が切り替わっていく!
これは『Call of Duty』シリーズの特徴でもあるのですが、本作ではストーリーが進むと共に主人公が切り替わることになります。決まった1人の主人公の物語を描くのではなく、出来事を中心にしてゲームが進行するといえるでしょう。
あるときはイギリス陸軍の特殊部隊であるSASの一員であり、あるときはアメリカ海兵隊U.S.M.C.の一員として行動していくことになります。そのためこれまで一般的な1人の主人公のみを操作するゲームをプレイしてきた方にとっては新鮮な体験をすることができるでしょう。
チュートリアルが組み込まれた丁寧な物語
プレイヤーはまずSAS訓練兵の「ソープ」として訓練場へ送り込まれます。そして流れるように訓練が始まるのですが、この場面はチュートリアルも兼ねているのです。シンプルな銃器の練習はもちろん、応用的な訓練まで盛り込まれています。コースを走り抜けつつ時折現れるターゲットを撃ち、時にはフラッシュバンを投げるよう指示されるのです。怒号にも似た激が飛び交う中、必死で訓練をこなすことになるでしょう。教官として指導して下さるプライス大尉殿の「Hit the targets!」や「Frash bang through the door!」といったありがたいお言葉を頂戴することになります。
チュートリアルはゲームシステムを紹介するパートなのでどうしても説明的なものになってしまいがちですが、本作では新兵の訓練そのものに組み込まれているため没入し楽しみながら体験することができるでしょう。ゲームとして快適な設計となっています。
マルチプレイはキルストリークが熱い!
本シリーズにおなじみのシステムなのですが、マルチプレイモードに採用されているキルストリークのシステムは対戦をより盛り上げてくれるでしょう。これは連続で相手を倒すことで使えるようになる特殊なスキルで以下の3つがあります。
5人倒したとき:空爆要請:全体マップから空爆位置を指定し敵を攻撃することができる。
7人倒したとき:攻撃ヘリ:コブラまたはハインドといったAI操縦の攻撃ヘリコプターを要請でき、ヘリは2分間相手を攻撃し続けてくれる。
キルストリークは強い者がより強い攻撃能力を獲得できるというゲームシステムです。倒されるだけではより倒されることになるので、必死に相手に食らいついていきましょう。激しい戦闘状況を展開させるための厳しく激しいシステムといえるかもしれません。
シリアスで賑やかなおすすめオンラインゲーム
『Call of Duty: Modern Warfare Remastered』は2007年にリリースした『Call of Duty 4: Modern Warfare』のリマスター作品です。FPSシリーズを代表する『Call of Duty』シリーズを現在のグラフィックで楽しめるため、既にプレイした方も未プレイの方も楽しめるでしょう。
ストーリーはシリアスでリアリティのあるものに仕上がっており、マルチプレイではキルストリークを中心とした激しい戦闘が待ち受けています。FPSに興味のある方はプレイしてみて下さい。
このFPSの基本情報
タイトル | Call of Duty: Modern Warfare Remastered |
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ジャンル | FPS,アクション |
開発元 | Raven Software, Beenox |
パブリッシャー | Activision |
リリース日 | 2017年7月28日 |
料金 | 5,918円 |
日本語 | 対応 |
オンライン | 対応 |
OS | Windows |
スペック/動作環境
必須環境 |
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64 ビットプロセッサとオペレーティングシステムが必要です OS: Windows 7 64-Bit or later プロセッサー: Intel Core i3-3225 @ 3.30GHz or equivalent メモリー: 8 GB RAM グラフィック: NVIDIA GeForce GTX 660 2GB / AMD Radeon HD 7850 2GB DirectX: Version 11 ネットワーク: ブロードバンドインターネット接続 サウンドカード: DirectX 11 Compatible |
このFPSのレビュー(引用元:Steamカスタマーレビュー)
おすすめ・高評価の口コミ
ストーリーは面白く、戦闘のフィーリングは良好。オリジナル版をやっててももう一度楽しめること請け合い。
・過去のMWをある程度綺麗なグラフィックスで再度堪能できる。
一部の演出に変更が加わった。
→例:訓練パートでは今までMODを使わないと追加の訓練ができなかったが、今作では最初から指示にっ盛り込まれている。
また、USパートのジャクソン軍曹がヘリで脱出する際に、閃光を遮る描写や墜落後はボッチではなくなる等。
・一部のMAPでは難易度が若干ではあるが調整されているようだ。
→例:TV局
低評価の口コミ
・日本語字幕のフォントや翻訳に違和感がある。
・一部のムービーや言葉に字幕がつかない。
・旧作と違いやたら壁やオブジェクトに引っかかる。