「バイオショック コレクション」名作FPS三作品がDLC等も含めて全部遊べちゃう!シリーズの全てが詰まったPCゲーム!

2008年にシリーズ一作目が発売された名作FPSバイオショックの全てが詰まったといっても過言ではない作品が「バイオショック コレクション」。海底都市での物語と天空の島での物語が楽しめる他、各作品のDLCや日本未公開エピソードも収録されており、余すところなくバイオショックが楽しめます。

 

公式トレーラーでゲーム内容をチェック!

バイオショック コレクションってどんなPCゲーム?

PS3やXbox360で発売された名作FPS・RPG「バイオショック」「バイオショック2」「バイオショック インフィニット」の3作品がまとまった作品。

バイオショックコレクションを購入するだけで、この3作品を全て遊ぶことができます。

 

ただ3作品が遊べるだけではなく、追加コンテンツやシリーズの生みの親であるケン・レヴィン氏のインタビュー映像が収録されているなど、

初めての方にはもちろん既存のファンにも嬉しい内容です。

 

本作では作品と作品でストーリーの上での繋がりがあります。

例えば、バイオショック2ではバイオショック1のストーリーを理解していることを前提で進められる部分がある等ですね。

 

個別販売されていた頃は2から遊び始めると1の内容が分からずストーリーの理解がしにくいという問題がありましたが、

本作は全ての作品が収録されているのでストーリーを頭から楽しむことが可能となっています。

RPG風のFPSの謳い文句が絶妙!「バイオショック」

RPG風FPS(First Person shooting)ゲームです。

プレイヤーキャラクターはほとんど画面に映らず、キャラクターの一人称視点でストーリーは進んでいきます。

 

RPG風というのがミソとなっており、システム面では能力の強化やアイテムの購入といった慣れ親しんだ成長要素が盛り込まれています。

ストーリーにもこの「RPG風」という言い方が関わっており、遊んだことのある人誰もが驚く脅威の真相に繋がっています。

 

バイオショックコレクションとして発売されたのは最近ですが、バイオショック1の発売は2008年。

しかし本作の映像技術は当時のゲームの中でも群を抜いており、中でも水の質感はほぼ実写と呼べる程です。

本作は海底都市を探索するという目的の作品なので水に触れる機会は非常に多く、美麗なグラフィックを存分に堪能することができます。

今度は敵側視点?「バイオショック2」

バイオショックの8年後の世界を描く作品です。

2の主人公は1の時に敵キャラクターとして登場していたため、本作ではかつて苦しめられた敵側の視点で物語が描かれているということですね。

 

基本的にはバイオショック1と同じくホラーテイストで暗く重い物語が続いていきますが、

切ない気持ちになれるエンディングは是非見ていただきたい作りになっていますね。

 

またバイオショックコレクションとしての追加要素として、今まで日本では遊ぶことができなかった「ミネルバズデン」をプレイ可能です。

“実験体シグマ”が主人公となり、本編と並行した時期の物語を描くサイドストーリーとなっているため、バイオショック2を遊んだことのある方にも新鮮に楽しめます。

バイオショックインフィニットってどんなPCゲーム?

今までの2作品が海底都市の冒険だったのに対し、本作では青く澄んだ天空の島「コロンビア」での冒険になります。

全体的に暗い雰囲気の中での冒険だった過去2作品とは異なり、明るく開放的なフィールドを歩き回ることになります。

 

しかし、全く別の作品なのかと言うとそんなことはありません。

シリーズ最終作の締めくくりと相応しい、全く異なる雰囲気でありながらバイオショックらしさを残した作品となっていますよ。

 

ホラーテイスト要素は薄れ、むしろ主人公は空中を華麗に飛び回るジェットコースターのような派手なアクション性を持っています。

明るく朗らかな雰囲気を持つからこそ、過去2作品との繋がりが明らかになってくるにつれ恐怖が足音を立てて忍び寄る……。

そんなゾクリとする怖さを味わえることでしょう。

過去作のDLCを収録

本作は過去3作だけではなく、その作品のDLCも収録しています。

中でも最も重要な要素となるのが「ベリアル・アット・シー EPISODE1・2」でしょう。

 

このエピソードでは、バイオショック1よりも更に前の時系列での物語が展開されます。

何故バイオショック1の事件が発生してしまったのか、という前日譚的な意味合いを持つストーリーです。

 

過去の出来事を知り、そして本編3部作を遊び、本編と同時に起きていたサイドストーリーも堪能できる。

本編のみならず、本作を彩る細かい部分まで全てがバイオショックコレクション1本で遊べてしまいます。

 

今まで日本未公開だった要素を含め、本作だけで名作バイオショックシリーズの全てを遊びつくすことができるため、このDLCは非常に嬉しい追加要素ですね。

 

1作品だけでも非常に完成度が高く遊びがいのある本作ですが、続編や前日譚まで全て収録されている、まさに「コレクション」の名にふさわしい作品です。

今まで遊んだことのない作品がある方、これからバイオショックシリーズを遊んでみようと思っている方、

全ての人にオススメのPCゲームですので、興味がわいたら是非遊んでみてください。

 

難易度選択も可能な上に全体的にそこまで難しい難易度でもないので、

FPS系のパソコンゲームを遊んだことがないという方にも入門的に勧められる作品だと言えますね。