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▌ISSUE.993 · レビュー カテゴリ / アクションゲーム 公開 2017.04.26
// アクションゲーム · レビュー

摩尼遊戯TOKOYO

6つの道&2つの世界を行き交い、常世へと到達せよ!新感覚なれど超本格的な2Dシューティングゲーム!!
読了目安
約8分
対応機種
PC / MAC
スペック
▌要点 / 3行で読む
01
回せば回すほど徳が積める素晴らしい道具『マニ車』。
02
下から上へとスクロールしていく『2Dシューティングゲーム』。
03
その二つが合わさりプレイするだけで徳が積めるシューティングが『摩尼遊戯TOKOYO』です!
04
古き良きなれど新しさも感じるグラフィック、表と裏を行き来することで突破できるステージ。

回せば回すほど徳が積める素晴らしい道具『マニ車』。下から上へとスクロールしていく『2Dシューティングゲーム』。その二つが合わさりプレイするだけで徳が積めるシューティングが『摩尼遊戯TOKOYO』です!古き良きなれど新しさも感じるグラフィック、表と裏を行き来することで突破できるステージ。簡単操作でおすすめシューティング!

 

まずはこのおすすめシューティングゲームの公式動画をご覧ください!

 

コンセプトはチベットのマニ車

摩尼遊戯TOKOYO スクリーンショット 1

 

チベット仏教にマニ車という仏具があります。

 

これは回せば回すほどお経を唱えたときと同じほどの徳が溜まるという

お得なアイテムなのですが、とにかく回しておけば良いと考える方もおり

近年では太陽電池で動くマニ車というものも登場するようになりました。

 

そんなマニ車をコンセプトとしたシューティングゲーム『摩尼遊戯TOKOYO』となります。

読み方は「まにゆうぎとこよ」で、

プレイすればするほど徳が積めるとのことなので紹介しないわけにはいきません。

 

3DS向けのゲームとして3年の開発期間を経て完成

摩尼遊戯TOKOYO スクリーンショット 2

 

このおすすめシューティングゲームは2015年に発表されて以降開発が続けられてきましたが、

2017年に資金難を理由に一度開発がストップしています。

 

資金調達の方法としてクラウドファンディングサイトのCampfireを利用し、

目標額200万円のところ約175万円を集めることに成功し開発が継続され、

遂に2018年3月にSteam版がリリースされることになりました。

 

ですが元々3DS用のソフトとして開発されているためか、

ユーザーインターフェイスは3DS準拠となっておりPC版に最適化されているわけではありません。

画面はDSのように2つに分割し、両側には背景が描かれているといった具合です。

 

ただこれもアートディレクションの結果とも考えられます。

全画面で楽しめるシューティングではないということは購入前に把握しておきたいポイントです。

表裏の世界を切り替えて進むPCゲーム!

摩尼遊戯TOKOYO スクリーンショット 3

 

このおすすめシューティングゲームの基本的なシステムに「表と裏の世界の切り替え」があります。

各ステージにはそれぞれ表と裏の世界が存在し、背景や障害物が異なった配置になっているのです。

 

そのため、表の世界では避けられない障害物であっても

裏の世界に切り替えれば避けることができたりその逆もまた然りとなっています。

特に頻繁に目にする事になる「む」と書かれたブロックを

避けるには表裏の切り替えは必須の操作といえるでしょう。

「HP」=「スコア」

摩尼遊戯TOKOYO スクリーンショット 4

 

シューティングゲームというと大抵は1発被弾すれば1機失うというものと相場が決まっていますが、

このおすすめシューティングゲームではスコアがHPの代わりをしてくれる作りとなっています。

 

そのため敵をたくさん倒してスコアを稼げば稼ぐほどHPも増えるため、

自然とボス戦に到達するまでには十分なHPを備えているはずです。

 

ゲームバランスとも相性の良いこのシステムは画期的といえるでしょう。

ただ序盤が最も倒されやすい、というあまり見られない状況も生み出しています。

六道から常世へ到る

摩尼遊戯TOKOYO スクリーンショット 5

 

仏教の教えによると人間は六道と呼ばれる世界から容易に抜け出すことができません。

この六道の間で私達は輪廻転生を繰り返すわけですが、

何とか悟りを開いて解脱すれば絶対的に幸福な浄土というところへ行けるとか。

 

というわけでこのおすすめシューティングでは六道がそれぞれ1つのステージになっており、

全てをクリアして常世というとこへ行くことを目的としています。

 

なお常世というのは神道における用語でありその意味は天国となっている形です。

浄土ではなく常世としたところに何か意味が含まれているのかもしれません。

 

プレイヤーはまず六道の全てをクリアする必要があるのですが、

どのステージからプレイしても構いません。

いわゆる『ロックマン』方式を採用しているので難易度に関係なく攻略を進めていくことができるのです。

自機の性能も変化するそれぞれのステージ

摩尼遊戯TOKOYO スクリーンショット 6

 

六道では登場する敵や背景、BGMはもちろん自機の姿や性能すら変化します。

これはなかなか他の作品では見られない形なので珍しいといえるでしょう。

さっそくこのおすすめシューティングでプレイできる六道についてみていきます。

天道
最も基本的なステージでありチュートリアル的な側面も兼ね備えているステージ。

迷ったらまずはここをプレイすると良いかもしれません。

天道というだけあって天国感があります。

 

 

人間道
画面右上にお金ゲージなるものが登場し、

敵を倒せば倒すほどお金が集まり自機が強くなるという正に人間道。

「地獄の沙汰も金次第」という言葉があるように金を集めて力を得ることができます。

また全体的に電子的なコンセプトで描かれているためサイバー感がマシマシです。

 

 

畜生道
表裏を切り替えることで様々な動物に変身することができるステージ。

「トリ・カメ・ノミ・クジラ」に適宜変身しながら進んでいくことになります。

全く機体性能が異なるため刺激的なシューティングゲーム体験をすることができるでしょう。

 

 

地獄道
このステージでは表裏の切り替えを自由に行うことができません。

ステージを進む上で現れる質問に「はい/いいえ」の選択肢から1つを選ぶと、

その回答結果によって表裏が切り替わるという作りになっています。

 

表裏の切り替えという本作の根本的なシステムを

ゲーム側に奪われることになるため難易度は高めといえるかもしれません。

 

 

餓鬼道
餓鬼とは仏教では決して食欲を満たすことのできない亡者を指し

餓鬼道は餓鬼が生まれるところをさしますが、本作の餓鬼道は食べ放題なステージです。

画面右下に空腹ゲージが現れ、食物を常に食べ続けなければゲームオーバーになってしまいます。

好きなだけ食べ物を食い散らかしましょう。

 

 

修羅道
ステージの進行と共にスクロールの速度も上がっていくという正に修羅なステージです。

もちろんステージ上には障害物も存在するので高速な表裏の切り替えが必要となるでしょう。

 

これらの六道をクリアすると最後に常世へ辿り着くことになりますが、常世の詳細は不明です。

どのステージもバラエティに富み賑やかなドット絵の表現を堪能することができます。

 

開発の中心人物がグラフィッカーでもあるため随所にこだわりをみることができるでしょう。

ゲーム性といいグラフィックの豊かさといい賑やかな作品に仕上がっています。

どうやって徳が積まれていくのか

摩尼遊戯TOKOYO スクリーンショット 7

 

このおすすめシューティングゲームでは六道に存在する敵を「迷える魂」とし、

自機から発射される弾「よしよし」によって救うとのことです。

 

迷える魂を救った先にはボスとして観音様と対決することになるのですが、

細かいことを気にしてはいけません。

どちらかというと倒すというよりは観音様にお手合わせしていただくという感じでしょうか。

 

ともかくこのような感じで徳をどんどん溜めてシュポーンと解脱してしまいましょう。

オリジナリティに溢れた稀有なおすすめPCゲーム

摩尼遊戯TOKOYO スクリーンショット 8

 

『摩尼遊戯TOKOYO』は唯一無二のシューティングゲームです。

表裏の世界を切り替えたりステージ毎に異なる自機の性能、

グラフィックの多様さなどどこをとっても意欲に溢れています。

 

またBGMはチップチューンとなっており、

既存のゲーム音楽とはまた異なる雰囲気を醸し出すことに一役買っている形です。

特にステージセレクトのBGMはグッと来るものがあるので聴いてみて下さい。

 

2018年においても未だにドット絵や矩形波は1つの表現方法として親しまれています。

レトロな表現方法によって作られた本作をプレイすれば

最先端の表現方法では現す事のできないものを味わうことができるでしょう。

 

決して古い作品の再現ではなく、

新しい作品をレトロな表現により生み出すというのは面白い試みです。

ゲーマーのみならずレトロな表現に興味を抱いている方にもおすすめできる作品となっています。

摩尼遊戯TOKOYO

STUDIO TOKOYO, vitte
リリース日 2018年3月25日
サービス中
レビュー
10 知る人ぞ知るゲーム
80%
全世界
ほぼ好評
10件のレビュー
👍 8 👎 2
66.7%
不明
3件のレビュー
👍 2 👎 1
価格¥1,000
開発STUDIO TOKOYO, vitte
日本語非対応
対応OSWindows / Mac
世界観・テーマ 和風・日本
ゲーム要素 Steam配信