2017年秋発売の新作オンラインゲーム!開発は日本企業で人気ゲーム「ファミコンウォーズ」を彷彿とさせる戦争シミュレーションゲームとなっております!残虐なシーンなどはなく、全体的にポップな雰囲気ですので、FPSなどが苦手なかたでも楽しめるおすすめオンラインゲームです!
まずはこのPCゲームの公式トレーラーをご覧ください!
『ファミコンウォーズ』の流れを受け継ぐオンラインゲーム
『TINY METAL』はターン制のウォーシミュレーションゲームです。
全体的なゲームデザインは『ファミコンウォーズ』や
その後継作『ゲームボーイウォーズアドバンス』のようなものとなっていて、
開発会社こそ異なるものの精神的な後継作となります。
ウォーゲームを遊びやすい形に落とし込んだシリーズ独特の雰囲気を受け継いだ
『TINY METAL』について見ていきましょう。
開発会社は日本のインディー
『ファミコンウォーズ』も『ゲームボーイウォーズアドバンス』も任天堂が開発し、
その後のナンバリングタイトルはハドソンが開発することもありましたが、
本作はインディー系開発会社AREA 34が開発する作品です。
直接的にはこれらの作品とは関わりが無く、
あくまでも精神的後継作となっています。
開発には『聖剣伝説シリーズ』の作曲家で知られる菊田裕樹氏も参加していて、
菊池氏いわく『ゲームボーイウォーズアドバンス』をモチーフとしているとのことです。
当時のゲーム業界で生き抜いてきた人物が開発に参加していることは期待を高めてくれますが、
本作の作曲を担当しているのは『いけにえと雪のセツナ』や『ソウルキャリバーV』の
音楽を担当した三好智己氏だったりします。
なおこのオンラインゲームは2017年10月にswitch、PS4とPCにてリリース予定です。
ジパングの悪人どもを蹴散らせ!
プレイヤーはアルテミシア人の中尉、ネイサン・グリースとなって
ジパングの悪人達をやっつけることになります。
キャンペーンモードでは敵と味方に分かれて様々な派閥に属するキャラクターやユニットが登場します。
それぞれのキャラクターがユニークな能力を身につけている点にも注目したいところです。
プレイヤーは異なる環境や攻撃のためのポジショニング、
戦略的な行動や防衛について考えることになるでしょう。
なおアルテミシアもジパングも架空の国家です。
かつて日本はジパングと呼ばれたこともありますが、
日本がモデルの別世界と考えて良いでしょう。
日本人としてはジパングがどのような状況にあるのか気になるところです。
ターンベース制のウォーゲーム
この同人ゲームはそれこそ先に挙げたゲームをプレイしたことがある方にとっては
直ぐに慣れることができるでしょう。
また、名作ウォーシミュレーションゲームの
『大戦略シリーズ』で遊んだ方にとっても親しみやすいものです。
大まかなルールとしてはボードゲームのようにマス目のあるフィールドを舞台とし、
フィールドに存在するユニットを動かして敵軍と戦争をしていく流れとなります。
自軍ターンと敵軍ターンが交互に訪れ、
自軍ターンで自分のユニットに命令を下していくわけです。
単純だからこそ求められる戦略性!
ユニットにはそれぞれ1ターンで移動できるマス目の数が設定されていて、
その最大マス数以内にしか移動することはできません。
また、単独で敵地に攻め込めば直ぐに撃破されてしまうでしょう。
いかに軍備を整え協調しつつ歩みを進めていくか、
がこうしたゲームの鍵となるわけです。
視界制限の表現が独特
こうしたオンラインゲームでは互いの軍には視界が設定されているもので、
通常であれば視界が確保できているところは明るく表示し、
そうでないところは暗く表示するだけで地形は分かるようになっています。
ですが本作では視界が確保できていないところは完全な未知となっているのです。
地形自体が不明なため戦略を立てることが難しく、
偵察の重要性をひしひしと感じることになるでしょう。
なお各地に点在する都市を占領すれば周囲の視界を開くことができます。
お金が溜まればユニットを作成できる
お金さえあれば毎ターンユニットを生産することができます。
こうしたオンラインゲームでは1ユニットの強さというよりは
数が物を言う場面も多く、資金力の差は直接戦闘力の差となるので
できるだけ資金を確保する必要があるでしょう。
それにはユニットを大事に使っていく必要があるわけです。
毎ターン溜まる資金で生産したユニットがその都度倒されてしまっては
負けるのは目に見えています。
いかにユニットを倒されずに敵のユニットを倒していくか、
という戦略的な動きを考えていきましょう。
造形がポップで親しみやすいオンラインゲーム
『ファミコンウォーズ』からの流れを汲むためか、
造形は曲線を重視した3Dで表現されていて色使いも明るいものとなっています。
戦争シミュレーションゲームというとリアルさを追及するゲームもありますが、
本作のフィールドはデフォルメを施したオブジェクトで構成されているのです。
地形、障害物、都市、ユニット、どれをとってもかわいらしい見た目をしているため
気軽に遊べる雰囲気が作られています。
広く遊ばれる可能性を秘めたオンラインゲーム
『TINY METAL』はターン制ウォーシミュレーションゲームとして期待できる作品です。
視界表現は新鮮で、ポップな造形も魅力的な要素となっています。
遊びやすく親しみやすいウォーシミュレーションゲームとしての立場を
確立する名作ゲームになるかもしれません。
2017年10月発売予定なのでわくわくしながら続報を待ちましょう。