「でぼの巣製作所」の人気シリーズがブラウザゲームに登場!退魔師となったプレーヤーが魔物を五行や相生に従って倒していくシンプルながらも奥深いブラウザゲーム!
神楽大戦 陽之巻とは
神楽大戦 陽之巻は2009年にゲームメーカー「でぼの巣製作所」より発売された
「神楽道中記」という作品を元にしています。
既に完成した世界観の下で開発されているため安心してゲームに入り込むことができるはずです。
新規に制作されるブラウザゲームは用語の呼称が統一されていない場合もあり
世界観が不安定なものも散見されますがそういった心配はありません。
また本作には全年齢版の陽之巻と18禁版の陰之巻の2つのバージョンがあります。
Hな表現に抵抗のある方や18歳未満の方は陽之巻を遊ぶようにしましょう。
まずは自分が仕える神社を選ぶ
ゲームを開始すると自分が所属する神社を選ぶことになります。
プレイヤーは退魔師で、いずれかの神社に派遣されるといった設定なのです。
所属を確定させるまでは選択画面に戻ることができるので、
各神社を巡って良さそうなところに行くとよいかもしれません。
選べる神社は次の3つです。
湯杜神社
桜杜神社
岳杜神社
この神社で決定されるものはナビゲーションキャラクターとパートナーキャラクターとなります。
例えば湯杜神社を選ぶと小さな神様がナビゲーションしてくれるようになるのです。
パートナーは各神社に2人ずついてどちらかを選べば良いのですが、
このパートナーはストーリーの進行役のような形でゲームに登場するようになります。
ギャルゲーで言うところの「○○ルート」という感じなので、気に入ったキャラクターを選ぶようにしましょう。
また、パートナーは1番最初に獲得するメインの戦力ともなります。
戦闘画面は特殊だが分かりやすい
このオンラインゲームはステージクリア型のオンラインゲームで、ステージを選択すると戦闘が始まります。
戦闘は行動順番が明示されていて、その順番に敵味方がそれぞれ行動するのです。
プレイヤーが操作できることは、
攻撃対象の指定と味方の行動順の変更、技能(スキル)の使用といったところとなります。
どれも戦況を大きく変える要素なので重要視しておくと良いかもしれません。
五行を元にした属性の強弱
戦闘の有利不利は中国の古代思想「五行」を元にしたものとなっています。
五行というのは「木、火、土、金、水」の5属性からなる思想で、万物の変化を説いた説です。
かつて「カオスシード」というゲームで採用されたこともある属性なので馴染みの深い方もいるかもしれません。
五行には相克と相生という関係があり、まずは相克から見ていきましょう。
相克とは有利不利を示す属性の関係で、このゲームおいて相克関係にある属性はダメージ量の増大をもたらします。
関係性は以下の通りです。
土は水を吸い取り
水は火を消し去り
火は金を溶かし
金は木を切る
という関係にあります。例えば「木は土より強い」ということになります。
次に相生ついて見ていきます。
これは相性の良さを表していて、このゲームでは行動順番と会心の一撃の発生に関係しているのです。
関係性はこのようなものとなります。
火は土を生み
土は金を生み
金は水を生み
水は木を生む
思想の内容はともかくとして、この行動順番で味方を行動させると必ず会心の一撃が出るようになります。
例えば木の次に火の属性の味方が攻撃すれば会心の一撃となり、その次に土、金、水と攻撃すれば強力な攻撃となるのです。
会心の一撃が出る配置になっているかどうかはキャラクターが点滅することで把握できます。
とりあえず相生の配置にしておけば大丈夫
戦闘に参加できるのは5人のキャラクターなので、丁度、木火土金水の5属性が揃えられます。
まずはこの全属性でのパーティーを組んでみると良いでしょう。
相性の関係にあるパーティーというだけで相当強く、序盤はまずこの組み合わせで大丈夫です。
奥深い五行の要素
敵も相生の並びで攻撃してくることがあり、その場合は痛恨の一撃としてこちらに大きな痛手を与えてきます。
その場合は敵の間に割り込むように味方を配置して相生を邪魔しましょう。
ゲームの要素としては五行の関係と行動順の入れ替えという単純な仕組みなのですが、
奥深い戦闘を楽しむことができるはずです。
また、曜日によって指定属性の取得経験値が倍増するというイベントが行われている場合には
1属性のみでパーティーを組んでみても良いかもしれません。特定の属性を成長させる良いチャンスです。
会話パートが充実している
元々がノベルゲームだからなのか、会話パートが充実しています。
ストーリーを進めることできちんと内容のある物語が始まるのでやりがいが感じられるでしょう。
世界観が構築されているゲームならではの特徴と言えるかもしれません。
ナビゲーションキャラクターとパートナーの掛け合いが多いため最初の神社選びは結構重要だったりします。
1つの作品として楽しめる秀作
神楽大戦 陽之巻はブラウザゲームですが作り込みが深く、きちんとゲームとして遊ぶことができます。
世界観と設定、バトルシステムなどが丁寧に作られているので安心して楽しむことができる秀作です。
簡単に始められるので試しに遊んでみると嵌まるかもしれません。