steamより配信中のボードゲーム「Gremlins, Inc.」。移動と効果アイテムとして使えるカードでいかに戦略を組むかが勝利のカギとなります。裁判や逮捕などユニークな要素も盛り沢山なので大勢でプレイすると盛り上がるオンラインゲームおすすめです。ただし、友情崩壊にだけはお気をつけて下さい。
このPCゲームの公式動画はこちら!
カードを駆使して勝負するボードゲーム!
最大6人のプレイヤーが、1つのデッキから6枚の手札(使用したら補充)を使い指定された数値までスコアを稼ぐ、
指定されたターン数・時間をプレイしどれだけのスコアを稼いでいるか、などで勝敗が決まるボードゲームです。
対AI戦のシングルモード、最大6人が競い合う多人数モード、
チームに分かれて遊ぶチームモード(2vs2,3vs3,2vs2vs2)があります。
観戦を許可しているルームは気軽に観戦することができるので、
観る事でこんなプレイスタイルもあるのか!なんて新発見があるかもしれません。
カードには移動方法としての使い方と、マスに止まって効果を発動させる使い方があります。
各カードの移動値は決まっているため、効果を使いたくて多数のカードをキープしていても
移動するためにカードを使う必要があり数値が低いカードで移動しなければいけない、
という事も出てくるため取捨選択が大事になってきます。
キャラクターは12人いて、それぞれ特殊アビリティを持っています。
それを活かした立ち回りでゲームを有利に進めることができます。
特殊なカードを紹介!使いこなして勝利を手にしよう!
秘密カード
他人に手札を見られた時にこのカードを所持していると消滅してしまいます。
ですが強力な効果を有していることが多いです。
犯罪カード
他人に手札を見られた時にこのカードを所持していると消滅してしまうのは秘密カードと同じなのですが、
このカードはさらにプレイヤー自身が逮捕されてしまいます。
逮捕されると刑務所で数ターン拘束される事になり、1位の時だとリードが縮められ2位以下の時は差を広げられ、
やりたい事ができなくなるためできるだけ所持していたくはないカードですが、
犯罪カードも効果が強いものが多いため持っておく価値はあるかもしれません。
ただランダムに配られるため移動手段として犯罪カードを使用したり、
破棄して新しいカードを手に入れたと思ったらまた犯罪カードで、
そこを他のプレイヤーに見られて逮捕されるなんてこともよくある事です。
カオスカード
地獄・アストラル界に行くとカオスカードという特殊なカードが合計6枚あります。
それらを使うためには特殊な条件(例 自分が使用している継続カードを1枚破棄、お金を1000支払う等)がありますが、
大量のスコアを稼ぎやすく逆転やリードを広げる事ができるためどこで使うか、
他のプレイヤーがどれを使うかを予想したりする事で戦略が変わってきます。
収入と支出、名声と悪意
収入マスと支出マスというマスがあり、この2つは通過するだけでお金が増減しますが、
ぴったり止まると支出収入ともに2倍になります。
収入は銀行マスで増やすのが多く、支出は悪意ポイントが溜まるとそれに合わせて増えていきます。
悪意ポイントは他人に対する妨害だったり悪事を働くとどんどん溜まっていきます。
ですが、名声が一番高いプレイヤーは20ターンに一度選挙によって知事になる事ができます。
知事は警察マスで賄賂を払う事も支出マスでお金が減る事もありません。
それどころが他人の払った賄賂や支出を掠め取るなんてこともできます。
当然悪事なので取るたびに悪意は溜まってしまいますが。
プレイヤー同士の妨害こそが醍醐味!
このままじゃ1位の人に追いつけない!なんて事が出てくる時もあります。
ですがボードゲームには妨害が付き物です。
多くのお金を所持している、スコアが1位だったりすると、他のプレイヤーに刑務所カードを使われて逮捕されたり、
不幸を押し付けられたり、スコア自体を減らしてくるカードを使われたりすることも。
足を引っ張り合うのもこのPCオンラインゲームの醍醐味の1つなのです!
ただし妨害ばかりして自分のスコア稼ぎが疎かになってしまうなんてことは気を付けましょう。
逮捕されてもデメリットだらけではない?
逮捕されて刑務所に入った後でもできる事はいくつかあります。
服役中はすぐに出所するために善行や賄賂を払って服役ターンを短くしたり、脱獄をする事もできますが、
待遇ランクを上げるという選択肢もあります。
待遇ランクを上げる事によって自分よりランクが下の人から金を巻き上げたり、
最高ランクまで上げると自分はスコアを稼ぎながら他のプレイヤーに不幸を押し付ける事だってできます。
また刑務所と相性のキャラクターもいるため、
長期戦になる時は待遇ランクを上げるプレイスタイルなんかもあったり・・・?
改善してほしい点
筆者がプレイしている時にやってしまった事で、次にあそこのマスに止まってこのカードを使おう!
なんて思ってたらうっかり使うカードを移動に使用してしまった・・・なんて事があります。
ロック機能を付けて移動に使えないようにしたり何かしてほしいですね。
それと意外ですと手持ちのカードだけを見ていてカオスカードを使えるのに見逃してしまって
今の勝てた所だったのに!なんて事もありました。
使用可能なカオスカードがある時はもうちょっと分かりやすくなると嬉しいですね。
妨害が豊富にあるゲームなので中々思い通りにならない事だらけですが
勝った時はなかなかの爽快感があるので、是非一度プレイしてみてください。
ですが、友達とやる時はご注意を。
友情破壊ゲームでもありますので笑いながら様々な妨害で殴り合いましょう。
このPCゲームの基本情報
タイトル | Gremlins, Inc. |
---|---|
ジャンル | ボードカードゲーム,ストラテジー |
開発元 | Alexey Bokulev, Sergei Klimov, Charlie Oscar Lima Tango Interactive Entertainment |
パブリッシャー | Yukitama Creative Industries |
リリース日 | 2016年3月11日 |
料金 | 1,680円(通常版) |
日本語 | 対応 |
オンライン | 対応 |
OS | Windows,Mac,Linux |
スペック/動作環境(Windows)
必須環境 | 推奨環境 |
---|---|
OS: XP プロセッサー: Intel Pentium メモリー: 2 GB RAM グラフィック: Intel Iris 4800 DirectX: Version 9.0 ネットワーク: ブロードバンドインターネット接続 ストレージ: 1 GB 利用可能 サウンドカード: internal |
OS: 7, 8, 10 プロセッサー: Intel Pentium 3+ generation メモリー: 4 GB RAM グラフィック: GeForce 9XX or AMD DirectX: Version 9.0 ネットワーク: ブロードバンドインターネット接続 ストレージ: 1 GB 利用可能 サウンドカード: internal |
このPCゲームのレビュー(引用元:Steamカスタマーレビュー)
おすすめ・高評価の口コミ
いくつかの資産を元手に勝利スコアを稼ぐすごろく風味な対戦ゲーム
サイコロの代わりに手元に配られたカードによってコマを進め、お金稼ぎは手元にあるカードで丁度良いものを選び取り、
他プレイヤーへの妨害はやはり手札のカードから…と、とにかくカード三昧 まるでTCGみたいだぁ(直喩)ゲームは「強烈なカードコンボを手札に仕込ませながら必要な資産を別の手札カードで稼いでいく」という流れになるが
通過するだけで小銭を奪っていく徴税マス、マップの大半に設置されたリスクマス、刑務所へ直行するハメになる警察マス
そして何より妨害カードを握っている別のプレイヤーがそれを許さない 誰かを嵌める度に「やめろぉ!」と「ナイスぅ!」チャットが飛ぶ修羅の国これさえしていれば勝てるという単純な方法は、おそらく無い ゲーム全体の強烈なランダム性によって完全に呑まれてしまっている
代わりとして用意された、多数の、そしてこれまた強烈な「勝てるカード」がプレイヤーの射幸心を煽り立て、さらなる波乱を生む
最後の数ターンで、勝利ポイントを逆転させた瞬間はもう気が狂う程気持ちええんじゃ。そんなハチャメチャなゲームだがバランス自体はかなり纏まっている クソゲーアレルギーの方も安心
ゲームマップのマス配置が殊に絶妙 毎回の移動がなかなか退屈にならないのは素晴らしい
妨害のし過ぎでゲームの流れが停滞する事もままあるけど、ま多少はね?軽快なメニュー音楽に小粋で丁寧なスチームパンクなビジュアル、グレムリンこと小さな子鬼も愉快なゲーム内容にしっかりマッチ
ゲーム内辞典に書かれた誠実なフレイバーテキストなど他にも美点満載 ボドゲを遊んだ事があるなら間違いなくお勧め
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低評価の口コミ
雰囲気は良い。雰囲気は。
システムも良い。面白く感じる程度には。
ただリスクや警察、ギャンブルでのダイスで偏りが目立つ。
AI戦では敵も味方もプレイヤーを攻撃する。FFONなのかな?FPSじゃあるまいし。
カードも移動3が非常に高確率で配られる。なかなかバラつかない。まぁ、今後のアップデートでもっと良くなるとは思うけども、現状ではオススメしない。
特にAI戦が好きな人は避けるべし。
刑務所に20ターン連続で叩き込まれてAIが動くだけのゲームなんてしたくないだろう?