アニメ化も果たした人気ギャルゲー!ストーリーは幼馴染の5人で「何かをやりたい!」と野球チームを作り、物語が動き出すというものです。登場するヒロインが可愛いのはもちろんのこと、泣きゲーとも呼ばれるこのギャルゲーは感涙必至です!ギャルゲー初心者にもおすすめギャルゲーです!
概要
本作、リトルバスターズ!は株式会社Keyが製作した6作目のアドベンチャーゲームで、
初期はWindows用のパソコン用ソフトとして販売しました。
その後、18禁要素とサブキャラクターのヒロイン昇格、完全新キャラクター、シナリオの追加などの新要素を盛り込んだ
アッパーバージョンにあたる「リトルバスターズ!エクスタシー」や、
「エクスタシー」をベースにPlayStation2、PlayStationPortable、PSVITA、PlayStation3版が
それぞれ全年齢版(CEROはBの12歳以上対象)として発売され、
2013年にテレビアニメ化記念でコンシューマー版をベースにしたWindows版が発売されました。
更に2017年にWindows用に最新機種対応版としてSteamにて
「Little Busters! English Edition」が発売されています。
ゲーム内容としてはオーソドックスなアドベンチャーゲームで、
基本的には選択肢を選んで物語を進めていきます。
一部の場面では野球やバトル、迷宮や射撃といったミニゲームも存在します。
メインのシナリオはヒロイン6名(棗 鈴、三枝 葉留佳、神北 小毬、能美 クドリャフカ、来ヶ谷 唯湖、西園 美魚)との
エンディングを迎えた後に最終シナリオの「Refrain」シナリオに入り、
世界の真実を知ることができます。
エクスタシー以降で追加されたヒロイン三人(二木 佳奈多、笹瀬川 佐々美、朱鷺戸 沙耶)については
「Refrain」のシナリオをクリアであることが前提です。
ストーリー
主人公である直枝理樹は幼馴染の棗恭介、棗鈴、井ノ原真人、宮沢謙吾とともに
全寮制である学校に通っており、そこで楽しく毎日を過ごしていました。
ある日、リーダーである恭介が野球チームを作ろうと宣言し、物語が動き出します。
面白い点
仲間達との友情ドラマや、ヒロインとのイベントはギャグもあれば
かなりドキドキするシーンもあります。
最終シナリオにあたるRefrainは涙なしでは語れないものになります。
幼馴染の真人、謙吾、恭介の見せ場と最後の野球シーンからの
終盤の話は数多くのプレイヤーの涙腺を崩壊させています。
ヒロインだけでなく、主要男性キャラクターにも個性が強いキャラクター達が揃っており
どのキャラにも一定以上のファンがついているくらい人気はあります。
ミニゲームもかなり気合の入った作りをしているが、
シナリオ攻略優先のプレイヤーをジャマしないようになっており、
必要であればスキップをする事も可能です。
改善してほしい点
個別ルートがかなり長く、人によってはだれてしまうといった欠点があります。
(これは賛否あるとは思いますが、長く遊べる方がすきな人には良い面になる)
キャラクターのルートによっては一部のキャラクターの性格や設定にブレがあったりする。
これは複数のライターさんでの構成故仕方ない事ではあると思われますが、
一部のキャラクターの言動が酷く目立つのでこのあたりは少々…となってしまうことも。
別のヒロインも完璧過ぎて隙がなく、人によっては鼻につきますが、
これは理由があるものの、説明不足な点が多すぎたりもします。
これは後にエクスタシー以降のバージョンで追加されたルートで少々補足されています。
本作はいろいろなゲーム機でも出ていますがWindows版だけでも
「初期版」「エクスタシー(18禁)」「エクスタシー(全年齢版)
「 PERFECT EDITION」「English Edition」と、実に5種類もあるのでどれからやればいいのか迷う人もいるかもしれません。
(大筋は同じなのでどれをやっても大丈夫ですが、今からやるのであればWindows7以降でも
遊べるPERFECT EDITIONか、Steamで配信されているEnglish Editionが良いかと思います)
まとめ
昔から所謂「泣きゲー」を作っている会社のゲームだけあって涙
無しでは語ることのできないゲームです。
2017年現在では出ている種類も全部あわせて9種類程と少々多すぎますが、
どれをやっても問題は無いレベルの出来です。
ゲームだけでなくアニメ、ラジオ、マンガといった媒体にまで進出しており
その人気は凄まじいものです。
ファンディスクにあたる「クドわふたー」というゲームも後に発売しており、
こちらもPSVITAに移植、さらには劇場アニメ化プロジェクトも2017年に開始しているあたり
10年経っても人気は高いということが伺い知れます。
一人ひとりのキャラクターはしっかり作られており、やり込み要素もある。
日常シーンやギャグシーン(ギャグエンドみたいなものもある)が好きな人にはかなり向いている作品です。
ただし1つ1つのルートが癖が強かったりもするので、強くオススメできるかは難しいですが、
少なくとも名作と呼べるような名作ギャルゲーであることは間違いないです。