画面を回転させてゴールへ導くパズルゲーム「Dizzy Dungeon」!ブロックの種類、ステージ数、難易度など他のパズルゲームよりも面白い要素が盛り沢山です。キャラのスキルを駆使して色んな解き方ができるので頭を柔軟に使うPCゲームがしたい人にオススメ!
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無数の解法が存在するパズルゲーム!まずは概要から
『Dizzy Dungeon』は2D平面視点のパズルゲームです。ステージクリア型のPCゲームなのですが、そのステージ数は膨大でクリアしきるまでに長い間楽しむことができるでしょう。
また操作できるキャラクターが複数存在し、それぞれ特殊能力を有しています。特殊能力を使うことで幾通りもの解法が生まれ、様々な仕方でステージを攻略していくことができるでしょう。
開発は「DigiFeather」
本作を手がけているのは「DigiFeather」という開発者です。steamのプロフィール欄によると彼は中国国籍で登録しており、ブログなどでも中国語を使用していることから中国人だと思われます。また、ゲームスタジオというよりは個人開発者のようです。
同者は、2017年8月に『Lethal Laser』というレーザーの反射を生かしたパズルゲームをリリースしています。このことから、パズルの開発に尽力している形です。
なお本作も『Lethal Laser』も日本語に対応しており、またストアページも日本語化されているので英語や中国語ができなくても安心です。日本語の方も機械翻訳による不自然な文章ではなく、自然な日本語の文章となっています。DigiFeather氏は日本語にも精通しているのかもしれません。
中国系デベロッパーというと企業が主体であり、個人開発者というのはなかなか珍しい存在です。将来的にアジアを牽引するであろう中国からこうした開発者が出てくるのは、ゲーム業界がより豊かになる徴候なのかもしれませんね。
画面を回転させる!?このパズルゲーム最大の特徴を紹介!
本作は1画面で完結するパズルゲームで、マス目で区切られた画面上には様々な障害物やギミック、それからゴールが配置されています。『倉庫番』系ジャンルのパズルゲームといえるかもしれません。
本作の大きな特徴としては「画面を回転させることができる」ということです。
画面を回転させることで「動くブロック」がその方向に従って移動してくれます。そのため、目の前に足場が必要なときに適宜画面を回転させ、動くブロックを配置するよう調整するなどしてパズルを解いていくわけです。
また、画面が回転するわけですから操作するキャラクターの位置も変化するので、 回転させた結果そこに足場がなければ落下するようになります。
移動するブロックとキャラクターの位置が相互に噛み合いながら複雑な状況を作り出し、一朝一夕にはいかない歯ごたえのあるパズルゲームとして仕上がっています。
ブロックの種類が圧倒的に豊富なパソコンゲーム
本作は登場するブロックの種類がとにかく豊富なパズルゲームです。基本的なブロックにも木でできた壊れやすいブロックと灰色の丈夫なブロックの2種類が存在し、また絶対に動かないブロックもあります。それから絶対に動かないブロックから触れるとブロックを破壊するスパイク、それから道を塞ぐ「電気箱」やポータルというブロックも存在する形です。
こうしたパズルゲームはブロックの種類は少なめで基本的なブロックのみで構成され、ステージの難易度は設計者の技量次第といったものが通例ですが、本作ではとにかく豊富なブロックが登場します。そのため、一見しても解法が分からないものも目にすることになるでしょう。
限定的な状況下でパズルを解くというよりは、豊富な解法がある状況でいかにそれを利用してパズルを解いていくか、が求められる作品となっています。
キャラクターの固有スキルで攻略
本作では5人のキャラクターから1人を選び操作することになるのですが、それぞれ固有の特殊能力を有しています。
ブロックを上れるものもいれば破壊できるものもいますし、また数ブロック先にワープすることができるキャラクターも存在しています。同じステージでもキャラクターによっては全く異なる攻略法でクリアすることができるでしょう。
キャラクターの固有スキル以外にも装備アイテムにも特殊能力が付与されています。
この力も強力で、ブロックの位置を入れ替えたり一定方向に並べ替えることができたりとかなり強力な効果をもっている形です。一見攻略不能な状況であっても装備によっては容易に進む事ができるかもしれません。
つまり、同じステージをプレイしても使うキャラや装備によって、クリアの仕方が変わる可能性が高いのです。柔軟な発想でパズルゲームを解きたいなら本作がイチオシですよ。
解き方は1つだけじゃない!他のパズルゲームとは違うこんな要素も!
本作はパズルゲームらしくないパズルゲームと表現することができます。そもそもパズルゲームというのは、一定の基本的なルールが存在しそのルールに従い解法をじっくりと考えていくものです。
例えば『ロジック』や『マインスイーパー』はヒントとなる数値を元にして繰り返し同じ作業をしながら解き進めていくものですし、『クロスワード』や『数独』も同じようなものといえるでしょう。「基本ルールが存在し、それを当てはめて解く」のがパズルゲームにおける暗黙のルールなのです。
ですが、本作は基本ルールとなるべき要素が豊富にあるので解法がとてつもなく多くなっています。ブロックの種類は12種類以上、パズルの根幹を揺るがすような特殊能力もたくさん存在するのです。同じステージでも別のキャラクターならより簡単に攻略できたり、同じキャラクターでも装備によってより少ない手で攻略できるかもしれません。
パズルゲームでは時折、難しすぎる課題に直面することがあります。
それこそsteamでいうところの「Zachtronics」による『Spacechem』や『TIS-100』などは、かなりきつい制限が加えられているためプレイしていると頭から煙が吹き上がることになるでしょう。そうしたとき「もうむり…」となりゲームを中断してしまうことがあるかもしれません。
ですが本作ではそんな心配は入りません。
解法が豊富ということは「おおむねいずれ解ける」ことを意味しています。最短手で解く必要のない場合、いくら時間をかけても構いません。本作に用意されている道具は豊富です。詰むよりはパワープレイで進めることができるでしょう。
本作はパズルゲームにおいて楽しくも悩ましい難易度という問題を豊富な解法によって解決した作品と表現できるかもしれません。
パズルゲームにはステージ進行によって難易度がだんだんと上がっていくという特徴がありますが、何と本作では難易度を選ぶことができます。しかもその種類は8種類と異常なほど多い形です。
そのため、パズルゲーム初心者であっても楽しめますし、熟練者であっても難易度を上げれば同じように楽しめるでしょう。「パズルゲームなんてやったことないや」と敬遠しているそこのあなた、プレイしないなんてもったいない!本作はパズルゲームというものに触れてみるきっかけとしても相応しい作品ですよ。もちろん、高難易度にも設定できますので、これ一本でずっと遊ぶこともできちゃいます、
ステージの総数は驚異の2400!
通常、パズルゲームのステージというのはそこまで多くはないものです。1つ1つ作者が念入りに設計をすることで作っていくためどうしても膨大な数にはなりません。
ですが、本作では総ステージ数2400という途轍もない数になっています。もしかしたらこの2400というステージは全て作者の手によるものかもしれません。自動生成システムを作成・活用すると無限にパズルを作成できるからです。
とにかくステージ数が多いので、ゲームシステムが気に入ったら超長期的に遊べる作品となるでしょう。
こんなに要素がある!ただ者じゃないパズルゲームを求めるならオススメ!
『Dizzy Dungeon』は2D平面視点のパズルゲームで、画面を回転させたりキャラクターを移動させてゴールを目指すステージクリア型のパズルゲームです。
特徴としてはとにかく要素が多いことが挙げられます。ブロックの種類やキャラクターと装備の特殊能力、そして難易度が8種類存在しステージも2400もあります。要素が膨大で時にはパワープレイでパズルを解く事もできるでしょう。
また、最短手を競うランキングも実装されているので挑戦のしがいがあります。
ステージ数が多い
いろんな解き方ができる
出来ないときは妥協も可能
全世界のプレイヤーと競える
こんな要素があるパズルゲーム、面白そうだと思ったあなたは是非ともプレイすべきです。
このPCゲームの基本情報
タイトル | Dizzy Dungeon |
---|---|
ジャンル | ストラテジー |
開発元 | DigiFeather |
パブリッシャー | DigiFeather |
リリース日 | 2018年5月7日 |
料金 | 520円(通常版) |
日本語 | 対応 |
オンライン | 非対応 |
OS | Windows,Mac |
スペック/動作環境
Windows | Mac OS X |
---|---|
OS: Windows 7 プロセッサー: 2.0 GB メモリー: 2000 MB RAM グラフィック: Intel HD 3000 ストレージ: 1000 MB 利用可能 |
OS: Mac OS 10 プロセッサー: 2.0 GB メモリー: 2000 MB RAM グラフィック: Intel HD 3000 ストレージ: 1000 MB 利用可能 |
このPCゲームのレビュー(引用元:Steamカスタマーレビュー)
おすすめ・高評価の口コミ
パズルゲームらしくじっくり考えて最適解を目指すスタイルだけでなく、テキトーにグルグルしてたら偶然良スコアが出てラッキー!といったカジュアルなプレイも割と通用する、間口の広いゲームバランスになっています。