老舗同人サークルが手掛ける、弾幕シューティングゲーム!同人ゲームとは思えない完成度で、スピード感のあるステージや、かわいいキャラクターが登場するのも魅力です!横スクロールならではの疾走感を味わいたい方に、是非おすすめしたいPCゲームです!
まずはこの弾幕ゲームの公式PVをどうぞ!
精力的に活動を続けている同人ゲームスタジオ
本作を開発したのは「スタジオシエスタ」という同人ゲームサークルです。
歴史あるサークルで、確認できるだけでも、
既に2002年には美少女ゲームAIRを題材としたシューティングゲーム「AIRRADE」を開発しています。
主に横スクロールシューティングゲームを開発していて、各ゲームのサウンドトラックも取り扱っている状況です。
そして本作は2007年の作品「トラブル☆ウィッチーズ~アマルガムの娘たち~」を元としています。
この作品は2011年にXBOX LIVE Arcadeへ、
2012年にはアーケードへそれぞれ移植されたほどクオリティが高いものです。
そしてとうとう2016年に新キャラと共にSteamへと登場したのが「トラブル☆ウィッチーズ Origin!」となります。
キャラクターデザインなどが一新された世界なので旧作を遊んだ方でも楽しむことができるでしょう。
同人ゲーム以上のレベル
全体的に同人ゲームのレベルではなく、商業作品と言われても全く違和感はありません。
近景、中景、遠景を生かしたスピード感のあるステージ、場面転換による展開の変化など作り込みが伺えるPCゲームです。
横シューティングならではの画面一杯に疾走感を味わうことができるでしょう。
フルボイスでキャラクターたちが話したり豊富な種類の敵、ショットの種類など要素が満載です。
同人でここまでできるものかと驚くかもしれません。
核となるシステムは魔方陣
このゲームの核となる要素は魔方陣です。
これはMPを消費することでプレイヤーがいつでも使うことのできる能力なのですが、
なんと魔方陣に触れた敵弾は極端に速度が低下します。
そしてその敵弾を出している敵を倒せば、魔方陣に触れている敵弾は全てお金となるのです。
そのため強敵が到底避けられないような弾幕を繰り出してきたら魔方陣を展開し
敵弾を防ぎ、その間に敵を倒すことになります。
この場合何が重要となるかというとそれはショットです。そして強力なショットはお店でお金を消費して買えます。
つまり魔方陣、お金、ショットという要素が絡み合っているシューティングゲームと言えるかもしれません。
お店はステージの途中にある
ステージの中ほどにはボロボロの気球がふわふわ浮いています。
それこそがショップなのです。
そこでは能力強化や強力なショットを購入することができますが、ショットの種類は3種類までしか持てません。
場面に合わせたものを購入すると良いでしょう。
店主のぷっちーにちゃんに会う為に入っても良いかもしれません。
こうしたショップという存在はゲームに緩急を与える存在でもあります。
休憩場所のような役割を果たしているのです。
特に本作は弾幕の激しいPCゲームなので危険な状況のときにお店を見つけたら
自然と「よし!避難だ!」と思っているかもしれません。
ただお店から出ると入ったときと同じ状況が待ち受けています。
敵弾が直前に迫っている状況で入店したときには気をつけなければいけません。
かわいいキャラクター達
魔女であるアマルガムの娘達を討伐し褒美を貰うことがこのゲームの目的ですが、
プレイヤーが操作するのも魔女だったりします。
そしてどの魔女もかわいいのでドキがムネムネするはずです(笑)
プレイヤーが操作できる5人の魔女を見ていきましょう。
プリル・パトアール:のんびり屋
アクア・シープ・リール:崖っぷちアイドル
ユーキ・ロンゲート:天才で傲慢だがツンデレの香りがする
シエス・ファブリク・タイニードリーム:一人称が「オレ」の変わり者
文忌寸コザクラ:陰陽師、使い間はマゾ
とそれぞれ特徴をもつ魔女ですが、システム的にも重要だったりします。
魔女によってショットの性能や速度、使い魔のショットが異なるのです。
スピードが欲しいならユーキ、広範囲にショットを撃ちたいならアクア、
といったように違いがあるので自分に合ったキャラクターを使うと良いかもしれません。
シューティングにも関わらず親しみやすい世界
「トラブル☆ウィッチーズ Origin!」はクオリティの高い横スクロールシューティングゲームです。
作り込みが深く明るい世界観なので、
シューティングゲームに触れたことが無い方でも楽しむことができるかもしれません。
弾幕は激しいですが魔方陣の使い方を良く把握すれば進められるはずです。
本作は同人ゲームにおける秀作シューティングゲームと言えます。
かわいらしい世界の中で歯ごたえのあるシューティングを楽しむことができるでしょう。