海外のクラウドファンディングで初日に目標額50万ドルを達成した人気オンラインゲーム!自身が設定したキャラの種族などで物語や、会話、成長などが変化するユニークなシステムを採用しています。各行動にアクションポイントを使用する戦略型RPGです。物語を楽しみたい人向けの低難易度モードもあるおすすめオンラインゲーム!
クラウドファンディングで初日に目標金額を達成し作成
本作は2002年にリリースされた「Divine Divinity」に続くハック&スラッシュタイプのアクションRPGです。
ファンタジーの世界「リベリオン」を舞台に豊富なオプションで日本ファンからも支持を得ており、
今作の「Divinity: Original Sin 2」(以下DOS2)では有志による日本語化が進められています。
DOS2は海外のクラウドファンディング、Kickstarterによって、
なんと初日に目標額である50万ドルを達成した話題作で2016年に発売されました。
本作ではプレイヤーが種族、クラス、性別などを細かに設定、選択することができ、その設定によって
ゲーム中の会話や物語の展開、キャラクターの成長までが変わるなど、新しいシステムが採用されています。
またオンラインでの最大4人のCo-opや2対2に分かれたチーム戦でもキャラクターの特性が反映され、
例えば、特定の種族しか入れない集落があり、自身のキャラクターと集落の種族が違う場合は
何か手段を考えて別の場所から侵入するなどを考え出さなければなりません。
ゲームのクエストは同じだとしても、プレイヤーによって導き出せる答えが違うのが
このオンラインゲームを魅力的にする要素の1つになっています。
また、今作では魔法やスキルなど、前作にはない新しい戦闘方法も採用されているため、
前作を楽しめた方も必ず楽しめる内容になっています。
まずはキャラクタークリエイト
ゲームのスタート時にプレイヤーが行なうことはキャラクタークリエイトです。
前作とは違い、今作は主人公を1人だけ選び、ストーリーを進める中で仲間と出会っていきます。
まずは主人公は種族を選ぶことができ、人間、エルフ、ドワーフ、リザードなど
様々な種族が選べるようになっています。
好みの外見で選ぶのも良いですが、それぞれの種族にそれぞれ固有のスキルがあり、
例えば人間(ヒューマン)であれば周りの士気を上げる、リザードなら炎を吐くといったスキルが使用できます。
また、種族によって初期ステータスが異なる点にも注目しながら、キャラクターを選んでいくと良いでしょう。
前作にもあったクラスも同じく、片手持ちの剣、盾の装備、両手剣の装備、
各属性の魔法使いなど、12種類のクラスから選ぶことができます。
キャラクタークリエイトでは既に名前やスキルが設定されているプリセットのキャラクターが4人おり、
それぞれのキャラクターには個別のストーリーが用意されています。
もしプレイヤーが主人公として選ばなかった場合はストーリーの中で仲間として登場します。
プレイヤー自身が個人的に好みのキャラクターを作成することも出来るのですが、
その場合オリジナルのストーリーはなくなってしまうので、
初見プレイの場合は物語の設定されたキャラクターの中から選択する方が、
よりゲームの世界観に感情移入していくのに良いでしょう。
また、プリセットキャラクターの髪型や肌の色などはプレイヤー自身が決めることができます。
本作の各システムを紹介!
戦闘システム
戦闘は前作とほとんど変わりません。
変わらないといっても、改善されているので、
前作をプレイしたことがある方でもストレス無くゲームを楽しむことができるでしょう。
バリアシステム
装備アイテムによって物理防御力や魔導士系だと魔法防御力の数値があがります。
このような点は通常のRPGと同じなのですが、
DOS2はそれぞれの防御力の数値分が戦闘開始時にバリアとして展開され、
このバリアの数値分が削られるまでプレイヤー側のHPが削られることはありません。
アクションポイント
前作と同様に移動や攻撃するときにアクションポイントを消費するのですが、今作では最大値が6ポイントになっています。
ですので慎重に戦略を取っていく必要があります。
これは制作スタッフによると「一回の行動の重要性を上げた」とのことで、
お構いなしに動いて敵を殲滅するような動きはできなくなっています。
ただし、前作では3ポイントのアクションポイントが必要だった行動も、
今作では1ポイントで繰り出せるものもあるなどをして微調整がなされています。
場合によっては攻撃回数だけでいうと前作より連続して繰り出すことができ、
爽快なアクションになっている部分もあります。
戦闘の難易度設定
戦闘の難易度設定は、ExploreとClassicの2つから選べます。
Exploreはシリーズをプレイしたことない人や、ゲームが苦手な人向けになっており、
かなり優しいプレイレベルになります。
どちらかというと、物語を楽しみたい人向けに作られているようで、
ボタンを連打することで敵に勝つことができます。
一方でClassicはいわばノーマルモードですが、元々は戦略型アクションRPGなので、
ノーマルモードであるClassicでも難易度は高めになっているので、
スキルや各設定の理解度がストーリーを進める上で重要になってきます。
『Divinity: Original Sin 2』の総評
前作を楽しめた方であれば純粋に楽しめると思います。
また、キャラのカスタマイズもできるので
個人的な愛着が湧くキャラクターの作成もでき、個性を入れることもできます。
ただ、英語でのプレイになるので、難しい単語などは調べながらプレイする必要が出てきます。
現在でも有志による日本語化が進んでいるのでコミュニティなどに入ってみるとより一層楽しめるかもしれません。