プレイヤーの行動によって進行状況や土地の発展率が大きく変わるノードシステムを導入した開発中の新時代MMORPG『Ashes of Creation』。いまだ開発中ながらその革新的なシステムにより大きな期待が寄せられているオンラインゲーム!
まずはこちらのネトゲの公式動画をご覧ください!
約3.5億円の出資を集めた期待のオンラインゲーム
かつてMMORPGが世界的にヒットした時代がありました。
『リネージュ』や『ウルティマオンライン』を始めとして
様々な作品が登場したときゲーマーのみならず
多くの人がこの仮想世界にのめりこんだものです。
ですがそうした状況は過ぎ去り、
現在ではかつてほどの盛り上がりは見られないといってもよいでしょう。
ただ現在でもMMORPGに期待をよせるユーザーは多いということを
『Ashes of Creation』は示しています。
2017年5月2日『Ashes of Creation』は
クラウドファンディングサイトのKickstarterに
MMORPGの開発プロジェクトとして登場するや否や
同年6月2日の締め切り日までに約3.5億円を集めることに成功したのです。
2018年4月現在開発中の新作PCゲームが
果たしてどのような内容となっているのかじっくりと見ていきましょう。
このネトゲの開発はベテランの集うIntrepid Studios
本作を手がけるのはアメリカのカリフォルニア州サンディエゴで活動する
「Intrepid Studios」というゲームスタジオです。
2015年に設立された新進気鋭のスタジオで、
構成しているスタッフはそれぞれ
『EverQuest』『EverQuest 2』『Star Wars Galaxies』『Planetside 2』
といった大作の開発に関わったことがあるとのこと。
ゲーム開発のベテラン達によって結成されたスタジオといえるでしょう。
またIntrepid Studiosにとっての代表作はこのおすすめMMOとなります。
そのため本作の成功が今後のスタジオの活動を左右するといっても良いでしょう。
何しろ3.5億円の出資を既に集めてしまったわけですから後には引けないはずです。
また、本作のほかにもアナウンス時期が未定なプロジェクトとしては
同じ『Ashes of Creation』世界をベースとしたものも進んでいるとのこと。
同スタジオにとっては現状だけでなく、
今後の命運をもかけた作品が『Ashes of Creation』なのです。
ただキーとなるスタッフの中にはゲーム開発の経験の無い方なども含まれているため
「本当に開発できるのか」という疑念も囁かれていますが、
随時情報公開をしたり2017年と2018年のアメリカの巨大ゲームショウPAXにおいて
それぞれ約1時間程度のパネルディスカッションを開催しています。
そのためこうした取り組みを信頼するのであれば非常に開発には前向きということが分かるでしょう。
「ノードシステム」により作られる動的な世界が魅力のMMORPG!
MMORPGの世界というのは分かりやすく普遍な世界です。
「どこそこへ行け」とか「どこそこであるモンスターをn体倒せ」といった調子で
様々なクエストをこなしていくわけですが、
こうした形は分かりやすいものの単調といえば単調といえます。
また別のキャラクターを作ったとしても同じような展開が続くわけですから、
プレイヤーとしては「まあそういうものだし」という感じで
ゲームをしていくことになるでしょう。
ところがこのオンラインゲームの世界では
そういった単調な状況を避ける仕組みとして「ノードシステム」が実装される予定です。
このネトゲの世界は一定の面積ごとに固有の「ノード」という
いわばIDのようなものが割り振られています。
領地のようなものと考えても良いかもしれません。
最初、プレイヤーはこの世界へ現れるときあたりを探索することになります。
やがて資材を集めるために採掘や伐採を行う事になるでしょう。
するとそれらの行動を行っているノードに経験値がプールされていき、
やがてそのノードのステージ(レベル)が上がるようになるのです。
例えばノードA内で採掘や伐採を行えばノードAのステージが上がっていき、
ノードB内でそれらを行えばノードBのステージが上がるといった具合です。
そうしてノードのステージが上昇するとノード内にNPCの住む村が作られます。
そこへプレイヤーが入り、NPCと交流を続けていくとまたステージが上昇していき、
村は町へ、町は都市へと発展を遂げていくことになるのです。
やがて都市が発展すると共に、近隣の都市と交易路が生まれるようになります。
例えばそれは両都市が川で分断されているのなら橋が作られるという形で実現されるでしょう。
交易路が作られれば人々はより豊かな暮らしを送ることができるようになり繁栄するようになります。
ですがそれは新たな災厄を招いてしまいました。
交易路の途中にある火山に眠るドラゴンを目覚めさせてしまったのです。
ドラゴンはどうやら不機嫌で人々にとっては脅威でしかありません。
となれば当然ドラゴンを討伐するクエストが発生するというわけです。
このように、ノードという概念を導入することで
土地の発展と共に連鎖的にイベントが発生するという形になっています。
また他にも政治的な駆け引きが都市の命運を左右したり、
プレイヤーが破壊行為を行ったりすることもできるとのこと。
最早このおすすめMMOは「決まりきった世界」ではなく
「プレイヤーの行動によっていくらでも変化する世界」なのです。
新しいオンラインゲームの世界がここにあります。
どこでもハウジング!あるゆる場所で家が建てられるネトゲ!
MMORPGにおいて重要なコンテンツがハウジング(持ち家の所有)ですが、
このオンラインゲームでもハウジングは実装される予定です。
ただこれまで多くの作品ではハウジングをするときには
ハウジング専用の土地やエリアが用意されていたものですが、
本作では世界のどこにでも自分の家を建てることができるとのこと。
また家主になれば農業や牧畜といったこともできるようになりますし、
鍛冶屋を開くこともできるでしょう。
正にその土地に暮らす住民として家を機能させることができるのです。
また家を拠点として活動を行えば自然とノード経験値も上昇するので、
その土地のノードのステージを上げることに寄与することもできます。
このネトゲにおけるハウジングはノード、即ちその土地に密接に繋がった形となるでしょう。
豊富で変化に富むクエスト。ノードシステムにより無限に幅広がるおすすめMMO!
最初はまっさらな土地から始まるオンンラインゲームですが、
特定のノードでプレイヤーが活動していくとNPCの村ができるようになります。
そしてそれは村の住民からクエストが依頼されるきっかけでもあるのです。
また村が発展すれば別のクエストが生まれるでしょう。
このオンラインゲームにおけるクエストもハウジングと同じようにノードシステムに深く依存しているのです。
またクエストにはエリアクエスト、パブリッククエスト、
それから連鎖的に発生するクエストなどいくつかの種類が存在します。
プレイヤー自身の行動、もしくはコミュニティ全体での決定、
ないしサーバー全体に決断などが発生するクエストへと影響を与えるでしょう。
また規模が大きくなるほど政治的なライバルとの衝突は避けられないはずです。
重要で豊富なコンテンツ!新作PCゲームのPvP
このおすすめMMOには重要かつ豊富なコンテンツがたくさん実装される予定です。
まずは「城の運営や確保」ですが、
この世界において城は貴重な資源となるため維持が難しくまた奪い難いものとなっています。
城を運営することができれば
貴重な建築物を建てることができるようになったり報酬を受け取ることができるでしょう。
それから城を巡る際にも関係するPvPシステムは公平になるよう設計する予定です。
都市開発に欠かせないキャラバンを開始すれば
輸送側と盗賊側に分かれて攻防を楽しむこともできるでしょう。
新時代のMMORPGとなるか?期待の寄せられる新作PCゲーム
『Ashes of Creation』は正に新時代のMMORPGと呼ぶに相応しいオンラインゲームです。
ノードシステムを採用することで動的なゲームプレイとなるため、
プレイするたびに異なる展開を楽しむことができるでしょう。
もちろん2018年4月現在は未だ開発中の状態なので
どのような作品になるかはリリースされるまで分かりません。
なおこのネトゲは無料ゲームではなく月額課金制を予定しているMMORPGです。
またβテストへの参加権などを販売している状況なので
気になる方は公式サイトをチェックしてみて下さい。