基本無料ゲームと月額課金で支払う2タイプのネットゲームでどちらの方が良いのかを考えていきたいと思います!
最近は月額課金制のネットゲームは少なくなりましたが、月額で課金する意味は果たしてあるのでしょうか?
基本無料のスマホゲームやPCゲーム、家庭用ゲームが近年増えてきましたよね
今ではそんな基本無料ゲームでも高グラフィック、高品質でプレイできるようになってきています。
有名どころだとドラゴンズドグマオンラインやPSO2などが例にあがります。
どちらも人気シリーズでありながら無料であり、クオリティも高いです。
このような有名シリーズでも無料でプレイできるのはなぜなのでしょう?
それは背景にガチャ要素やアイテム課金要素があるからです。
今やほとんどの人がプレイしていると言っても過言ではない基本無料ゲームですが、少し前までは月額課金ゲームも多く存在していました。
月額課金制は毎月一定額の料金が発生するゲームのことです。
今回はそんな月額課金制のゲームと基本無料ゲームの課金形態について考察していきたいと思います!
月額課金タイプのオンラインゲームの特徴
昔はPCゲームは月額課金制ゲームが主流と感じるほど多くのゲームが溢れていました。
しかし近年、ガラケーなどで遊べる基本無料ゲームが登場し、これが忙しい日本人に刺さり空前の大ヒット!
基本無料ゲームが売れているこの時代に月額課金ゲーム?と疑問に感じるところはあるかもしれませんが、月額課金ゲームにはそれなりのメリットもあるんです。
一般的に基本無料ゲームはガチャと呼ばれるアイテム課金があります。これはユーザーの強さに直結するものが多く、今流行りのFGOやモンストを見てもらっても一目瞭然です。
いわば金を積めば積むだけ強くなるといった札束の殴り合いといった感じです。
それに比べ月額課金制のゲームは一定の課金をするだけで他のプレイヤーと平等にプレイできるのが特徴です。
課金アイテムがあるものも存在しますが、強さに直結するものではなく、見た目が変わったり、持てるアイテムが上昇する、同じアカウントでキャラを複数持つことができるなどの強さに直結するものが少なく、プレイヤーに課金で差ができないようにしているのも特徴です。
これのおかげでアイテムによるバランス崩壊が発生しにくく、サービス開始した当初強かった武器が数年経ったけど、まだ現役。なんてことも実際あったりします。
月額課金による敷居の高さ
一方で月額課金という性質上、ユーザーが参入する敷居が高いのも特徴です。
FF14やドラクエ10といったビッグタイトルなら話は変わってきますが、それ以外の新規参入タイプとなるとかなり厳しい印象をうけます。
それに加え、最近は月額課金必須でありながら拡張DLCを導入したり、ソフト代も普通にかかったりもします。
いわば基本無料ゲームほどではないにしろ、一回につきそれなりの纏まったお金を請求されてしまうのです。
こうした性質なので収入が少ない若者が参入しにくく、年齢層は高めとなっています。
逆にそれを「年齢層が高いからマナーが良い人が多い」と思う人も少なからずいるようです。
また課金で差がつきにくいということは、逆にいえばプレイ時間で差がついてしまうということになります。
社畜大国日本ではプレイ時間を確保できず、基本無料のスマホゲームに流れるのも必然なのかもしれません。
基本無料タイプのオンラインゲームの特徴
おそらくスマホやPCを持っている方なら、一度は触れたことがあるといっても過言ではないでしょう。
筆者もスマホゲームやPCゲーム、家庭用ゲームでも暇つぶしのお世話になっています(笑)
この基本無料タイプのオンラインゲームの大きな特徴は敷居の低さと言えるでしょう。
ゲームを入手する時点では無料で、アイテム課金もしくはガチャで収益を得る仕組みになっています。
つまり誰でも始めることができるので例えばおこずかいを一円も貰っていない小学生でも対応機種を持っていれば遊ぶことができます。
年齢層が高めの月額課金制ゲームに比べ、年齢層が低く、有名ゲームになってくるとターゲット層が中高生になっているゲームも珍しくありません。
また片手間にできるゲームが多い為、時間を取られず、何かのついでにプレイするといった形もできます。
札束で殴り合う
基本無料ゲームのほとんどに言えるのが金を積んだほうが有利になるということです。
課金すればするほど、他の者に大きな差をつけることが可能で課金者は優越感を感じやすいという作りになっています。
また、最近ではガチャ要素を導入しているゲームも非常に多く、課金しても課金しても欲しいものが出ないということも起こっているようです。
これは日本に蔓延しているパチンコと似たようないわゆるギャンブル症候群というのを引き起こしやすく、「次はでるかも・・・」といった淡い期待から課金に走ってしまう人も少なくないようです。
これに対し重課金で借金を作ってしまったり、小学生が親のカードを使い、とんでもない額を請求されるなどのトラブルが頻繁におこっているようです。
まとめ
さて、それぞれの課金形態を考察してきましたが、個人的な意見を述べるとやはり、今の時代では基本無料ゲームのほうに軍配が上がってしまうと思います。
有名な月額課金ゲームであるFF14やモンハンフロンティアでも月額課金以外にも多くのお金がかかってしまう所や、新規参入タイトルが現状では乏しい点を考えるとこれからますますゲームの数が減っていってしまうのではないか?と考えています。
工夫すれば無課金でも楽しむことができる基本無料ゲームを見れば、時間的にもコスト的にもこちらの方に軍配があがるのではないでしょうか。
もちろん、ガチャの誘惑に惑わされ、月何十万と課金していれば本末転倒なんですけどね(笑)
それぞれに良い点、悪い点もあるので基本無料ゲームが絶対に良い!!とは言い切れません。
自分の生活スタイルを見て、どちらのゲームを選べばより有意義に遊べるかをこの記事で考えてくれれば幸いです。