警察署長になって汚職に手を染める!?クズ過ぎる警察署長になって悪党と手を組み、50万ドル(約5500万円)を貯めるのがこのPCゲームの目的です!本来真逆であるはずの存在が逢い交える背徳感MAXのおすすめPCゲームです!
まずはこのPCゲームの実況動画をご覧ください!
紹介元:KUN様
警察署の運営ゲーム
『This Is the Police』はベラルーシの「Weappy Studio」が手がける警察署の運営ストラテジーゲームです。
全体的な雰囲気はハードボイルドでゲーム内容はユニークな濃い作品に仕上がっています。
ゲームというよりも映画作品のようなキャラクター設定や展開が繰り広げられるため、
そういった辺りも魅力となっています。
また日本語にも対応しているためじっくりとストーリーを楽しめるはずです。
steamにて1,480円で販売中のこのPCゲームについてみていきましょう。
プレイヤーはクビを告げられた警察署長
舞台は架空の都市フリーバーグ市。
汚職と不正に塗れたこの街ではロジャーズ市長が幅を利かせ独裁者のように振舞っています。
そんなある日、ロジャーズは市の警察署長ジャック・ボイドにクビを宣告しました。
ジャックは180日後に辞任しなければならないのです。
記者会見で辞任についての説明を行ったジャックの下に、ロジャーズが訪れてきました。
挑発するようにジャックと話を続けるロジャーズは火のついた
ジャックの葉巻を奪い取り街の地図へ押し付け「180日間おとなしくしてろ」と告げ去っていきます。
代わりに受け取ったロジャーズの代理人の番号に電話をかけたジャックは
一言「消えうせろ、クソ野郎が」と一言、電話を切るのでした。
この冒頭の展開だけでもハードボイルド力をひしひしと感じるものですが、
本編もこのような雰囲気に包まれています。
硬派なストーリーが好きな方にとってはたまらない作品といえるでしょう。
ストーリーとストラテジー
本作はストーリーが語られるシーンと、
プレイヤーが実際に操作するゲーム部分に分かれた構成をしています。
1日が始まるときにストーリーが語られ、次にストラテジーが始まり、
また次の日にストーリーが始まるといった形です。
ストーリー部分は少し長めなのでゆっくり味わうような気分で楽しむと良いかもしれません。
バンド・デシネのようなアートスタイル
ストーリーはアート性の高いバンド・デシネのようなスタイルで描かれる形で演出されています。
漫画のようにコマ割りされ進行と共に台詞が表示され、
台詞が読み上げられるといった形式です。
全編カラーでキャラクター造形はシンプルで抽象的。
雰囲気のあるアートスタイルといえるでしょう。
適度にシフトを組んでいこう
警察署を運営するストラテジーパートはまず警官のシフトを決めるところから始まります。
その日にシフトが埋まっている警官が街で起こる犯罪に対処できるようになるため、
できるだけ多くの人員を確保しておきたいところです。
ですが連日シフトを同じ警官に任せてしまうと不満が溜まっていき退職したり時には
トラブルの種になるかもしれません。
現実と同じように適度なシフトを組まなければ上手く回らなくなるでしょう。
警官の能力値はシンプル
警官にはそれぞれ総合的な能力レベルというものがあり、
これは数値で表されています。
平均は150で、これを下回る警官の任務遂行能力は低く、
逆に上回る警官は危機的状況に追い込まれても任務をこなしてくれるかもしれません。
また警官には疲労度の概念があり、
これは書くキャラクターアイコンの右側に5つのメーターとして表現されています。
これは1日の仕事が終わると1減少し、1日休むことで1回復することができる形です。
疲労が溜まっている状態で勤務させてしまうと事故やミスに繋がってしまう可能性が
あるため体調はしっかりと管理する必要があります。
それから警官にはそれぞれ個性があり、怠けがちだったり酒飲みだったりするのですが、
こうした要素はパラメータには現れません。
普段の言動に注意して個性を見抜いていくことになります。
通報を受けて出動
ストラテジー部分のメインパートは
「市民から来る通報を受けて警官を出動させていく」という形になっています。
出動する警官はシフトにいる警官を選ぶ事ができるのですが、
一旦出動してしまうと事件が収まるまでその警官は他の任務につくことはできません。
そのため単純に優秀な警官から出動させていくと少し問題が発生するはずです。
例えば通報が来るたびに能力値の高い順に出動させていると、
新たに通報が来たときに能力値の低い警官だけで対応しなくてはならないケースも生まれてきます。
幸い警官は基本的に2人出動させることができるので、
能力の高い警官と低い警官を組ませて出動させてみると良いでしょう。
なお深刻な事件であればあるほど動員できる警官の数が増え、
かつ特殊部隊のSWATも使えるようになります。
通報内容を吟味して上手く警官を派遣していけばきちんと街の治安を守ることができるはずです。
段々と複雑になっていくPCゲーム
難しい事件となると捜査が必要になってきます。
捜査は目撃証言や状況証拠、それから写真の組み合わせで進めていくことができます。
操作が進むと写真が増えていき、この写真を上手く組み合わせることで犯人を割りだすことができる形です。
他にもギャングの元メンバーが情報提供者として協力するようになったり、
突発的に発生する各種イベントに警官を派遣することでお金や経験値を得ることができるでしょう。
また市との協力体制を作るために交渉をしなければならなかったりもします。
次第にこうした要素が段階的に増えていく形です。
目的はあくまで50万ドルを溜めること
警察署の運営はもちろんこなす必要がありますが、お金も稼がなければなりません。
ですが警察署長としての給与は週にわずか1,200ドル。
これでは180日で50万ドルも溜めることはできないでしょう。
ではどうすれば良いのか、と悩んでいると企業や悪党が何かしら用事を頼んでくるはずです。
そしてそれをこなしたときに得られる報酬額は1,200ドルどころではありません。
「どんな悪党とどのくらい手を組んでお金を溜めるか」という判断が試されるところです。
ユニークでハードボイルドなPCゲーム!
『This Is the Police』はハードボイルドな世界観のストラテジーゲームです。
警察署長となって警察署を運営するストラテジー部分とアート性の高い
ストーリー部分で構成されている形で、どちらもそれぞれに魅力があります。
ストーリーはハードボイルドそのものな世界観ですし、
ストラテジーもシンプルなように見えて次第に複雑なものへなっていきます。
世界観が気になった方や珍しい形のストラテジーに興味のある方はチェックしてみて下さい。