あの人気タイトル4作品が一同に集結!2人1組のタッグで戦う2D格闘ゲーム!「スマートコンボ」の導入によりボタンを連打するだけでコンボがつながる!「格ゲー好きだけどコンボがな・・・」といった人でも存分に楽しめるゲームです!
まずはこちらの公式PVをどうぞ!
4つの有名作品がそろい踏み!
『BLAZBLUE CROSS TAG BATTLE』は4つの格闘ゲーム作品のキャラクターたちが『BLAZBLUE』の世界をベースに2人1組のタッグで戦う2D格闘ゲームです。参加作品は『BLAZBLUE』『P4U』『UNDER NIGHT IN-BIRTH』『RWBY』と格闘ゲーム界における新世代を代表するタイトルが企業の垣根なく並んでいます。まるでお祭りのような本作についてみていきましょう。
操作を極限まで簡素化した作りVR!
様々なゲームジャンルが存在しますが、格闘ゲームは『ストリートファイター2』全盛期を頂点としてやや衰退するようになり、近年ではプレイ人口の減少が懸念されるようになりました。そのため原因を探る議論の槍玉として「複雑さ」が挙げられることも珍しくありません。
いわく「操作性が年々難しくなり初心者が参入しにくい」とか「システムが複雑すぎる」もしくは「シリーズ経験者との腕前が埋められない」といったものです。マニアックになりすぎることを懸念する声は大きく、システムが複雑になることは実際に格闘ゲームが衰退する一因と考える方もいます。
ですがゲームには腕前というものがあり、やり込んだプレイヤーが上手くなることは当然で、それはスポーツなど他の分野においてもいえることです。また新規参入者が過剰に手厚く扱われるという環境もいずれは破綻するもので、このあたりの問題は解決の難しい状況となっています。
そこで本作が出した回答は「操作の簡素化」でした。この要素は影響次第では今後の格闘ゲームの形を変える契機になるかもしれません。
ボタン連打でコンボ!
近年の格闘ゲームには深い知識や複雑な操作を要求する「コンボ」という要素が存在します。これは連続攻撃を相手に与える攻撃方法で大ダメージを与える際に役立つのですが、強いコンボほど難易度は増すものです。ですが本作ではボタンを連打するだけである程度のコンボを繰り出すことができます。
実は近年ではこうした仕組みを備える作品も増えてきており「スマートコンボ」という名称もつけられるようになりました。本作ではスマートコンボを導入しているため、これまで参加作品のシリーズを経験したことの無いプレイヤーや格闘ゲーム自体にあまり触れたことのない初心者プレイヤーであってもコンボを叩き込むことができるのです。
ただスマートコンボは決まったコンボしか繰り出さないので飽きてしまうかもしれません。そんなときは自分でコンボを作ってみましょう。いわゆるコンボの入り口としてスマートコンボが存在するので、もっとやり込みたくなったら自分で組み立てるという道もあるわけです。間口は広く奥は深い、というプレイヤーにとってメリットのあるつくりといえるでしょう。
といってもスマートコンボのダメージ量も侮ることはできません。きちんと使える機能になっているのは嬉しい点です。
コマンドが基本的に「波動拳」
格闘ゲームではコマンドの複雑さも新規参入者を阻害する原因として懸念されるものですが、本作のコマンドは非常に簡単です。いわゆる下から右へ弧を描きながら入力するだけの「波動拳」コマンドないしその逆入力の技ぐらいしかありません。もしくは方向キーと攻撃ボタンで特殊技が繰り出せるといったぐらいです。波動拳さえ打てれば全ての技が使える、というのはなかなかみられないコマンド体系といえるでしょう。
確かに新しく格闘ゲームを始める方にとってコマンドは大きなハードルかもしれません。『ストリートファイター2』が発売された当初、波動拳コマンドが成功することで一喜一憂していた子も居たでしょう。格闘ゲーマーにとっては「出せて当たり前」なコマンドは初心者にとってはかなり難しいものだったりするのです。
一般的に格闘ゲームでは波動拳の他に、昇竜拳や下半分の半円を描くものや一回転コマンドなどを基本としているものが多いのですが、本作では波動拳オンリーです。それさえできれば問題ありません。初心者の方に相応しい作品に仕上がっています。
ストーリー自体が面白い!
4作品が集った本作では『BLAZBLUE』の世界観をベースとして様々なストーリーが繰り広げられることになります。まるでお祭り的な作品なのでシリアスになることはなく、基本的には明るいノリで進んでいく形です。そのためいずれかの作品のファンや作品のクロスオーバーが見てみたかった方にとってはノベルゲーム的な楽しみ方ができるでしょう。
近年では『BLAZBLUE』や『ギルティギア』を始めとしてストーリー部分に力を入れた格闘ゲームも増えるようになりました。そのため初心者で格闘ゲームが不慣れ、という方であっても十分に楽しむことができるでしょう。
ネット対戦はしてもしなくても良いもの!
格闘ゲームというと他者と対戦してナンボ、と思われるかもしれませんがそんなことは決してありません。先ほどまでスマートコンボやコマンドの簡易化について触れてきましたが、これは対人戦で必ずしも通用するかというとそうでもないのです。同じぐらいの腕前のプレイヤー相手には通用するかもしれませんが、ベテラン相手には難しいでしょう。
対人戦では牽制や読み合い、迎撃やガードという行動がコンボよりも重要になってきます。これらの行動は操作が簡易になったからといってできるものではなく、実戦で学ぶより他ありません。格闘ゲームにおける実力の差は残酷なもので、初心者が経験者に勝てないように経験者でも上級者に1発も攻撃を与えられずに倒されるということはザラに起こる世界なのです。そのため初心者が勝てないのは当然の事でしかありません。また対戦相手によっては思わぬトラブルを引き起こしかねないので、対戦するならフレンド限定にしておくのが無難といえます。
繰り返しになりますが、本作は必ずしも他人と対戦できなければ楽しめないのかといえばそうではありません。自分でお気に入りのキャラクターを操作してコンピューターと対戦し華麗にコンボを繰り出したりコマンド技を格好良く決めることだってできます。また先述した通りストーリーも面白いものです。これからは本作のように対人戦をしなくても楽しめる格闘ゲームが増えていくのかもしれません。
開発は「アークシステムワークス」
本作を手がけるのはスピード感のある2D格闘ゲームとして知られる『ギルティギア』シリーズやその派生的な作品『BLAZBLUE』シリーズを開発している「アークシステムワークス」です。現代の格闘ゲーム界にとって重要な位置を占める企業だからこそ本作を生み出すことができたのかもしれません。
少しややこしくなりますがここで4作品のそれぞれに関連する企業についてまとめておきましょう。
『P4U』
RPGの『女神転生』や『ペルソナ』で知られる「アトラス」及び「アークシステムワークス」が開発。RPGの『ペルソナ』シリーズの格闘ゲーム作品として話題を呼び、簡単な入力でコンボが繰り出せる作りも注目を集めました。
『UNDER NIGHT IN-BIRTH』
「せっかくだから、俺はこの赤の扉を選ぶぜ!(赤くない)」の『デスクリムゾン』で知られる「エコールソフトウェア」と同人格闘ゲームの金字塔『メルティブラッド』シリーズで知られる「フランスパン」が開発。不思議な組み合わせの企業ですが『メルティブラッド』シリーズを長年それこそタッグを組んで開発している両社だったりします。
『RWBY』
元々Webアニメでありゲームとしてはアクションゲームの『RWBY: Grimm Eclipse』がリリースされており、開発はインディーの「Rooster Teeth Games」が担当している形です。『RWBY』を格闘ゲーム化するというのは本作が始めてといえるでしょう。テレビアニメとしても放映されたりと活動が盛んな作品だったりします。
『BLAZBLUE』は先述したように「アークシステムワークス」の作品ですが、これだけの企業が関わっているのにも関わらず開発をするというのはかなり困難を伴ったはずです。『P4U』に関しては「アークシステムワークス」が開発に関わっているため容易にコラボができそうですが、『UNDER NIGHT IN-BIRTH』と『RWBY』は完全に別会社のタイトルです。一筋縄ではいかない努力の末に生まれた作品なのかもしれません。
新しい格闘ゲームの形を体験できるお祭りゲーム!
『BLAZBLUE CROSS TAG BATTLE』は4つの格闘ゲームのキャラクターが登場するお祭り的な作品です。格闘ゲームの要素は簡素化されており、ボタン連打でコンボを出せれば簡単なコマンド技を繰り出すこともできます。またストーリーモードでは別作品のキャラクター同士の掛け合いが見れるのでファン必見です。なお2人1組のタッグを組んで戦うため、別作品に登場するお気に入りのキャラ同士を組ませるなんてこともできます。
スマートコンボを始めとした操作の簡易化が今後の格闘ゲームをどう変化させていくのか、そうした潮流の中の1つの作品といえるでしょう。「コンボつなげるのが難しい」と思ってる初心者のみならず今の格闘ゲームがどのようなものなのかを知りたい方にもおすすめのオンラインゲームです。
このPCゲームの基本情報
タイトル | BLAZBLUE CROSS TAG BATTLE |
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ジャンル | 2D対戦格闘ゲーム |
開発元 | Arc System Works |
パブリッシャー | Arc System Works |
リリース日 | 2018年6月6日 |
料金 | 通常版:5,800円 Deluxe Edition:7,800円 |
日本語 | 対応 |
オンライン | 対応 |
OS | Windows |
スペック/動作環境(Windows)
必須環境 |
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OS: Windows 7 / 8 / 8.1 / 10 プロセッサー: Intel Core i5 / i7 メモリー: 4 GB RAM グラフィック: GeForce GTX 650 / Radeon R7 250 or better DirectX: Version 9.0c ネットワーク: ブロードバンドインターネット接続 ストレージ: 20 GB 利用可能 追記事項: Requires a 16:9 resolution monitor for optimal performance. |
このPCゲームのレビュー(引用元:Steamカスタマーレビュー)
おすすめ・高評価の口コミ
コマンドが簡略化され、操作が簡単になったのでパッドでも遊びやすいことと
一戦の時間が短いので気軽に遊べる仕様になっています。
格ゲーは遊びたいけどあまり時間をかけられないという人向けだと思います。
アドバイス系の口コミ
アークシステムワークスの人気格闘ゲーム「ブレイブルー」、RPG「ペルソナ」でお馴染みのアトラスとの共同開発による格闘ゲーム「ペルソナ4 ジ・アルティメット イン マヨナカアリーナ」、フランスパン開発の格闘ゲーム「UNDER NIGHT IN-BIRTH」、3DCGアニメシリーズ「RWBY」のキャラクターが一堂に集う格闘ゲーム。
ボタン操作はかなり簡略化されており、基本二つの攻撃ボタンを連打しているだけでも簡単にコンボが出せるような親切設計で格闘ゲームが苦手な人でも遊べるようになっている。推奨環境以上なのにフレームレートが不安定な人は、GeForce環境ならNVIDIAコントロールパネルを開いて「電源プラン」を「高パフォーマンス」に変更。現状ビデオドライバにゲームプロファイルが用意されてなくて、省電力機能が働いてCPU内蔵GPUで動いて動作が遅くなる。