「D.C.III ~ダ・カーポIII~」D.Cシリーズの最新作!ロンドンを巡る甘酸っぱい魔法の物語!

Circusが贈るD.Cシリーズの第三作目!過去作をプレイしたことがある方にはうれしい要素がある「初音島編」と過去作の設定に関する回答にもなっている「風見鶏編」の二部構成!随所に伏線が散りばめられており、周回するたびに謎が解けていきます。「ダ・カーポ」の意味を理解できる真エンディングにたどり着くまで是非プレイしてほしいおすすめギャルゲーです!

 

まずは公式のシリーズダイジェスト動画をご覧ください!

 

D.C.III ~ダ・カーポIII~ってどんなゲーム?

 

D.C.III ~ダ・カーポIII~は名作ギャルゲーD.Cシリーズの最新作であり、

時系列で言えば初音島をめぐる物語の一番最初の時期にあたるゲームです。

 

今までD.Cシリーズをプレイしたプレイヤーから見ると、

登場するキャラクターがなぜその魔法を使えるようになったのか、

どのような経緯があって今までプレイした作品に繋がっていくのか、

などといったところが一通り補完されており、納得感のある作品となっています。

 

 

今までプレイしたことのない初めての方でも、

キャラクターが可愛いだけでなく充実したストーリー、豪華な声優陣、

各ヒロインのエンディングが真のエンディングに繋がっている点、

タイムパラドックスなどを扱った読み応えのある作品となっています。

 

完全に全ての物語を解き明かすには全てのキャラクターをクリアした後に

さらに発展する物語を解き明かす必要があるいう、

現代のギャルゲーにしては非常にやりこみ要素が高い作品となっています。

 

種類は純愛系統。甘酸っぱいストーリーがお好みの方にはオススメ!

 

D.Cシリーズは伝統的に、初音島を基本の舞台とした純愛物語を基本としています。

 

多くの作品において、基本的な要素を備えたキャラクターを配置しており

細かくは作品によって分かれますが、今作のヒロインが備えている属性は

先輩かつ姉(ただし肉親にあらず)、幼馴染後輩といった要素になります。

 

豪華な声優陣の声に惚れてしまうかもしれませんよ?

 

前半は、現代(2070年代)が舞台の王道の学園ストーリー

 

このゲームはいわゆる前半が現代の学園物ストーリーで

途中から話が古い時代の話にシフトします。

 

前半は、よくある学園物であり初めてプレイする時には

特段気になるところはないようにできています。

 

ですが、この前半の学園生活部分は全体の10%~15%程でしかありませんが

歴代のファンにはたまらない内容となっており、

随所に前作やぜ前作のネタが含まれており飽きることのない内容となっています。

 

 

妹が主人公を起こしに来たり、幼馴染と登校したり、学園のアイドルの先輩と

イチャイチャできたりと自分が学園にいる気分を十分に堪能することができます。

 

また細かい伏線をあちらこちらにはっており

1回プレイしただけでは理解できない部分がかなりあります。

 

そのために、最低でも2度プレイすることをお勧めします。

 

後半は、過去をさかのぼり舞台は1951年のロンドンに!?

 

後半は、ストーリーが1951年のロンドンという

現代の時間軸からは1世紀以上も前の時代の話に遡ります。

 

魔法を学習する学園「風見鶏」において、

主人公の先祖であるキャラクターの視点で語られることになります。

 

そこで出会う女の子たちは、全て現代のキャラクターたちの先祖です。

顔が全く同じなところは気になりますが、そこは御愛嬌。

 

各キャラクターたちが抱える悩みや問題に寄り添い、

解決しながら物語を進めていくことになります。

 

ポイントとして挙げられるのは、通常特定のヒロインを会話などの選択肢から

一人に絞って物語を進めて終わるのですが、

この作品はそのエンディングに至るまでにある大きな伏線が張っており、

これを全て見つけることで真のエンディングにたどり着くとができるという

他のギャルゲーにはない要素が含まれています。

 

深く読み込めば読み込むほど謎が生まれる?タイムパラドックスを生かした作品

 

多くのギャルゲーは、簡単に述べれば個別のキャラクターを攻略し

物語を進めクリアしていくことになります。

 

しかしそれぞれのエンディングは完全に独立していることが多く、

ほとんどの場合、とあるキャラクターのエンディングに

他のキャラクターのエンディングのネタが混じることはほとんどありません。

 

ですが、これを逆手にとりD.C.III ~ダ・カーポIII~は

各キャラクターのエンディングが真のエンディングのヒントになる構想になっています。

 

詳しく書いてしまうと物語の楽しみを大きく失うことになるため記述は致しませんが、

物語として読み込んだ場合に大変面白い構想となっていることを述べておきます。

 

 

まとめ ~1度はプレイしておきたい、オススメの作品です~

 

読み進めていると細かい誤字脱字、演出などのささいな部分で

気になる点が出てくることは否めませんが、

それでもさすがD.C.シリーズの最新作という立ち位置を獲得したと言えるでしょう。

 

今までの作品からの細かいネタを楽しむことができるので

既作品をプレイしたことのあるプレイヤーから、

今回が初めてのD.C.シリーズのプレイヤーまで多くのプレイヤーの心を

甘酸っぱくもほろ苦い気分にすること間違いなしの作品です。

 

特に、新規プレイヤーの方には本作品の「真の」エンディングを見た後に、

D.C.シリーズの第1作品から順番にプレイしていくと、

本当の意味で「ダ・カーポ」の意味に気がつくことができるでしょう。

 

繰り返す春の物語を色々な視点から読み解き明かす体験を、

貴方もぜひ一度味わって青春の時代を思い出してみるのもまた一興かもしれませんね。